1. Sweet Little Rock 'N' Roller 2. Lochinvar 3. Farewell 4. Sailor 5. Bring It On Home To Me/You Send Me 6. Let Me Be Your Car 7. (You Make Me Feel Like) A Natural Man 8. Dixie Toot 9. Hard Road 10. I've Grown Accustomed To Her Face (Instrumental) 11. Girl From The North Country 12. Mine For Me
ライブで受けるSweet Little Rock 'N' Rollerが入っています。そしてポールマッカートニーが提供したMine For Meも話題となりました。Let Me Be Your Carでは作曲者のElton Johnがボーカルで参加しています。ロッドはエルトンの曲を気に入っていて、良くカバーしていますし、the whoのトミーでは二人ともピンボールの魔術師を演じています。Bring It On Home To Me/You Send Meはロックンロールのカバー曲としては定番ですが、ロッド節になっています。A Natural Manはキャロルキングが作曲したアレサフランクリンのA Natural Womanのカバーで、Manにして歌っています。
トラッドフォークとストーンズ的なロックンロールが多くなっています。特にLet Me Be Your Carの速度は彼の曲の中では一番速くなっていると思います。ここまでの時代はカントリーロックやフォークロックのロッドスチュアート版といった印象が強いですが、フェイセスの解散は時代の節目でもあり、この次からは違うスタイルを身につけていきます。ですからロックファンとしてはこのアルバムまでは満足出来ると思います。この次からは賛否両論でしょう。完全にショービジネスな作品になっていきますので、硬派なロッドはここまでです。この後はあえて軟派なスーパースターを演じていきます。
1. True Blue 2. Lost Paraguayos 3. Mama You Been On My Mind 4. Italian Girls 5. Angel 6. Interludings 7. You Wear It Well 8. I'd Rather Go Blind 9. Twistin' The Night Away
1. Every Picture Tells A Story 2. Seems Like A Long Time 3. That's All Right 4. Tomorrow Is A Long Time 5. Maggie May 6. Mandolin Wind 7. (I Know) I'm Losing You 8. (Find A) Reason To Believe
1. Gasoline Alley 2. It's All Over Now 3. Only A Hobo 4. My Way Of Giving 5. Country Comforts 6. Cut Across Shorty 7. Lady Day 8. Jo's Lament 9. You're My Girl (I Don't Want To Discuss It)
ソロではカバー曲も多いのですが、アレンジの仕方はジェフベックグループでやっていたような、独特なロッド節に作り替えていて、オリジナルのようにかっこ良いものが多いです。Bobby WomackのIt's All Over Nowはストーンズもカバーしていました。Bob DylanのOnly a Hobo、Elton JohnのCountry Comfortなど、まるで自分の歌にしてしまっています。My Way of Givingはフェイセスの前身スモールフェイセスのカバーです。一番かっこいいのがCut Across Shortyで、Eddie Cochranのカバーですが、フェイセスで身に付けていく、徐々に盛り上げていくライブ向きの曲に仕上げています。超かっこいいです。You're My Girlはファンクロックなアレンジで、一番ロック的なアレンジになっています。これも超かっこいいです。