SAMARQAND淫美ブログ　2011年12月01日

11 | 2011/12 | 01

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Brave New World
(1999/08/02)
Styx

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Brave New World
(2002/05/13)
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99年の作品で9年ぶりの再々結成になります。今回はTommy Shawも参加しています。しかし、ドラムはオリジナルメンバーのJohn Panozzoが亡くなった為Todd Suchermanに代わっています。サウンドはハウスミュージックな打ち込みのアレンジになっています。そして民族音楽的な要素も含めています。そのためか、いつもよりは暗めなサウンドになっています。この時点では既に古いタイプのサウンドですが、彼らに取っては新境地を拓いていると言えるでしょう。

1. I Will Be Your Witness
2. Brave New World
3. While There's Still Time
4. Number One
5. Best New Face
6. What Have They Done To You
7. Fallen Angel
8. Everything Is Cool
9. Great Expectations
10. Heavy Water
11. High Crimes & Misdemeanors (Hip Hop-Cracy)
12. Just Fell In
13. Goodbye Roseland
14. Brave New World (Reprise)

暗めのサウンドになっていますが、所々にスティクスらしい明るいポップなところが顔を出します。そこが中途半端に感じるかもしれません。時代的にはダウナーがもてはやされていたので、この暗さは狙っていたのでしょうが、それでもスティクスというブランドは分かるようになっています。Hip Hopやブレイクビーツのを後追いするような感じですが、少し中途半端てす。再結成はしたものの、昔のようには売れませんでした。シングルヒットが出ていないのが原因だと思います。

アメリカのヒットチャートはヒップホップ系ばかりが上位を占めている退屈な時期になっていますから、ここで昔のようなヒットを望むなら相当良いものを創らないと駄目でしょう。さすがに再結成ではそこまでの集中力は難しいと思います。昔のファンが楽しめれば良いですが、昔とは違うサウンドを創っているので、そこも難しいところです。という訳で、再結成ブームに乗っかっても良いものは生まれたためしがないという典型的な作品です。内容は悪くはありませんが。

I Will Be Your Witness

Brave New World

While There's Still Time