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[20111203]

Masque (Exp)Masque (Exp)
(2001/05/22)
Kansas

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75年の作品で、今まで以上にアメリカンロックらしいポップさが強くなっています。A.O.R.感覚やファンク的なアレンジなど、イギリス勢では考えられないようなアレンジが加わって、カンサスサウンドをいよいよ確立し始めています。プログレな曲とポップな曲とはっきり分かれていますが、プログレな大作でもアメリカンハードロックのような雰囲気が漂っています。

1. It Takes A Woman's Love (To Make A Man)
2. Two Cents Worth
3. Icarus (Borne On Wings Of Steel)
4. All The World
5. Child Of Innocence
6. It's You
7. Mysteries And Mayhem
8. The Pinnacle
9. Child Of Innocence (Rehearsal Recording)
10. It's You (Demo)

彼らの代表曲であるIcarusが入っています。これこそまさしくアメリカンプログレの典型と言える曲です。演奏自体はしっかりプログレしていますが、歌はアメリカそのものであり、イギリス勢には真似出来ない感覚だと思います。この感じが好きになれればアメリカンプログレは大丈夫です。サックスのゲストミュージシャンが参加していたり、アメリカの黒人音楽からの影響が反映されています。ヨーロッパのプログレにはこの黒人音楽の影響を抹殺したような厳格さがあります。

この黒人音楽からの影響を躊躇無く取り入れているところがアメリカならではのバンドです。プログレにはジャズの要素もありますが、イギリスでは黒人らしくないジャズになっているので、この隔たりも大きな違いだと思います。そしてアメリカンポップスからのヒントも曲に含まれているので、全体的に明るい感じがあります。この作品から、そのアメリカらしさがより強調されるようになり、彼らの人気はどんどん上がっていきます。

It Takes A Woman's Love

Two Cents Worth

Icarus
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[20111203]

Song for America (Exp)Song for America (Exp)
(2004/06/29)
Kansas

商品詳細を見る


75年のセカンドアルバムです。最初の頃のカンサスはシングルヒットがあった訳ではありませんでしたが、その実力が早くから認められており、このアルバムはかなり売れています。カナダのラッシュ辺りと同じように、この手のサウンドが好きな人も結構いたので、イギリスのプログレが頭打ちしていたこの時期には、アメリカンプログレの方が注目されていたのです。

1. Down The Road
2. Song For America
3. Lamplight Symphony
4. Lonely Street
5. The Devil Game
6. Incomudro - Hymn To The Atman
7. Song For America (Single Edit)
8. Down The Road (Live)

イギリスのプログレには草原や古城のイメージなどがありますが、アメリカンプログレはどこか都会的で、新しさがありました。そのかわりありがたみは少なかったのですが、正に時代の変わり目に登場してきたのが、このカンサスなのです。このセカンドアルバムはファースト以上に長い曲が揃っており、プログレ大作指向になっているのにも関わらず、予想以上に売れた事によって、彼ら自身も自信に繋がっています。

ポップと言っても変拍子も連発しますし、一つの曲の中でめまぐるしく場面が変わっていく様は本家イギリスにも負けていません。勿論アメリカにもクラシックをたしなむ風潮はある訳ですが、大半の若者達はのんきにビバリーヒルズ高校白書みたいな生活を送っている訳ですから、そういう人たちにも聴こうという気持ちにさせるだけの要素がアメリカンプログレにはあったのです。それはイギリスのバンドには無いものなので、イギリスのバンドは後にその要素を取り入れていくようになります。

それはロマンチシズムの違いだと思います。ドラマを見ていても、ヨーロッパとアメリカではロマンチシズムが違っているのが分かると思いますが、そこが音楽人にも現れているのです。明快な答えを求めるアメリカと違うヨーロッパの文学的な恋愛の方が、本来は日本でも馴染み易いものでしたが、今では日本でもアメリカ的になっているようにも感じますので、日本でもアメリカンプログレは受けていたのです。

Down The Road

Song For America

Lamplight Symphony
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[20111203]

Kansas (Exp)Kansas (Exp)
(2004/06/29)
Kansas

商品詳細を見る


74年にデビューしたカンサスは、最初から注目を浴びていて、彼らの登場からアメリカンプログレという形容詞が生まれてきました。彼らこそがアメリカンプログレの代表格なのです。キーボードが二人、ギターが二人にドラム、ベースの他にバイオリンという6人組です。クラシカルな要素と、CSN&Yのようなコーラスワーク、及びアメリカ的なおおらかさが混じり合って、テクニカルでプログレッシヴな演奏ながら分かり易いポップさが特徴でした。

1. Can I Tell You
2. Bringing It Back
3. Lonely Wind
4. Belexes
5. Journey from Mariabronn
6. The Pilgrimage
7. Apercu
8. Death of Mother Nature Suite
9. Bringing It Back [Live]

長尺な曲があったり、イギリスのプログレバンドにひけをとっていないのですが、アメリカのロックバンドらしい明るさがイギリスのバンドには無い新しい感覚をもたらしています。バイオリンが入っているので、ダリルウェイやマハビシュヌオーケストラのようなハードフュージュンのようなイメージもありますが、そこに分かり易い歌が入る事で一般的に受け入れ易い土壌を生み出していた事が成功の秘訣だったと思います。ヒット性がありながらも玄人受けするバンドだったのです。

カンサスはデビューから順調に売り上げを伸ばしていった事で、スティクスなど他のバンドにも自信を与え、アメリカンプログレが生き延びる道筋がついたのです。ですから、今では忘れ去られている感がありますが、非常に重要なバンドなのであります。アメリカにはなじめなかったクラシック的な壮大さをもったプログレが、何とか根付くきっかけとなったバンドです。まだバンドとしては未完成なファーストアルバムですが、すでに怒濤のプログレ攻勢が始まっています。名盤です。

Can I Tell You

Bringing It Back

Lonely Wind
⇒ 続きを読む

[20111203]

Big Bang TheoryBig Bang Theory
(2005/05/10)
Styx

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2005年の作品で、現在までの最新作です。メンバーとしては前作と変わっていませんが、全編カバー曲集のアルバムです。なぜここにきてカバー曲集なのか疑問です。ネタがもう無い訳ではないはずですが、流行すら無い時代ですから何をやっても言い訳ですが、オリジナルを創らないというのも考えものです。前作ではビートルズ的なアレンジもありましたので、その辺をもっと明確にする為のカバー集なのでしょうか。それにしてもその後オリジナルアルバムが出ていないという事は、バンドとしては出がらしになってしまっているようです。

1. I Am The Walrus
2. I Can See For Miles
3. Can't Find My Way Home
4. It Don't Make Sense (You Can't Make Peace)
5. I Don't Need No Doctor
6. One Way Out
7. Salty Dog
8. Summer In The City
9. Manic Depression
10. Talkin' About The Good Times
11. Locomotive Breath
12. Find The Cost Of Freedom
13. Wishing Well
14. Blue Collar Man @2120

Blue Collar Manは自分達の曲のカバーですが、それ以外はおまりにも知られている曲のカバーばかりです。ビートルズ、ザフー、ジミヘン、ブラインドフェイス、プロコルハルム、ラヴィンスプーンフル、オールマンブラザース、CSN&Y、プリティシングス、ジェスロタル、フリーなど、彼らのルーツが分かる作品ではありますので、ファンに取っては面白い作品だと思いますが、アレンジもオリジナルそのものであり、あまりカバーしている意味を感じません。ただ好きな曲を演奏しているだけです。

演奏力はあるバンドですから、演奏は素晴らしいです。まるで自分達の曲のようにものにしています。そしてなぜか、オリジナル作品よりも、このアルバムの方が売れているという、スティクスにとっては屈辱的な結果になっています。忘れた頃に再結成しては生きながらえているバンドだけに、再び作品が届くと思いますが、もっと自分達らしいサウンドに自信を持って作品を出して欲しいものです。少し売れすぎていた時期もありましたが、バンドとしての力量は素晴らしいバンドだったと思います。

I Am The Walrus

Can't Find My Way Home

It Don't Make Sense
⇒ 続きを読む

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