1. Under The Gun 2. Rain 3. Until The End Of Time 4. White Lie 5. Big Dog 6. Real World 7. All I Need To Know 8. Hole In My Soul 9. I Keep Hoping 10. Running The Risk 11. Hand On My Heart
Lou Grammがカムバックしたにもかかわらず、このアルバムは売れませんでした。シングルのUnder the GunとUntil the End of Timeはそこそこヒットしましたが、アルバムはかんばしくありませんでした。サンプリングによる打ち込みなど、90年代を意識した音作りになっており、オルタナな感じの曲もありますが、フォリナーも過去のバンド扱いになっていたようです。Lou Grammの歌は80年代の頃は好きではありませんでしたが、ここではいい感じで歌っています。
1. Only Heaven Knows 2. Lowdown And Dirty 3. I'll Fight For You 4. Moment Of Truth 5. Mountain Of Love 6. Ready For The Rain 7. When The Night Comes Down 8. Safe In My Heart 9. No Hiding Place 10. Flesh Wound 11. Unusual Heat
90年代になると、オルタナがはやりだしますので、Mick Jonesも自分が得意とする分野で曲を創っています。この内容ならLou Grammが脱退する必要もなかったと思いますが、Johnny Edwardsのボーカルも悪くありません。ただ、フォリナーという看板を出す必要もない感じになっています。という事もあって、あまりヒットしないアルバムとなりました。シングルのLowdown and Dirtyはそこそこヒットしましたが、アルバムにまで影響を与えるほどではありませんでした。
1. Heart Turns To Stone 2. Can't Wait 3. Say You Will 4. I Don't Want To Live Without You 5. Counting Every Minute 6. Inside Information 7. The Beat Of My Heart 8. Face To Face 9. Out Of The Blue 10. A Night To Remember
Heart Turns to Stone、Say You Will、I Don't Want To Live Without Youがシングルヒットしたので、アルバムもそこそこ売れましたが、これまでほどは売れなくなっています。80年代には諸悪の根源としてスターシップのようなL.A.サウンドというのがありまして、私が一番嫌いなタイプのスタイルなのですが、フォリナーも同じようなサウンドになっているので、ほとんど相手にしたくないほどの衰退ぶりになっています。勿論、当時はそれが流行っていて、好きな人も多いと思うのですが、70年代ロックが好きな人に取っては耐えられないサウンドになっています。
1. Tooth And Nail 2. That Was Yesterday 3. I Want To Know What Love Is 4. Growing Up The Hardway 5. Reaction To Action 6. Stranger In MY Own House 7. A Love In Vain 8. Down On Love 9. Two Different Worlds 10. She's Too Tough
トレヴァーホーンのバージョンを気に入らなかったようですが、それでもサンプリングあり、ゲートリバーブありの80年代らしいサウンドに仕上がっています。それではトレヴァーバージョンがどういうものだったのかが気になりますが、おそらく、もっとデジリバが深くかけられていたのではないでしょうか。 バラードのWant To Know What Love Isがシングルで大ヒットしました。MTVの宣伝効果もあり、アルバムも大ヒット、アメリカでは4位止まりでしたが、イギリスでは1位になっています。前作よりは曲は良くなっていますが、完全に80年代ポップであり、つまらなくなっている事に変わりはありません。