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[20120204]

Long Walk Home :  Music from The Rabbit-Proof FenceLong Walk Home : Music from The Rabbit-Proof Fence
(2002/04/16)
Peter Gabriel

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2002年の作品で、映画Long Walk Homeのサントラ盤です。オーストラリアのアボリジニの少女を題材にした映画だけに、アボリジニな民族音楽など、エスニック色が強くなっています。参加ミュージシャンもいつものメンバーがいつもサポートしていますが、今回はTchad Blake、Peter Greenなどの他にエスニックミュージシャンやオーケストラも導入しています。エスニック作品としてはもう珍しくなくなっていますが、デジタル処理など、これまでに無かった試みが新鮮です。

1. JIGALONG
2. STEALING THE CHILDREN
3. UNLOCKING THE DOOR
4. THE TRACKER
5. RUNNING TO THE RAIN
6. ON THE MAP
7. A SENSE OF HOME
8. GO AWAY MR EVANS
9. MOODOO’S SECRET
10. GRACIE’S RECAPTURE
11. CROSSING THE SALT PAN
12. THE RETURN(Parts 1,2 and 3)
13. NGANKARRPARNI(SKY BLUE-reprise)
14. THE RABBIT-PROOF FENCE
15. CLOUDLESS

ほとんどがインスト作品なので、マニアックなファン向けですが、静かな中に潜む狂気のごときアグレッシヴさというPeter Gabrielならではの世界観は健在です。DTM環境が発展してきたせいもあってか、以前よりも構成のダイナミズムが豊です。昔に比べると作業は簡単になっている分、周波数レベルでのこだわりが半端無いと思います。こんな音域を今まで使った事があったであろうかと思ってしまう音源がいくつも浮かんでは消えていきます。

この時代だからこそ、テクノロジーが発展したからこそ、ありえる音の洪水が滔々と流れています。これはかなりいいオーディオで聴きたい作品です。それまでも環境音楽のような作品はいくつもありましたが、ここまで音質にこだわった作品は無かったと思います。今まで体験した事の無い周波数、使われていなかった周波数が自然に存在している事の鮮やかな驚き。この音域は聴いた事が無いと言う事実を確認しながら聴き進んでいく事になります。その事は強調されていませんので、不思議な違和感が心地良くなっていきます。名盤です。

JIGALONG

STEALING THE CHILDREN

UNLOCKING THE DOOR
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[20120204]

OVOOVO
(2000/05/24)
Peter Gabriel

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2000年の作品で、ミレニアムを記念してロンドンで行われたサーカスの為の音楽として制作されました。89年から始めたピーター主催によるレーベルReal World Recordsの運営に従事していて、作品リリースがありませんでしたが、その運営の一貫としてこの作品を引き受けています。私も当時からReal World Recordsへデモテープを送り続けていたのですが、ちょうどこの作品の制作時期でピーターは忙しいので本人に聴かせるには時間がかかると言う返事ばかりでした。

1. The Story Of OVO
2. Low Light
3. The Time Of The Turning
4. The Man Who Loved The Earth/The Hand That Sold Shadows
5. The Time Of The Turning (Reprise)/The Weaver's Reel
6. Father, Son
7. The Tower That Ate People
8. Revenge
9. White Ashes
10. Downside-Up
11. The Nest That Sailed The Sky
12. Make Tomorrow

ほとんどこの頃から隠居状態と言っても良いくらいの時期で、自身の作品を創っていませんでしたので、昔ほどのアイデアの洪水は期待出来なくなっていますが、必ず満足出来る作品を届けてくれます。参加ミュージシャンもお馴染みのメンバーですが、変わったところで、Richie Havens、Steve Gaddが参加しています。ピーターの歌い方を真似したシンガーはFrankie Goes To HollywoodのHolly Johnsonが有名でしたが、90年代は普通にピーターのように歌うシンガーが増えていました。それだけ海外では影響力のある人なのですが、ミレニアムを迎えるにあたって、どんな作品を創るのか気がかりでした。

新しい感性も取り入れようとしている感じもありますが、ラップは余計でしょう。ハードディスクレコーディングが主流になり始め、オーディオレコーディングソフト、プロツールスはパソコンの性能に依存しないのでプロの現場で広まりました、現在ではパソコンの性能が格段によくなっているので、プロツールスでなくても同じような作業が出来るソフトだらけになっています。そういうDTM環境が整い始めてきた頃ではありますが、彼は非常に音楽的な内容のものを創っています。サントラ的な作品ですので、テーマに会わせているのでしょうが、ファンとしては昔のような衝撃に飢えているので、そこは満足出来ませんが、音楽的にも素晴らしい名盤だと思います。

The Story Of OVO

Low Light

The Time of the Turning
⇒ 続きを読む

[20120204]

USUS
(2003/08/20)
ピーター・ガブリエル

商品詳細を見る


92年の作品で、オリジナルとしては前作SOからは6年ぶりとなる作品です。SOが大ヒットしたので、その副産物を出していればヒットを連発出来たはずですが、彼はそれをしません。同じような内容を繰り返すような、現在のミュージシャンに見受けられるようなことは恥だと思っているタイプの人間だからです。サンプラーの可能性を大きく示したピーターにとっては、大きく時代が変わっています。サンプラーも手頃な値段になり、素人でも手に入り易くなり、プロには無い発想の使い方が広まり、ブレイクビーツやビッグビートの時代となったのです。

1. Come Talk To Me
2. Love To Be Loved
3. Blood Of Eden
4. Steam
5. Only Us
6. Washing Of The Water
7. Digging In The Dirt
8. Fourteen Black Paintings
9. Kiss That Frog
10. Secret World

サンプリングだけで創ったような作品が多数でてきた時代に、その元祖となったピーターがどういう作品を創るのか興味がありましたが、彼はあくまでもマイペースでした。特に時代に合わせるのでもなく、自分の音楽を追求しているのです。アフリカンなリズムを多用していますが、もうこれは彼の音楽の一部であり、特にアフリカを意識しているのでもなく、ケルトな感じもあり、非常に英国的な作品です。以前から彼の作品に感じていた、彼なりのフュージョンサウンドを追求しているのです。ワールドミュージックも吸収したフュージョンサウンドなのです。

プロデューサーは再びDaniel Lanoisとの共同で、参加ミュージシャンはいつものメンバーにSinéad O'Connor とのデュエットもあります。ドラムンベース系からWilliam Orbit、意外にも始めての遭遇Brian Eno、Shankar、John Paul Jonesなど、面白い組み合わせです。Steamは以前のソウルフルな作風を継承しています。パソコンの性能も上がり、デジタルミュージックも発展してきた時期でもありますが、昔苦労して創ってい時代よりもシンプルになっています。便利さよりもやるべき音楽が定まっているようです。この時代にもっと冒険出来たはずですが、そこまで若くなかったと言う事でしょうか。それでも素晴らしい内容です。名盤です。

Come Talk To Me

Love To Be Loved

Blood Of Eden
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