97年の作品で、前作からは6年ぶりのアルバムとなりました。解散と再結成を繰り返しながらも、忘れた頃に作品をリリースしています。これまでのようなダンスチューンから一変して、普通にポップでロックよりな作品になっています。
テクノ 的な方向性から、グラムロックな感じもします。Light Yearsなどはまるでロキシーミュージックです。本来やりたかった
音楽 に戻っているのしょう。
1. Stranger Things
2. Ask A Thousand Times
3. Skyscraping
4. Who Can I Turn To?
5. Rolling Sevens
6. Only The Best Will Do
7. Love Is Its Own Reward
8. Light Years
9. Seven Day Weekend
10. Heaven Knows
11. Faraway
音楽 的には面白くなっているのですが、アルバムをリリースしても話題にもならなくなっていました。時代としてはブレイクビーツからドラムンベース、2ステップなど、昔の彼らなら飛びついていたであろうスタイルには進んでいません。まるで時代に反するようにグラムロックになっています。ブリットポップの時代はありましたが、グラムロックに先祖帰りするとは誰も思っていなかったので、意外なくらいに新鮮な作品になっています。サウンドは勿論90年代ならではのものであり、90年代のグラムロックになっています。
ニューロマンティック自体ネオグラムロックムーヴメントでありましたので、彼らがこんなスタイルをやると嬉しくなりますし、私好みのサウンドでありますので、このアルバムはこれまでの作品の中でも一番の出来映えだと思いますし、名盤です。ABCと言うバンドでは異色の内容ですが、これまでの作品の中でもずば抜けて楽しめます。こういう
音楽 は大歓迎です。しかも、古くささを全く感じさせません。新しいグラムロックです。
Stranger Things
VIDEO Skyscraping
VIDEO Light Years
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