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[20120226]

Kiss Me Kiss Me Kiss MeKiss Me Kiss Me Kiss Me
(2006/08/08)
Cure

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87年のヒット作品で、アナログ盤では2枚組の大容量でしたが、その容量の中でも飽きさせる事無くバラエティー豊かな内容で、一気に聴き通す事が出来る作品です。Bob ClearmountainがJust Like Heavenだけミキシングを手がけています。バンドとしてのアヴァンギャルド性は更に強烈に進化させながら、ポップな様式でもしっかり自分達のカラーを出しており、ポップになり始めたCUREのサウンドが確立された作品になっています。

1. The Kiss
2. Catch
3. If Only Tonight We Could Sleep
4. Why Can't I Be You?
5. How Beautiful You Are...
6. Snakepit
7. Hey You!
8. Just Like Heaven
9. All I Want
10. Hot Hot Hot!!!
11. One More Time
12. Like Cockatoos
13. Icing Sugar
14. The Perfect Girl
15. A Thousand Hours
16. Shiver And Shake
17. Fight

Just Like Heaven、Why Can't I Be You?、Hot Hot Hot!!がシングルヒットし、アルバムも2枚組ながら大ヒットとなりました。世界的な人気を手に入れ、病んでいたヨーロッパの若者以外にも彼らの音楽の中毒になるファンが増えたのです。しかも、産業ロック、ショービジネスのメッカ、アメリカでもファンが増えていきます。アメリカの若者も病んでいたのです。それはやがてニルヴァーナなどのオルタナバンドを生み出していきます。アメリカからニルヴァーナのようなバンドが出てきたのは不思議でしたが、このバンドが影響を撒き散らかしていた事を考えると理解出来ます。

Robert Smithはまるでマークボランのようなコークスクリュービブラートで歌ったりしており、グラムロック感も感じるのですが、サウンドはサイケデリックな浮遊感を持っており、素直にポップしていないところが彼ららしいです。彼らの総決算的な内容でもあり、この作品だけでTHE CUREを満喫出来ます。Hey Youなどではホーンセクションをつけてポップフォーマットな曲をやっています。普通のロックファンでも、このアルバムなら好きになれる事でしょう。それでもまぎれも無くTHE CUREの世界であり、確実に外に放たれた名盤であります。

The Kiss

Catch

If Only Tonight We Could Sleep
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[20120226]

Head on the DoorHead on the Door
(2006/08/15)
Cure

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85年の作品で、ベースのSimon Gallupが復帰して、ドラムはBoris Williamsになり、ギターがPorl Thompson、キーボードがLol Tolhurstで、Robert Smithの5人組になりますが、前作で苦しみながらもRobert Smithのカラーを前面に出したスタイルを押し進めて、更にポップでカラフルになっていきます。前作のThe Caterpillarでもやっていたスパニッシュとカリプソをミックスしたようなアコースティックアヴァンギャルドポップもレパートリーとしてものにしています。

1. In Between Days
2. Kyoto Song
3. The Blood
4. Six Different Ways
5. Push
6. The Baby Screams
7. Close To Me
8. A Night Like This
9. Screw
10. Sinking

これまでの絶望的なダークなサウンドが嘘なくらい明るくて希望に満ちあふれた曲もあります。ですからシングルヒットも多く、In Between Days、Close to Me、In Between Days、Close to MeがMTVでも人気で売れました。Kyoto Songはヘンテコリンエキゾチックなアレンジになっていたり、多少のユーモアもやる余裕が出ています。かなりバラエティーに富んでいて、ファンクっぽい曲もあったりと、媚を売りだしたのかと思えるくらい変わっていますが、こびを売っているにしては、まだまだ暗い病的な感じは残っています。これが無くなってしまったらもうCUREでは無くなってしまうので、生命線です。

シングルヒットのおかげもあり、アルバムもかなり売れました。インディーズ系なバンドでしたが、メジャーでも成功することになりました。暗い曲を作るのは結構難しいのですが、暗い曲を創れる人にとっては明るい曲を創れば、これだけアイデアに溢れているのがよく分かります。それでもどこか陰はあります。全曲Robert Smithが書いていて、Robert Smith自体はポップなセンスを持っていた事になります。入門編としてはうってつけです。ですが内容も濃い名盤です。

In Between Days

Kyoto Song

The Blood
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[20120226]

TopTop
(2006/08/15)
Cure

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84年の作品で、バンド内でのいざこざもあり、Simon Gallupが脱退して、バンドとしては一時活動停止していました。Robert Smithはスージー・アンド・ザ・バンシーズにも参加して、バンドを掛け持ちしていましたが、体調を崩した事もあり、結局Robert Smithは自分のバンドであるCUREを選択しました。しかし、バンドはバラバラな状態であり、この時のメンバーはボーカルのRobert Smith、ドラムがAndy Anderson、ベースがPhil Thornalley、他にサックスでPorl Thompson、Lol Tolhurstはいろんな楽器を扱っています。

1. Shake Dog Shake
2. Birdmad Girl
3. Wailing Wall
4. Give Me It
5. Dressing Up
6. The Caterpiller
7. Piggy In The Mirror
8. The Empty World
9. Bananafishbones
10. The Top

The Caterpillarがシングルヒットして、MTVでもRobert Smithのツンツンヘアーに白塗りに妖しいメーキャップが異様な動きで登場してきました。これが後のゴスなどの原型と言って良いでしょう。サウンド的にはサイケデリックであり、グラムロックな感じもするもので、それでありながら暗黒世界から響いてくるようなロックでした。バンドを一人で立て直そうとするRobert Smithが一人で頑張っているので、彼一人のカラーが全面に出た作品になっているのですが、これがこの後のCUREのスタイルになっていきます。

デビュー当時は普通の青年のようだったRobert Smithは、ビジュアル系のカリスマのようになり、ゴスファッションなどにも影響を与えるようになります。徐々に太っていき、存在そのものがドラえもんのようなキャラクター化していくのも面白いのですが、まだこの時は端正な感じでいます。これまではギターノイズの陰に隠れていたキーボードもしっかり出てきていて、かなりポップになっています。ポップと言っても暗いですが、それでも絶望感は無くなっています。どこかに救いがあるのです。歌の旋律も明確になってきています。なので入り易い作品かも知れません。名盤です。

Shake Dog Shake

Birdmad Girl

Wailing Wall
⇒ 続きを読む

[20120226]

PornographyPornography
(2005/09/01)
Cure

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82年の作品で、日本でもやっとこのアルバムから正式にリリースされるようになりました。内容はダークではありますが、これまでほどの絶望感は無くなり、内向性から外向性を持った作品になっています。その為か、売り上げも上がり、世界的に知られるようになっていきます。トリオ編成ですが、メンバー全員がキーボードを担当するなど、サウンドメイキングもカラフルになっています。

1. One Hundred Years
2. A Short Term Effect
3. Hanging Garden
4. Siamese Twins
5. Figurehead
6. Strange Day
7. Cold
8. Pornography

彼らの特徴として、特殊なコード進行があります。基本から外れた不協和音な響きをあえて選んだコード進行が深い闇を生み出しているのです。そして微妙に外しながら歌うRobert Smithのボーカルこそがこのバンドの魅力と言えるでしょう。ヘタウマでもなく、パンク以降のわざと外した感のある歌い方が当時は新しかったのです。これまでのコード進行になかった独創的なコード進行も新しかったですね。ポストパンクの時代は、こうした新しい感覚を身につけるに必死でした。それまでコピーしていたハードロックとは全く違うアプローチは何を生み出すのかも分からないまま必死で吸収しようとしていました。

日本にはまずいないタイプのバンドであり、後のビジュアル系にも影響を与えていますが、こんなに暗いサウンドを演奏出来るバンドはほとんどいませんでした。それだけでこのバンドが特別な存在だと言う認識がありました。海外では売れていると言っても日本ではまだ現実味が無かったのです。このバンドが評価されるようになるのは90年代に入ってからではないでしょうか。こんなバンドが増える何て想像出来ませんでしたが、90年代に出てきたバンドはあらかたCUREの影響を受けていたのです。そのきっかけともなった初期の名盤です。

One Hundred Years

A Short Term Effect

Hanging Garden
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