91年の作品で、前作での失敗を反省したのか、全盛期の頃のような曲を再び書いています。売れる為には何が必要なのか分かっているし、そうした作品を創る術も分かっています。しかし、時代の流れは無情なもので、既にHuey Lewis & The Newsは過去のバンドと言うイメージがついていて、新作が出ても興味が薄れていました。ファンに取っては全盛期と変わらないサウンドは嬉しい限りですが、全盛期ほどの人気を取り戻す事は出来ませんでした。
1. Build Me Up 2. It Hit Me Like A Hammer 3. Attitude 4. He Don't Know 5. Couple Days Off 6. That's Not Me 7. We Should Be Making Love 8. Best Of Me 9. Do You Love Me, Or What? 10. Don't Look Back 11. Time Ain't Money
ブルースっぽいアレンジもあったり、ロックンロールの幅も広げながらも軽快な作品になっています。これで売れなければバンドとしてはやっていけない事になりますが、そこそこしか売れませんでした。Couple Days Off、Build Me Up、It Hit Me Like a Hammerがシングルカットされ、ある程度はヒットさせましたが、既に時代の主役は交代していますので、さほどの話題にはなりませんでした。