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[20120815]

Music From the Hearts of the MastersMusic From the Hearts of the Masters
(2005/04/26)
Jack Dejohnette、Foday Musa Suso 他

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Music From the Hearts of the MastersMusic From the Hearts of the Masters
(2005/04/26)
Jack Dejohnette、Foday Musa Suso 他

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2005年の作品で、アフリカのミュージシャンFoday Musa Susoとのデュエット作品です。Kindred Rhythmというレーベルからリリースされています。Jack Dejohnetteによる打楽器とFoday Musa Susoはアフリカの民族楽器Koraという弦楽器を演奏しています。ワールドミュージックを更に本格的に押し進めたアルバムになっています。

1. Ocean Wave
2. Ancient Techno
3. Rose Garden
4. Worldwide Funk
5. Kaira
6. Mountain Love Dance
7. Party
8. Voice of the Kudrus
9. Sunjatta Keita

曲名にはTechnoとか、Funkという言葉が入っていますが、アフリカ音楽からの解釈によるテクノであり、ファンクであります。Jack Dejohnetteも西洋音楽代表として演奏していますが、完全にアフリカ音楽に同化したような演奏であり、ドラムテクニック的に西洋音楽の解釈が含まれますが、それすらもアフリカ音楽から発生した音楽であるが故に、そのままアフリカ音楽に吸収されています。

アフロリズムによるポリリズムはそのままファンクとしても成り立ちますし、相性はいいと言えるでしょう。ただ、西洋楽器が打楽器なので、Koraによる音階によって完全にアフリカの民族音楽性が支配しています。アフリカといっても広いので、様々な音楽性が存在します。今回はGambiaという西アフリカにある国の音楽になっています。雰囲気的にはマリの音楽のように、優しい感じがあります。そのフレージングによるミニマルミュージックということで、グルーヴ感は最高です。名盤ですね。

Ocean Wave
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[20120814]

Music in the Key of OmMusic in the Key of Om
(2005/04/26)
Jack Dejohnette

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2003年の作品で、Golden Beamsというインディーズ系のレーベルからリリースされています。Jack Dejohnette一人だけでの録音で、シンセサイザーとパーカッションを演奏しています。シンセだけですが、打ち込みは無しのようです。非常に宗教色の強い内容になっています。シンセによってホーンの音を出したりしているので、生楽器でも表現出来るのでしょうが、一人でやるというハウス的な手法に意味があるのでしょう。

1. Music In The Key Of Om

ブライアンイーノのようなミュージックコンクリートのような雰囲気でもあり、パッドサウンドがずっと続いて、アジア風の鐘の音は生楽器のようです。これまでスピリチュアルな作品が続いていましたが、その極めつけのような内容です。ホーンのようなシンセはマウスコントロールしているようですし、スケールは決めているようですが、クォーターサウンドも使っているので、かなり民族音楽的でもあり、中東のような宗教性も感じます。

音数はそんなに多くなく、常になっているパッド音が起点になっていますが、あとはフィーリングで演奏しているようです。拍割りを気にするドラマーが創るような音楽ではないですね。どういう流れでここまでの音になったのか不明ですが、私もロックやポップスの手法に新しさを求められずに民族音楽に走っていましたので、この時期にこの手のサウンドになるのは、とても共感が持てます。何をやっても新しくならないシーンですから、思い切ってこういう作品を創る気持ちも理解出来ます。

Music In The Key Of Om


[20120813]

OnenessOneness
(2000/06/06)
Jack De Johnette

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97年のECM作品です。よりスピリチュアルな精神での表現を求めながら、あくまでもジャズというフィールドで表現してみせた作品です。メンバーはピアノのMichael Cain、ベースとギターのJerome Harris、パーカッションのDon Aliasです。カルテット形式で、より高度な表現で演奏されています。これまでも演奏されてきたPriestesses of the MistやJack Inを、このメンバーで新たな解釈で演奏しています。

1. Welcome Blessing
2. Free Above Sea
3. Priestesses Of The Mist
4. Jack In
5. From The Heart/C.M.A.

ECM作品という事で、抽象的というか、楽器を演奏しない間も大事に演奏されています。もはやブラジリアンでもアフリカンでもなく、それらの要素をしっかり吸収した上でジャズとして演奏しています。しかし、ジャズのようにテクニックをひけらかすような手法ではなく、あくまでもアンサンブルを考えた上でのスピリチュアル性を重視しています。

芸術性が高いと言ってしまえば簡単ですが、表現方法としてはまるでヨーロッパnミュージシャンのようです。心地良いはずの和音の響きも重苦しい雰囲気で包まれていますので、簡単には聴き流せない音楽です。ピアノもスウィングしているようでいて体を任せるには支えてくれないような、突き放されたような気持ちになりますが、そこが今までのジャズには無かった事なので新鮮です。

Tribute to Jack DeJohnette

[20120813]

Dancing With Nature SpiritsDancing With Nature Spirits
(2000/01/25)
Jack Dejohnette

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96年の作品で、久々のECM作品になります。キーボードのMichael Cain、ソプラノサックス、フルート、そして民族楽器のBansuriを演奏するBansuriとのトリオ編成になります。非常にスピリチュアルな作品です。やはりブラジル音楽なのでしょうか。土着のあまり知られていない世界。そして少しばかりのジャズセンスで成り立っています。

1. Dancing With Nature Spirits
2. Anatolia
3. Healing Song For Mother Earth
4. Emanations
5. Time Warps

あくまでもジャズとして作品であり、民族音楽というのは手段に一つにしか過ぎません。ジャズ自体も民族音楽がアメリカ音楽と融合していって発展していますから、ルーツ的には同じだと思います。ジャズやブルースはアフリカから黒人が運んできたものですが、途中南米音楽も混じってきています。それらがニューオリンズでミックスされて発展してきているのです。

ですから、やっている事は不自然でもなく、ジャズがより発展していくための糧を吸収しているような過程にあると思います。フュージョンという、融合させる感性の果てに、ジャズはより大きな成長を見せるべきですが、残念ながら、ジャズもロックも現在は死に体となっております。ですから、このもがいているような混沌感がいとおしいです。

drum solo at PASIC 2009

[20120813]

Extra Special EditionExtra Special Edition
(1995/01/24)
Jack Dejohnette

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Extra Special EditionExtra Special Edition
(1995/01/24)
Jack Dejohnette

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95年の作品でBlue Noteからリリースされています。Special Edition名義の作品で、Extraとタイトルされているように、かなり増強されたメンバーになっています。テナーとソプラノサックス、フルートのGary Thomas、キーボードのMichael Cain、ベースのLonnie Plaxico、ギターのMarvin Sewell、パーカッションのPaul Grassi、そしてボーカルのBobby McFerrinです。Jack DeJohnetteはドラム、パーカッションの他にオカリナも吹いています。

1. Numoessence
2. Elmer Wudd?
3. Then There Was Light
4. You Can Get There
5. Inside The Kaleidoscope
6. Ha Chik Kan
7. Seventh D
8. Rituals Of Spring
9. Liquid Over Tones
10. Speaking In Tongues
11. Summertime
12. Memories Of Sedona

ホーンが1本となっており、その分パーカッションやボーカルコーラスが占めています。ブラジルやアフリカのリズムを用いたワールドミュージックジャズしています。Special Editionでも当時のJack DeJohnetteの趣向がはっきりと現れています。ジャズは早くからラテンとの融合を試みてきましたし、アフリカンリズムもアートブレイキーが導入していました。しかいs、この時代では、よりネイティヴなスタイルを取り入れています。

それだけ世界の音楽が拓かれてきた時代になりました。アフリカのリズムを流行らせたデヴィッドバーンが次はブラジルだと宣言しましたが、ブラジル音楽はさほどブームにはなりませんでした。しかし、こうしたところに反映されていたのです。ジャズ界ではアイアートモレイラが火付け役であり、よりネイティヴなサウンドを紹介していました。又、ブラジルはこれからも大きなマーケットであり、見過ごせない地域でもあります。

Special Edition - live 1993

[20120813]

熱気と感動に包まれたロンドンオリンピックも開幕いたしました。
閉会式も、開会式同様、ブリティッシュロックファン注目のショーとなりました。

イギリスの国旗を形どった会場。前半ではロンドンの街を歌った曲が続きます。MadnessのOur House、Pet Shop BoysのWest End Girls、KinksのRay DaviesによるWaterloo Sunset。Kinksはイギリスでは国民的なバンドなので、日本とは温度差がありますが、改めてWaterloo Sunsetがどれほど美しい曲か伝わってきました。

選手達が入場してからの後半戦では更にロックショーが続きます。Pink FloydのWish You Were HereではNick Masonだけの参加でしたが、綱渡りのパフォーマンスが最後に炎のアルバムジャケットみたいになって終わりました。QueenはBrian MayとRoger TaylorだけですがFreddie Mercuryは映像で登場します。Brian MayのハンドメイドギターによるBrighton Rockのギターソロから始まり、We Will Rock Youにつながっていきます。Annie Lennoxも素晴らしい歌を披露しました。

全体的にはビートルズの曲がアレンジされてちりばめられていくのですが、JOHN LENNONもIMAGINEでは映像で登場。9.11以降にはアメリカで放送禁止曲に指定されていましたが、平和の祭典オリンピックにはふさわしいアンセムになっています。Fatboy Slimが登場してからは新しめの曲になっていきますが、閉会式の大トリはThe Whoでした。Baba O'RileyからTommy、My Generationへとメドレーとなります。今回の大会のテーマが世代の絆ですからMy Generationとなったのでしょう。真新しいストラトキャスターにカポタストをはめて手を振り回しながらPete Townshendがギターをかきむしります。Roger Daltreyも年を取りましたが、一番の歌唱力を聴かせてくれました。素晴らしい。

今大会感じた事は映像の素晴らしさですね。スローモーションの奇麗な事。シンクロでは水中の映像もリアルタイムに合成していました。映像の技術も進歩していますし、演技者達の技術も進歩していました。新体操もかなり高度なテクニックを普通に演じていました。健全に無事終わって、悪い部分はほとんど伝わってきませんでしたが、ブリティッシュロックファンにはありがたい大会となりました。普通にカメラに写るお姉様方もお奇麗な人ばかりで、見てる方は健全では無かったかもしれませんが、私は女子バレーで日本が銅メダルを手にした事が何よりも嬉しいです。

ロンドンオリンピック閉会式

[20120813]

Music for the Fifth WorldMusic for the Fifth World
(1993/02/23)
Jack Dejohnette

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Music for the Fifth WorldMusic for the Fifth World
(1993/02/23)
Jack Dejohnette

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93年の作品です。Blue Note系のレーベルManhattan Recordsからリリースされています。これはSpecial Edition名義ではありません。その代わり、かなりの大人数のミュージシャンを集めています。ギターとボーカルのVernon Reid、ギターのJohn Scofield、ドラムとボーカルでWill Calhoun、ベースがLonnie Plaxico、ピアノ、シンセサイザーのMichael Cain、ceremonial drumでDenis YerryとRobert Rosario、パーカッションのJoan Henry、ボーカルでFarah DeJohnetteとEthel Calhounが参加しています。

1. Fifth World Anthem
2. Dohiyi Circle, No 1
3. Miles
4. Two Guitar Chant/Dohiyi
5. Deception Blues
6. Witchi-Tai-To
7. Darkness to Light
8. Dohiyi Circle, No 1
9. Aboriginal Dream Time

いきなりタイトル曲のFifth World Anthemでは2本のディストーションギターが炸裂して、まるでヘヴィメタみたいなドラムワークで始まります。全体的にはアフリカンがテーマになっているようで、アフリカンコーラスなど、80年代に流行ったワールドミュージック系のサウンドになっています。ドラムやパーカッションを強化していますが、Jack DeJohnette自身もシンセやキーボードの他にパーカッション、そして今回の要になっているようなCeremonial drumを演奏しています。

ディストーションサウンドのギターですが、John Scofieldですから、少しへなちょこな演奏になっています。フェイザーもかかっていますので、やはりフュージョン系のギターサウンドですね。それにしても、大幅にサウンド変更しています。黒人ドラマーとしては、アフリカのリズムは抑えておきたいところですから、こういう作品も創ってみたかったのでしょう。とても聴き易いサウンドになっているので、ライトフュージョンとしても楽しめます。名盤です。

Fifth World Anthem
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[20120812]

EarthwalkEarthwalk
(1992/02/11)
Jack Dejohnette

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EarthwalkEarthwalk
(1992/02/11)
Jack Dejohnette

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91年のSpecial Edition作品ですが、今作はBlue Noteからのリリースになっています。メンバーはテナーサックス、フルートのGary Thomas、アルトとソプラノサックスのGreg Osby、ベースのLonnie Plaxico、キーボード、シンセはMichael Cainが演奏しているので、今回はJack DeJohnette はドラムだけに専念しています。ですから、今まで以上にドラムの主張が凄いですね。

1. It's Time to Wake Up and Dream
2. Blue
3. Where or Wayne
4. Priestesses of the Mist
5. Earth Walk
6. On Golden Beams
7. One on One
8. Lydia
9. Monk's Plumb
10. It's Time to Wake Up and Dream

サウンド的にはPat Metheny達との共演により、フュージョンよりになっていますが、以前からやっているブラジリアンテイストも絡めているので、独特の、民族音楽的な雰囲気があります。Where or WayneやLydiaのように、以前も演奏していた曲を新しいメンバーで試すという事をよくやります。メンバーが違うだけで、これだけ曲の雰囲気が違ってくるというのを伝えようとしています。

それだけ新しいメンバーが常に誇らしいのでしょう。かなり複雑にジャズとラテンとフュージョンを絡めているので、Pat Metheny達との作品のように聴き易いスタイルではなく、かなりクセのあるアレンジになっています。これも進化の過程での出来事であり、常に挑戦者であり続けようとする彼らの意気込みを感じさせる作品になっています。

Priestesses of the Mist/One on One
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[20120812]

Parallel RealitiesParallel Realities
(1998/01/27)
Jack Dejohnette

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90年の作品で、Jack DeJohnette、 Pat Metheny と Herbie Hancockのスーパートリオによるアルバムです。Jack DeJohnetteはドラムとシンセベース、Herbie Hancockはピアノ、シンセ、Pat Methenyはギター、そしてシンセギターも登場します。シンクラヴィアやシンセベースも演奏しています。まったくの三人での演奏なので、ベースの部分はシンセベースで分け合って演奏しています。

1. Jack In
2. Exotic Isles
3. Dancing
4. Nine Over Reggae
5. John Mc Kee
6. Indigo Dreamscapes
7. Parallel Realities

Herbie Hancockとはマイルス時代に共演していますが、Pat Methenyはマイルス時代には間に合っておらず、新鋭のギタリストなのですが、その後のフュージョンブームを牽引しております。サウンドはPat Methenyよりであり、ウェザーリポートのような楽園サウンドのようでもあります。80年代特有のテンション移動によるアクセントあるコード進行を使った曲調になっています。

曲はパットとジャックが持ち寄っており、ハービーはどちらかというとサポート的な位置にあると思われます。しかし、ハービーらしいピアノプレイと、まるでギターみたいにシンセを操るテクニックは恐るべしです。多重録音でしっかりサウンド構築されているので、トリオ作品とは思えませんが、三人のコンビネーションは見事で、素晴らしいポップな作品に仕上がっています。名盤です。

Jack In
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[20120812]

Audio visualscapes (1988) / Vinyl record [Vinyl-LP]Audio visualscapes (1988) / Vinyl record [Vinyl-LP]
(1999/01/01)
Jack Dejohnette\'s Special Edition

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Audio visualscapes (1988) / Vinyl record [Vinyl-LP]Audio visualscapes (1988) / Vinyl record [Vinyl-LP]
(1999/01/01)
Jack Dejohnette\'s Special Edition

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88年の作品で、Special Edition名義のものです。アナログ盤では2枚組で、かなりフュージョン、プログレッシヴな内容になっています。メンバーはテナーサックス、フルート、バスクラリネットのGary Thomas、アルトとソプラノサックスのGreg Osby、ベースのLonnie Plaxico、ギターのMick Goodrick、Jack DeJohnetteは例のごとく、ドラム以外にもキーボード、シンセサイザーを弾いています。

1. PM's AM
2. Donjo
3. Master Mind
4. Slam Tango
5. The Sphinx
6. One For Eric
7. Brown, Warm & Wintery
8. Audio-Visualscapes

PM's AMではGONGやポリス、キングクリムゾンのようなシンセアルペジオのシーケンスが使われており、プログレフュージョンのようなミニマル感を創りだしています。デジタルシンセを使っているので、いかにも80年代なサウンドになっています。80年代から飛躍的にテクノロジーが発展しましたので、その分野はしっかりものにしようとしているようです。

これまでのようにジャズにこだわるようなサウンドだけではなく、しっかり当時の音楽シーンに目を向けたようなアレンジになっています。テクノロジーが発展すればアイデアも倍増となるので、やりたい事が沢山あったのでしょう。永い曲がたっぷり入っています。ミニマル性が発生すると、延々と演奏し続けても心地いいので、終わりどころが見えなくなっているようでもあります。

PM's AM

[20120812]

Irresistible ForcesIrresistible Forces
(1998/01/27)
Jack Dejohnette

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Irresistible ForcesIrresistible Forces
(1998/01/27)
Jack Dejohnette

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87年の作品でJack Dejohnette's Special Edition名義のアルバムです。メンバーはほとんど入れ替わっており、テナーサックス、フルート、クラリネットのGary Thomas、アルトとソプラノサックスのGreg Osby、ベースのLonnie Plaxico、ギターのMick Goodrick、パーカッションとボーカルのNaná Vasconcelosという布陣です。Special Editionらしい演奏になっていますが、ラテン系のパーカッションが入った事によって、かなり雰囲気が違っています。

1. Introduction
2. Irresistible Forces
3. Preludio Pra Nana
4. Herbie's Hand Cocked
5. Osthetics
6. 47th Groove
7. Silver Hollow
8. Interlude/ Ponta De Areia
9. Milton
10. 3rd World Anthem
11. Conclusion

Ostheticsでの演奏はフリーに近いもので、ギターもアヴァンギャルド系の演奏になっています。こういうスタイルは今までに無かったもので、ニューヨーク系のアヴァンギャルドジャズに触発されているようです。Jack DeJohnetteは今回もドラム以外にキーボードを演奏してます。そしてシンセドラムというか、ドラムマシーン、昔のリズムマシーンではなく、ドラムシーケンサーを使用しています。

80年代のジャズのあり方、フュージョンとは違うあり方というのが彼らのテーマだと思います。今回のレーベルはMCAですが、ECMシリーズのような美しいSilver Hollowもあります。今回はブラジルテイストが沢山入っています。3rd World Anthemは以前も演奏していたナンバーですが、このメンバーで演奏すると、結構印象が違っています。

Preludio Pra Nana
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[20120811]

In Our StyleIn Our Style
()
David Murray & Jack Dejohnette

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In Our StyleIn Our Style
()
David Murray & Jack Dejohnette

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86年の作品で、David Murrayとのジョイント作品になっています。マイナーレーベルのDIW化rなおリリースで、プロデュースはKazunori Sugiyamaという日系人になります。メンバーはDavid Murrayがテナーサックスとバスクラリネット、ベースのFred Hopkins、Jack DeJohnetteはドラムとピアノとシンセサイザーを演奏してます。トリオ編成です。

1. In Our Style
2. Tin Can Alley
3. Both Feet On the Ground
4. The Dice
5. Pastel Rhapsody
6. Great Peace
7. Kalimba

スタイル的にはビバップであり、Kalimbaだけシンセサイザー作品になっています。ロックミュージシャンがシンセサイザーを普通に導入するように、ジャックはモダンジャズにシンセが登場してもおかまい無しとしています。普通のジャズファンにとっては、とても違和感を感じるところですが、そこは意に介しておりません。そこがビバップ時代から活動しているミュージシャンとは違う感覚だと思います。

フュージョンありきで、ジャズを見ているので、シンセも使える楽器として認識しているようです。ビバップといっても懐古主義ではなく、80年代でも通用するビバップを目指しているのだと思います。そういう感覚は演奏面にも現れていて、それが、このトリオの中にも浸透しているような演奏が繰り広げられています。

Jazz Jamboree Live

[20120811]

ZEBRAZEBRA
(2000/06/21)
ジャック・ディジョネット&レスター・ボウイ

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ZEBRAZEBRA
(2000/06/21)
ジャック・ディジョネット&レスター・ボウイ

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89年の作品で、MCA作品です。プロデュースは日系人のKenny Inaokaとジャック自身です。現代音楽集団Art Ensemble of ChicagoのトランぺッターLester Bowieとのデュオ作品になっています。Jack DeJohnetteはドラムは叩いておらず、シンセサイザーによる打ち込みという、テクノ的なサウンドにLester Bowieが民族音楽的なフレージングでトランペットを吹いていると言うユニークな内容になっています。

1. Ntoro I
2. Jongo
3. Aho
4. Kpledzo
5. Ntoro II

リズムもシンセによる打ち込みで、複数のシーケンスを絡めたアレンジを創っています。パッドサウンドも使った環境音楽のようなシンセ群。音から判断するとデジタルシンセを使っているようです。所謂80年代サウンドですね。まだ黎明期のデジタルシンセですから、音が細いです。打ち込みだけでなく、生演奏していて、ホイールモジュレーションやベンダーを操作しながら演奏しています。

90年代のテクノブーム前夜ですから、その先駆けとなるような意味合いがあります。こういうアレンジでトランペットを演奏するにはLester Bowieはうってつけの人選です。シンセサウンドに負けないだけのイマジネーションに溢れたプレイを披露しています。テクノも現代音楽の発展の上に存在していますので、かなり相性のいいマッチメイクだと思います。しかし、これもジャズなのです。ジャズは生き物ですから、こういう進化をする事は健全だと思います。名盤です。

Ntoro I
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[20120811]

Piano AlbumPiano Album
(1994/10/17)
Jack Dejohnette

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Piano AlbumPiano Album
(1994/10/17)
Jack Dejohnette

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85年の作品で、ドラマーなのにピアノを弾いているという珍しいアルバムになっています。Landmark Recordsというレーベルからリリースされており、メンバーはベースのEddie Gomez、ドラムは自分では叩かず、Freddie Waitsに任せています。Jack DeJohnetteはピアノとシンセサイザーを弾いています。このトリオ編成での演奏になっています。

1. Minority
2. Lydia
3. Countdown
4. Spiral
5. Time After Time
6. Milton
7. Ahmad The Terrible
8. Quiet Now

曲はビバップの曲をカバーしているので、Jack DeJohnetteはビバップなピアノも弾けるというところをお披露目していますが、オリジナル曲では現代的なピアノもプレイしています。ドラマーだからこそ、あえてドラムを叩かない作品を出すというのも意味があると思いますが、普通にピアノが巧いので、器用な人なのだと思います。プロデュースはOrrin Keepnewsとジャック本人です。

Time After Timeはマイルスもカバーしているシンディーローパーの曲のカバーで、ジャズだけにこだわらず、コンテンポラリーなミュージシャンとして、普段の活動では出来ない事をソロリーダー作品では楽しんでいます。完全にフュージョンしないところで、現代的なジャズのあり方というのを模索しているようにも感じます。ピアニストとしては他に素晴らしいピアニストがいますので、わざわざ彼のプレイを楽しむ必要も無いのですが、ドラマーが弾くピアノという事で、素直に楽しめればと思います。

Minority
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[20120810]

Album AlbumAlbum Album
(1994/10/25)
Jack Special Edition Dejohnette

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84年の作品で、Jack DeJohnette’s Special Editionのアルバムです。今回のメンバーはチューバ、バリトンサックスのHoward Johnson、テナーサックスのDavid Murray、アルトとソプラノサックスのJohn Purcell、エレキとウッドベースのRufus Reid、Jack DeJohnetteはドラム以外にギターとキーボードを弾いています。特に今回はシンセサイザーも弾いています。

1. Ahmad The Terrible
2. Monk's Mood
3. Festival
4. New Orleans Strut
5. Third World Anthem
6. Zoot Suite

今回はある程度サウンドの傾向にまとまりがあります。3管の響きとニューオリンズスタイルのファンキーなリズムが見事に絡み合ったソウルフルな作品になっています。Monk’s MoodはThelonious Monkのカバーですが、後は全てオリジナルです。ファンキージャズを洗練させつつも、アフロなリズムは陽気であり、フュージョン色も加わって、80年代の大人が楽しめるジャズになっています。

レアグルーヴとしても重宝する音源です。ただし、ドラムだけの部分が少ないのでサンプリングは難しいかもしれません。3管の重厚な響きは迫力があります。あえてバリトンやチューバのような低音を強調する事により、リズムがしっかり固まっています。Jack DeJohnetteのドラミングはモダンジャズにとらわれず、ファンクでもロックでもこなせるので、カッコいいドラムパターンで構成されています。名盤です。

Ahmad The Terrible
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[20120810]

Inflation blues (US, 1983) / Vinyl record [Vinyl-LP]Inflation blues (US, 1983) / Vinyl record [Vinyl-LP]
(1999/01/01)
Jack Dejohnette\'s Directions

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Inflation blues (US, 1983) / Vinyl record [Vinyl-LP]Inflation blues (US, 1983) / Vinyl record [Vinyl-LP]
(1999/01/01)
Jack Dejohnette\'s Directions

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83年の作品で、これもSpecial Editionによる作品です。メンバーは流動的で、今回はテナー、ソプラノサックス、バスクラリネットのChico Freeman、バリトン、アルトサックス、フルート、クラリネットのJohn Purcell、ベースのRufus Reid、トランペットのBaikida Carrollです。Jack DeJohnetteはドラム以外にもピアノ、クラヴィネット、そして歌も歌っています。

1. Starburst
2. Ebony
3. The Islands
4. Inflation Blues
5. Slowdown

タイトルからブルースをやっているかというと、そうでもなく、タイトル曲のInflation Bluesはレゲエで、Jack DeJohnetteが歌を披露しています。彼が言う、当時伝染していたブルースはレゲエの事のようです。それ以外はECMらしい洗練されたジャズになっています。Special Editionでは、このスタイルはぶれる事はないみたいです。各メンバーが多くの楽器を使い分けているように、必要なところに必要な楽器が入っています。

当時流行っていたライトフュージョンとは違った、ECM特有の空気感を持った作品で、マニアックでもありますが、割と万人受けするようなサウンドになっています。決して突拍子も無い事をやる事はありませんので、安心して聴いていられますし、それでも飽きさせないだけの内容も持っています。Special Editionシリーズは結構隠れた名作が多いです。

Ebony
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[20120809]

Tin Can AlleyTin Can Alley
(2007/08/28)
Jack De Johnette

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Tin Can AlleyTin Can Alley
(2007/08/28)
Jack De Johnette

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81年の作品で、Special Editionとしての作品ですが、メンバーは流動的になっています。テナーサックス、フルート、バスクラリネットのChico Freeman、バリトンサックス、アルトサックス、フルートのJohn Purcell、ベースのPeter Warrenです。2管を中心にした内容で、Jack DeJohnetteはドラム以外にも、ピアノ、オルガン、パーカッションを演奏しています。

1. Tin Can Alley
2. Pastel Rhapsody
3. Riff Raff
4. The Gri Gri Man
5. I Know

ECMレーベルですので、プロデューサーはManfred Eicherです。このグループの特徴としてはモダンジャズをより洗練させたようなスタイルであって、スウィングしていますが、ビバップやクールジャズとも違うビートを持ち合わせています。ソウルやアメリカンポップス、クラシックなど、幅広い音楽性と融合させているのです。

Tin Pan Alleyをもじったタイトルからも分かるように、作曲と言う作業に重きを置いています。その緻密に作曲された曲を巧みな演奏で表現するので、その完成度は更に高まります。ロックだと、演奏力があっても作曲能力が無い、作曲能力があっても演奏力が無いというパターンになるのですが、そのどちらも持ち合わせた恵まれた才能の固まりのようなグループなのです。

Modern Drummer Festival

[20120808]

Special EditionSpecial Edition
(2000/08/15)
Jack De Johnette

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79年の作品で、Special Editionというグループ名をつけたメンバーでの作品。ECMレーベルからのリリースで、プロデュースはJack DeJohnette自身。メンバーはテナーサックス、バスクラリネットのDavid Murray、アルトサックスのArthur Blythe、ベースとチェロのPeter Warren、Jack DeJohnetteはドラム以外にピアノとメロディカを演奏しています。

1. One For Eric
2. Zoot Suite
3. Central Park West
4. India
5. Journey To The Twin Planet

Central Park WestとIndiaはJohn Coltraneのカバーですが、それ以外はJack DeJohnetteによるオリジナル曲です。当時はウェザーリポートが頂点にいましたが、ウェザーもモダンジャズをフュージョンに取り入れるなどしていましたので、その影響があるような曲が多いです。全体的にスウィングしています。かといって、モダンジャズに回帰しているかと言うと、微妙に違っていて、フュージョン以降のポップな感覚でアレンジされているので、やはりフュージョン作品として聴いてしまいます。

ECM特有のリバーヴ感が、もはやモダンジャズでは無くしてしまっているとも言えます。同じフレーズを繰り返すミニマル感など、それまでのジャズには無かった事で、Jack DeJohnetteは新しい感性で作曲してるのが分かります。しかし、それでもモダンジャズファンも楽しめるし、フュージョンファンも楽しめるような幅広く聴かれるだけの振り幅をもっています。そしれ録音状態はしっかりと80年代らしいサウンドになっていて洗練されています。素晴らしい名盤です。

India


[20120807]

New DirectionsNew Directions
(2000/08/15)
Jack De Johnette

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New DirectionsNew Directions
(1994/05/10)
Jack Dejohnette

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78年の作品です。75年にフュージョン作のCosmic Chickenをリリースした後、ECMレーベルから情緒的な作品を出すようになります。Untitled、Pictures、New Ragsというアルバムを出していますが、現在廃盤のようなので、このアルバムの紹介になります。このアルバムも一連のECM作品の中の一つであり、幻想的な作品になっています。

1. Bayou Fever
2. Where Or Wayne
3. Dream Stalker
4. One Handed Woman
5. Silver Hollow

メンバーはギター、マンドリンのJohn Abercrombie、トランペットのLester Bowie、ベースのEddie Gomezのカルテット編成になります。ECMと言う事でプロデュースはManfred Eicherです。サイケデリックな浮遊感と、ヨーロッパ映画のサントラのようなメロディーが漂う異空間のような世界。はっきりとした輪郭をもつハードフュージョンとは違った、マイルスとのセッションに近いインプロヴィゼーションが交差しています。

牧歌的な雰囲気のあるSilver Hollowなど、名曲揃いです。Jack DeJohnetteはドラム以外にもピアノを弾いていて、ドラマーとしてもいい仕事をしていますが、作曲家としての才能を開花させています。イージーリスニングまでは行っていませんが、癒し系でもあります。ただし、途中アグレッシブなインプロヴィゼーションもあるので、リラックスばかりはしていられません。それでも美しい作品であります。名盤です。

Bayou Fever
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[20120805]

SorcerySorcery
(2007/01/30)
Jack Dejohnette

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74年の作品で、マイルスが長期病気療養、所謂ドラッグ抜きなのですが、に入った事により、ジャックも本格的にリーダー作品を創るようになっていきます。Prtestigeレーベルからの作品で、フュージョン作品になっています。メンバーはバスクラリネットのBennie Maupin、ギターはJohn AbercrombieとMick Goodrick、ベースは後期エレクトリックマイルスを支えたDave Holland、トロンボーンとメタフォンのMichael Fellerman、Jack DeJohnetteはドラム以外にもキーボードとサックスを披露しています。

1. Sorcery No. 1
2. The Right Time
3. The Rock Thing
4. The Reverend King Suite: Reverend King/Obstructions/The Fatal Shot/Mourning/Unrest/New Spirits on the Horizon
5. Four Levels Of Joy
6. Epilog

幻想的なフュージョンから、ロック色の強い曲、言葉のフレージングを集めた、まるでサンプリングのような曲、ラウンジポップのような曲など、多彩な音楽性が溢れる作品になっています。The Reverend King Suiteはジョンコルトレーンの曲にインスパイアされて創った組曲形式の曲です。この時期のフュージョン作品は、後のブレイクビーツ時代になるとレアグルーヴとして注目を集めますが、このアルバムもレアグルーヴが満載です。

又、ジャックのキーボードプレイも注目で、器用に達者な演奏をこなしています。さすがにドラマーだけあって、タイム感はばっちりです。まだ初期の頃のハードフュージョンのような荒々しさもあり、さすがにマイルスで鍛えられただけの力量を発揮しています。ジャックはかなりのアイデアマンのようで、他のドラマーのリーダー作に比べても音楽的には、かなり充実していると思います。名盤です。

Sorcery No. 1
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[20120805]

ハヴ・ユー・ハード?ハヴ・ユー・ハード?
(1997/09/21)
ジャック・ディジョネット

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ハヴ・ユー・ハード?ハヴ・ユー・ハード?
(1997/09/21)
ジャック・ディジョネット

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70年の作品で、東京でレコーディングされたアルバムです。メンバーは、日本のキースジャレットと賞賛したHideo Ickikawaのピアノ、テナーサックス、バスクラリネット、フルートのBennie Maupin、ベースのGary Peacockです。Hideo Ickikawaは見事なエレピを演奏して、幻想的な独特のポップでもあるジャズロックに貢献しています。

1. Have You Heard?
2. For Jane
3. Neophilia
4. Papa-Daddy

ジャズオールスターズで来日した時に市川秀男を見いだして、彼を入れてレコーディングしたと言うほどの惚れ込みようで、その期待に見事に応えています。市川秀男はそれまでは、それほど有名でもなかったのですが、Jack DeJohnetteの人を見抜く目が確かだった事が伺えます。それにしてもJack DeJohnetteの作る曲は、どこか不思議なほのぼのとしたポップさがあります。

やたらとテクニックをひけらかす作品が多かった中、これだけ音楽を創ると言う事を前提に置いた作品と言うのは、当時珍しかったと思います。それだけ作曲のセンスもあったと言う事になります。ドラマーと言うよりミュージシャンとしてソロアルバムを創っているようです。それはこの後もそうですので、ドラマーとしての彼の魅力を味わいたいなら、マイルスの一連の作品の方をお薦めします。音楽的に満足するなら、ソロ作品でも充分満喫出来ます。

For Jane

[20120805]

Dejohnette ComplexDejohnette Complex
(1991/02/04)
Jack Dejohnette

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続きましてはジャックディジョネットを紹介します。若手としてチャールズ・ロイドのメンバーに選ばれた彼に目を付けたマイルスデイビスがエレクトリックジャズを始めるにあたり、トニーウィリアムスの代わりに彼を無理矢理引き抜きました。怒ったチャールズ・ロイドが文句を言うと、何だ、お前の方が引き抜いて欲しかったのか、と唯我独尊なリアクションをしてあきれかえらせたと言うエピソードは有名です。

1. Equipoise
2. The Major General
3. Miles' Mode
4. Requiem Number 1
5. Mirror Image
6. Papa-Daddy And Me
7. Brown, Warm And Wintry
8. Requiem Number 2

マイルスのバックドラマーとしてエレクトリック時代を支えた彼ですが、マイルスのバンドに参加した69年にリリースされたのがこのリーダー作としてはデビューとなるアルバムです。メンバーはマイルスのバンドで一緒にやっていたサックス、フルートのBennie Maupin、キーボードのStanley Cowell、Weather Reportを結成するベースのMiroslav VitousとEddie Gomezもベースで参加しています。そしてドラム、パーカッションでRoy Haynesも参加しています。

Jack DeJohnetteは勿論ドラムを叩くのですが、melodicaも吹いており、その時はRoy Haynesにドラムを任せています。自分のリーダー作で他人にドラムを任せると言うのもユニークです。それだけ音楽的志向が強いミュージシャンなのです。内容はジャズロックの初期の頃のような混沌として和音を響かせるものですが、melodicaの素直な旋律がポップな雰囲気を生み出しています。隠れたジャズロックの名盤です。

Equipoise
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[20120805]

FriendshipFriendship
(2003/04/28)
Clark Terry & Max Roach

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フレンドシップフレンドシップ
(2005/11/23)
クラーク・テリー・アンド・マックス・ローチ

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2002年の作品で、Clifford Brown之バンドを一緒にやっていた旧友Clark Terryとのデュオアルバムになります。Max Roachは2007年に亡くなっているので、これが最後のリーダー作のオリジナルレコーディング作品になります。参加メンバーはトランペットとフリューゲルホーンのClark Terry、ピアノのDon Friedman、ベースのMarcus McLaurineでス。

1. Statements
2. Let's Cool One
3. Brushes and Brass
4. Simple Waltz
5. I Remember Clifford
6. Lil Max
7. But Beautiful
8. The Profit
9. When I Fall In Love
10. For Dancers Only
11. Makin' Whoopee
12. To Basie With Love
13. The Nearness Of You

曲によってカルテット形式もあれば、デュオだけの演奏、Max Roachのドラムソロだけの曲など、バラエティーに富んだ内容になっています。この作品をリリース後は隠居生活に入りますので、最後まで意欲的な作品を出し続けた素晴らしいミュージシャンだったと思います。ロック界も最近は高齢化してきていますが、ジャズの方が歴史が永い分、生涯現役のミュージシャンが沢山います。

ブルージーな曲からClifford Brownに捧げたI Remember Cliffordや、Count Basieに捧げたTo Basie With Loveなど、愛に溢れた音楽が詰まっています。二人とも、このセッションを心から楽しんでいるのがストレートに伝わってきます。ビバップのドラムとしてはアートブレイキーが第一人者ですが、その後の歴史を全て見届けてきて創り上げてきたのがこのMax Roachだったと思います。ロックのドラムも大きく影響を受けていますので、ロックファンからも愛され続けていくとを望みます。

Move

[20120804]

フェスティヴァル・ジャーニーフェスティヴァル・ジャーニー
(2000/12/06)
マックス・ローチwithボストン・オーケストラ

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フェスティヴァル・ジャーニーフェスティヴァル・ジャーニー
(2000/12/06)
マックス・ローチwithボストン・オーケストラ

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95年の作品で、とうとうオーケストラとの共演にまで発展していきました。Brass Quintetのメンバーとしてはフレンチホルンの Marshall Sealy、トロンボーンのSteve Turre、トランペットがCecil BridgewaterとFrank Gordon、チューバのRobert Stewartです。このメンバーでGhost Danceを演奏しています。Festival JourneyがThe New Orchestra Of Bostonとの共演作になっています。

1. Festival Journey
2. Ghost Dance

久々にアメリカのレーベルBlue Noteからのリリース作品になっています。オーケストラとの共演と言っても、その中心はMax Roachのドラムであり、彼のドラムを際立たせるためのオーケストラという贅沢な内容になっています。これまではストリングスを導入してきましたが、やはり管楽器の方がジャズにはしっくりきます。大人数を集めているのに、ドラムソロが大分占めていて、ドラムオーケストラと言ってもいいくらいです。

あくまでもドラマーとしてのMax Roachの主張を謳い上げる為の作品であり、それ故に、アレンジも普通のジャズとは違ったニュアンスがあり、そこが新鮮に感じさせる魅力になっています。あくまでもモダンジャズにこだわってきながらも、新しさに挑戦する姿勢の行き着く先がこれだったのだと思います。彼の集大成とも言える作品です。

Live At Blues Alley

[20120804]

To the MaxTo the Max
(1999/12/06)
Max Roach

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To the MaxTo the Max
(1991/10/08)
Max Roach

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91年の作品で、Double Quartet での音源になります。トランペットのCecil Bridgewater、テナーサックスのOdean Pope、エレキベースのTyron Brownを基本カルテットとして、バイオリンのDiane MonroeとLesa Terry、ヴィオラのMaxine Roach、チェロのEileen Folsonという不動のメンバーにピアノのGeorge Cablesや、コーラス、パーカッション群が加わったジャズオーケストラとしての完成盤になります。

ディスク:1
1. Ghost Dance (Pt. 1)
2. Ghost Dance (Pt. 2)
3. Ghost Dance (Pt. 3)
4. A Quiet Place
5. The Profit
6. Tears
7. Self Portrait
ディスク:2
1. A Little Booker
2. Street Dance
3. Tricotism
4. Mwalimu
5. Drums Unlimited

これまで追求してきたストリング入りのジャズに、パーカッションやコーラス隊を加えて、よりゴージャズなサウンドを創り上げています。曲はこれまでのお馴染みの曲ばかりですが、それだけ彼がやりたかった事と言うのが明確に伝わってきます。クラシックにはない感性で生み出される一大交響曲と言うのは大げさな表現でしょうか。

もう晩年に入ったMax Roachなので、まとめに入ったような所もありますが、まだまだ挑戦者であろうとしている姿勢は感動的であります。音楽的な完成度で言えば、サイドメンとして参加している他のミュージシャンの作品で行われているので、自分のリーダー作では、自分なりの音楽を純粋に追求しています。あまりにも永いキャリアの中でも、常に挑戦者であり続ける彼に惜しみない拍手を送りたいと思います。

Tricotism
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[20120804]

Max and DizzyMax and Dizzy
(1990/02/14)
Max Roach、Dizzy Gillespie 他

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Max and DizzyMax and Dizzy
(1990/02/14)
Max Roach、Dizzy Gillespie 他

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89年の作品で、Dizzy Gillespieとのデュオでのライブ音源になります。ビバップの時代を創り上げてきた二人が再び組んで、フランスで行われたライブで、二人だけの演奏で、往年の曲を演奏しています。Dizzy Gillespieは作曲家として、沢山のビバップ曲を生み出してきていまして、その他にもビバップの代表曲が網羅されています。

ディスク:1
1. In The Beginning (Part 1)
2. In The Beginning (Part II)
3. The Arrival
4. Versailles
5. Place De La Concorde
6. Georges Cinq
7. Stuttin' On The Champs
8. Brother K/South Africa Goddamn
9. Salt Peanuts
10. Word
11. Fountain Blues
12. Bastille Day
13. The Underground
14. The Antilles
15. 'Round Midnight
16. Messin' Around
17. Metamorphosis
ディスク:2
1. Just Dreaming
2. Nairobi
3. Allen's Alley
4. The Theme
5. The Smoke That Thunders
6. Oo Pa Pa Da
7. Ineterview

CD2枚組の大容量ですが、Dizzy Gillespieのトランペット、Max Roachのドラムだけで演奏されています。Dizzy Gillespieと言えばCharlie Parkerと二人でビバップを生み出した張本人であり、大巨匠であります。同じ時代から一緒にやってきたMax Roachと合わない訳は無く、久々の共演でも見事なコンビネーションを見せています。ビバップ以降のトランペットの元祖となっているDizzy Gillespieの滑らかな演奏ぶりも驚嘆します。

Max Roachも思いっきりビバップ出来る喜びに溢れた演奏を展開しています。生きる伝説の二人の共演は、おそらく初めて聴いた人も魅了するだけのパワーに溢れています。これぞ本当のビバップ、ビバップはこうやって演奏するんだよ、と言わんばかりの老練なテクニックのぶつかり合いです。年老いても、これだけのエネルギーに満ちあふれる演奏が出来るなんて、本当に音楽は素晴らしいものだと納得させられる作品です。

Salt Peanuts
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[20120804]

Bright MomentsBright Moments
(2010/03/16)
Max Roach Double Quartet

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Bright MomentsBright Moments
(2010/03/16)
Max Roach Double Quartet

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86年の作品で、これも弦楽器入りのDouble Quartet編成の作品で、ニューヨーク録音になっています。メンバーは不動で、トランペットのCecil Bridgewater、テナーサックスのOdean Pope、バイオリンがDiane MonroeとLesa Terry、ヴィオラがMaxine Roach、チェロがZela Terry 、エレキベースのTyrone Brownです。クラシック風アレンジからスウィングするジャズアレンジもスムーズに演奏し分ける巧みさが出ています。

1. Bright Moments
2. Elixir Suite
3. Hi Fly
4. Tribute To Duke And Mingus
5. Double Delight

このメンバーで沢山レコーディングしているので、ある程度のバンドグルーヴと言うか、馴染み合っています。当時はウェザーリポートが世界をリードしていました。勿論彼らにかなう訳はないのですが、それとは違う形での革新性はあります。あくまでもモダンジャズをベースにしているので、新しさは感じにくいかもしれませんが、明らかに60年代のそれとは違うジャズになっています。

ストリングスもアレンジ次第で、ありがちになったり、意外性が生まれたりしますので、センスが大事になってきます。今回は割とオーソドックスに近いので、ジャズオーケストラみたいな感じですが、ライブハウスでも聴ける感じのコンパクトなものなので、大人数のジャズオーケストラのような仰々しさはありません。そこが新しさだと思います。

Bright Moments

[20120804]

Easy WinnersEasy Winners
(2010/03/16)
Max Roach Double Quartet

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85年の作品で、引き続き弦楽四重奏を交えたDouble Quartetでの作品になります。メンバーはトランペットのCecil Bridgewater、テナーサックスのOdean Pope、エレキベースのTyrone Brown、パーカッションのRay Mantilla、ヴァイオリンがCecelia HobbsとJohnny Williams、ヴィオラがMaxine Roach、チェロがEileen Folsonです。このスタイルにかなりの手応えを感じているようで、今回は弦楽器の占める部分が増えています。

1. Bird Says
2. Sis
3. A Little Booker
4. Easy Winners

Bird SaysやA Little Bookerはライブでもお馴染みの曲ですが、ストリングスを加える事で、新しい魅力が出ています。ストリングスが加わるだけでスリリングさが増すのは、弦がこすれる感じが緊迫感を与えるのでしょうか。Easy Winnersはジャズと言うよりクラシックな曲です。イタリアのレーベルSoul Noteからのリリースですが、レコーディングはニューヨークで行われています。

当時は80年代ポップの裏で、ペンギンカフェみたいな現代音楽とポップスを融合したようなグループもいましたので、そのジャズ版だと思うと、かなり革新的な試みだったと思います。ただし、一般的な認知度が低いので、高く評価されていませんが、こういうフュージョンの仕方があっても良い訳で、メジャーレーベルから出ていれば、もっと高い評価がされていたのではないかと悔やまれます。

Drum Solo

[20120803]

SurvivorsSurvivors
(1993/09/11)
Max Roach

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SurvivorsSurvivors
(1993/09/11)
Max Roach

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84年の作品で、弦楽器でのジャズを追求するようになっています。Max Roachのドラム以外は全て室内楽であり、バイオリンがGuillermo FigueroaとDonald Bauch、ヴィオラがLouise Schulman、チェロがChristopher Finckelだけでの演奏です。管楽器が全く入っていないカルテットと言うのは、かなり珍しい構成になっています。

1. Survivors
2. The Third Eye
3. Billy The Kid
4. JasMe
5. The Drum Also Waltzes
6. Sassy Maz (Self Portrait)
7. The Smoke That Thunders

ほぼMax Roachのドラムソロに対して弦楽器が絡んでくると言う内容で、The Drum Also Waltzesでのドラムソロを発展させたようなドラムが続きます。あくまでも主役はMax Roachのドラムであり、それだけでは作品としてもたないので、弦楽器を付け加える事で、これまでになかったスタイルの作品に仕上がっています。

前作での弦楽器の導入で、かなり手応えを感じたのでしょう。シンセや打ち込みではなくても、充分新しさを感じさせるものになっています。しかし、その弦楽器もSurvivorsの1曲のみであり、後はドラムソロだけになっていきます。ドラムソロに関して言えば、それほど新しい事はやっていません。それでも、これこそMax Roachと言えるようなドラムが堪能出来ます。

The Third Eye
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[20120802]

It\'s Christmas AgainIt\'s Christmas Again
(1994/11/15)
Max Roach

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84年の作品で、クリスマスアルバムみたいですが、もっと宗教的な雰囲気があります。参加メンバーはトランペットのCecil Bridgewater 、クラリネットのTony Scott、アルトサックスのLee Konitz 、テナーサックスのOdean Pope、ギターのTommaso Lama、ベースのTyrone Brown でス。ベースとギターはエレキですので、フュージョン的なアレンジになっています。

1. It's Christmas Again
2. Christina

ジャケットを見れば分かりますが、黒人のキリストが張り付けられています。ですから、どこかヴードゥーな宗教儀式的な雰囲気になっています。語りはMax RoachとOdean Popeが担当しており、ストーリーテラーとして進行していきます。Christinaではエレキギターが加わり、フュージョン色が出ています。明らかに、これまでの作品とは異なった異質な作品であり、バブルの時代に、こんな呪文のような作品を作るなんて、まるっきり世情を無視しているとしか思えません。

アメリカに無理矢理つれてこられたアフリカの黒人は、無理矢理主人である白人が信仰するキリスト教を拝まされますが、彼らにとっては、キリストは黒人であり、そこから生まれたのがゴスペルであり、ソウルミュージックの源泉であり、ハードバップのアイデンティティーなのであります。その精神性から、このようなアルバムが生まれた事は不思議ではありませんが、なぜこのタイミングなのかは疑問です。イタリアのレーベルが良心的だったからでしょうか。

Drum Solo 2

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