97年のECM作品です。よりスピリチュアルな精神での表現を求めながら、あくまでもジャズというフィールドで表現してみせた作品です。メンバーはピアノのMichael Cain、ベースとギターのJerome Harris、パーカッションのDon Aliasです。カルテット形式で、より高度な表現で演奏されています。これまでも演奏されてきたPriestesses of the MistやJack Inを、このメンバーで新たな解釈で演奏しています。
1. Welcome Blessing 2. Free Above Sea 3. Priestesses Of The Mist 4. Jack In 5. From The Heart/C.M.A.
1. Numoessence 2. Elmer Wudd? 3. Then There Was Light 4. You Can Get There 5. Inside The Kaleidoscope 6. Ha Chik Kan 7. Seventh D 8. Rituals Of Spring 9. Liquid Over Tones 10. Speaking In Tongues 11. Summertime 12. Memories Of Sedona
イギリスの国旗を形どった会場。前半ではロンドンの街を歌った曲が続きます。MadnessのOur House、Pet Shop BoysのWest End Girls、KinksのRay DaviesによるWaterloo Sunset。Kinksはイギリスでは国民的なバンドなので、日本とは温度差がありますが、改めてWaterloo Sunsetがどれほど美しい曲か伝わってきました。
選手達が入場してからの後半戦では更にロックショーが続きます。Pink FloydのWish You Were HereではNick Masonだけの参加でしたが、綱渡りのパフォーマンスが最後に炎のアルバムジャケットみたいになって終わりました。QueenはBrian MayとRoger TaylorだけですがFreddie Mercuryは映像で登場します。Brian MayのハンドメイドギターによるBrighton Rockのギターソロから始まり、We Will Rock Youにつながっていきます。Annie Lennoxも素晴らしい歌を披露しました。
1. Fifth World Anthem 2. Dohiyi Circle, No 1 3. Miles 4. Two Guitar Chant/Dohiyi 5. Deception Blues 6. Witchi-Tai-To 7. Darkness to Light 8. Dohiyi Circle, No 1 9. Aboriginal Dream Time
いきなりタイトル曲のFifth World Anthemでは2本のディストーションギターが炸裂して、まるでヘヴィメタみたいなドラムワークで始まります。全体的にはアフリカンがテーマになっているようで、アフリカンコーラスなど、80年代に流行ったワールドミュージック系のサウンドになっています。ドラムやパーカッションを強化していますが、Jack DeJohnette自身もシンセやキーボードの他にパーカッション、そして今回の要になっているようなCeremonial drumを演奏しています。