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[20120826]

You Never KnowYou Never Know
(2000/08/15)
Peter Erskine

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92年の作品で、ピアノのJohn Taylor、ベースのPalle Danielssonによるトリオ編成の作品です。この頃は完全にフュージョンを卒業して、モダンジャズへの回帰を計っています。しかし、昔のモダンジャズに戻っているのではなく、フュージョンも経験した上での90年代ならではの、新しいジャズを創造しようとしています。ECMレーベルであり、プロデューサーがManfred Eicherだと言えば、雰囲気は分かると思います。

1. New Old Age
2. Clapperclowe
3. On The Lake
4. Amber Waves
5. She Never Has A Window
6. Evans Above
7. Pure & Simple
8. Heart Game
9. Everything I Love

John Taylorのピアノを中心とした演奏で、John Taylorはビバップピアノではなく、まるでワールドミュージックのような透き通る音を奏でています。小節の刻み方がジャズというだけであって、昔のビバップ時代のジャズとは異なります。まるで川のせせらぎのようなピアノの響き、ベースは盛りにそよぐ木々のようであり、ドラムは風の音でありましょうか。環境音楽みたいです。

ピーターのブラシさばきもソフトでありながら、しっかり鳴っています。懐古主義ではない、新しい感覚でのジャズ。ロックは死んだという台詞を真似て、ジャズも死んだと言う言葉が流行っていた頃であり、そういう中でも、地味ながら、こうして新しいジャズを創造する試みは行われていたのです。ただ、この新しい感覚を受け入れられないと、どっち付かずの音楽でかたつけられる危険性もあります。聴く方も成長が必要なのが、ジャズであり、ロックなのだと私は思います。

On The Lake
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[20120826]

Sweet SoulSweet Soul
(2000/06/06)
Peter Erskine

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Sweet SoulSweet Soul
(1992/08/11)
Peter Erskine

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91年の作品で、本格的にモダンジャズを演奏している作品になっています。メンバーはギターのJohn Scofield、サックスのBob MintzerとJoe Lovano、トランペットのRandy Brecker、キーボードのKenny Werner、ベースのMarc Johnsonになります。あまりにも普通にハードバップしているので、フュージョン系を期待しているとがっかりするかもしれません。

1. Touch Her Soft Lips And Part
2. Press Enter
3. Sweet Soul
4. To Be Or Not To Be
5. Ambivalence
6. Angels And Devils
7. Speak Low
8. Scolastic
9. Distant Blossom
10. But Is It Art?
11. In Your Own Sweet Way

Peter Erskine自身はハードバップ時代には間に合っておりません。彼が活動を始めた頃には既にジャズロックの時代になっていて、フュージョン系のドラマーとして活躍していく事になるのですが、ジャズドラムの基礎をしっかり学んでいるので、きちんと対応しています。フュージョンを経験したミュージシャン達が集まって、ハードバップな演奏をしていると言う、普通のハードバップとも違うニュアンスでもあります。

特にJohn Scofieldのギターが入ると、モダンジャズの垣根は一気に取り払われていきます。タイトル曲のSweet Soulはタイトル通りのソウルフルな曲です。ただ、ジャズメンによるソウルであり、普通のソウルとも異なる雰囲気を持っています。90年代ならではのジャズという事で制作されているのでしょう。おしゃれという感じでもありませんが、大人が楽しめる音楽だと思います。

Touch Her Soft Lips And Part
⇒ 続きを読む

[20120826]

Big TheatreBig Theatre
(1990/06/11)
Peter Erskine

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90年の作品で、コンセプトアルバムになっています。劇場で3つの映画をみるような構成になっていて、3つのサウンドトラックが入っていると思っていいです。全体的にトロピカルな雰囲気があり、レゲエやジャズ、クラシック、ラテンなど、幅広い音楽性を楽しめます。これまでのアルバムとは異質な存在です。

1. Main Theme
2. Batucada
3. O Mistress Mine
4. The Happy Island
5. If music be the food of love
6. Belafonte
7. Saturday on the Island
8. A Theatre Cue
9. Log Drum & Muted Trumpet
10. Travelling Music
11. Maria's Song
12. Feste's Theme
13. Daylight and Champagne
14. 12th Night Variation #1
15. Malvolio Does the Limbo
16. Act V
17. Hey, ho, the wind and the rain
18. Prologue
19. Such is the breath of kings
20. Timpani Call
21. Main Theme
22. End Hymn
23. Overture
24. Oberon's Entrance
25. Oberon & Titania
26. The Mechanicals (no.1)
27. Titania
28. Bottom's Dream
29. The Sea Maid
30. Indian Boy
31. The Mechanicals (no.2)
32. Pretty Idea
33. Guitar Song
34. Flute Song (Pyramus and Thisbe)
35. The Floating Wrench
36. Waltz
37. Lullaby
38. Jack
39. The End (the kiss)
40. Middsummer Harp Theme

デジタルシンセやサンプラーを多用した作品で、それに生演奏を絡めて、ジャズプログレッシヴロックと言ってもいいでしょう。3つのお芝居を鑑賞しているような気持ちで聴けばいいのだと思います。一つがTWELFTH NIGHT or "What You Will"、一つがRICHARD II世、一つがA MIDSUMMER NIGHT'S DREAMとなっています。どのようなストリーなのかは未確認です。

ですから、なぜトロピカルなのかも不明です。どの曲も聴き易いので、難しく考える事はないと思います。サウンドトラックの結構センスのいい音楽だと思えばいいです。ただ、これまでのピーターの作品と同じだと思って聴くと不思議な感じになります。ドラマーなので、リズムの組み立ては見事です。プログレファンにお勧めです。

Lesson on Unison Strokes

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