1. Lost In The Silver Box 2. Trancescript 3. Teebeestroica 4. Into The Nature 5. Brachalde Rontzdrate 6. Acperience1 7. Drugoverlord (Remix) 8. Am-Trip
2011年の作品で、現在の最新盤になります。本作では、かなりポップな歌を中心とした内容になっています。A Gathering of Strangersでのカバーが影響したのか、オリジナルでもオリエンタルな民族音楽、民謡的な歌を大事にするようになっています。それプラステクノアレンジですから、相当ポップになっています。
1. Be As One 2. Don't Let Me Skip A Beat 3. Sing For The Love Of Your Life 4. Deolali Junglee 5. Gunslinger 6. Tribe Organiser 7. Fire Maiden 8. We Come To Tear Your Wall Down 9. The Stone Turntable 10. What Stands Above 11. The Further People 12. What's The Use Of That? 13. Granular Goat 14. Beat As One 15. Mazboori
A Gathering of Strangersでは哀愁漂う歌が多かった為か、このアルバムでは明るい曲を書くようになっています。しっかりエスニックなサンプリングを使ったテクノを構築していますが、アクが全くなく、普通にポップアルバムとして聴く事が出来ます。これがいいのかどうかは聴く人次第です。これ前の絶妙なバランスが崩れてかなりポップ寄りになったのは確かです。
2010年の作品で、ヨーロッパで歌われている移民系の歌をカバーした作品になっています。その為、UNITE A GATHERING OF STRANGERSという偽名っぽい感じでリリースしていますが、Transglobal Undergroundらしいエスニックテクノなアレンジを使ったカバー集になっています。ですから歌自体は普通の民謡的な歌ですが、しっかりテクノ作品として成り立っています。
1. When You Hear Me Sing 2. Lisbon 3. Soldier Song From Ordongostuzes 4. I Have Sold My Field 5. Keranka 6. Van Dieman's Land 7. Immigrant Song 8. The Miner's Dream Of Home 9. Away To A Stranger 10. Hey You Shepherd 11. Against The Storm 12. I Left My Sweet Homeland 13. Devet Deset 14. Human Atomic Clock 15. Hudci 16. Farewell My Own Dear Native Land
1. 7.5 2. The Khaleegi Stomp 3. The Sikhman and the Rasta 4. Drinking In Gomorrah 5. Isis K 6. Yellow and Black Taxi Cab 7. Cikan - Le Message 8. Take The A Tram 9. Radio Unfree Europe 10. Sentinel 11. Stoyane / Male-Le 12. Vanilka
1. A Nice Little Fish Business And Making Money 2. Delta Disco 3. Thousand Year Heat 4. Body Machine 5. Imperial Hippy 6. Rude Buddah 7. Air Giant 8. Ali Mullah 9. City Of Gold 10. Chemnitz 11. Shining Iron Face 12. Son Of Thingdrum 13. Sky Giant
1. Chariots 2. Mouth Wedding 3. Bullet Train 4. Lexicona 5. A Tongue Of Flame(Unidentified Flying Dubplates..) 6. Ancient Dreams Of The Sky 7. Good Luck Mr. Gorsky 8. Eyeway Souljah 9. Boss Tabla (Full Length Mix) 10. Scully 11. Psycho Karaoke (Mangasouk Mix) 12. Daughters Of The Desert 13. International Times (Haunted Dancehall Remix)
1. Temple Head 2. Shimmer 3. Slowfinger 4. I,Voyager 5. La Voix Du Sang 6. El Hedudd 7. This Is The Army Of Forgotten Souls 8. Sirius B 9. Earth Tribe 10. Zombie'ites 11. Tutto Grande Discordia 12. Hymn To Us
Slag Boom Van Loon名義の作品で、2001年にリリースされました。内容はファーストアルバムに収録されていた曲のリミックス盤になります。テクノ系ではリミックス作品は当たり前になっていますが、リミックスされる事で、曲に新しい命が与えられます。全く別のものになる事もありますが、ここではよりクールに、洗練された作品に仕上げられています。
Slag Boom Van Loon名義の作品です。98年にリリースされました。Slag Boom Van LoonとはMike ParadinasとSpeedy JことJochem Paapとのコラボレートユニットになります。サウンドとしてはテクノですが、サンプリングをフレーズサンプリングではなく、ワンショットサンプリング音源を使ったエレクトロニクステクノとはひと味違ったテクノになっています。
Mike & Rich名義での作品で96年にリリースされました。Mike & RichとはMike ParadinasとAphex TwinことRichard D. Jamesの二人によるコラボレート作品になっています。Richard D. JamesのRichard D. Jamesレーベルから出されています。二人とも奇才ですが、二人の特色が良く出ていて、どちらかと言うとMike Paradinasのひょうきんさが勝っていますが、処理能力はやはりRichard D. Jamesの方が上手のような気がします。
1. Mr. Frosty 2. Jelly Fish 3. Eggy Toast 4. Reg 5. Vodka 6. Winner Takes All 7. Giant Deflating Football 8. Upright Kangaroo 9. The Sound Of Beady Eyes 10. Bu Bu Bu Ba
楽器の演奏に長けているMike Paradinasによるキーボードプレイと、ビッグビートのようなフレーズサンプリングを組み合わせて実に楽しい作品になっています。ジャケットのように二人でゲーム感覚で創っているような様子が伝わってきます。サンプリング処理はRichard D. Jamesの方が長けているようで、Mike Paradinasの作品ではみられないような処理がなされています。どちらかというとGary Moschelesの作品に近いでしょうか。
ビッグビート色が強いですが、ファットボーイスリムよりも変態的なところはさすがRichard D. Jamesと言えます。こうしたコラボレートを経てMike Paradinasもサンプリング処理が上達していきますので、この作品はかなり重要なものになっていると思います。まるで遊んでいるように見えますが、いろんなアイデアが炸裂しまくっており、サンプラーはこうして使うんだぞと言わんばかりの技術を垣間みれます。勿論先輩のプロミュージシャンが使うサンプラー処理とは違いますが、これの自由さこそが90年代テクノの神髄です。名盤です。
1. Theme From Frost Jockey 2.Lemons 3.Na Bass Plus 4.Rockin' Tidy 5.Jike 6.Rafu 7.Come the Mighty 8.Spitoon
Mike Paradinasはサンプラー以外だと、ジュピター系のシンセを演奏するイメージがあります。90年代テクノではローランド製のアナログシンセを使う事が多く、80年代では、アマチュアが使っていたジュピターなどのシンセを使う事によって、より冷酷なくらいダークなテクノサウンドを生み出します。Mike Paradinasはこれにひょうきんな音色を混ぜることが多いのですが、この作品ではひょうきんなサウンドは封印されているようです。
Gary Moscheles名義で96年の作品になります。この名義では、このアルバム1枚しかリリースしていませんが、私とMike Paradinasの出会いはこのアルバムであり、このアルバムだけで彼が大好きになりました。サンプリングの使い方も様になっていた時期であり、フレーズサンプリングセンスの良さが一番出ていると思います。Gary Moschelesというフランス人みたいな名前を選んでいるだけあって、フレンチのアンニュイな感じが心地良いです。
1. Mamborama 2. Play It Again, Sonny 3. Mamblues 4. Plot Thickener 5. Surprise Horn Pt.2 6. Funk Yo Ass 7. Walk Like This 8. Gary's Groove 9. 1 2 3 4 5 6 7 8 10. Johnny Hates Jazz 11. Good Bye Jazz People 12. Gary's House
1. Dirtwah 2. Come On Board 3. Nordy 4. Hard Love 5. New School Bikes 6. Epic Blista 7. Otdok 8. XXX 9. Dancing Demons 10. Milk Bottle Tops 11. Another Fresh Style 12. Manfright 13. Beaver 14. Snorkmaiden 15. Jar Jar Binx 16. Qisope 17. Not The Fear 18. Kid Spatulet 19. Hill Street Blues 20. Full Sunken Breaks
On The Streetではビッグビートのようにフレーズサンプリングのカットアップを楽しんでいます。これは踊れませんが、ひょうきんさは出しています。バラバラだったフレーズサンプリングがやがて一つになって、やっとグルーヴが生まれますが、こんなに変化が多くては踊りにくいでしょう。又時代が変われば新作が出てくるのかどうかも分かりませんが、Jake Slazengerではこれが最新作となります。
1. Hung Like A Bull 2. Supafunk 3. The Big Easy 4. Lumpback Raider 5. Nautilus 6. King Of The Beats 7. Gratuit 8. Choin 9. Sabbaf 10. Hot Fumes 11. Come On You Slaz 12. Slowdance
The Penultimateではラップも入れてヒップホップな感じになっています。ターンテーブルで創っていないので、ファンクな感じであり、ここはイギリス人が創ったヒップホップって感じですね。サンプラーをやっと使い始めた感じで、使い方がまだぎこちない感じですが、踊れるシンプルなリズムの工夫はユニークです。
1. Scaling 2. The Hwicci Song 3. Autumn Acid 4. Slice 5. Carpet Muncher 6. The Motorbike Track 7. Mentim 8. The Fear 9. Gruber's Mandolin 10. World Of Leather 11. Scrape 12. 56 13. Burst Your Arm 14. Goodbye, Goodbye