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[20130118]

American WomanAmerican Woman
(2000/11/07)
Guess Who

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70年のサードアルバムで、彼らの最大のヒット曲American Womanが入っています。カントリーブルースなイントロからRandy Bachman のウーマントーンのギターフレーズが少しサイケっぽかったりしますが、アルバムとしてはサイケ色は薄くなり、カントリーロック色がつよくなっていきます。ラヴィンスプーンフルに感じが似ています。

1. American Woman
2. No Time
3. Talisman
4. No Sugar Tonight /New Mother Nature
5. 969 (The Oldest Man) (Instrumental)
6. When Friend's Fall Out
7. 8:15
8. Proper Stranger
9. Humpty's Blues/American Woman (Epilogue)
10. Got To Find Another Way

American Womanはシングルで初のNo.1ヒットとなりました。このアルバムで世界的にも認識が高まります。アメリカ批判な内容なのですが、これにてアメリカ進出を成功させます。Burton Cummingsのソウルフルな歌は曲をより完成度の高いものにしています。黒人並みの歌唱力、ボーカルとギターがしっかりしているバンドは間違いがありません。そういう意味では最高のバンドだったと思います。

No Timeはセカンドにも入っていましたが、新しくシングルカットされてヒットしています。No Sugar TonightもNo.1ヒットしました。F.E.N.ではお馴染みの曲です。当時のアメリカのDJにも人気があったと思います。ほとんどアメリカのバンドだと思っても仕方ないほどのセンス。それでも、これがカナダのバンドだという事がカナダの奥の深さを教えてくれます。かなり優れたバンドです。何といっても曲いい。名盤です。しかしRandy Bachmanはこの後脱退してしまいます。

American Woman
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[20130117]

Canned WheatCanned Wheat
(1998/06/30)
Guess Who

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Canned WheatCanned Wheat
(2000/12/12)
Guess Who

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69年のセカンドアルバムです。サイケなアレンジもありますが、徐々にアメリカンロック、当時の流行のカントリーロックに近くなっています。バッファロースプリングフィールドやバーズのような感じに近く、同じ暗い当時のロックシーンにおいて重要なバンドだったと思います。ポップなヒット曲も多く、60年代のロックファンなら聞き慣れたような曲ばかりだと思います。

1. No Time
2. Minstrel Boy
3. Laughing
4. Undun
5. A.M. Or Nearer
6. Old Joe
7. Of A Dropping Pin
8. Key
9. Fair Warning
10. Species Hawk
11. Silver Bird

Laughingとジャズ色のあるUndunがシングルカットされています。それと同じくらいラジオでのオンエアーが多いのがNo Timeです。F.E.N.を聴いていれば良く流れてきます。それくらいアメリカでもお馴染みになっています。このバンド一番の魅力はBurton Cummingsのボーカルですね。巧いですし曲にも良く合っています。天賦の才と言えるくらい時代が産み落とした天才ボーカリストだと思います。

ハードロックギタリストとして有名になるRandy Bachmanはサイケでポップな曲を器用にこなしています。アコースティックギターも含めてギターアレンジがファースト以上に華やかになっています。カナダのバンドはほぼアメリカのバンドと同レベルの実力を才能を持っているバンドが多いです。日本やドイツのようにロック途上国とは違ってアメリカ、イギリスのバンドと張り合えるだけのものを持っています。特にこのバンドの魅力たるや計り知れません。名盤です。

No Time
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[20130116]

Wheatfield SoulWheatfield Soul
(2009/05/26)
Guess Who

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続いてカナダのバンドを紹介します。カナダのバンドはアメリカのバンドと同じように紹介されているので、区別が明確でない事も多いのですが、カナダのバンドと言う事で有名なバンドを紹介します。まずはゲスフーです。彼らは60年代初期の頃から活動していますが、オリジナリティー溢れるバンドとして正式にスタートしたこのアルバムは68年の作品です。

1. These Eyes
2. Pink Wine Sparkles in the Glass
3. Found Her in a Star
4. Friends of Mine
5. When You Touch Me
6. Wednesday in Your Garden
7. Light Foot
8. Love and a Yellow Rose
9. Maple Fudge
10. We're Coming to Dinner

メンバーはギターのRandy Bachman 、ボーカル、キーボードのBurton Cummings、ベースのJim Kale、ドラムのGarry Petersonの四人です。Burton CummingsのソウルフルなボーカルはR&Bを基調としながらもサイケデリックなサウンドでヒットを飛ばします。These Eyesがシングルヒットして世界的にも有名になります。Randy Bachmanのウーマントーンを多用したサイケデリックなサウンドにシタールやタブラなどのインド楽器も使ったりしています。中にはドアーズみたいな曲もあります。

それまではビートポップバンドだったのですが、時代が時代ですからサイケ色を強くしています。バンドとしてのスタイルがしっかりしている中でサイケな工夫をしているので、曲の完成度も高く、既にこの時点でベテラン並みの風格を持っています。ドアーズやステッペンウルフ辺りと同格くらいのバンドだと思っていいと思います。実験的な部分とヒット曲を作れるだけのポップ感覚。実に素晴らしいバンドです。名盤です。

These Eyes
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[20130115]

Prog FamilyProg Family
(2010/01/05)
Osanna & David Jackson

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2008年の作品で、完全なOSANNA作品ではなく、オリジナルメンバーのLino Vairettiが元Van Der Graaf GeneratorのDavid Jacksonとジョイントした作品で、曲は全てOSANNAの昔の曲を再演しているので、OSANNA作品とされています。再結成というより、再結成ブームに他のメンバーが乗ってこなかったことにより、こういう形になったのだと思います。

1. Tema
2. Animale Senza Respiro
3. Mirror Train4. L'Uomo
5. A Zingara
6. Ce Vulesse Ce Vulesse
7. Fuje 'A Chistu Paese
8. Il Castello Dell'Es
9. Oro Caldo
10. My Mind Flies
11. L'Amore Vincera' Di Nuovo
12. Everybody's Gonna See You Die
13. In Un Vechio Cieco
14. Vado Verso Una Meta
15. Solo Uniti
16. Theme One
17. There Will Be Time

演奏はベテラン揃いなので申し分無く、ボーカリストのLino Vairettiがいますので、OSANNA気分を満喫出来ます。勿論昔みたいな録音状態の悪い作品ではないので、迫力のあるサウンドになっています。ただ昔のような凶暴な感じはありません。それよりもどれだけ素晴らしい曲を作っていたのかを確認出来る作品になっています。この新しいメンバーでツアーも行っており、OSANNAという凄いバンドが昔いた事流布しています。

オリジナルメンバーが揃っていたからこそ出来たような曲ばかりなので、新曲を作ると台無しになるので昔の曲を演奏するというのは正解だったみたいで、昔のファンも、新しくファンになった人も満足出来る内容になっていると思います。オリジナル作品ではないので、おまけみたいなものですが、こんな凄いバンドが忘れ去られていてはもったいない話ですので、これを機に広く知られる事を望みます。

Animale Senza Respiro
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[20130114]

SuddanceSuddance
(2003/11/17)
Osanna

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前作発表後に活動停止状態だった彼らが78年に再始動したときのアルバムです。しかし、この後正式に解散となります。つまり、オザンナというバンドでは最後のアルバムになります。前作ではプログレなまとまりになっていましたが、このアルバムではフュージョンなまとまり方をしています。それでもオザンナらしい荒くれ者は健在です。そこが凄い。

1. Ce Vulesse
2. A Zingara
3. O Napulitano
4. Suddance
5. Chiuso Qui
6. Saraceno
7. Naples In The World

フリージャズ的だった部分をしっかり作曲された演奏にすれば、いとも簡単にハードフュージョンになってしまいます。それだけ実力があるバンドだったのです。少しフラメンコなラテンの要素も入れたり、かなり洗練されていますが、オザンナを聴いてゾクゾクする感じはこのアルバムでも感じます。突拍子も無い事をやってくれる予感がつきまとっているのです。

それでも奇麗にまとめながらもイタリア的な情熱も感じられる素晴らしい出来映えです。P.M.F.やイプーは完全に私を満足させられませんでしたが、このバンドは最後まで私を満足させてくれました。ロックはこうでなければなりません。予定調和は歌謡曲(J-POPなど)に任せておけばいいのであって、ロックは何が飛び出してくるのか分からない期待感、そうならなかったとしても、そういう期待させるサムシングを持っていなければならないと思っています。素晴らしい名盤です。

Ce Vulesse
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[20130114]

Landscape of LifeLandscape of Life
(2010/12/21)
Osanna

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74年の作品です。これまでのアヴァンギャルド性よりもプログレッシヴロック色が強まっています。メンバーはギター、キーボードのDanilo Rustici、リードボーカルで、ギター、キーボードのLino Vairetti、サックス、フルートのElio D'Anna、ドラム、パーカッションのMassimo Guarino、ベースのLello Brandiの5人組でしたが、このアルバムの後にDanilo RusticiとElio D'Anna、Massimo GuarinoとLello Brandiが脱退。ほとんど解散状態に陥っていきます。

1. Castello Dell'es
2. Landscape Of Life
3. Two Boys
4. Fog In My Mind
5. Promised Land
6. Fiume
7. Somehow, Somewhere, Sometime

ジャケットのせいもあるかもしれませんが、スペースロックみたいな展開になっています。フルートよりもサックスの出番が多くなって、中期キングクリムゾンみたいなジャズ寄りな演奏になっています。バックにメロトロンを潜ませるところはクリムゾンの影響がかなり強いようです。フリー色も復活しています。ギターの貧乏臭い歪ませ方はロバートフィリップの影響だったのかと納得してしまいます。

これまでの作品がまるで8トラックで録音されたような60年代っぽいサウンドでしたが、ここでは明らかに16トラックを使用して、ギターのリバーブ音だけのトラックをパンで振り分けています。本来ならもっと巧いミキシングで自然に拡げるところですが、よっぽど16トラックになった事が嬉しかった子供のようにこれ見よがしのミキシングになっています。そういうところもご愛嬌で、以前よりもまともな曲になっていますが、彼ららしさは全開です。これも名盤ですね。

Castello Dell'es
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[20130114]

パレポリ(紙ジャケット仕様)パレポリ(紙ジャケット仕様)
(2009/06/24)
オザンナ

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73年のサードアルバムです。前作がサントラだった事もあり、このアルバムでやっと本領発揮となっていると思います。3曲だけのアルバムと、プログレッシヴな作品です。フランクザッパのようなアヴァンギャルド性とジェスロタルのようなトラッドフォークロック、テープの逆回転やテルミンを使ったサイケデリックなサウンド、初期のソフトマシーンのような雑多な感じが心地良いです。

1. Oro Caldo
2. Stanza Citta
3. Animale Senza Respiro

オープニングはアラビア音楽で始まり、中東の町並みをサンプリングしてきたようなSEで始まります。一瞬ハードロックになったり、一瞬サイケデリックになったり、メロトロンが入りプログレッシヴな壮大な感じになったり、実に雑多な音楽性でありますが、これも彼らの特色である演劇的な進行になっています。私たちはその前衛的な芝居を観覧しているスタンスで良いと思います。何でこうなるのとか疑問を持ってしまったら迷宮に迷い込んでしまいます。

ギターはファズ臭さが無くなっていますが、歪ませ方が古いです。ナチュラルディストーションにしても、もっとマイクの録り方とか工夫して欲しいとこrですが、この安っぽさもこの雑多な雰囲気に合っています。シリアスな気分など吹き飛ばしてしまうほどの凶暴な叩き込み方をされます。グランドファンクがキングクリムゾンの曲を演奏しているけれども真似しきれないので自分達流の演奏で気持ち良くなってしまっているような独特の高揚感があります。超名盤です。

Oro Caldo
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[20130114]

年の始めの初場所初日を迎えました。日馬富士が先場所横綱としての初場所でふがいない成績で終わった事により、横綱審議委員より厳しい意見が出されました。横綱として二桁いけないのは前代未聞ですから、今場所からの奮起が期待されます。初日は横綱、大関陣安泰のスタートとなりました。

初日上位の結果
白鵬 ○ 押し倒し ● 松鳳山
栃煌山 ● 寄り切り ○ 日馬富士
稀勢の里 ○ 押し倒し ● 安美錦
妙義龍 ● 下手出し投げ ○ 鶴竜
琴欧洲 ○ 押し出し ● 豊ノ島
旭天鵬 ● 寄り切り ○ 琴奨菊
豪栄道 ○ 掬い投げ ● 魁聖
豊響 ● 上手投げ ○ 把瑠都
臥牙丸 ○ 寄り切り ● 阿覧
栃ノ心 ○ 寄り切り ● 勢


把瑠都は関脇に陥落、今場所10勝あげれば大関復帰となります。まだ傷も癒えてないみたいで、でたらめな勝ち方でしたが、今場所は勝ち星をがむしゃらに取りにいかなければなりません。横綱の素質を持っていながら大関陥落であり、でたらめな勝ち方が今後に影響するなら万年大関の可能性もあります。後は本人次第なので、とりあえずは今場所10勝する事が何よりです。

若手の期待の力士も奮起していますが、初日は上位陣安泰でしたが、この若手が今場所の鍵を握っていると思います。横綱二人も必ずしも優勝するとは限りませんので、最後まで目が離せません。

白鵬vs松鳳山
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[20130114]

ミラノ・カリブロ9ミラノ・カリブロ9
(1987)
オザンナ

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72年のセカンドアルバムは映画のサントラ盤になっています。オーケストラを入れたアレンジでプログレッシヴな内容になっています。フルートが入るのでジェスロタルみたいなイメージもありますが、早くからシンセを使い、テルミンの音もあります。ギターがまだファズを使っているので古くさい感じもします。

1. Preludio
2. Tema
3. Variazione1
4. Variazione2
5. Variazione3
6. Variazione4
7. Variazione5
8. Variazione6
9. Variazione7
10. Canzona

フルートの音を拾うマイクにワウワウをかましたり、実験的な事をやるバンドですが、ファーストに比べると大分まともな内容になっています。オーケストラアレンジもからめてのサントラなので、フリーな部分が少なめだからでしょう。70年代でファズを使うのはブラックサバスのトニーアイオミのようにメタリックなまでにアンプで歪ませないと、60年代みたいなサウンドに聴こえます。そこがサイケな雰囲気になっています。

二本のギターをハモらせるツィンリードギターなど、かなり計算されていますが、アグレッシヴな演奏はアドリブを採用して、それに音を重ねたりしてセッション形式で録音されているような場面もあります。つまりオザンナとしての期待は裏切らないという事です。まとまっているけれど結構やんちゃな演奏になっています。名盤です。

Preludio
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[20130113]

L\'uomoL\'uomo
()
Osanna

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オザンナは71年のデビューしたイタリアのアヴァンギャルドバンドです。このファーストアルバムではサイケで実験的な部分とアコースティック楽器、フルートをなどを駆使したプログレッシヴといってもいいような内容なのですが、これまで紹介してきたイタリアの情緒的なプログレとは違って凶暴です。ですから最近はこのバンドが一番イタリアのバンドということでは人気があると思います。

1. Introduzione
2. L'uomo
3. Mirror Train
4. Non Sei Vissuto Mai
5. Vado Verso Una Meta
6. In Un Vecchio Cieco
7. L'amore Vincera Di Nuovo
8. Everybody's Gonna See You Die
9. Lady Power

ジャズ的な要素もあり、フリー感覚も持っています。変なメーキャップやファッションという凶暴なイメージがありながらも、イタリアのバンドならではの動と静のコントラストの対比がしっかりと出来てます。変なスキャットが入ったりと、演劇的な曲の聴かせ方がアヴァンギャルドに聴こえるのかもしれません。劇的という捉え方が一番いいと思います。イタリアのマザースみたいなイメージが一番多いでしょうか。

当時は@プログレもハードロックも区別がありませんでした。ハードな曲をやったかと思えばプログレッシヴな演奏をしたりと、そのすべてが彼らが表現したい演劇的な部分を現しています。イタリア語なのでその内容がつかみにくいのですが、音楽だけでも充分に楽しめます。アヴァンギャルドとして捉えた方が心の準備がつくというものです。早くもシンセサイザーも使っています。まだ60年代な音で荒削りですが、見事な名盤だと思います。

Introduzione
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[20130113]

Opera SecondaOpera Seconda
(2012/08/28)
Pooh

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2012年の作品で、現在までの最新作になります。オーケストラとの共演で、これまでの自分達の曲をセルフカバーしたものになっています。初期の頃からオーケストラは導入していましたが、他のプログレバンドがやっているような、バンドと対応にオーケストラを扱ったものはミュージカルのピノキオ以来になります。

1. Sara nel sole
2. Canterò per te
3. Maria Marea (feat. Claudio Baglioni)
4. E' bello riaverti
5. Ci penserò domani (feat. Mario Biondi)
6. Pierre
7. Se c'è un posto nel tuo cuore
8. Quaderno di donna
9. In diretta nel vento
10. Chi fermerà' la musica
11. Il ragazzo del cielo (Lindbergh)

メンバーが三人になった事もあり、その補強としてオーケストラと共演するようなアイデアだったのかもしれませんが、昔のようにストリングスに特化したようなアレンジではなく、シンフォニックなアレンジになっているので、プロコルハルムやディープパープルなどがオーケストラと共演していたものに近い内容になっています。つまりプログレッシヴなのです。

前作がやたらとギターを歪ませたロック色の強いものだったので、オーケストラがいいクッションになっています。それなのにギターはギンギンに歪ませているからです。シンセアレンジにするところをオーケストラの生演奏にする事で雄大で躍動感のあるものになっています。ベテランミュージシャンの多くが歳を取ってオーケストラでセルフカバーを出しているものに影響されたともとれますし、昔の曲が新たな命を授かったことは良かったと思います。今後の作品に期待していいいのか微妙な所ですが、いまだに現役である事は凄い事です。

Sara nel sole
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[20130113]

Dove Comincia Il SoleDove Comincia Il Sole
(2010/10/19)
Pooh

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2010年の作品で、ドラムのStefano D'Orazioが脱退した事によって三人編成になってしまいました。その為か分かりませんが、プログレッシヴなスタイルになっています。それもエイジアのようなアメリカンプログレを今頃やるのか?という感じですが、はっきりとしたアメリカンプログレをやってこなかったというのもあるので、新しいイプーなのかも知れません。

1. Dove Comincia Il Sole (Parte 1)
2. Dove Comincia Il Sole (Parte 2)
3. Fammi Sognare Ancora
4. L'aquila E Il Falco
5. Il Cuore Tra Le Mani
6. Reporter
7. Isabel
8. Amica Mia
9. Musica
10. Vento Nell'anima
11. Un Anno In Piu' Che Non Hai
12. Questo Sono Io

Stefano D'Orazioはボーカリストでもあり、バラードは彼の歌が味わいがありました。ですから、別のメンバーでバラードを歌っても、これまでのような感動がありません。これは大きなダメージです。メンバー全員歌えますが、イプーがどんなにバラードばかり歌っていてもStefano D'Orazioの歌声が飽きさせないエッセンスになっていたと思います。ですから、音もハードになっている今作は耳障りが悪いです。

エイジアの真似だかなんだか分かりませんが、ドラムがいなくなった反動からか、全体的にハードなサウンドになっています。そして待ちに待ったプログレ的な構成になっているのに、イプーらしくない、情緒性のかけらも無い、味わいのないつまらないものになっています。バンドとしてパワーアップしたように感じさせますが、明らかに自分達の良さを見失っています。せっかく良くなりかけていたのに残念です。

Dove Comincia Il Sole
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[20130113]

Beat RegenerationBeat Regeneration
(2008/04/22)
Pooh

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Beat RegenerationBeat Regeneration
(2008/04/01)
Pooh

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2008年の作品です。前作でやっと新しい感覚を身につけた彼らですが、そこからはライブやベスト盤ばかりで足踏みしています。そして新作として出されたこのアルバムもカバー曲集になっています。ビートポップ時代の曲をイタリア歌詞で歌うカバー曲で、アレンジは新しい感覚が活かされていますので、素晴らしい演奏になっています。しかしオリジナル曲が聴きたかったところでした。

1. E' la pioggia che va
2. La casa del sole
3. Pugni chiusi
4. Che colpa abbiamo noi
5. Un ragazzo di strada
6. Eppur mi son scordato di te
7. 29 settembre
8. Mi si spezza il cuor
9. Nel cuore e nell'anima
10. Per vivere insieme
11. Cosi ti amo
12. Gioco di bimba

イタリアでのヒット曲をカバーしたりしているので、知らない曲が多いのですが、La casa del soleはアニマルズの朝日のあたる家です。シングルヒットした曲ばかりですので、曲の出来映えは素晴らしいです。それを新生イプーならではの見事なアレンジで演奏されているので、古くさい感じがありません。転調させたり、かなり工夫されています。わざわざカバー曲集にしただけはあるアイデアが満載です。

元がビートポップだとは思えないくらいメリハリのあるアレンジは見事です。そして彼らの演奏力、表現力の素晴らしさが浮き彫りにされています。バンド歴40年以上になった事で、リフレッシュさせる為にも必要なインターバルなのでしょう。それでもこれからを期待させるような作品になっています。知らない曲ばかりですがいい曲ばかりです。

E' la pioggia che va
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[20130112]

AscoltaAscolta
(2004/06/07)
Pooh

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AscoltaAscolta
(2004/06/29)
Pooh

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2004年の作品です。何とか80年代スタイルからの脱却を試みています。基本的な事は変えていませんが、前作のミュージカルを作った事によって、ドラマティックな展開になっています。オーケストラも使っていますので、前作の内容をかなり気に入ったのでしょうし、評価が上がった事によって、やっと今まで自分達が、いかにファンの思いとは違う事をやっていたのかを知ってもらえたのだと思います。

1. Ascolta
2. Capita Quando Capita
3. Vivi
4. Scusami
5. Per Dimenticare Te
6. Cosa Sara’ Di Noi
7. Stella
8. Io E Te
9. 335 La Posta Del Cuore
10. Quando Anche Senza Di Me
11. Donna Di Cuori
12. Primi Amori
13. Dove Sono Gli Altri Tre
14. Domani

普通のプログレバンドだったなら、80年代後半にはこれだけの作品を作れていなければならなかったと思います。ここにたどり着くまでに、いかに遠回りをしてきた事か。彼らの演奏力なら80年代後半でもこれだけの作品を作れていたはずですが、問題はセンスだったんですね。これだけのセンスを身につけるには、これだけの月日が必要だったという事です。たどり着けなかった事もあり得るので、たどり着けただけ幸運なバンドだったと思います。

その時々に聴いていた音楽がバンドにも反映していたと思われますが、もっと幅広く音楽を効かないと、こうなってしまうといういい例です。ミュージシャンにとって聴く事も仕事なはずです。いかに偏った音楽ばかり聴いてきた20年間だったかと思うともったいない時間を過ごしてきたと思います。しかし、ここにきてこれだけ素晴らしい音楽を作れた事は喜ばしい事です。素晴らしい名盤です、

Ascolta
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[20130112]

ピノッキオピノッキオ
(2006/07/19)
イ・プー

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ピノッキオピノッキオ
(2006/07/19)
イ・プー

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2002年の作品で、ミュージカル、ピノッキオの為に製作された作品になります。ミュージカルのサントラは別にあり、これはイプーのオリジナル作品としてまとめられています。プログレバンドであった事もあり、こうしたコンセプト的な作品もお手の物です。オーケストラとの共演というのも久しぶりですが、昔とは違ったアレンジの仕方が斬新に聴こえます。

1. C’era una volta
2. Gatto & Volpe Spa
3. La mia notte dei miracoli
4. Figli
5. Vita
6. Che tempi bui
7. Giuro
8. Il Paese dei balocchi
9. Voglio andare via
10. Un vero amico
11. Galleggiando
12. C’era una volta

クラシックのような雄大なアレンジとモダンなポップアレンジの絡み合いが絶妙で、こうしたテーマを持った方がプログレバンドはいい仕事をします。久しぶりに痛快な気分になれます。ミュージカルですからそれらしい音楽もありますが、このアルバムではバンドサウンドとしてまとめられています。打ち込みもあり、アレンジは90年代的になっているので、かなり進歩しちえます。

これまで流行歌に偏っていただけに、こうしたストーリーテラーな内容の方が豊かな音楽に聴こえます。オーケストラの録音もかなり進歩していますので、音の厚みが違います。ドラムの音もかっこ良くなっています。そして得意のバラードも物語にマッチして素晴らしい感動的な作品に仕上がっています。これからもこの路線を進んでくれるといいのですが。

C’era una volta
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[20130112]

Cento Di Queste ViteCento Di Queste Vite
(2007/08/07)
Pooh

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2000年の作品です。やっとテクノアレンジを取り入れています。かなり出遅れていますが、Un Grande Amoreではテクノアレンジとフラメンコを融合させるという斬新な事をやっています。どんなに流行のものでも自分達の音楽にあうまではやらないというスタンスだったのでしょう。こんなアイデア凄過ぎます。他のバンドでは真似出来ません。

1. Un Grande Amore
2. Non Dimenticarti Di Me
3. Stai Con Me
4. Padre A Vent'anni
5. Ti Sposerei Domani
6. Io Ti Vorrei Di Piu
7. I Respiri Del Mondo
8. Buona Fortuna E Buon Viaggio
9. L'altra Faccia Dell'amore
10. Devi Crederci
11. Puoi Sentirmi Ancora (1 Parte)
12. Puoi Sentirmi Ancora (2 Parte)

多少ヨーロピアンテイストもありますが、80年代スタイルは直っていません。多少90年代スタイルになりつつありますが、一回りも、二回りも出遅れています。イタリアでは歌謡曲的な大御所な存在なだけに、日本の歌謡曲を手本にするとかすればもっと変化をつけられるはずですが、おじさんバンドにそこまで求めてはいけないのか。

それでも演奏は職人技が光っており、素晴らしい内容なのですが、ワンパターンである事に変わりはありません。これに飽きずにつきあっているファンもたいしたものです。イタリアのサザンみたいなものなのでしょう。バンドもファンも成長を止めてしまっては音楽は屍に等しいと思います。ただ、このバンドはサザンとは違って生きた音楽を演奏しています。

Un Grande Amore
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[20130112]

Un Posto FeliceUn Posto Felice
(1999/12/13)
Pooh

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幸福の場所幸福の場所
(2006/07/19)
イ・プー

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99年の作品で、ここにきてやっと90年代らしいアレンジになっています。ハウス的なリズム、ネオアコのようなアレンジ、もうこの時点で時代遅れなアレンジではありますが、彼らとしてはやっと時代の音を研究したのでしょう。しかし、曲の作り方は80年代のままで、そこはどうしても崩せない形になってしまっているようです。

1. Se Balla Da Sola
2. Mi Manchi
3. Quando Lui Ti Chiedera' Di Me
4. Io Ti Aspettero'
5. Dimmi Di Si
6. Ricostruire Un Amore
7. Sogno A Mezza Estate
8. Quel Che Non Si Dice
9. Eravamo Ragazzi
10. 20000 Leghe Sopra I Cieli

ネオアコなアレンジはどうしてもおしゃれに聴こえます。それなのに歌は80年代から変わっておらず、ベタなイプースタイルのままです。当人達は新しさには興味が無いのでしょうね、それでも周りが新しさを求めるはずですから申し訳程度で90年代っぽいスタイルを取り入れたような感じです。曲の基本は変わっていませんが、アレンジが少し変わるだけで表情が違ってきます。

イタリアのセニョールがフランスのムッシュになったような男性の人種が違ったように変わります。それでもセニョールとしてセニョリータを口説くようなイタリア伊達男を隠す事は出来ず、今回もラブバラード全開です。音は最新の楽器を使っていますので、90年代な音を出しています。それでも80年代っぽい音色を好んで選んでいます。そこはもう好き嫌いの世界ですからどうしようもないのでしょう。しかしギターは頑張って90年代しています。

Se Balla Da Sola
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[20130111]

Amici per sempre (Dig.remastered)Amici per sempre (Dig.remastered)
(2012/09/25)
Pooh

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永遠の友だち永遠の友だち
(2006/07/19)
イ・プー

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96年の作品です。ようやく90年代らしいドラムパターンを使うようになっていますが、基本はまだ80年代しています。ディレイをかけたギターのミュートリフ、ストラト系のギター、きらめくようなサウンドのバラード、いつものイプーの作品でありますが、90年代で使われているような音も少しずつ含まれるようになっていますが、かなりゴージャズなアレンジです。

1. Amici Per Sempre
2. Donna Del Mio Amico
3. Fammi Fermare Il Tempo
4. Diritto D'amare
5. Innamorati Sempre, Innamorati Mai
6. Cercando Di Te
7. Danza A Distarza
8. Le Donne Mi Hanno Detto....
9. Il Silenzio Della Colomba
10. C'e Bisogno Di Un Piccolo Aiuto

演奏が巧いのでシーケンサーを使わずに生演奏しているのでやりたい事が見事にやれています。器用過ぎてテクニックに気づかずに自然に効かせる事が出来るところが庶民的であり、イタリアでは国民的に人気があるのがよく分かります。どんなにアメリカナイズされてもイタリア語で歌うところも人気の秘密だと思いますが、英語圏内の人には意味が伝わりにくいと思います。

カンツォーネとウェストコーストサウンドの融合という事であれば成功していると思いますが、分かりにくいくらいアメリカ寄りです。イメージチェンジするなら90年代は最適な時期ですが、ほぼ変更無しです。これほど同じようなスタイルの作品を多数残しているバンドも珍しいです。メンバー間の秩序が保たれている証拠です。だからこそ馴れ合いのような演奏にはなっておらず、常にプロフェッショナルです。そこが長続きの秘訣でしょう。

Amici Per Sempre
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[20130110]

ムジカデントロムジカデントロ
(2006/08/23)
イ・プー

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94年の作品です。やっとヨーロッパへ回帰してくれるものだと思っていましたが、のっけからボストンみたいなアメリカンプログレ全開で始まります。その他の曲もヨーロッパ色をまったく感じさせないアメリカンな曲調になっています。80年代の呪縛から逃れられないようなサウンドです。ただし、徹底的にアメリカンになっているので、説得力はあります。

1. Le canzoni di domani
2. Vorrei
3. Dietro la collina
4. A cent'anni non si sbaglia più
5. Senza musica e senza parole
6. Non ho bisogno di te
7. Tu dove sei
8. Un leone in paradiso
9. Per chi sa capire
10. E non serve che sia Natale

ボストンっぽいということでロック色が強くなっています。ギターがA.O.R.では無くアメリカンプログレ的な歪み方をしています。今頃こんなサウンドになるなんて時代遅れもいいところだと思ってしまいますが、このバンドとしては、ここまでロック色を全面に出した作品がありませんでしたから新鮮ではあります。デジタルリバーブの効かせ方など80年代そのものであり、90年代にこんな事やるなんてB級バンドくらいなもので、イプーがいまいちメジャーになれない原因だと思います。

ただ、彼らは自信を持ってこのスタイルを選んでいて演奏も気持ち良く演奏していて、それは伝わってきます。イタリアでは国民的なバンドとして人気があるようで、彼らにとっては王道なのでしょう。スタイルとしては古くさいですが。いつもながら音楽的な質は高く、彼らの誠実な音楽への愛情がたっぷり詰まっています。ですから、あまり色あせた感じがしないのが不思議なバンドです。

Le canzoni di domani
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[20130109]

Il Cielo E\' Blu Sopra Le Nuvole (Dig.Remastered)Il Cielo E\' Blu Sopra Le Nuvole (Dig.Remastered)
(2012/09/25)
Pooh

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92年の作品です。徐々にアメリカからヨーロッパ調にシフトし始めていますが、まだ80年代のアメリカを引きずっているところもあります。またしてもトップからバラードで、 Il Cielo E Blu Sopra Le Nuvoleはまるでゲイリームーアのパリの遊歩道みたいなマイナー調のヨーロッパテイストたっぷりのバラードになっています。ギターも何か頑張っています。

1. Il Cielo E Blu Sopra Le Nuvole
2. Balliamo Balliamo
3. Stare Senza Di Te
4. Ricominciamo
5. La Mia Faccia
6. Maria Marea
7. 50 Primavera
8. Donna Infinita
9. Le Ragazze Normali
10. In Italia Si Puo

90年代は80年代のきらびやかな贅肉をそぎ落としたようなシンプルでソリッドな曲が流行りますが、このバンドにとっては80年代ポップスのアレンジが染み付いていて、それ無しでのバラードは新たな挑戦になりますので、その方法論がまだ見えていないようです。イギリスのシンセポップにはいっていないので、90年代のテクノも似合わないので、まだ80年代の手法に頼っています。

前作から徐々にヨーロッパ色も出すようになりましたが、それだけで売れる自信が無いのでしょう。一度染み付いた贅沢はなかなか拭いきれないようです。90年代にこんなサウンドを出しているバンドはほとんど見当たりませんので、逆に凄い勇気のある作品だと思います。思い切ってヨーロッパ調の時代に戻った方がこの時期は正解だったのではないでしょうか。大きな岐路に立たされている作品です。

Il Cielo E Blu Sopra Le Nuvole
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[20130108]

Uomini SoliUomini Soli
(2012/06/12)
Pooh

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Uomini SoliUomini Soli
(1990/02/23)
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90年の作品です。オープニングからバラードという彼ららしい始まり方をします。そのUomini solih亜イタリアらしい地中海フォークになっていて、昔ストリングスを導入したいて部分をシンセに変えていますが、昔の自分達のサウンドに回帰しています。まだ80年代の残り物的な曲もありますが、80年代の喧噪から離れようとしています。

1. Uomini soli
2. Napoli per noi
3. L'altra donna
4. Città proibita
5. Donne Italiane
6. Non solo musica
7. La luna ha vent'anni
8. Davanti al mare
9. Giulia si sposa
10. Tu vivrai

昔の彼らと違うところは代理コードも使えるようになっているところです。それだけ洗練されたアレンジが出来るようになっていたのです。ですから昔のままではなく、進化した彼らの成長を感じ取る事が出来ます。彼らがやってきたウェストコースト流ポップスは90年代になると進化する事無く消滅していきます。時代はオルタナの時代に入っていきますので、このきらびやかなサウンドは嘘っぽくなっていくのです。

この新しい時代に彼らなりの音楽への回帰を使用としていますが、まだ80年代に創りためていた曲があるようで、80年代風ポップスがまだ大半を占めています。そこから急展開する事無く自然に自分達の音楽に戻ろうとしているようです。もうはしゃいだりしておらず、しっとりとした曲が多くなっています。90年代は更に時代が変化していきますので、彼らがどう時代と向き合っていくのか興味が尽きません。

Uomini soli
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[20130107]

OasiOasi
(2012/06/12)
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OasiOasi
(1988/07/21)
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88年の作品です。当時のL.A.サウンド、エアプレインやスティックス、REOスピードワゴンなどのようなサウンドですが、曲自体はミッシェルポルナレフであり、このスタイルは全く変わっていません。毎年のように同じような作品を創り続けるバンド、それが現在まで続いています。しかも毎回手を抜く事無く誠実にレコーディングされています。このモチベーションはどこからくるのでしょうか。

1. Senza Frontiere
2. Che Vuoi Che Sia
3. I0 Da Solo
4. Ti Diro
5. Ragazza Con Gli Occhi Di
6. Linea Calda
7. Niente A Parte L'amore
8. Stare Bene Fa Bene
9. Due Donne
10. Nell'erba Nell'acqua Nel

普通の人なら演奏するのもうんざりするほど飽きてくるはずです。コード進行も似かよったものもあります。普通のバンドなら内乱が起こってもしかたないような事を平然とやり続けているのです。メンバー全員がこのスタイルが最善だと信じているのでしょう。かといって、毎日同じ日課を繰り返すような感覚ではなく、きちんと心を込めて演奏しています。ここが他のバンドでは真似出来ないところです。

プログレ時代のファンは離れていっていますが、それでもこのバンドを悪く言う事が出来ないのは、音楽に対しての誠実さが感じられるからです。日本の大御所バンドが同じような曲ばかりやっているのには誠実さを感じませんが、このバンドには音楽に対するリスペクトが脈打っています。大ヒットを生むような作品はありませんが、それなりの需要には応えられるだけの内容になっています。

Senza Frontiere
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[20130106]

Il Colore Dei PensieriIl Colore Dei Pensieri
(2012/06/12)
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Il Colore Dei PensieriIl Colore Dei Pensieri
(2012/06/12)
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87年の作品です。これまでの延長線上にあります。よくもまあ、これだけ同じような作品を毎年製作出来るものだと思います。同じようなバラード、同じようなアレンジ、同じような流れ、それでも一つも手を抜いていいない音楽なのです。そこがこのバンドの不思議な魅力だと思います。優等生バンドは普通のロックファンには誓いの及ばない存在なのでしょう。

1. Per Te Domani
2. Mai Dire Mai
3. Santa Lucia
4. Tu Dov'eri
5. Acqua Dalla Luna
6. Citta Di Donne
7. Non Sei Lei
8. Io Sto Con Te
9. Siamo Ancora Sulla Strada
10. Dall'altra Parte

多少ロック色が強くなっていますが、それでもバラードなのです。曲にメリハリがあるのです。これはP.F.M.と同様で、曲の強弱のつけ方が自然に出来ているのがイタリアのバンドの特長です。音楽的な教養の内バンドの場合は常に強、強、強、と演奏しがちですが、イタリアでは子供の頃からの音楽的な教育がしっかりしているのでしょう。ですから、いつものような音楽でも飽きずに聴けるのだと思います。

音楽の強弱というのは情感を表現する手法ですから、自然にエモーショナルになります。黒人音楽のエモーショナルとは違うセンスなのです。それが黒人音楽も含めたアメリカの音楽をものにしたら、アメリカのバンド以上の演奏が出来るのは当たり前の事なのかもしれません。本来なら嫌いな80年代サウンドなのですが、苦もなく聴き通す事が出来る不思議なバンドです。

Per Te Domani
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[20130106]

Giorni InfinitiGiorni Infiniti
(2012/06/12)
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Giorni InfinitiGiorni Infiniti
(2007/08/07)
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86年の作品です。80年代ファンクなアレンジも取り入れてダンサブルなポップナンバーになっています。ホーンセクションを取り入れてファンキーな演奏と情緒的なバラードの部分とのメリハリをつけた巧妙なアレンジになっています。STYXやASIA、そうした売れているスタイルを取り入れていますが、あくまでもこのバンドの曲を表現する為の手段であり、バンドの本質は変わりがありません。

1. Giorni Infiniti
2. L'altra Parte Del Cielo
3. I Bambini Ci Guardano
4. Piu Amo Piu Ti Amo
5. Terry B
6. Amore E Dintorni
7. C'est Difficile Mais C'est La Vie
8. Venti
9. Mon Si Puo Rifare Il Mondo In Due
10. Goodbye

単なる80年代にありがちなポップソングをやっているだけなのですが、イタリア語の歌や、バラード曲の熟練ぶりなどは他のバンドでは真似出来ないもので、ありがちなのに、あまり見かけない、そんな希少価値があるバンドであります。80年代サウンドなのに、今聴いても古くささを感じさせないのはこのバンドだけです。それだけ曲に対して必要なサウンドを源泉しているのだと思います。

生演奏が多いというのも古くささを感じさせない要因だと思います。音数は多いのですが、同時発音数は少なめになっているので、すっきりしたアレンジになっています。これは特定のアレンジャーを起用しているか、相当当時の音楽を研究し尽くしているに違いありません。これがイタリアの歌謡曲だとするならば、相当レベルの高い歌謡曲だと思います。日本では音数がやたら多くてうんざりするようなアレンジが流行っていましたので。

Giorni Infiniti
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[20130106]

Asia Non AsiaAsia Non Asia
(2012/06/12)
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Asia Non AsiaAsia Non Asia
(1985/07/15)
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85年の作品です。プログレバンドがポップな曲をやるという事でASIAを参考にしたようで、ジャケットのロゴもASIAを模倣しております。ただし、やっている事はこれまでと変わりなく、ASIAを真似してもあまり変化は感じられません。真似しているな、と感じますが、いつもの彼らのサウンドです。

1. Un Posto Come Te
2. Gli Anni Piu Importanti D
3. Se Nasco Un' Altra Volta
4. Comuni Desideri
5. Per Noi Che Partiamo
6. In Altre Parole
7. Ragazza Occidentale
8. Se C'e Un Posto Nel Tuo C
9. Dove Vai
10. Per Chi Merita Di Piu
11. Asia non Asia

80年代のきらびやかな音色も使うようになり、ASIAみたいなギターサウンドになり、デジタルシンセの白玉コードなど、80年代ポップの定番みたいなサウンドですが、曲の作り方は、いつもの彼らのバラード調の曲創りであり、それを表現する上で、80年代ポップサウンドは自然に取り入れられているので、いつもの作品に毛が生えているようなものです。

サンプラーも使ってはいますが、これはお茶を濁す程度で、まだ使い慣れていないようです。シーケンスは多少使っているかもしれませんが、元々シーケンス無しでも問題なく演奏出来るバンドですから目立ちません。80年代はリズムをジャストで録音する技術が進んで、彼らもその方法を取り入れていますが、昔からジャストな演奏が出来るバンドなので、これも目立ちません。本来凄いバンドなのですね。

Un Posto Come Te
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[20130106]

AlohaAloha
(2012/06/12)
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AlohaAloha
(1984/09/24)
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84年の作品で、80年代らしい音になっていますが、しっとりとしたバラードが多いので、浮かれた感じはしません。あくまでもウェストコーストサウンドの延長として80年代サウンドになっています。MTV用のPVも沢山作ってシングルヒットを狙っていますが、世界的なヒットにはなっていません。あくまでもイタリアのヒットメーカーなのです。

1. Ragazzi Nel Mondo
2. Mia Donna
3. Io Vicino Io Lontano
4. Selvaggio
5. Stella del Sud
6. Tempi Migliori
7. Come Saremo
8. Giorno Prima
9. Canzone Per Lilly

ドラムの音もドラムマシーンのような音に処理されています。当時の流行の音はきちんと把握していますし、アメリカではヒットしそうな曲ばかりです。アメリカでも日本でもバブルの時代ですので、当時はかなり浮かれていました。その中では誠実な音楽を作っていると思います。大不況のイギリスだけがシリアスな音楽を発信していて、それに比べるとはしゃいでいるようにも感じますが、軽薄にはなっていません。

ストラトのハーフトーンによるミュートリフは、あまりにも80年代していますが、これが当時の流行のスタイルでありましたので、きっちりとやりきっています。それにしても、あまりにもやり過ぎなくらい徹底したアレンジ構築です。曲のブレイクのときだけプログレ感覚が顔をのぞかせるので、そこはアメリカのがミュージシャンとの違いが明白になります。ポップ職人と呼ぶにはあまりにも定石通りという優等生の性が出ています。

Ragazzi Nel Mondo
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[20130105]

Tropico Del NordTropico Del Nord
(2007/08/07)
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Tropico Del NordTropico Del Nord
(2007/08/07)
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83年の作品です。もはやお馴染みになっているウェストコーストサウンドです。この時期に80年代サウンドになっていないのは評価出来ます。デジタルシンセ臭さもありませんし、シーケンサーも使っておらず、バンド演奏だけで処理しております。音色としては当時の流行の音を選択していますが、80年代ポップスのドタドタゲートリバーブのドラムでもなく、きらびやかなデジタルシンセのベル音も使っていません。

1. Cara Sconosciuta
2. Cosa Dici Di Me
3. Lettera Da Berlino Est
4. Grandi Speranze
5. Passaporto Per Le Stelle
6. Solo Voci
7. Mezzanotte Per Te
8. E'vero Non E'vero
9. Colazione A New York
10. Tropico Del Nord

時代に出遅れているだけであったとしても、80年代ポップのイカサマ臭い音楽が氾濫している中、こうした音楽は新鮮であり、あえてこのスタイルを貫いているのであれば誠実なミュージシャンだと思います。流石優等生バンド。音楽で勝負しています。得意のバラードも素晴らしい出来映えですし、今も尚現役で頑張っているだけの事はあります。

少しフォリナー的なスタイルもやりだしています。そこはプログレバンドとしては正統なポップ化のあり方であり、やっとプログレバンドであった部分が出始めています。演奏力はあるので、このへんを頑張ってくれた方が評価も上がると思います。勿論デジタルシンセも使うようになっていますが、当時流行の駄目な使い方ではありません。あくまでも音楽を最優先にした使い方なので、今聴いても古くさく感じません。

Cara Sconosciuta
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[20130105]

Buona FortunaBuona Fortuna
(2007/08/07)
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Buona FortunaBuona Fortuna
(2007/08/07)
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81年の作品です。ウェストコーストサウンド、特にTOTOのようなアレンジになっています。都会的というか、A.O.R.をもっとポップにしたサウンドで、当時はパンクから目の敵にされていたような音楽であり、それでもこのスタイルを貫くのは金が稼げていたからでしょう。そうした中、アメリカナイズされた音楽の先に少しばかりイタリアンな風味を出す余裕が生まれています。

1. Buona Fortuna
2. Banda Mel Vento
3. Lascia Che Sia
4. Compleanno Di Maggio
5. Gente Della Sera
6. Fuori Stagione
7. Dove Sto Domani
8. Replay
9. Fotografie
10. Chi Fermera La Musica

軟派な音楽という言い方もあるかと思いますが、それでもこれだけ演奏出来るというバンドはそういません。ほとんどがスタジオミュージシャンをバックに歌うシンガーがやっているような音楽をバンドとして演奏しているのですからかなりなものです。それだけのテクニックがあればもっと目立とうとする演奏があるものですが、彼らはあくまでもスタジオミュージシャンのごとく必要以上の事はしていません。そうなるとスタジオミュージシャンに演奏させているのではないかという疑問も出てきます。

しかし、ライブではスタジオアルバムと同じように演奏しています。結局このバンドは優等生バンドであるが故にこうしたプロフェッショナルな演奏が可能なのです。普通の我の強いメンバーの集まりではないのです。ロックバンドということであれば非常に珍しいバンドであり、本来ならこうした音楽を楽しめるバンドがもっと成功してもいいのかもしれません。ただ、それだけ伝わってくるものは少ないです。

Buona Fortuna

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[20130105]

StopStop
(1987/09/29)
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StopStop
(1987/09/29)
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80年の作品です。前作からダンスミュージックも演奏出来るようになり、完全にバラードだけのバンドから脱却しましたが、イタリアらしさも失い、アメリカのバブルミュージックを演奏するだけのバンドになってしまっています。チョッパーベースなんてどこで習ってきたのでしょうか、MTVの時代でもあり、PVも作っています。

1. Caao Me Stesso Mio
2. Stagione Di Vento
3. Numeao Uno
4. Vienna
5. Ali Per Gauardare Occhi Per Volare
6. Canteao Per Te
7. Aria Di Mezzanotte
8. Quasi Citta
9. Gatto Di Staada
10. Inca

ニューウェイヴとか、テクノにはいく事は無く、当時のアメリカの若者でも聴かないようなウェストコーストサウンドになっています。こういう音楽を聴いていたのがどういう人種なのか創造もつきません。おそらくロックとは関係のない少し羽振りのいい勘違い成り上がりではないのかと言うイメージがあります。偏見かもしれませんが、そういうリスナーをターゲットにしていたのならば、過去の栄光も捨てた事になります。

たとえばREOスピードワゴンとか、80年代のLAサウンドは悲惨なものがあります。そこに共鳴しているわけですからプログレファンから見捨てられてもしょうがありません。元がポップバンドなので、プログレバンドだったという意識すらないのかもしれません。そうでなければここまでスタジオミュージシャンみたいな演奏は出来ないでしょう。もしかしたらスタジオミュージシャンの影武者がいるのかもしれませんが、演奏力は素晴らしいので、音楽的には完成度は高いです。

Caao Me Stesso Mio
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[20130105]

VivaViva
(2007/08/07)
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79年の作品で、これまでバラード一辺倒だった彼もついにディスコサウンドになってしまっています。方やイギリスではパンク、ニューウェイヴ、テクノが飢餓の中から這い上がっていた頃に、アメリカの飽食をむさぼるようなサウンドを選んだ彼らはどういう神経しているんだと思ってしまいますが、同じ頃ミッシェルポルナレフもアメリカナイズされた音楽をやるようになって売れなくなってしまいました。

1. Io Sono Vivo
2. Notte A Sorpresa
3. Una Donna Normale
4. Tutto Adesso
5. In Concerto
6. Rubiamo Un Isola
7. Cosi Ti Vorrel
8. Susanna E Basta
9. L'ultima Notte Di Caccia
10. Viva

ミッシェルポルナレフのアメリカナイズははっきり言って外れでしたが、イプーに関してはきちんと曲作りが出来ていて、出来映えは悪くありません。メンバー全員によるコーラスなどは、はっきりとビージーズを意識しています。ポップバンドであった彼らがビージーズと同じスタンスにいたという事であれば、この選択はまちがいなかったのかもしれません。

アレンジもしっかりしていますが、少しやり過ぎ感が無くもないです。これでもかというくらいあの手この手を使いまくっています。かれらもこのスタイルの方が成功すると信じていたのでしょうが、ファンは離れていくばかりで、新しくファンになった人がどれほど彼らを信奉出来るかは分かりません。ポップファンは気まぐれですから、プログレファンを見方にしていた方が固定客になったはずです。ポップアルバムとしては出来は良いです。

Io Sono Vivo
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