90年の作品です。オープニングからバラードという彼ららしい始まり方をします。そのUomini solih亜イタリアらしい地中海フォークになっていて、昔ストリングスを導入したいて部分をシンセに変えていますが、昔の自分達のサウンドに回帰しています。まだ80年代の残り物的な曲もありますが、80年代の喧噪から離れようとしています。
1. Uomini soli
2. Napoli per noi
3. L'altra donna
4. Città proibita
5. Donne Italiane
6. Non solo musica
7. La luna ha vent'anni
8. Davanti al mare
9. Giulia si sposa
10. Tu vivrai
昔の彼らと違うところは代理コードも使えるようになっているところです。それだけ洗練されたアレンジが出来るようになっていたのです。ですから昔のままではなく、進化した彼らの成長を感じ取る事が出来ます。彼らがやってきたウェストコースト流ポップスは90年代になると進化する事無く消滅していきます。時代はオルタナの時代に入っていきますので、このきらびやかなサウンドは嘘っぽくなっていくのです。
この新しい時代に彼らなりの
音楽 への回帰を使用としていますが、まだ80年代に創りためていた曲があるようで、80年代風ポップスがまだ大半を占めています。そこから急展開する事無く自然に自分達の
音楽 に戻ろうとしているようです。もうはしゃいだりしておらず、しっとりとした曲が多くなっています。90年代は更に時代が変化していきますので、彼らがどう時代と向き合っていくのか興味が尽きません。
Uomini soli
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