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[20130318]

Cirque SurrealCirque Surreal
(2010/07/13)
Rick Wakeman

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95年の作品で、彼のバンドでの作品と言う事になっています。この時のメンバーはドラムのTony Fernandez、ボーカルのChrissie Hammond、ベースのPhil Laughlin、ギターのFraser Thorneycroft-Smithです。Chrissie Hammondはすばらしいボーカリストですが、インスト曲が結構多い目です。何かやたらポップすぎるぐらいポップなアルバムです。

1. Gnash
2. Balance of Power
3. Wings of Fortune
4. Static
5. The Party
6. Wired For Sound
7. Juliet
8. Tubular Balls
9. Carlos
10. The Love That I Know
11. The Jig

ロックというよりミュージカルのような雰囲気の音楽です。80年代サウンドではなくなっていますが、90年代サウンドでもありません。これは全く分かりません。これが売れる要素もありませんし、何の為にこんな音楽になったのか理解出来ません。サーカス音楽と言う事のようですが、それにしてはやたらと明る過ぎます。

イエス時代のシンセ音をパロディーみたいにして使用しています。完璧に片手間で創ったような作品です。同じ年に何枚も作品を創っているので、そうなってしまうのかもしれませんが、それにしてもあまりにも時代に染まらない自分だけの世界を持っているようです。それがいいかどうかは別として、それでこそのリックウェイクマンと言う事で納得するしかない。

Balance of Power
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[20130317]

Seven Wonders of the WorldSeven Wonders of the World
(2005/11/01)
Rick Wakeman

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95年の作品で、世界の七不思議というタイトル、過去の文明へ募る思いを音楽にしています。曲の前にナレーションが全て入って、まるでストーリー仕立てのコンセプトアルバムのように構成しています。ナレーションはGarfield Morganで、リズムプログラミングのStuart Sawneyにいよる打ち込み、リックにより鍵盤の多重録音と言う構成になっています。

1. Pharos Of Alexandria
2. Colossus Of Rhodes
3. Pyramids Of Egypt
4. Hanging Gardens Of Babylo
5. Temple Of Artemis
6. Statue Of Zeus
7. Mausoleum At Halicarnassu

Journey to the Centre of the Earthみたいなスタイルですが、オーケストラの変わりにサンプラーによる打ち込みになっています。過去の文明と言う事でエキゾチックでオリエンタルな音階が使われています。シンセの音色も大分90年代らしくなってきていますが、元々シンセにプリセットされている音からの工夫がないようなイメージがいつもつきまとってきます。新しいシンセを手に入れたので、やっと音色も新しい感じになっていますが、プロのミュージシャンが出すような音には聴こえないのです。

音色へのこだわりもプロのミュージシャンならば身につけなければならないと思いますが、ある程度進化しているプリセット音に満足しているのでしょうか、確かに格段に音が良くなっていますが、プリセット音をそのまま使うのならアマチュアでも出来る事ですので、打ち込みが当間の時代になるとアマチュアでもこれくらいの音楽は創ってしまいます。ではプロのミュージシャンとの線引きは何かと言うと、音色の選択にあると思うのです。こんな音どうやって出すんだとアマチュアを悩ませるくらいの音が欲しいところですが、そこまで気が回っていないようです。音楽的には大味ですが、悪くはありません。

The Pyramids of Egypt
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[20130317]

Romance of the Victorian AgeRomance of the Victorian Age
(2005/11/01)
Rick Wakeman

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95年の作品です。リックが絵画を見て作曲した曲集になっています。現代版展覧会の絵みたいなものですが、ピアノを中心としながらも打込みでこさえたようなバックの演奏は、まるでシーケンサーの見本についているようなサウンドで、とてもプロのロックミュージシャンが出すような音ではありません。この辺の感覚が彼には欠除しているようです。

1. Burlington Arcade
2. If Only
3. The Last Teardrop
4. Still Dreaming
5. Memories of the Victorian Age
6. Lost in Words
7. A Tale of Love
8. Mysteries Unfold
9. Forever in My Heart
10. Days of Wonder
11. The Swans
12. Another Mellow Day
13. Dance of the Elves

ピアノの演奏は悪くはありません。ロマン派のピアノ曲のようであり、彼のイマジネーションも良しとしましょう。打ち込みのプログラミングをやっている息子のAdam Wakemanが若いのにしょうもない音を創っているようです。ほとんどサンプラーについているプリセット音をそのまま使っているような音でバックを固めています。

まるで生楽器のような音として使っているのでしょうが、曲のイメージに合わせて音を創り込んでいないと思います。あくまでもオーケストラアレンジとしての音色をそのままプリセット音でまかなっているような感じです。それだけリックのピアノが際立って聴こえますので、父を立てると言う意味ではいいでしょうが、音楽家として、この選択はどうでしょうか。音色にもう少し工夫が欲しかったところです。

Burlington Arcade
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[20130317]

No Expense SparedNo Expense Spared
(2006/10/03)
Rick Wakeman

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93年の作品です。ロックよりな内容で、ボーカルのChrissie Hammondの歌を中心にした曲、Adam Wakemanが歌っている曲もあります。それと全くのインスト曲が共存しています。サウンドはいまだに80年代しています。プログレッシヴポップなエイジア辺りからのサウンドを舞えんしているようですが、90年代に出すような音ではありません。

1. No Expense Spared
2. Dylic
3. It's Your Move
4. No One Cares
5. Luck Of The Draw
6. Dream The World Away
7. Is It The Spring
8. Nothing Ever Changes
9. Number 10
10. Jungle
11. Children Of Chernobyl
12. Find The Time

音色が80年代なら演奏は70年代のままであり、その辺の気配りが出来ていないようですが、曲としては結構練り込まれています。シンセソロが打ち込みと寸分の狂いも無いようなところはそれすらも打ち込みなのかと思ってしまうくらい完璧な演奏であり、演奏テクニックは流石ですが、それならそれなりのスタイルを生み出せばいいのに、ポップなプログレという古いやり方のままなのは感心しません。

これが80年代の作品なら感心出来ますが、あまりにも時代の変化についていけていないので、せっかくのいい演奏も台無しです。やっている事は真面目にいい作品を創ろうとしているのは伝わってきます。それだけに時代を読み取る嗅覚さえあればと惜しい作品であります。これもリックウェイクマンらしさといえばそれまでです。

No Expense Spared
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[20130317]

Heritage SuiteHeritage Suite
(2001/01/16)
Rick Wakeman

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93年の作品で、この年にも沢山のアルバムをリリースしています。これはピアノアルバムですが、ニューエイジミュージック路線ではなく、クラシックピアノ曲になっています。一応組曲とされていて、コンセプトアルバムになっているようです。クラシックスタイルのピアノが一番ファンが求めているピアノテクニックが楽しめます。

1. The Chasms
2. Thorwald's Cross
3. St. Michael's Isle
4. Spanish Head
5. The Ayres
6. Mona's Isle
7. The Dhoon
8. The Bee Orchid
9. Chapel Hill
10. The Curraghs
11. The Painted Lady
12. The Peregrine Falcon

これまでのポップス作品がばからしく思えるほど、ここではピアノストとしてのリックウェイクマンの本領が発揮されています。演奏だけでなく曲も良く練り込まれています。ポップス作品ではどれほど手を抜いていったのか、と思えるほど良く出来た作品です。シンセなど使わなくてもいいのです。ピアノやオルガンだけでもその凄さは伝わってきます。こうした作品の方が売れると思うのですが、実際は違うのでしょうか。

あまり媚びたような作品を創るよりも、ファンはこのようなアルバムの方が嬉しいと思います。それがリックに伝わっていればいいのですが、なぜかイモ臭いポップ作品を創ってしまうのです。しかも古びた手法で。本来自分がやりたい音楽をやればいいのです。そしたらファンは間違いなくついていきます。全てのミュージシャンにその事を伝えたい。媚びた作品に群がるほど人は不誠実ではありません。

The Chasms
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[20130316]

Wakeman With WakemanWakeman With Wakeman
(2001/01/16)
Rick Wakeman & Adam

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93年の作品で、息子のAdam Wakemanとコラボレートしたアルバムです。ジャケットの写真はAdam Wakemanと娘のNina Wakemanが撮っています。スティーヴハウ同様、親子での競演を楽しむようになります。90年代になるとシンセの音が劇的に変化していくのですが、その変化についていけていないですね。まだ80年代の音色をそのまま使っています。

1. Lure Of The Wild
2. The Beach Comber
3. Megalomania
4. Raga And Rhyme
5. Sync Or Swim
6. Jiggajigg
7. Caesarea
8. After The Atom
9. The Suicide Shuffle
10. Past And Present
11. Paint It Black

息子のアダムもキーボーディストでありますが、ここでは打ち込みなどバックの演奏を担当していて、親父のリックがソロを演奏するパターンのようです。アナログシンセを使っていますが、全体的にデジタルシンセやサンプラーの使い古された音色であり、90年代には恥ずかしくて世に出せないようなサウンドになっています。そこも親子揃ってオールドウェイヴしています。

ストーンズのPaint It Blackをカバーするという意外性もありますが、何も新しい事はやっていません。ただ親子競演と言う演奏を楽しむものであり、それ以外のなにものでもありまえん。今回歌がないので、純粋に演奏を楽しめると言う点では、久々に鍵盤を弾きまくるリックウェイクマンを堪能出来ます。音楽的にはこれと言って注目するほどのものではありません。

Lure Of The Wild
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[20130316]

Softsword (King John & The Magna Carta)Softsword (King John & The Magna Carta)
(2001/01/16)
Rick Wakeman

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91年の作品で、ジョン王とマグナ=カルタの物語を展開しているコンセプトアルバムになります。サウンド的にはロック寄りのポッププログレみたいな感じです。バックメンバーはボーカルのChrissie Hammond、ベースとギターのDavid Paton、リズムプログラミングのStuart Sawney、ホーンのAnabel Blakeneyと言う布陣です。

1. Magna Charter
2. After Prayers
3. Battle Sonata
4. The Siege
5. Rochester Collage
6. The Story of Love (King John)
7. March of Time
8. Don't Fly Away
9. Isabella
10. Softsword
11. Hymn of Hope

打ち込みありですが、スタイル的にはどちらかというと70年代しています。90年代には70年代リバイバルな傾向があったので、これは少し聴き応えがあります。しかし、コンセプトアルバムらしい劇的な展開にはなりませんので、普通のポップアルバムと言う認識で良いでしょう。曲創りの段階でもう少し丁寧に創っていればいいものを、多作でいくとどうしてもおろそかになってくる部分があるのは否めません。

既に大ベテランになっているのだから、作品を沢山創るよりも質の高い作品を創った方が評価は揚がるのですが、目先の金に手を出してしまうとこういう結果になってしまいます。多少はプログレ的な展開もあるので、大目に見れますが、打ち込みによるダイナミクスの無さが目立ってしまう欠点を気にする性格だったら良かったのに、そこはファジーな感覚のようです。

The Siege
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[20130316]

African BachAfrican Bach
(2001/01/16)
Rick Wakeman

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91年の作品です。この年は精力的に多くのアルバムをリリースしています。これらの他にもニューエイジミュージックシリーズのSuntrilogyなどをリリースしています。メンバーはいつものメンバーでアフリカンというタイトルがついていますが、音楽的には全然アフリカンしていません。多くの作品をいっぺんに創っているので音楽的にはまだ80年代しています。

1. African Bach
2. Message of Mine
3. My Homeland
4. Liberty
5. Anthem
6. Brainstorm
7. Face in the Crowd
8. Just a Game
9. African East
10. Don't Touch the Merchandise

90年代はあらゆるプロジェクトに顔を出してかなり多くの作品に関わっています。ですからやっつけ仕事みたいになっていて、感心するような作品は少ないです。このアルバムもそうで、何を意図して創っているのかさえ伝わってこない、これ必要?と頭をかかげるくらいの内容です。そこもリックウェイクマンならではのもので、本来はこれほどイモ臭い作品を平気で創れる人なのですね。

彼の神がかったスタイルを引き出すには、それなりのコンセプトが噛み合なければなりません。それを引き出せたのがイエスであり、ジョンアンダーソンのアイデアを具現化させる事で名声を手に入れたのですが、アイデアが噛み合ないと、こんなアルバムを創ってしまうのです。これもリックウェイクマンだと笑って許せるのが本当のファンだと思います。

African Bach
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[20130316]

2000 Ad Into the Future2000 Ad Into the Future
(2005/11/01)
Rick Wakeman

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91年の作品で、近未来を描いたコンセプトアルバムになっています。近未来といっても2000年という近さ、もう現在では過ぎている時代ですので、さほどSFな世界ではなかったという現実が分かりますが、91年当時では9年後はかなり進歩した世界だと想像されていたのでしょう。それにしてもあまりにも近過ぎる設定です。

1. Into the Future
2. Toward Peace
3. 2000 A.D.
4. A.D. Rock
5. The Time Tunnel
6. Robot Dance
7. A New Beginning
8. Forward Past
9. The Seventh Dimension

内容はリックウェイクマン一人による打ち込みの世界であり、まだ80年代サウンドしています。これで近未来は無いだろうと突っ込みたくなるような内容ですが、シンセベースなどを使えば未来的というテクノな解釈のようです。しかし創っている曲はプログレなのでシンセポップみたいな80年代サウンドになってしまっています。

デジタルシンセ、打ち込みによるプログレ作品という奇妙な内容になっています。リックらしいといえばそれまでですが、既にハウスなどあたらし音楽が始まっていますので、かなりオールドウェイヴなスタイルになっています。未来と言う感覚が古くさい表現方法で描かれた作品です。クラシカルでシンフォニックなので往年のプログレファン向けのようでいて、音がデジタルなのでプログレファンもどうでもいいような感じに思えてしまいます。

Into the Future

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[20130315]

Phantom PowerPhantom Power
(2007/11/20)
Rick Wakeman

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90年の作品で、サイレントフィルム時代のオペラ座の怪人の再編集作品のサウンドトラックになっています。テナー歌手のRamon Remedios丹生立ってもらいオペラチックな感じを出しています。ロックバンド的なスタイルでボーカルはAshley HoltとChrissie Hammondを起用、ギターのD'zal Martin、ドラムのTony Fernandezと言うメンバーで録音されています。ベースは打ち込みのようです。

1. Visit - Ashley Holt
2. Heaven - Chrissie Hammond
3. Rat - Ramon Remedios
4. Stiff - Rick Wakeman
5. Evil Love - Ashley Holt
6. Voice of Love - Chrissie Hammond, Ramon Remedios
7. Heat of the Moment - Ashley Holt
8. Fear of Love - Chrissie Hammond
9. Love Trilogy (One Night, the Dream Sequence, One Night of Love) - Ramon Remedios
10. Hangman - Chrissie Hammond, Ashley Holt
11. Sand-Dance - Rick Wakeman
12. You Can't Buy My Love - Chrissie Hammond
13. Phantom Power - Ramon Remedios
14. Rock Pursuit - Chrissie Hammond, Ashley Holt, Ramon Remedios

ほぼリックウェエイクマンが打ち込んだ演奏に他のメンバーが合わせたり、リックウェイクマンは控えめのバンドサウンド、打ち込みだけでの演奏など、80年代サウンド的なサウンドになっています。それまでにもオペラ座の怪人やロッキーホラーショーなど、優れたサントラがありましたので、ここでの音楽は少し安っぽい感じもします。もう少し重厚な部分があっても良かったと思いますが、普通のポップスになっています。

デジタルシンセまみれみたいなサウンドで、80年代サウンドのきらびやかながら安っぽい感じがそのまま出ています。当時はこれで良かったと思っていたのでしょうが、時が経つと色あせて聴こえるのが80年代サウンドの特長でもあり、このサウンドでサイレント映画を見ると滑稽な動きに見えてきます。この田舎臭い感じもリックウェイクマンらしさとも言えます。

Visit
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[20130314]

Night AirsNight Airs
(2005/11/01)
Rick Wakeman

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NIGHT AIRSNIGHT AIRS
(2002/03/27)
リック・ウェイクマン

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90年の作品で、ニューエイジミュージックシリーズ第三弾になります。今回は夜想曲とでもいうのでしょうか、前作のSea Airsよりも楽しげと言うのが又不思議な感覚です。ピノも軽やかで優しくロマンティックであります。夜はいい事をやるイメージのようです。海はなんであんなに暗かったのだろう、海ではいい事出来なかったのか。

1. Sad Dream
2. Twilight
3. Sleeping Child
4. Mr. Badger
5. Jack Frost
6. Lone Star
7. Rain Shadows
8. Fox by Night
9. Night Owls
10. Evening Romance

Country Airsから続いたAirs三部作の最後になります。下手にバンドでやるより、ピアノだけの方が彼のイメージにはあっています。長いマントを着て、孤高のキーボーディストと言うイメージです。暗い夜になるとロマンティックになり、太陽を浴びた海に行くと重苦しくなる、これも人間臭いリックウェイクマンらしい作品だと思います。

音域が一番広く、右手と左手を別々に動かす事でピアノは1台で完結出来る楽器であります。ギターもクラシックギターの手法なら伴奏と旋律を同時に演奏出来ます。余計なものはいらない、そういう音楽の方がイメージが広がり易いのです。アコースティックピアノはライン録り出来ませんので、マイクを何本か立てて録音します。ですからヘアの空気感や演奏者の呼吸が伝わってきます。バンド演奏だと消されてしまう残響音も大事な要素になています。これも癒し系の音楽です。

Sad Dream
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[20130313]

Sea AirsSea Airs
(2001/01/16)
Rick Wakeman

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89年の作品で、Country Airs以来のピアノ独奏のニューエイジミュージックシリーズになります。ピアノだけの演奏で、爽やかなCountry Airsに対して、今回は少し暗めの音楽です。海がテーマですが、海ってもっと明るいイメージだと思うのですが、リックの感性では少しもの悲しいものみたいです。

1. Harbour Lights
2. The Pirate
3. Storm Clouds
4. Lost At Sea
5. The Mermaid
6. Waves
7. The Fisherman
8. Flying Fish
9. The Marie Celeste
10. Time And Tide
11. The Lone Sailor
12. The Sailor's Lament

ではなぜジャケットは明るい、これぞ海と言う写真なのでしょうか。この辺の統一感の無さもご愛嬌で、リックのソロ作品はどこか不完全な人間くささがあるのです。演奏自体もシンプルで、あまりテクニカルでもありません。あくまでも彼のイメージなので、それを受け入れるしかありませんが、今回は癒し系とはニュアンスが違うみたいです。

音階が一番多い楽器のピアノですが、今回は中低音を中心に演奏しているので、どこか重苦しいです。もしかしてリックは泳げないのではないかと疑ってしまうほど一般的な海のイメージとは違います。どこか息苦しささえあるのです。こんな気持ちで海には行きたくないです。それにしても波は緩やかです。もしかして潜っているのか。とても変な気分にさせられます。

Harbour Lights
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[20130312]

Word & The GospelsWord & The Gospels
(1994/01/07)
Rick Wakeman、Robert Powell 他

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88年の作品で、87年のThe Gospelsの内容ともダブっています。テナー歌手のRamon Remediosのゴスペルを演奏する為のプロジェクトのようなもので、キーボードのRick Wakeman、ベースのDavid Paton、ドラムのTony Fernandez 、The Israel Symphony Orchestraにようrオーケストラ、Eton College Chapel Choirによる合唱で構成されています。

1 The Word
2 Power
3 The Gift
4 The Magnificat
5 Welcome A Star
6 The Way
7 The Baptism
8 The Welcoming
9 Sermon On The Mount
10 The Lord's Prayer
11 Road To Jerusalem
12 Trial and Error
13 The Hour
14 The Children of Mine
15 The Last Verse
16 Galille

ゴスペルというと黒人による賛美歌のようなものですが、本来は白人による宗教音楽であります。その宗教音楽とロックバンドが加わった音楽になっています。Robert Powell によるナレーションも加わり、ストーリー展開していきます。バンドサウンドにもなっているので、堅苦しい音楽ではありませんが、かなり宗教色の強いものになっています。

このプロジェクトは後々までシリーズ化されていきます。ポップさもあるので、賛美歌とも言いにくい感じです。黒人のゴスペルがリズム&ブルースで宗教音楽しているのに対して、白人によるポップな宗教音楽を創っているのでしょう。世界中に広まったキリスト教はその土地土地での文化を吸収して広まっていきますので、より現代的な宗教音楽を試みたのかもしれません。

The Word
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[20130311]

Time MachineTime Machine
(1989)
Rick Wakeman

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88年の作品で、久々のバンドサウンドになっています。87年にThe Gospelsというアルバムを出していますが、廃盤のようで、後にシリーズ化されるので、このアルバムを紹介します。Roy Wood、Ashley Holt 、John Parr、Tracey Ackermanと四人のボーカリストを起用して、ベースのDavid Paton、ドラムのTony Fernandez、ギターのJohn Knightsbridgeと言う布陣で制作されています。

1. Custer's Last Stand
2. Ocean City
3. Angel Of Time
4. Slaveman
5. Ice
6. Open Up Your Eyes
7. Elizabethan Rock
8. Make Me A Woman
9. Rock Age

タイムマシーンと言うコンセプトをもっています。サウンドは80年代のポッププログレと言う感じで、エイジアをもっとコンパクトにしたような感じです。つまり、あまりいいものではないのです。ニューエイジミュージックで株を上げたにもかかわらず、このアルバムで一気に地に落ちた感じです。でもきっと当時の彼はこんな作品の方が売れるのだろうと思っていたのでしょう。

サンプラーで打ち込みするパターンをテクニックがあるので手弾きしています。プログレの成れの果てみたいな、Roy Wood も当時は80年代サウンドのつまらない作品を創っていましたので、どうしようもない感じです。シンフォニックな感じもデジタル臭さで陳腐なものになっています。これも又リックウェイクマンらしさなのかもしれません。

Custer's Last Stand
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[20130311]

The Family AlbumThe Family Album
(2001/01/16)
Rick Wakeman

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87年の作品で、自分の家族やペット達に捧げられたアルバムになっています。犬やうさぎ、最後にはマッキントッシュのパソコンに至まで、ニューエイジミュージックシリーズの一つとして題材にされています。今回はシンセも使っていますが、これが又癒し系の音色が使用されて、プログレ時代の彼のプリセットには入っていなかったようなデジタルシンセサウンドになっています。

1. Black Beauty (Black Rabbit)
2. Adam (Rick's Second Eldest Son)
3. Jemma (Rick And Nina's Daughter)
4. Benjamin (Rick's Third Son)
5. Oscar (Rick And Nina's Son)
6. Oliver (Rick's Eldest Son)
7. Nina (Rick's Wife)
8. Wiggles (Black And White Rabbit)
9. Chloe (German Shepherd)
10. Kookie (Cat)
11. Tilly (Golden Retreiver)
12. Mum
13. Dad
14. The Day After The Fair
15. Mackintosh

ベル系の音色、Pad系サウンド、ピチカート系サウンド、ソフトブラスサウンド、デジタルシンセに最初からプリセットされている音色に近いものが、少し手を加えられているようです。彼にとっての癒しは家族と言う事でしょうか、ペットやパソコンまでも家族の一員にされているところは、まるでマイホームパパのようです。今回は自然が題材ではないので、まるでイギリスの童謡のような音楽になっているようです。

ニューエイジミュージックの定義は定かではありませんが、ドラムレスである事は重要だと思います。80年代のゲートリバーブサウンド、80年代ファンクなど、リズムを追求してきた80年代にドラムレスである事の新鮮さ、それだけで心が洗われるようです。この作品でもあたたかな日差しを感じる事が出来ます。明日への活力を蓄える為の癒し、それを軽く見ているとボロボロの日々になってしまいます。このような音楽に浸る勇気も時には必要です。安らかなる名盤です。

The Family Album

[20130311]

Country AirsCountry Airs
(1995/06/06)
Rick Wakeman

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86年の作品で、ピアノだけによるニューエイジミュージックになっています。80年代のデジタルシンセの洪水に辟易していた頃にタイミング良くリリースされました。指の力が強いイメージのリックウェイクマンが、柔らかで優しいタッチも出来る事を証明してみせました。小川がせせらぐような流れるようなピアノのアルペジオ、環境音楽とは違った意味での自然環境を表現した作品です。

1. Dandelion Dreams
2. Stepping Stones
3. Ducks And Drakes
4. Morning Haze
5. Waterfalls
6. Quiet Valleys
7. Nature Trails
8. Heather Carpets
9. Lakeland Walks
10. Wilds Moors

当時はバブルの頃でもありましたが、その狂乱の中で癒し系と言う言葉も生まれました。せわしない毎日に誰もが癒しを求めていたのです。イージーリスニングではなく、癒しをもたらす音楽。ショパンほど悲しくもなく、リストほどせわしなくもなく、程よい感じのピアノ曲。これも又時代が求めていた音楽だったのです。

聴いていて邪魔にもならず、かといって簡単に聴き流すほどでもなく、退屈する事はありません。穏やかな小川のほとりを歩いているかのようなマイナスイオンが発生しているかのような音楽。ジョンアンダーソンも感銘を受けるほど、それまでのリックの音楽とは違っていますが、ピアニストであるリックウェイクマンにしか創れない音楽でもあります。静かなる名盤です。

Dandelion Dreams
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[20130311]

大阪場所は上位陣安泰で初日を終えました。勢いのある若手は黒星スタートとなっていますが、相撲内容は悪くないので、どんどん上位陣を苦しめていく事でしょう。大関復帰はならなかった把瑠都は大分怪我が回復しているようですが、三場所続けて二桁勝たないと大関には戻れません。それだけ集中し続ける事が出来るかは不安ではあります。

初日の上位の結果
日馬富士 ○ 上手出し投げ ● 栃煌山
安美錦 ● 小手投げ ○ 白鵬
稀勢の里 ○ 寄り切り ● 栃ノ心
高安 ● 渡し込み ○ 琴欧洲
鶴竜 ○ 突き落とし ● 千代大龍
妙義龍 ● 押し出し ○ 琴奨菊
豪栄道 ○ 寄り切り ● 時天空
勢 ● 上手投げ ○ 把瑠都
豊ノ島 ○ 寄り切り ● 松鳳山
阿覧 ○ 寄り切り ● 魁聖


白鵬は懐に入られると上体が起きてしまうので、危なかったのですが、何とか逆転の小手投げで勝ちました。立ち合いが雑になっているので、付け入る隙はいくらでもあるようですが、運動能力がずば抜けているので、なかなか勝たせてもらえません。優勝から遠のいている白鵬がどれだけ耐えきれるかが優勝の行方を左右する事でしょう。亡くなった大鵬が一番勝ち続ける事の苦しみを知っていますが、その意志を継承出来る横綱になって欲しいものです。

日馬富士 vs 栃煌山
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[20130311]

Silent NightsSilent Nights
(2011/06/21)
Rick Wakeman

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85年の作品です。ここにきてやっと80年代ポップスしています。アルバムタイトル、ジャケットからすると賛美歌のような作品をイメージしますが、歌ものありのまったくのシンセポップスです。メンバーはこの頃のメンツで、ドラムのTony Fernandez、ベースのChas Cronk、ギターのRick Fenn 、サックスのBimbo Acock、そしてボーカルのGordon Nevilleです。

1. Tell 'Em All You Know
2. The Opening Line
3. The Opera
4. Man's Best Friend
5. Glory Boys
6. Silent Nights
7. Ghost Of A Rock'n'Roll Star
8. The Dancer
9. Elgin Mansions
10. That's Who I Am

80年代のL.A.サウンドを真似していますが、完全に80年代になりきれないかわいらしさもあります。Glory BoysをシングルカットしてPVを創ったり、80年代ならではの売り方をしています。しかしシンセの音色はプログレ系なので、他の80年代ポップスとはひと味違います。軽薄になろうとしてもそれまでの経歴は嘘をつけないのです。デジタルシンセを使ってもいつもの使い慣れている音色に近いものをチョイスしています。

デジタルシンセ、デジタルリバーブ、サンプラー、これらを使用すれば80年代サウンドはいとも簡単に出来上がってしまいます。本人もそのつもりかもしれませんが、きちんと音色をプログレミングする癖は80年代のそれとは違うプログレミングをしています。アナログ時代に自分でつまみをいじって音色を創っていたので、デジタルになっても簡単に音色を創りだせるはずですから、どうしても使い慣れている音色を基本にしているようです。ニューウェイヴになりきれないかわいいリックウェイクマンでした。

Man's Best Friend
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[20130310]

Crimes of PassionCrimes of Passion
(1984/01/01)
Rick Wakeman

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Music from Crimes of PassionMusic from Crimes of Passion
(2001/01/16)
Rick Wakeman

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84年の作品で、ケンラッセル監督のクライム・オブ・パッションという映画のサントラ盤になります。ロック色の強いアレンジと、80年代風のサウンドが微妙な音楽であります。80年代ポップスにはなっていないので、形容の難しい音楽ですね。ベースがChas Cronk、ギターがRick Fenn、ドラムがTony Fernandez、サックスのBimbo Acock、そして女性シンガーのMaggie Bellの歌が素晴らしい。

1. It's a Lovely Life
2. Eastern Shadows
3. Joanna
4. Stretch
5. Policeman's Ball
6. Stax
7. Taken in Hand
8. Paradise Lost
9. Box
10. Web Love

It's a Lovely Lifeはドボルザークの新世界をモチーフにしていて、Joannaという曲では家路をパクっていますし、リックがソロで創る音楽はどこかお遊び感覚があります。ブラック・コメディ風のエロティック・サスペンスということもあって、どこかとぼけた感じの音楽になっています。主演はKathleen Turnerで、Anthony Perkinsがいい味を出してます。

グラムロックのような猥雑感、これって結構リックのソロ作品のキーワードになっています。80年代にやるような音楽ではありませんが、ケンラッセルの映画音楽ということなら何でも許される事でしょう。シンセソロはまさしくプログレしていますし、ファンを納得もさせられるような演奏もあります。時代に馴染もうとしても馴染めないようなそんな雰囲気が好ましいです。

It's a Lovely Life
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[20130310]

GoleGole
(2006/12/26)
Rick Wakeman

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83年の作品で、82年のサッカー、FIFA World Cup スペイン大会のドキュメンタリー映像の公式サウンドトラックになっています。ナレーションにはショーンコネリーを起用するなど、金がかかっています。音楽的にはオーケストラとリックのシンセの競演のようになっています。

1. International Flag
2. The Dove (Opening Ceremony)
3. Wayward Spirit
4. Latin Reel (Theme From Gole)
5. Red Island
6. Spanish Holiday
7. No Possible
8. Shadows
9. Black Pearls
10. Frustration
11. Spainish Montage
12. Gole

スポーツのサウンドトラックと言う事ではヴァンゲリスが思い浮かびますが、彼とは違うアプローチが聴き所でしょう。冬季オリンピックのサウンドトラックも手がけていた事もあり、リックの音楽が選ばれたようですが、サッカーの映像に対して、果たしてこの音楽でいいのか疑問も残るところですが、オーケストラ作品として音楽だけを楽しむには充分な作品です。

サッカーに興味が無い私でもリックのソロ作品として満足出来る内容だと思います。イエスの時のようなイメージと、それとは違うイメージ両方が味わえます。どうしてもこうした公式な作品の音楽というと優等生的な音楽になってしまいがちですが、それでもユーモア溢れる音楽を創っているところが微妙に面白いと思います。

The Dove (Opening Ceremony)
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[20130310]

Rick Wakeman - Cost of LivingRick Wakeman - Cost of Living
(2006/10/31)
Rick Wakeman

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83年の作品です。ピノ曲とグラムロックまがいの曲が交互に出てくる変わった作品になっています。グラムロックなボーカルはHereward Kaye、ギターがJackie McAuley、ベースのJohn Gustafson、ドラムのTony Fernandez、そしてElegyでのナレーションはRobert Powellです。ニューウェイヴの元祖としてのグラムロックなのでしょうが、ニューウェイヴな感じはしません。

1. Twij
2. Pandamonia
3. Gone But Not Forgotten
4. One For The Road
5. Bedtime Stories
6. Happening Man
7. Shakespeare Run
8. Monkey Nuts
9. Elegy - Written in a Country Churchyard

ピアノ曲はクラシカルであったり、イージーリスニング風であったりして、リックウェイクマンらしい作品ですが、グラムロックの方はイメージと違います。でもこういう曲が書けると言うのがイギリス人らしいところであります。日本人が知らない以上にグラムロックは日常的にイギリス人に根付いているのです。彼らの歌謡曲であり、グラムロック無しにはその後のイギリスは語れないほどであります。

ですから、リックウェイクマンがこういう曲をやったとしても本当は不思議ではないのです。しかし、イエスからのファンには理解しにくいところでありましょう。ですから彼のソロ作品はいまいち人気がありませんが、結構いい曲を創り続けています。ブリティッシュロックファンなら、この辺も確認しておいた方が面白いと思います。以外に人間的というか、実は人間臭いリックウェイクマンが見えてきます。

Gone But Not Forgotten
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[20130310]

Rock N Roll ProphetRock N Roll Prophet
(2001/01/16)
Rick Wakeman

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82年のリリースされた作品ですが、79年に録音されてお蔵入りになっていた作品です。シンクラビアによる打ち込みでリックウェイクマンがボーカルをとっている唯一のアルバムで、しっかりニューウェイヴしています。あまりにもイメージが違っていたのでお蔵入りになっていたのでしょうが、いざ80年代に入ると、この手のサウンドが売れていたのでリリースに踏み切ったのでしょう。

1. Return of the Prophet
2. I'm So Straight I'm a Weirdo
3. Dragon, The
4. Dark
5. Alpha Sleep
6. Maybe '80
7. March of the Child Soldiers
8. Early Warning
9. Spy of '55
10. Stalemate
11. Do You Believe in Fairies?
12. Rock N' Roll Prophet

ニューウェイヴ、テクノのスタイルを早くから取り入れながらもポップという、既に80年代サウンドを先取りしているのです。しかもリックの歌ですから、最初は戸惑ったのかも知れませんが、これが売れると判断したらリリースは早いですね。しかし日本では90年代になってやっと陽の目を見ます。打ち込みのドラム、テクノなシンセ、これは当時のテクノサウンドでありますが、これにポップな歌というと少し早過ぎたみたいです。

バックボーカルのLilianne Lauber やパーカッションのGaston Balmerが参加していますが、それ以外のパートは全てリックによるものです。打ち込みでここまでやる人は79年にはまだいませんので、かなり先取りしています。打ち込みにしてもサンプリングをシーケンスするなんて当時はありませんでした。シンクラビアがあればこそです。金と才能があったからできたのです。これが一般的になるにはまだ時間が必要です。そういう意味では70年代の音で80年代ポップスしているという不思議な作品になっていて面白いです。隠れた名盤です。

I'm So Straight I'm a Weirdo
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[20130309]

Rick Wakeman - 1984Rick Wakeman - 1984
(2006/10/31)
Rick Wakeman

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81年の作品です。1984という近未来小説を元にしたコンセプトアルバムになっています。Chaka Khan, Kenny Lynch, Steve Harley, Tim Rice, Jon Andersonという複数のボーカリストを招いて、ベースはSteve Barnacle、ギターのTim Stone、サックスのGary Barnacle、ドラムのFrank Ricottiと言うメンバーで制作されています。

1. Overture
2. Julia
3. The Hymn
4. The Room
5. Robot Man
6. Sorry
7. No Name
8. Forgotten Memories
9. Proles
10. 1984

それまでのアナログシンセはモノフォニックで単音しか出せませんでしたが、Prophetが登場してポフォニック、和音が演奏出来るシンセが登場しています。これにより劇的にシンセサウンドの厚みが増しています。そして早くもマルチステーションとなるSynclavierが登場しています。これはスティーヴィーワンダーがいち早く導入していましたが、長時間のサンプリングが出来、シーケンスとしてのプログラミングをコントロール出来る、当時はもの凄く高価なものでした。これによりテクノポップとは違う新しいシンセの可能性を生み出しています。

Chaka Khanに歌わせたり、異種格闘技をする事で化学変化を狙っています。アナログシンセを多用しているので、80年代サウンドにならずに済んでいるので、昔からのファンも楽しめます。オルガンソロなんかイエスファンも大喜びです。音楽的にも完成度が高いです。コンセプトアルバムなのでロックオペラ的な雰囲気もあり、かなり意欲的な作品だと思います。名盤ですね。

Overture
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[20130309]

Burning - O.S.T.Burning - O.S.T.
(2007/05/22)
Rick Wakeman

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81年の作品でスプラッシュ映画The Burningのサントラ盤になっています。音楽を担当してるリックの演奏以外の曲も入っていますが、リックらしい音楽ばかりで、かなりグロテスクな映像とは違う世界の音楽としても聴けると思います。アナログシンセが大活躍していて、使用する音色もかなり増えています。

1. Theme From The Burning
2. The Chase Continues (PO's Plane)
3. Variations on The Fire
4. Shear Terror and More
5. The Burning (end title theme)
6. Campfire Story
7. The Fire
8. Doin' It
9. Devil's Creek Breakdown
10. The Chase
11. Shear Terror

シンフォニックな音楽が猟奇的な映像を麻痺させるような効果にもなっているように思います。これこそがスプラッターの面白いところで、恐怖とお色気とユーモアが混じると娯楽作品として楽しめる訳です。きらびやかなシンセサウンドはホラー映画向けではありませんが、そこも狙いになっていると思います。イエス時代のシンセサウンドも、ここまでカラフルではありませんでした。

効果音的なシンセも初めて使っていると思います。テープの逆回転のような音もシンセで創っていると思われます。これまでは楽曲を集めたサントラでしたが、この作品から曲よりも効果を重視した本格的なサウンドトラックになっています。映画も当時はかなり話題になりましたので、今見ても面白いと思いますが、アナログシンセマニアにはお薦めのアルバムです。

Theme From The Burning
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[20130309]

ラプソディーズ(紙ジャケット仕様)ラプソディーズ(紙ジャケット仕様)
(2010/04/01)
リック・ウェイクマン

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79年の作品です。イエスに二度目の加入をしたものの、再び脱退してソロ活動を本格的に始めます。プロデューサーはグラムロックの重鎮Tony Visconti で彼自身もアコースティックギターを演奏しています。その他にはベースのBruce Lynch、ドラムのFrank Gibson, Jr.、ギターのNico Ramsdenです。かなりポップな内容で、ロックンロールやクラシック曲を題材にしながらもシンセサイザーを活かしたシンフォニックロックなアレンジにデフォルメしていて面白いです。

1. Pedra de Gavea
2. Front Line
3. Bombay Duck
4. Animal Showdown (Yes We Have No Bananas)
5. Big Ben
6. Rhapsody in blue
7. Wooly Willy Tango
8. The Pulse
9. Swan Lager (P.D.)
10. March of the Gladiators
11. Flacons de Neige
12. The Flasher
13. The Palais
14. Stand-by
15. Sea Horses
16. Half Holiday
17. Summertime
18. Credits

時代はテクノの時代に入っていて、プログレとテクノは同じアナログシンセを使用していましたが、リックのソロ作品を続けて聴いていると、プログレ時代とテクノ時代では明確にシンセの音色に変化が現れているのが分かります。よりフィルターやレゾナンスをいじった音色になっています。そしてボコーダーを使ったリックの歌も披露してます。チョッパーベースがあったりとファンキーなスタイルもソロではお馴染みになっています。

ディスコブームでもありましたので、踊れるリズムになっていますが、それにしては音数が多過ぎですね。イエス時代とは違った新しいシンセの使い方をしているので、かなりテクノの影響もあるようです。ジャズのRhapsody in Blueもディスコビートになっています。アナログ盤では2枚組の容量でしたが、音楽的には脱プログレしています。グラムロックみたいに猥雑ですが名盤です。

Pedra de Gavea
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[20130309]

Rick Wakeman\'s Criminal RecordRick Wakeman\'s Criminal Record
(2006/11/28)
Rick Wakeman

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77年の作品で、リックウェイクマンのピアノアルバムです。ピアノが中心と言うだけで、多重録音でシンセや他の鍵盤楽器による大プログレ大会になっています。一番リックウェイクマンらしい作品とも言えます。バックはイエスのメンバーでドラムのAlan White、ベースのChris Squire 、もうこれだけで他のソロ作品とは違う緊張感が生まれています。パーカッションのFrank Ricotti 、ボーカルのBill Oddieとスイスのロザンヌ合唱団が参加しています。

1. Statue of Justice
2. Crime of Passion
3. Chamber of Horrors
4. Birdman of Alcatraz
5. Breathalyser
6. Judias Iscariot

ファンキーな曲もありますが、ヘンリー〜以来のファンが満足出来る内容になっています。ステージで何台もの鍵盤楽器を駆使するようになったのも彼が始まりであり、そうしたステージングも考慮されたアレンジだと思いますが、スタジオ盤ではオーバーダビングされています。早くもコンピュータープログラミングも導入しているようですが、ほぼ手弾きです。ポップさとアグレッシブなバランスが調和されています。

テクニカルな演奏をするにはイエスのメンバーに頼る他無かったのでしょう。これまでのソロ作品の緩い感じがありません。あれは演奏する側の問題だったんですね。リックの力強いパッセージはキースエマーソンとは異なっております。パイプオルガンも好んで演奏しており、これはアルバム究極で使用されたスイスのパイプオルガンと同じものでしょう。納得の名盤です。

Statue of Justice
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[20130308]

White RockWhite Rock
(1977/01/01)
Rick Wakeman

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ホワイト・ロック(紙ジャケット仕様)ホワイト・ロック(紙ジャケット仕様)
(2010/04/01)
リック・ウェイクマン

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77年の作品で、インスブルック冬季オリンピックのドキュメンタリー映画のサントラ盤になります。インストものなのでシンセが大活躍しています。やはりボーカルが無い方がダイナミックにリックウェイクマンのキーボードプレイを堪能出来ます。しかし、音楽的には前作No Earthly Connectionと似ていて、ある程度ストックがある曲を映画用に創り直しているのではないかと思われます。

1. White Rock
2. Searching For Gold
3. The Loser
4. The Shoot
5. Lax'x
6. After The Ball
7. Montezuma's Revenge
8. Ice Run

このアルバムのイメージからソロではサウンドトラックが多いという印象が強くなりますが、実際にサントラは沢山手がけていきます。セッションマン時代のあらゆるジャンルに長けた演奏が活かされています。イエスのような緊張感のある演奏とは違って、かなりまともなポップスになっています。

民族音楽のようなMontezuma's Revengeなど、シリアスにはならずにユーモアのある音楽なので、とても聴き易いと思います。サントラとしてだけではなく、普通に音楽作品として聴けます。テクニックをひけらかすと言うのではなく、何でもこなせる器用さをひけらかしているようにも感じます。アナログシンセの様々な音色を使い分けていますが、プロデューサーが違うだけで、気を使っていない音色に聴こえると言うのも面白いものです。

White Rock
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[20130307]

No Earthly ConnectionNo Earthly Connection
(2013/01/29)
Rick Wakeman

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76年の作品です。オーケストラ無しのバンドスタイルでのソロアルバムとしては、やっと本格的な作品になりました。それだけに、ソロとなったリックウェイクマンがこれからどういう方向に進むのかが伺えるものになっていると思います。組曲となっている前半はロックオペラ的なスタイルで、歌い方もオペラティックだったりします。これは既にクィーンが極めているものなので珍しくはありませんが、クラシックをかじっているミュージシャンにとってはクラシックとロックの融合は命題のようなものなのでしょう。

1. Music Reincarnate, Pt. 1: The Warning
2. Music Reincarnate, Pt. 2: The Maker
3. Music Reincarnate, Pt. 3: The Spaceman
4. Music Reincarnate, Pt. 4: The Realisation
5. Music Reincarnate (Continued)
6. Part V the Reaper
7. Prisoner
8. Lost Cycle

プログレ作品としては王道を往きながらもファンキーなアレンジだったり、イエスの番外編としても楽しめますが、イエスにはないエッセンスが含まれていたりと、プログレが下火になりつつある時期に面白い試みがなされています。ボーカルはAshley Holt、ギターのJohn Dunsterville、ベースのRoger Newell、ドラムのTony Fernandezにホーンセクションが加わっています。そしてリックのメロトロンからシンセが丁々発止しております。

これまでの文学作品に比べると現代的なイメージがありますが、かなりシンフォニックロックしていて、一番ファンが待ち望んできたサウンドになっていると思います。ボーカルはB級な感じですが、このスタイルには合っていると思います。奇麗にまとめようとはせず、かなりユーモラスに展開していく流れは痛快ですらあります。ドラマティックな演出はグラムロック的とも言えますし、それがプログレ、若干テクノを予感させる音色もあったりして、かなり完成度の高いアルバムだと思います。かなり名盤です。

Music Reincarnate
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[20130306]

Real LisztomaniaReal Lisztomania
(2003/05/13)
Rick Wakeman

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「リストマニア」オリジナル・サウンドトラック(紙ジャケット仕様)「リストマニア」オリジナル・サウンドトラック(紙ジャケット仕様)
(2009/08/26)
リック・ウェイクマン、ロジャー・ダルトリー 他

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75年の作品で、映画リストマニアのサウンドトラックになっています。フーのトミーを手がけたケンラッセル監督によるロジャーダルトリー主演の映画で、クラシックの音楽家もロックミュージシャンとさほど変わらない変態性をもっているような表現が素晴らしい映画です。音楽を担当したウェイクマンもそうした映像にふさわしい音楽を創っています。

1. Scene
2. Metronome
3. Country Sword Dance
4. Free Song
5. Freudian Dream
6. Dante Period
7. Orpheus Song
8. For the Chop
9. Hell
10. Wagner's Dream
11. Dream of Hell
12. Inferno Ride
13. Master Race
14. Ride of Thor
15. Excelsior Song
16. Guardian Virgins
17. Rape, Pillage and Clap
18. Love's Dream
19. Suffering
20. Peace at Last
21. Love's Dream

ここからサウンドトラックを手がける事が多くなっていくのですが、これまでのソロ作品の中でもずば抜けて素晴らしい内容になっています。リストといえば当時はイケメンのビジュアル系音楽家として有名で、演奏するパフォーマンス、超絶的なピアノ演奏などで女性に人気がありました。彼の娘はワーグナーに嫁ぐのですが、ワーグナーにとってはカッコ付けの音楽家と批判されています。その彼の苦悩と変態性溢れるロックな映画になっています。

リストっぽい曲もありますが、カントリーやロック、オペラ風の様々な音楽性が愉快です。当初のサントラと違って、現在は完全版として収録曲が増えています。映画も是非見て欲しいですが、音楽だけでも楽しいです。中世文学シリーズよりも音楽的には優れていると思います。音楽的なユーモアもあり、トミーに近い感覚になっているので、ロックファンも充分楽しめます。名盤です。

Scene/Metronome/Country Sword Dance/Free Song
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[20130305]

Myths & Legends Of King Arthur & The Knights Of The Round TableMyths & Legends Of King Arthur & The Knights Of The Round Table
(1988/02/02)
Rick Wakeman

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75年、イエス脱退後ににリリースされたアルバムです。邦題はアーサー王と円卓の騎士たち。有名な中世の物語を前作と同じくオーケストラも含めて表現しています。スタジオ盤なので前作よりもバンドやシンセの絡み方がはっきりしています。ヘンリー八世の六人の妻ほどではない感じはボーカルが入っているからでしょう。インストだけなら凄いのですが、歌が普通過ぎるのです。

1. Arthur
2. Lady Of The Lake
3. Guinevere
4. Sir Lancelot And The Black Knight
5. Merlin The Magician
6. Sir Galahad
7. The Last Battle

バンドメンバーはボーカルのGary Pickford-HopkinsとAshley Holt、ギターのGeoff Crampton、ベースのRoger Newell、ドラムのBarney James、パーカッションのJohn Hodgsonでス。前作とほぼ同じです。イエスでのスリリングな演奏を体験しているので、それに比べると物足りない演奏です。しかし、彼が脱退したことによりイエスも失速しますので、実力が分散されたような形になり、この作品も含めて聴かないと物足りなくなってしまいます。

あまりにも有名な物語ですので、まるで映画のサントラのような感じもあり、この後サントラを手がける事が多くなっていきます。オーケストラはホーンが多く使われているので原子心母のような響きがあります。ボーカルがもう少し説得力があればしまるのですが、何か緩い感じになっています。コーラス隊は雰囲気があります。物足りなさはありますが、これもプログレの名盤と言える内容で大ヒットしました。

Arthur
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