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[20130331]

EarthworksEarthworks
(1990/08/30)
Bill Bruford

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ジャズドラマーを夢見ていたビルが念願かなって結成したジャズバンドEarthworksの87年のファーストアルバムです。モダンジャズのようで、シンセやオルガン、シンセドラムなどを使っているのでフュージョンのようにも聴こえます。懐古主義ではない、新しいモダンジャズを構築しようとしていたようです。フュージョンとして聴いた方が馴染み易いでしょう。

1. Thud
2. Making A Song And Dance
3. Up North
4. Pressure
5. My Heart Declares A Holiday
6. Emotional Shirt
7. It Needn't End In Tears
8. The Shepherd Is Eternal
9. Bridge Of Inhibition

メンバーはキーボード、トランペットのDjango Bates、サックスのIain Ballamy、ダブルベースのMick Hutton、とドラムのビルとの四人組ですが、シンセでDave Stewartが参加しています。ビルはシンセドラムで音階も演奏しています。Brufordの続きみたいな感じなのかもしれませんが、明らかに違う音楽性を持っています。このバンドもクリムゾンの休憩中に楽しんでいましたが、クリムゾンが再始動しても平行してやっているくらい気に入っているようです。

フュージョンと言いにくいのはスウィングしているからです。スウィングこそがジャズの定義ですが、ジュージョンの時代にはそのリズムを変革しています。ですが、後にフュージョンバンドもスウィングする曲を演奏するようになりますので、フュージョンではないとも言いにくいのです。新しい時代のモダンジャズと言う形容する他ありません。電気楽器を使う事に遠慮がないと言うのはフュージョン以降の事ですから、過去を振り返らずに前に進むジャズとして楽しんでいるようです。

Thud
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[20130331]

FlagsFlags
(2005/01/04)
Patrick Moraz

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85年の作品で、Patrick Morazとのコラボレート作品第二弾になります。今回はピアノだけでなく、シンセも使用しています。同時期にロバートフィリップとアンディーサマーズのコラボレートがありますが、それと同じような感じで新しい刺激を吸収してクリムゾンに帰っていこうとする一環の活動になっていたと思われます。

1. Temples Of Joy
2. Split Seconds
3. Karu
4. Impromptu Too!
5. Flags
6. Machine Programmed By Genes
7. The Drum Also Waltzes
8. Infra Dig
9. A Way With Words
10. Everything You’ve Heard is True
11. Eastern Sundays
12. Children’s Concerto
13. Galatea

Max RoachのThe Drum Also Waltzesをカバーしていたり、ジャズドラマーを目指していたビルらしいプレイが聴けますし、モラーツもソロ曲を持ちよったり、独自の主張をぶつけあう事で新しい化学変化を楽しんでいます。これにベースを加えるとトリオ編成になりますが、ベースがいない事で予定調和を排した音楽を楽しもうとしているように思われます。それにしてはしっかり調和されているという不思議な空間が生まれています。

シンセサイザーも使う事で、和音楽器に留まらない鍵盤も打楽器のごとき演奏、打楽器もリズムだけではなく音階を感じさせるような使い方、お互いの殻を破ろうとしている二人の融合はインプロヴィゼーションでのコールアンドレスポンスのように会話させて音楽を成立させています。ジャズなどでは良くやる事ですが、プログレ畑の二人が交わる事でジャズとも違う世界になっています。

Split Seconds
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[20130331]

Music for Piano & DrumsMusic for Piano & Drums
(2004/11/16)
Moraz-Bruford

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再始動したクリムゾンは数枚アルバムを出しては小休止しながら生き延びていきます。その合間を縫って、ビルは外からの刺激を求めて様々なセッションに顔を出すようになります。その一つがこの元イエスのキーボーディストPatrick Morazとのコラボレーションです。イエスでは同時期に在籍していなかった仲なのですが、ピアノと打楽器のコラボレートという不思議な作品を生み出しています。

1. Children's Concerto
2. Living Space
3. Any Suggestions
4. Eastern Sundays
5. Blue Brains
6. Symmetry
7. Galatea
8. Hazy
9. Blue Brains
10. Flags
11. Hazy

83年の作品で、モラーツが作曲したピアノ曲に対してビルがインプロヴィゼーションのように打楽器を重ねて行きます。そしてビルが創りだしたリズムに対してモラーツがピアノの和音を重ねて行きます。そうしたやり取りで構成された内容になっています。モラーツの現代音楽的なピアノ、クラシックなのか、ジャズなのか分別がつきにくい故に現代音楽と表現してみます。これがビルの五感を刺激して、これ又ジャズなのか、ロックなのか分からない世界を生み出しています。

時には優雅に、時には優しく、リックウェイクマンとは違う感性のモラーツのピアノはビルにとって新鮮だったようです。ピアノもドラムも多重録音されていて、もしくは同時に演奏しているものをトラック分けして違う表情のエフェクト処理をしていて、二つだけの楽器なのに広がりのある空間を生み出しています。他の邪魔な楽器が無いので、その微妙な違いも鮮明に聴こえてきます。まるでキースジャレットの即興演奏を聴いているみたいな瑞々しさがあります。名盤です。

Children's Concerto
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[20130331]

Gradually Going TornadoGradually Going Tornado
(1990/08/30)
BRUFORD

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80年の作品です。Allan Holdsworthが脱退してしまったので、代わりにJohn Clarkがギターで加入しました。Allan Holdsworthがいなくなった事でキーボードのDave Stewart が主役になって牽引しています。又、ベースのJeff Berlinがボーカルをとることで歌のフュージョンになっていて、演奏は相変わらず凄いのですが、かなりポップになってきています。

1. Age Of Information
2. Gothic 17
3. Joe Frazier
4. Q.E.D.
5. The Sliding Floor
6. Palewell Park
7. Plans For J.D.
8. Land's End

John Clarkはバッキング的なギターで、リードはDave Stewart のシンセが出てきます。その分Jeff Berlinのベースもブンブン歌っています。Allan Holdsworthの存在はそれだけ大きかったのだと思います。彼がいなくなった事で、全員でソロをとって盛り上げています。音楽的にもジャズロックからコロシアムⅡのようなポップロック寄りのアレンジになっています。これも時代なのでしょうが、フュージョンも洗練されていくのです。

よりテーマが明確になって無駄がなくなっています。音楽的にもバンドとしてもより強固な完成度を高めていますが、キングクリムゾンが再始動した事もあって、Brufordと言うバンドはこのアルバムを最後に解散する事になります。メンバーはそれぞれがバンドリーダーに成れるくらいの強者揃いですから、この後も多方面で活躍していく事に成します。それだけに、このバンドでの演奏は貴重な音源であり、目立ちませんでしたが、UKシーンには確かな足跡を残していきました。名盤です。このバンドではずれはありません。

Age Of Information
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