2000年の作品で、Jansen Barbieri Karn、略してJBKの第二弾アルバムになります。JAPANというバンドがヒップホップを経過したらこういう音になったといえるようなサウンドで、ハウス的な処理をしながらもJAPAN的なサウンドや旋律が一般的な
テクノとは違うニュアンスを与えているユニークな
音楽になっています。
1. The Sahllow Pool
2. To The Core
3. Sacrifice
4. Cold Light
5. Carry The Ashes
6. Red Track Dance
7. Beast Haunted
8. Alone In His Shoes
9. Found In A Shell Of Murmurs
ゲストミュージシャンはサックスのTheo Travis、ギターがAziz IbrahimとJAPANのラストツアーに同行した日本が誇るギタリストMasami Tsuchiya、チェロのNick Cooper、ボーカルのZoe Niblettとなっています。JAPAN 時代はアナログシンセで斬新なサウンドを残していますが、このデジタル感覚も見事に自分達の
音楽として消化させています。ミックカーンのベースもアンサンブルを重視しているのか、いつもよりは動いていません。
ダンスミュージックとしても踊れる
音楽になっています。JAPANのファーストアルバムはファンクロックでしたので、元々はダンスミュージックにも対応していたバンドだったのです。しかし、オーソドックスを避けるようになり、どんどんマニアックな世界を構築するようになり、独自の
音楽を生み出していく事になるのですが、ここでは大分時代のスタイルに寛容になっています。ただし、オーソドックスがバレないような工夫をしているところが彼ららしいです。
The Sahllow Pool