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[20130706]

Alchemy: An Index of PossibilitiesAlchemy: An Index of Possibilities
(2006/04/07)
David Sylvian

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85年のセカンドアルバムです。当時はテープでのみの販売でした。アナログレコードばっかりあさっていた私はこのアルバムの存在に気づいていませんでしたが、最近はCD化されているようです。Nigel Walkerとの共同プロデュースで、Words With The Shamanは組曲形式で、民族音楽をプログレッシヴフュージョンで表現した作品になっています。

1. Words With The Shaman - Part 1 (Ancient Evening)
2. Words With The Shaman - Part 2 (Incantation)
3. Words With The Shaman - Part 3 (Awakening (Songs From The Treetops))
4. Preparations For A Journey
5. The Stigma Of Childhood (Kin)
6. A Brief Conversation Ending In Divorce
7. Steel Cathedrals

弟のSteve Jansenは仲良しなようで、今回も参加しています。Holger Czukayもdictaphoneという昔の電話みたいなものを使っています。そして面白いのがミックカーンではなく、彼が真似ているPercy Jonesの方が参加しています。ウネウネベースの元祖です。Jon Hassellのトランペットによりジャズの要素がある事を明示しています。19分近いSteel Cathedralsでは坂本龍一の他、Robert Frippも参加しています。この競演が次のアルバムに流れていきます。

JAPANのラストツアーにギタリストとして日本から招聘されたMasami Tsuchiyaも参加しています。彼はいまだにイギリスで活動するくらいあちらの生活に馴染んでいます。時代がワールドミュージック、特にアフリカに向いていた時期でもあり、民族音楽を取り入れていますが、かなりプログレッシヴな扱い方になっています。特にボーカリストであるシルヴィアンがまったく歌っていないで、民族音楽のテープコラージュになっています。イーノとデヴィッドバーンのブッシュオブゴーストの影響でしょうか。と言う事で、彼の作品の中でも一番知られていない作品でありますが、結構面白いです。

Words With The Shaman - Part 1 (Ancient Evening)
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[20130706]

Brilliant TreesBrilliant Trees
(1993/01/20)
David Sylvian

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続きましてはJAPANの顔ともいうべきデヴィッドシルヴィアンです。84年のファーストソロアルバムです。Steve Nyeをプロデューサーに迎えて、80年代のホワイトファンクを独自の美学で奏でています。彼が一番競演したかったHolger Czukayも参加しています。JAPANのファーストアルバムは見事なファンクロックの名盤でした。ここではそれをアコースティックでアダルトな雰囲気でダンディズムで東欧のモノクロ映画のような質感に仕上げています。

1. Pulling Punches
2. The Ink In The Well
3. Nostalgia
4. Red Guitar
5. Weathered Wall
6. Backwaters
7. Brilliant Trees

ドラムは実弟のSteve Jansen、なぜか名字が違いますが、イケメン兄弟です。キーボードも元JAPANのRichard Barbieri、ベースがWayne BraithwaiteとDanny Thompson、イケナイ関係だった坂本龍一も参加しています。Red GuitarはモノクロのPVで体を土に埋められたシルヴィアンが印象的でした。JAPANの後期から彼の書く詩は自信の内面の葛藤を描いたもので、イケメンなのにこの苦悩の激しさは何なんだと思っていました。矢野顕子のセッションに参加したシルヴィアンの印象派暗い奴でした。その後デヴィッドと言う曲を彼の為に創っています。

彼は名前と歌い方からデヴィッドボウイの影響があるのかと思いきや、どちらかと言うとブライアンフェリーをアイドルとしています。Nostalgiaはタルコフスキーの映画からインスピレーションを受けています。JAPANの曲の帆トンを手がけていましたので、JAPANのブレインであり、その創作意欲はソロになってからも止む事はありません。ですから他のメンバーに比べてもソロになってからのテーマがいつも明確になっています。ブラックコンテンポラリーとヨーロッパのデカダンが融合した見事な名盤です。

Pulling Punches
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[20130706]

InGladAlonenessInGladAloneness
(2012/04/04)
Dalis Car

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2012年の作品で、ミックの本当の遺作となったアルバムです。ミックの癌が公表されてから、お互いに不完全燃焼のまま終わっていたPeter MurphyからDalis Carの作品を創ろうともちかけられます。ほぼ死の直前まで製作されていたアルバムで、時間がなかったのか、ミニアルバム、EP晩としてのリリースになっていますが、Dalis Carの新作が世に出る事があるとは、ファンも想像もしていなかった事でしょう。

1. King Cloud
2. Sound Cloud
3. Artemis Rise
4. Subhanallah
5. If You Go Away

Steve Jansenもドラムで助太刀。最初の作品よりも力強く、Peter Murphyも大分アイデアを出しているようです。ロジャー辺りのデヴィッドボウイを継承したようなスタイルであり、これまでの彼らの音楽人生を悔いなく叩き付けたようなエネルギッシュなサウンドになっています。病と戦いながらもミックのベースはアグレッシヴにウネウネしまくっています。

ミックにとっても久々の打ち込み無しの演奏ですから、いつも以上にエモーショナルに感じられます。ジギースターダストの子供達は死の直前までその夢の続きを見続けているようです。友の死に直面するPeter Murphyの歌もいつ以上に心を揺さぶるように感じるのは気のせいでしょうか。グラムロックの申し子達は正統にその遺伝子を21世紀に受け継いでいます。そんな安心するような音楽になっています。一人の偉大なる音楽の騎士のご冥福を祈ります。

King Cloud
⇒ 続きを読む

[20130706]

Concrete TwinConcrete Twin
(2010/05/18)
Mick Karn

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2009年の作品です。癌との闘病中に製作されていましたが、このアルバムが最後のオリジナルアルバムとなってしまいました。内容的にはこれまでの作品のようにコンピュータープログラミングされたトラックにミックのベースの生演奏を重ねたものになっています。前作まではそのベースも控えめだったのですが、今作では昔みたいにウネウネベースが健在になっています。

1. Ashamed To Be Part Of Them
2. Presence
3. T.V.Woo
4. Confabulation
5. Yes I've Been To France
6. Tender Poison
7. Vote For Lies
8. J.B. Meknee
9. Antisocial Again

オーケストラのマルチサンプリングを手に入れたのか、オーケストラアレンジが目立ちます。完璧にベースで主旋律を弾いたり、死期を悟ったのか。あくまでもベースプレイヤーとしての誇りにかけた作品のように思えます。例えば凄みではかないませんが、ジャコパストリアス以上の構成力を持っているとも思えます。ドラムパターンがドラムンベースそのままだったりするところはご愛嬌でしょうか。

クレジットがないので、ロバートフィリップみたいなギターもミックが弾いていると思われます。そういえばJAPAN の脱退したギタリストはE-BOWなる磁石でギターを弾く武器を使っていました。あれだとこんな音色になるはずです。そしてあまりにも突然にミックの死が報道されました。52歳と言うあまりにも早いその死は多くのファンを悲しませました。これだけ才能があって、まだその先も期待出来る予感が会っただけに惜しまれます。この次の作品もきっともの凄い事になっていたに違いありません。しかし、これまで彼が残してきた音源は間違いなくロック史に残る貴重な財産である事は間違いありません。

Ashamed To Be Part Of Them
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