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[20130707]

BlemishBlemish
(2006/01/02)
David Sylvian

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2003年の作品で、Samadhisoundレーベルを立ち上げて、よりマニアックな音楽を創っていく事にあります。手始めにこのアルバムはアンビエントエレクトロニカなデジタル感たっぷりな作品になっています。前作の穏やかな状態は夫婦間がうまくいっていた頃であり、この頃にはそれも破局を迎えていて、その状態がそのまま音楽に反映されているようです。

1. Blemish
2. The Good Son
3. The Only Daughter
4. The Heart Knows Better
5. She Is Not
6. Late Night Shopping
7. How Little We Need to Be Happy
8. A Fire in the Forest

これまでは多くのミュージシャンが参加していましたが、このアルバムは少ないです。シルヴィアン以外にはギターのDerek Bailey、エレクトリックトリートメントのChristian Fenneszだけで演奏されています。リフレインされるシンセ音にギターノイズ、それだけおバックに孤独に歌い上げるデヴィッド。しかし、自暴自棄になっているようには感じられません。きちんと現実を受け止めて自分の音楽に消化しているのです。

前作ではやっと一般的なオーディエンスでも聴ける作品を創っていましたが、再びマニアックな世界にのめり込んでしまった感じがします。この人にとっては普通である事は恥ずかしい事のようにも感じられます。本来ミュージシャンと言うものはそういうものであり、レコード会社の言うがままの音楽を創っている現在の日本のシーンのような中にはミュージシャンと呼べるものはいないのかもしれません。サラリーマンと一緒です。又シルヴィアンの孤独な旅が始まりました。

Blemish
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[20130707]

Dead Bees on a CakeDead Bees on a Cake
(1999/03/17)
David Sylvian

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99年の作品です。前作から12年ぶりのソロアルバムになります。その間、Holger Czukay、Russell Mills、Robert Frippらと競演していました。そして再びソロ活動に入り、どんな音楽になるのか、プロデュースはシルヴィアン自身によるものです。まず、リズムはハウスとかネオアコみたい。ポップなのです。これまで既成の音楽とは一線を引いていましたが、心境の変化なのか、普通のドラムパターンなのです。

1. I Surrender
2. Dobro #1
3. Midnight Sun
4. Thalheim
5. God Man
6. Alphabet Angel
7. Krishna Blue
8. The Shining Of Things
9. Cafe Europa
10. Pollen Path
11. All Of My Mother's Names (Summers With Amma)
12. Wanderlust
13. Praise (Pratah Smarami)
14. Darkest Dreaming

またしても坂本龍一が関わっています。この妖しい関係は消えないようです。Marc RibotやBill Frisellなどのネイティヴ系のギタリストだったり、タブラでドラムンベースをやるTalvin Singhも参加しています。Steve Jansenはお決まりですね。やはりジャズの質感を持ったフォークの面持ち。しかしポップなのです。とりあえず時代の音楽はやっておいて、その上で自分の音楽を主張しようとしているのかもしれません。

これまでは特定の音楽ジャンルにあてはまらないような融合具合で独自の世界を創っていましたが、ブルースやススワンプ感があったり、これまででは信じられないような分かり易い音楽をやっています。ただ、それをアンビエントな感じで表現しているので普通ではありませんが、分かり易い音楽になっています。そうした音楽でもシルヴィアン節は揺るぎありません。神が人間界に降り立って一緒に生活しているみたいな音楽です。

I Surrender
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[20130707]

Secrets of the BeehiveSecrets of the Beehive
(1993/08/16)
David Sylvian

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887年の作品です。プロデュースはSteve Nyeに完全に任せています。アコースティックでモノクロームな叙情詩、これまでのようなポップさはより私的な内省の世界感となり、そして暗いけど美しいシルヴィアン節の極地。決して否定的な暗さではなく、肯定的な暗さ、ロバートワイアットのようなイギリス的なジャズの解釈。キースジャレットのような詩的な音楽。シルヴィアン節の最高傑作ではないでしょうか。

1. September
2. The Boy With The Gun
3. Maria
4. Orpheus
5. The Devil's Own
6. When Poets Dreamed Of Angels
7. Mother And Child
8. Let The Happiness In
9. Waterfront
10. Forbidden Colours

坂本龍一が大きく関わっています。Steve Jansenは必ずいます。ミックカーンと大きく関わっているDavid Torn も参加しています。ウッドベースのDanny Thompson、パーカッションのDanny Cummings、スライドギターのPhil Palmer、フリューゲルホーンのMark Ishamなど、生オーケストラも素晴らしいアレンジになっています。イギリスの田園風景や庭園などのビジョンが浮かんできます。Let The Happiness Inのような名曲も書ける幅の広さ。フォーク調なジャズのような独自の世界を構築しています。

Forbidden Coloursはボーナストラックで坂本龍一との共作になっています。戦メリのボーカル版ですね。シンセも使っていますが、デジタル臭さがまったくありません。質感はアコースティックです。アンビエント空気感は緊張感を感じさせ、緩やかなのに決して安堵の状態で聴ける作品ではありません。ポップ化していくデヴィッドボウイには創れないようなダンディズム。しかし男性的でない音楽。これぞシルヴィアン節であります。名盤です。

September
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[20130707]

Gone to Earth (W/CD)Gone to Earth (W/CD)
(2006/04/07)
David Sylvian

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86年の作品で、再びSteve Nyeとの共同プロデュースになっています。前作で知り合ったRobert Frippが音楽面で大きく貢献しています。これが後のThe First Dayへつながっていきます。ソロになってからは外交的なサウンドになっていましたが、内省的なシルヴィアン節が復活しています。音楽的にはより様々な音楽を融合させたプログレッシヴフュージョンになっていくのですが、ここからの歌はより内省的に内へ内へと向かっていきます。

ディスク:1
1. Taking The Veil
2. Laughter And Forgetting
3. Before The Bullfight
4. Gone To Earth
5. Wave
6. River Man
7. Silver Moon
8. River Man (Remix)
9. Gone To Earth (Remix)
10. Camp Fire: Coyote Country (Remix)
ディスク:2
1. The Healing Place
2. Answered Prayers
3. Where The Railroad Meets The Sea
4. The Wooden Cross
5. Silver Moon Over Sleeping Steeples
6. Camp Fire: Coyote Country
7. A Bird Of Prey Vanishes Into A Bright Blue Cloudless Sky
8. Home
9. Sunlight Seen Through Towering Trees
10. Upon This Earth

アナログ盤では2枚組でしたが、CDでは当初インスト曲を省いた1枚でリリースしていました。後にリミックスを含めてCDでも2枚組に編集されています。今回もSteve Jansenがドラム、Richard Barbieriも参加、しかし、ソロになってからはシルヴィアンの美学はJAPANの焼き直しをするような事はしません。よりアダルトな音楽性を目指しています。Mel CollinsやB.J. Coleも参加して、より深い世界へと誘います。タイトル曲はRobert Frippとの共作で、JAPAN以外のミュージシャンとのセッションを楽しんでいます。

ファッションはビジュアル系としてデビューしていますが、既にグラムロックは終焉していて、JAPAN はイギリスでは売れていませんでした。しかし、クィーンと一緒で、日本でバカ売れしたのです。日本にはビジュアル系に弱いロック好きな女性が多くいて、デビュー当時のJAPANを支えていました。しかし、見た目とは裏腹にどんどん音楽性を深めていき、ソロになってからもその追求は留まりません。暗い奴なシルヴィアンらしい世界観が溢れています。

Taking The Veil
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