2001年の作品です。今回はドイツの音響派Hans Joachim RoedeliusとClaudio Chianuraとのジョイントアルバムになります。オムニバス形式で、三人がそれぞれ1曲づつ曲を提供しています。アンビエント曲の強い作品です。
1. Breaking the Silence / Light Years
2. Frieden fr Adjan / Verweht / Bonheur
3. T'AI
Breaking the Silence / Light YearsがRichard Barbieriの曲で、水の音がする静かなアンビエント曲になっています。Frieden fr Adjan / Verweht / Bonheurは大御所Hans Joachim Roedeliusの曲で、タイトル曲にもなっているT'AIはClaudio Chianuraの作品です。こちらはサンプリング音源を組み合わせたエスニックなリズムのエレクトロニカになっています。
それぞれの曲が全て21分以上の長い曲で、音響派のゴッドファーザーとも呼ばれているHans Joachim Roedeliusとの競作として曲を提供しているようです。
テクノの源泉はドイツにありますから、そこからの影響を受けた部分をそれぞれが現在出来る感性で作品にしたような内容になっています。
Breaking the Silence / Light Years