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[20130720]

20 Mothers20 Mothers
(1995/10/31)
Julian Cope

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95年の作品で、Julian Copeの最高傑作アルバムです。前作までの三部作ではある程度のコンセプトがあったので偏ったサウンドでしたが、このアルバムでは彼のポップセンスが全開であり、ポップ職人としての技が満載です。前作までのイギーポップみたいな低音の歌い方にこだわらず高音でもしっかり歌っております。シドバレット時代のピンクフロイドのようなサイケ感やブリティッシュ特有のポップソングで彩られています。

1. Wheelbarrow Man
2. I Wandered Lonely as a Cloud
3. Try, Try, Try
4. Stone Circles 'N' You
5. Queen/Mother
6. I'm Your Daddy
7. Highway to the Sun
8. 1995
9. By the Light of the Silbury Moon
10. Adam and Eve Hit the Road
11. Just Like Pooh Bear
12. Girl-Call
13. Greedhead Detector
14. Don't Take Roots
15. Senile Get
16. Lonely Guy
17. Crying Babies Sleepless Nights
18. Leli B.
19. Road of Dreams
20. When I Walk Through the Land of Fear

この頃からロンゲになってイメージ的にも70年代を体現するようになっています。音の玉手箱のような初期のトッドラングレンの作品に匹敵する内容になっています。70年代サウンドにこだわっていませんし、パンクもテクノもニューウェイヴも経由していますので、あらゆる要素のサウンドを万華鏡のようにちりばめられています。曲の長さも短めで次から次へとおいしいところどりの極上のポップアルバムになっています。

既にブリットポップが始まり出した頃ですが、だからといってブリットポップにならずにそういう枠組みを超えた、更に高みを目指した作風になっています。この人の場合はひねくれポップと呼ぶには、あまりにもストレートにポップで、それでいてかっこいいので、形容のしようがないほどのやりたい放題し放題で、その潔さがまた心地良いのです。音の魔術師とまでは言いませんが、歴代のポップアルバムの名作に劣る事の無い名盤だと思います。

I Wandered Lonely as a Cloud
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[20130720]

AutogeddonAutogeddon
(2000/03/28)
Julian Cope

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93年にDonald Ross Skinnerと競作でRiteというアンビエント作品を作っていましたが、やはりマイナーレーベルからリリースだったので、入手困難になっていますので省略いたします。これは94年の作品になります。やはり70年代テイストな作品になっています。少し素朴なサイケ、まるでシドバレットのソロアルバムのような雰囲気もあります。Peggy Suicide と Jehovahkillと併せて三部作となっているようです。

1. Autogeddon Blues
2. Madmax
3. Don't Call Me Mark Chapman
4. I Gotta Walk
5. Ain't No Gettin' Round Gettin' Round
6. Paranormal In The West Country (Medley): Paranormal Pt.1/Archdrude's Roadtrip/Kar-ma-kanik
7. Ain't But The One Way
8. S-T-A-R-C-A-R

非常に私的な、同じ時期に同じイメージで作られた曲のような雰囲気を感じます。この私的な感じが70年代のブリティッシュロックが好きな人にはいい感じに聴こえると思います。ただ、私的過ぎてイギリス以外ではほとんど売れていません。日本でも熱心なファンでなければ持っていないでしょう。しかし、かなりおいしいところを押さえた曲作りは聴けば気に入ってもらえると思います。しかし、店頭に並んでいなかったら聴くチャンスは無いでしょうから、こうしてブログで掘り起こす事は意義がある事だと思っています。

ヴェルベットアンダーグラウンドがもっとソリッドでかっこ良かったら、そんな作品と出会いたい人にとっては、またとない作品だと思います。時代の流行にこだわらず、やりたい音楽をやる事の気持ち良さ。それが独りよがりに終わっていないからこそイギリスではしっかり評価されています。ただ、それ以外の国へ発信するには足りないものがあるのも事実です。あくまでもマニアックなファン向けかもしれませんが、この心地良さはハマらないと分からないでしょう。

Autogeddon Blue
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[20130720]

JehovahkillJehovahkill
(1992/12/08)
Julian Cope

商品詳細を見る


92年の作品で、Peggy Suicideの続編的な作品です。80年代は60年代リバイバルな傾向がありましたが、90年代になると70年代リバイバルな傾向になります。10年前の世代は古く感じますが、20年前のスタイルは新鮮に感じるようです。その傾向を先んじて体現していたのがジュリアンです。この頃は70年代のフォークロックやカントリーロックなどのグルーヴを重視しています。それはオルタナともシンクロする事ですが、ひと味違うので売り上げには影響していません。

1. Soul Desert
2. No Hard Shoulder To Cry On
3. Akhenaten
4. The Mystery Trend
5. Up-Wards At 45 Degrees
6. Know (Cut My Friend Down)
7. Necropolis
8. Slow Rider
9. Gimme Back My Flag
10. Poet Is Priest...
11. Julian H. Cope
12. The Subtle Energies Commission
13. Fa-Fa-Fa-Fine
14. Fear Loves This Place
15. The Tower
16. Peggy Suicide Is Missing

しかし、イギリスでは既にカリスマ的な人気は持っていたのでイギリスでは売れています。それが後のブリットポップやパワーポップへ引き継がれていきますので、この人はマイペースでも後追いで時代がついていきます。知名度や売り上げはそれには反映しませんが、かなり重要なキーパーソンになっているのです。玄人受けしてしまう事はいたしかたありません。

たとえば、イギーポップやルーリードの新作に満足しない時、彼らにもっとぶっ飛んで欲しいとき、このアルバムはその期待に応えてくれる内容になっていると思います。70年代の作品はそれなりに名作がありますが、それらをもっと新鮮に味わえる作品が欲しいなら、このアルバムは応えてくれる内容になっていると思います。ロックのおいしいところはきちんと押さえている。そういう作品です。

Soul Desert
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[20130720]

Peggy SuicidePeggy Suicide
(2002/04/23)
Julian Cope

商品詳細を見る


89年のSkellington、90年のDroolianはマイナーレーベルからのリリースだった為か、現在は入手が困難になっていますので省略します。このアルバムは91年の作品で、ここから一気に吹っ切れたようにやりたい放題のポップワールド全開になっていきます。もはやパワーポップとかブリットポップとか関係なくなっていて何でもありなトッドラングレン並みの我が道を往く世界になっています。

1. Pristeen
2. Double Vegetation
3. East Easy Rider
4. Promised Land
5. Hanging Out And Hung Up On The Line
6. Safesurfer
7. If You Loved Me At All
8. Drive, She Said
9. Soldier Blue
10. You....
11. Not Waving But Drowning
12. Head
13. Leperskin
14. Beautiful Love
15. Western Front
16. Hung Up And Hanging Out To Dry
17. The American Lite
18. Las Vegas Basement

時代的に少しオルタナが入っているでしょうか、ポップでいい曲を書くルーリードみたいな感じがカッチョイイです。もしくはジムモリソンみたな歌い方になっています。ルーツはドアーズなのかもしれません。もしくはイギーポップ。サイケ感も復活していますが、それだけではなく、総体的に好きな音楽を好きなように演奏する、気持ちよければ何でもござれな精神はサイケなのでありましょう。

精神的にはパンクなのでしょうが、音楽スタイルにこだわらない感じが本来の新しいロックを創造するというパンクの黎明期を受け継いでいると思います。アメリカンパンクの方ですね。それはベルヴェットアンダーグラウンドやストゥージズのような実験性を持ったパンクが生まれる前のもっと自由だった頃のスタイルだと思います。それをやり続ける事で自信の音楽を追求しているように感じます。これはなかなかの名盤です。

Pristeen
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