

続きましてはテッドニュージェントの紹介です。テッドナジェントと言われる時もありましたが、ニュージェントで統一します。60年代にガレージサイケバンドAmboy Dukesで活躍していましたが、ソロとなって75年にリリースされたファーストアルバムになります。時はまさしく第二期ハードロックブームであり、新しいハードロックのギターヒーローとして注目されていました。
1. Stranglehold
2. Stormtroopin'
3. Hey Baby
4. Just What The Doctor Ordered
5. Snakeskin Cowboys
6. Motor City Madhouse
7. Where Have You Been All My Life
8. You Make Me Feel Right At Home
9. Queen Of The Forest
10. Stormtroopin' (Hammersmith Odeon, London)
11. Just What The Doctor Ordered (Hammersmith Odeon, London)
12. Motor City Madhouse (Hammersmith Odeon, London)
13. Magic Party (Outtake)
大御所ハードロックバンドは停滞気味の頃、エアロスミス、キッスやクィーンなどの人気により、第二期ハードロックブームが興っていました。テッドのサウンドもちょうどこの時期のアメリカンハードロックならではのソリッドなスタイルで、フルアコのギターでワイルドに演奏するパフォーマンスとは裏腹に、結構繊細に計算されたハードロックになっています。
バックのメンバーはリズムギターのDerek St. Holmes、ベースのRob Grange、ドラムのCliff Daviesの四人体制で、ゲストでキーボードのSteve McRay、パーカッションのBrian Staffeldが参加しています。デトロイト出身ですが、モントローズのようなスタイルのハードロックになっています。アメリカンハードロックといえば、このスタイルであります。ギターそろやリフはブラックサバスを彷彿とさせる部分もありますが、音が軽いのでアメリカ以外のなにものでもありません。それだけ軽快なハードロックであり、キッスも含めてドライヴのお供にはぴったりであります。
Stranglehold