

2007年の作品で、現在までの最新作になります。前作から5年ぶりの作品となりました。現在も活動中なので、これからも時間をあけて新作は届くものと思われます。リードボーカルはテッドで、バックコーラスを複数起用しています。Amboy Dukes時代の曲を再演したりしています。歌い方はグランジスタイルのひょうきんなキャラクターになって、演奏はよりソリッドでハード&ヘヴィーなサウンドになっています。
1. Aborigine
2. Bridge over Troubled Daughters
3. Broadside
4. Eagle Brother
5. Funk U
6. Geronimo and Me
7. Girlscout Cookies
8. Journey to the Center of the Mind
9. Lay with Me
10. Love Grenade
11. Spirit of the Buffalo
12. Stand
13. Still Raising Hell
14. Still Raising Hell (Live)
15. Cat Scratch Fever (Live)
16. Ted Nugent - Free For All
17. Cat Scratch Fever (Live)
このキャラクターを押し通せば、それなりに人気は出てくると思われますが、どうでしょうか、まるで日本の筋肉少女帯みたいではありませんか。それなら歌詞やテーマをもっとゴスな感じにした方がいいかもしれません。そこまでイメージ創りが出来ていないところがこの人の弱いところであります。もっと何かになりきった方が人気が出ると思います。それが出来ないところはマネージメントが弱いのでしょうね。
曲自体はパワーがあって勢いもあり、売れてもいいくらいだと思いますが、このスタイルも既に時代遅れでありますし、何かになりきってカリスマ性を作り上げる意外には無いと思います。演奏面での表現力は十分ですから、後は売り込む戦略創りをどうコントロールするかでしょう。ここまで来たらこの人にはもっと頑張ってもらいたいものだと思います。テッドはアメリカンハードロックの宝なのですから。
Broadside