

80年の作品で、SWEAT BAND名義によるアルバムです。汗バンドって、凄いネーミングですが、ソロでは来るべき80年代の新しい時代に備えたサウンドを創っていますが、このバンドは70年代の
ソウルミュージック、ディスコミュージックをP-FUNKのメンバーで再構築したものになります。プロデュースはBootsy CollinsでGeorge Clintonが関わっていないので、とても素直な
音楽になっていると思います。
1. Hyper Space
2. Freak To Freak
3. Love Munch
4. We Do It All Day Long (Reprise)
5. Jamaica
6. Body Shop
7. We Do It All Day Long
メンバーはギターにBootsy Collins, Garry Shider, Michael Hampton、ドラムがBootsy Collins, Jerry Jones、キーボードがBernie Worrell, Joel Johnson、パーカッションがCarl Small, Bootsy Collins、ホーンセクションがMaceo Parker, Fred Wesley, Richard Griffith, Larry Hatcherで、ブーチーがマルチな活躍をみせています。ブーチーの個人的な趣味で創ったバンドである事がよく分かります。
Love Munchはボサノヴァ調のダンスミュージックで、アクの強いP-FUNKとは違って、単純にダンスを楽しむ為の
音楽を演奏しています。90年代くらいにやれば懐かしいスタイルという事になりmスが、80年代になったばっかりの時期にこうした少し前のスタイルに特化した作品を創るというのも冒険だと思いますが、それにしても流石に演奏力のあるメンバーばかりなので、本物の
ソウルミュージックの作品以上に質の高い演奏になっています。意外に隠れた名盤でありましょう。
Hyper Space