

82年の作品です。Bootsy Collins名義のソロアルバムで、プロデュースもブーチーだけで行っていて、パーラメントのようなワンコード
ファンクとは違って、スリーコードで
ソウルフルな
ファンクになっていて、ブーチーカラーが明確になっています。Maceo ParkerやPhelps Collinsなども参加していますが、ほとんどの楽器をブーチーが演奏するというマルチぶりを発揮しています。
1. Shine-O-Myte (Rag Popping)
2. Landshark (Just When You Thought It Was Safe)
3. Countracula (This One's For You)
4. #1 Funkateer
5. Excon (Of Love)
6. So Nice You Name Him Twice
7. What's W-R-O-N-G Radio
8. Music To Smile By
9. Play On Playboy
10. Take a Lickin' And Keep On Kickin'
11. The Funky Funktioneer
よりパロディー精神のあるコミカル感が満載で、ブーチーワールド全開です。ボコーダーによる歌もひょうきんに聴こえます。ジャケットにもあるスターベースも改良を重ねて、必要不可欠なフェイザー、オートワウ、ファズなどのエフェクターも内蔵されています。より歪んだベースサウンドで重量感も増しています。まだ打ち込みなどのコンピューターミュージックになる前の、アナログな演奏での最後の作品になります。
それだけに一番ブーチーらしくて愉快なアルバムです。
ファンクではほとんど聴かれないアコースティックギターも登場するバラードなど、
ファンク以外の要素も取り混ぜてファンキーな世界を創りだしています。まだ80年代サウンドに染まっていないので、シンセの音色などユニークな音がわんさかわんさかしています。
ファンクの楽しさが詰まった名盤です。
Shine-O-Myte (Rag Popping)