

2013年の作品で、現在までの最新作となっています。このアルバムはこのバンド主演のアクション映画のサントラ盤になっています。ストーリーに合わせた内容のオリジナル曲が前半を占めて、後半はそれ間dネオヒット曲が並んでいます。サントラというか、コンセプトアルバムみたいな構成になっていると思います。しかし、アイドル時代ならまだしも、おっさんバンドを主役にするなんて、ヨーロッパ圏での人気は日本では想像する事すら出来ません。
ディスク:11. Looking Out For Caroline
2. GoGoGo
3. Run And Hide (The Gun Song)
4. Running Inside My Head
5. Mystery Island
6. All That Money
7. Never Leave a Friend Behind
8. Fiji Time
9. Bula Bula Quo (Kua Ni Lega)
ディスク:21. Living On An Island
2. Frozen Hero
3. Reality Cheque
4. Rockin' All Over The World
5. Caroline
6. Beginning Of The End (Live 2010)
7. Don't Drive My Car (Live 2010)
8. Pictures Of Matchstick Men
9. Whatever You Want (Live 2010)
10. Down Down (Live 2010)
映画の内容はよく分かりませんが、彼らのヒット曲でもあるCarolineを探しにある島に行くような内容のようです。曲もいつも通り素晴らしい楽曲が並んでいます。サントラだから特に変わった事はしていません。このバンドは今が絶頂期ではないかと思えるくらい、昔よりも断然今が良いものを創っています。これも全英TOP10のヒットとなっています。単なるストレートなロックンロールじゃなくなっていますが、力強さがあります。
少しオルタナ翳りも感じますが、それは年齢による渋みだと思います。同時期にデビューしたバンドはいち早く世界でヒットを飛ばして、いつしか解散していますが、このバンドはローカルな売れ方をしながらもマイペースに自分達の
音楽を熟成させながら成長してきました。もはや彼らにブギバンドというレッテルはいらないくらい独自のスタイルを身につけています。これからも楽しみなバンドであり、いつしか世界的な評価があれば良いと思います。
Looking Out For Caroline