81年のアルバムです。忙しいプロデューサー業の合間でソロアルバムを制作しているので、前作からは10年ぶりとなります。スタジオミュージシャンによるバンドの後継としてTOTOのメンバーが参加しています。ですからA.O.R.色が強くなっています。しかし、音の質感的にはサザンロックのような雰囲気を感じます。
1. Give 'Em What They Want
2. Let The Good Times Roll
3. Playin' My Thang
4. Fly
5. Sandy Beaches
6. With You
7. Feet
8. Why Do You Say You Love Me
9. Ya Da Ya Da
アルバムジャケットはSteve Cropper としては一番有名ではないでしょうか。しかしこのアルバム、CD化はされていないのでしょうか、ビニール盤でしか見つけられませんでした。ですからジャケットのリンク先はでたらめです。Steve Cropper は歌も歌っています。巧くはありませんが、カントリーミュージシャンみたいで味わいがあります。全体的にリラックスした感じの作品です。
ギタースタイルもフュージョン系な感じになっています。当時はパンクの時代でもありますが、アメリカでは平和にライトフュージョンが流行っていました。特に西海岸ですが、テレキャスの渋い枯れた音が心地良いです。あまりTOTOな感じになっていないのが好感が持てます。文字通り大人が楽しむ
音楽のような気がしますが、これも又歴史的な名盤ではないでしょうか。
Playin' My Thang