

2011年の作品で、ソロアルバムとしては現在までの最新作となります。この作品はクロッパーがルーツとするドゥワップグループThe 5 Royalesのカバーアルバムになっています。The 5 Royalesは多くの大物ミュージシャンへ影響を与えたグループで、多くの大物ミュージシャンが参加しています。演奏形態としてはロカビリーな感じで演奏しています。
1. Thirty Second Lover
2. Don't Be Ashamed
3. Baby Don't Do It
4. Dedicated To The One I Love
5. My Sugar Sugar
6. Right Around The Corner
7. Help Me Somebody
8. I Do
9. Messin Up
10. Say It
11. The Slummer The Slum
12. Someone Made You For Me
13. Think
14. Come On & Save Me
15. When I Get Like This
B.B. King, Shemekia Copeland, Buddy Miller, Dan Penn, Brian May, Steve Winwood, John Popperと多くのミュージシャンとジョイントしています。Brian Mayは歌も披露しています。ドゥワップのカバーなのにドゥワップに聴こえない感じも凄いです。それだけ原曲からの時代の流れは長いもので、昔の感じを出そうとしてもそれほど古くなっていない感じがします。クロッパーだけのアイデアではないはずなので、曲によって雰囲気ががらりと変わります。
クロッパーはナチュラルトーンにこだわっていますが、テレキャスのナチュラルトーンはロカビリーにしか聴こえません。
ソウルミュージックの原点とも言える曲ばかりで、それを現代に蘇らせる事は容易であります。なぜなら、直接影響を受けたミュージシャンがまだ現役だからです。
音楽が気の利いた時代の
音楽なので、聴いていて心地がいいです。
Thirty Second Lover