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[20131117]

Homage to Mahatma GandhiHomage to Mahatma Gandhi
(2004/06/25)
Alla Rakha、Prodyot Sen 他

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81年のアルバムです。インド建国の父、マハトマガンジーの映画のサントラであり、彼に捧げられた作品です。非暴力でインドの独立を勝ち取った功績は他に類を見ない偉業でありますが、独立したインドを一つにまとめるのは至難の技でありました。いまだにカースト制度の名残を感じさせる事件が後を絶たないインドでありますが、仏教発祥の地でありながら、いまではヒンズー教が大半になっているという混沌とした国でもあります。

1. Raga Mohan Kauns - Alap - Jor - Jhala - Gat in Rupaktal
2. Raga Gara
3. Tala Foradas

その混沌とした悲哀を感じさせる音楽であります。インド人にとっては心のよりどころでありましょう。しかし、その波乱に満ちた人生は並々ならぬものであり、そうした苦闘の日々を表現しているようにも感じます。単なる尊敬から生まれた作品ではなく、同苦するようにシタールが響いています。

80年代に入るとアフリカ音楽が脚光を浴びるようになります。インド音楽もある程度の認識をもたれるようになっていますので、この辺りの作品は、ただインド音楽を世に広めると言う事から、更なる自分の音楽性の追求の時代に入ったと思われます。かなり内省的な音楽だと思います。

Raga Mohan Kauns

[20131117]

コラボレーションズコラボレーションズ
(2011/02/16)
ラヴィ・シャンカール&ジョージ・ハリスン

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アップルが無くなった後、ジョージハリソンが立ち上げたDark Horseレーベルに所属していました。その時にジョージハリソンとコラボレートしていた作品、74年のShankar Family & Friendsや76年のRavi Shankar's Music Festival from India、Chants of Indiaなどと映像作品などをボックスセットにした作品になります。ジョージハリソンも作曲に加わっているので、インド音楽でありながらもポップな作品になっています。

Disc: 1
1. Vandanaa Trayee - George Harrison
2. Omkaaraaya Namaha - George Harrison
3. Vedic Chanting One - George Harrison
4. Asato Maa - George Harrison
5. Sahanaa Vavatu - George Harrison
6. Poornamadah - George Harrison
7. Gaayatri - George Harrison
8. Mahaa Mrityunjaya (Om Triambakam) - George Harrison
9. Veenaa-Murali - George Harrison
10. Geetaa (Karmanye Vadhikaraste) - George Harrison
11. Mangalam (Tala Mantra) - George Harrison
12. Hari Om - George Harrison
13. Swara Mantra - George Harrison
14. Vedic Chanting Two - George Harrison
15. Prabhujee - George Harrison
16. Sarve Shaam - George Harrison
Disc: 2
1. Vandana
2. Dhamar
3. a) Tarana b) Chaturang
4. Raga Jait
5. Kajri
6. Bhajan
7. Naderdani
8. Dehati
Disc: 3
1. I Am Missing You
2. Kahan gayelava shyam saloné
3. Supané mé ayé preetam sainya
4. I Am Missing You (reprise)
5. Jaya Jagadish Haré (Dream, Nightmare & Dawn)
6. Overture - Part One: Dream
7. Festivity & Joy
8. Love Dance Ecstasy - Part Two: Nightmare
9. Lust (Raga Chandrakauns)
10. Dispute & Violence
11. Disillusionment & Frustration
12. Despair & Sorrow (Raga Marwa) - Part Three: Dawn
13. Awakening
14. Peace & Hope (Raga Bhatiyar)
Disc: 4
1. Introduction by George Harrison
2. Hymns from the Vedas
3. Tappa-Raga Khamaj: Tala Chanchar
4. Tarana-Raga Kirwani: Tala Ektal
5. Raga Jait: Tala Rupak
6. Vilambit Gat, Drut Gat and Jhala Raga Yaman Kalyan: Tala Teental
7. Naderdani
8. Krishna Krishna: Bhajan (Based on Raga Pancham-se-gara: Tala Dadra)
9. Dehati
10. Musicians Introduction
11. Vandana
12. a) Alap b) Noom Toom c) Jor: Raga Abhogi
13. Dhamar; Raga Vasanta: Tala Dhamar
14. Khyal; Raga Kedara: Tala Teental
15. Tarana; Raga Kirwani: Tala Ektal; Chaturanga: Raga Yaman Kalyan: Tala Teental
16. Kajri
17. a) Pallavi b) Thani Avarthanam; Raga Bilahari: Tala Aditala
18. Thumri; Mishra Piloo: Tala Jat
19. Raga Mala (Based on Raga Khamaj): Tala Teental
20. Ravi and Anoushka Mixing in 5.1

ジョージハリソンのマイスウィートロードと同じように、ヒンズー教の神々を讃える歌になっています。女性ボーカルがあったり、ロックバンドとの競演など、ジョージ色が強いので、ジョージファンには外せない作品だと思います。ダークホースも現在はありませんので、こうしてボックセットで復活してもらえたのは嬉しい限りです。ライブ映像も残されていて、ジョージはちょうどアルバム、ダークホースの頃で、声がボブディランみたいにしゃがれています。

インドの宗教的な音楽だけではなく、庶民の間に流れている音楽も演奏しているみたいです。歌が入るだけでインド音楽も親しみ易くなります。インプロヴィゼーションによる楽器のコールアンドレスポンスだけでは疲れてしまいますから、こうしたポップな音楽の方が馴染み易いと思います。これまでのシャンカールの作品は非常に男性的な音楽だったと思います。しかし、この作品ではとても女性的な音楽を感じます。素晴らしい演奏を収めたすばらし名盤です。

Vandanaa Trayee
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[20131116]

Transmigration Macabre: Music from the Film ViolaTransmigration Macabre: Music from the Film Viola
(2013/04/09)
Ravi Shankar

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73年の作品で、映画Violaのサウンドトラックになっています。この映画の詳細は掴めていないのですが、インド音楽というよりも現代音楽的な手法で演奏されています。インド楽器は使っていますが、それだけではない要素と融合した音楽になっています。聴き方によれば後のテクノアンビエント作品にも通じる空気感があります。

1. Madness
2. Fantasy
3. Anxiety
4. Torment
5. Submission
6. Death
7. Transmigration
8. Retribution
9. Reflection

これまではモロインド音楽の作品ばかりでしたから、こうした融合した音楽の方が聴き易いのではないでしょうか。現代音楽なので万人向きではありませんが、まるでサンプリングしているようなローファイさであります。意図的にそうしているのでサンプリングミュージックのような雰囲気になっています。当時ピンクフロイドが手がけていたヌーベルバーグ映画のサウンドトラックにも雰囲気が似ています。

インド音楽そのまんまよりも、こうした混血音楽の方がロックファンとして食いついてしまいます。自分がインド音楽を作るとしても、そのまんまの曲は作るのは難しいと思うので、どうしてもこうした混血音楽になってしまいます。インド音楽をそのまんま演奏しようとするならば、宗教的な事まで勉強しなければならないので、そこまでは入り込めません。こうした音楽の方が形式にこだわらないでいいので、自由に曲が作れます。現代音楽作品として聴いた方が良いです。

Madness
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[20131116]

In Concert 1972In Concert 1972
(2004/05/24)
Ravi Shankar & Ali Akbar Khan

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72年のアルバムで、唯一のアップルレコードからリリースされたアルバムです。この作品だけでアップルレコード関係のアーティストとして紹介しております。sarodという楽器を演奏しているAli Akbar Khanとのコラボレート作品で、ライブアルバムになっています。CD21枚組の大容量であります。

ディスク:1
1. Raga - Hem Bihag
2. Raga - Manj Khamaj
ディスク:2
1. Raga - Sindhi Bhairavi

ライブなので、アドリブ合戦になっています。インド音楽は厳格な様式に基づいて演奏されますが、その様式の中に、その日の演奏者の感情で即興で演奏するよう指示されているため、様式があったとしても、毎回演奏は変化していく訳です。つまり、いつ、誰が演奏した作品なのかと言う事も重要な要素であり、演奏者によりその完成度も違ってくるのです。

ですからインド音楽と言っても、民族音楽として紹介されている演奏と、ラヴィシャンカール名義でリリースされている作品ではインパクトが違うと思います。それくらい彼の演奏は凄まじいのです。ロックやフュージョンにインスパイアーさせるだけの説得力を持っているのです。かなり長い演奏時間なので、全て聴き通すのはきついかもしれませんが、ライブならではの演奏を堪能出来ると思います。

In Concert 1972 Part 1
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[20131116]

Genius of Ravi ShankarGenius of Ravi Shankar
(1990/10/17)
Ravi Shankar

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72年の作品です。Monterey Pop FestivalやWoodstock Festivalに参加してロックファンにはお馴染みの存在となりました。アップルレーベルからはドキュメンタリー映画を製作して、よりインド音楽を世に広めました。勿論ジョージハリソンの全面的なバックアップがあって、活動の場を拡げる事に成功しています。

1. Raga: Sanjh Kalyan - Alap & Jor
2. Raga: Yaman - Gat - Matta Tal (2+3+4)
3. Dhun: Kaharwa [Drut Teental]

アップルのバックアップがあってよりインド音楽は広まりますが、ビートルズファンにとっては、あのインド音楽さえなければ、と思っている人もいます。ポップスファンからみれば、異質な音楽であり、好き嫌いが分かれるはずです。ですから、シャンカールは多くのアルバムを吹き込んでいますが、売り上げはそれほど高くはありません。もの凄くマニアックな世界なのです。

しかし、プロのミュージシャンが大きな影響を受けている人が多く、ジョンマクラフリンも当座のジャズロックにインド音楽の概念を持ち込んで、マハビシュヌオーケストラでの超人的なjハードフュージョンが生まれています。チックコリアのスパニッシュとジャズロックの融合と共に、マハビシュヌでの超人的な演奏はジェフベックにも影響を与え、ロックファンにも馴染みの深いフュージョンスタイルが確立されます。その元ネタとなるインド音楽は、70年代ロックファンにとっては軽視出来ない存在であります。

Raga: Sanjh Kalyan - Alap & Jor
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[20131116]

In New YorkIn New York
(2000/07/18)
Ravi Shankar

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68年の作品です。Philharmonic Hallでのライブレコーディングになっています。インド音楽はその形式を把握する為には宗教的な事も学ばなければなりませんが、形式にこだわらなければ、その響きを楽しむだけでも良いと思います。音楽は空気に触れて耳に入り込んでくるものですから、その空気感や響きが重要なファクターになっていると思います。ですから生演奏は格別の感動があるのです。

1. Raga Bairaga
2. Nata Bhairavi
3. Raga Marwa

宇宙を表現した形式であるならば、理屈が分からんくても感じ取る事が出来ると思います。そもそも、まだ宇宙を計り知れるだけの知識を人類は身につけていませんので、理屈で推測する事は困難なのです。実態が掴めていないものを推測するのは試行錯誤の繰り返しであり、時間がかかります。手っ取り早いのが感じ取る事であります。人間も宇宙の一部であるならば、感じ取る事は可能だと思います。その際は、一切の既成概念を捨て去るのが得策かと思います。余計な知識は妨げにしかならないと思いますから。

文明が遅れた国に比べて、文明が発達した社会に住む事を優れていると錯覚している人がいます。発達した文明をもって真実に近づいているのであれば誤りは無いと思いますが、文明の恩恵に甘んじているだけであれば、発展途上国の人の方がより宇宙に近い感性を持っているではないでしょうか。余計な憶測を持っていない分、ストレートに宇宙に繋がっていけるではないでしょうか。そういう事を考えるならば、音楽も理屈ではなく、感性で感じ取る事が得策だと考えさせられる音楽だと思います。

Raga Marwa

[20131115]

Sounds of IndiaSounds of India
(2008/02/01)
Ravi Shankar

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68年の作品です。サイケブーム真っ直中と言う事もあって、ベトナム戦争が深刻化していく中、若者達は東洋の哲学に傾倒し始め、ジョージハリソンらの功績により、インド音楽がより身近になり始めていました。インド音楽の伝道師としてシャンカールの分かり易い英語でのインド音楽の説明付きのアルバムで、簡単ですが、インド音楽をより分かり易く紹介しています。

1. An Introduction to Indian Music
2. Dádrá
3. Máru-Bihág
4. Bhimpalási
5. Sindhi-Bhairavi

サイケブームは70年代になると沈静化しますが、その影響は現在までも続いています。西洋音楽の理論では推し量れないインド音楽は、ロックやジャズに新しい概念をもたらしました。ジャズやブルースなどの黒人音楽も民族音楽のカテゴリーに属します。ジャズは西洋音楽の理論も入っているので、先祖帰りするような感覚です。そうした動きは音楽シーンに刺激を与え、大きな進化の糧となりました。

もろインド音楽は馴染みが無いかもしれませんが、知らない間にその影響下にある音楽に私たちは馴染んでいるはずです。その後アフリカ音楽が流行ったり、私はアラビア音楽などに興味をもちましたが、エスニックのルーツとしてインド音楽は深く現在の音楽に影響しています。その貢献に大きな存在となったのがラヴィシャンカールであり、こうした60年代にリリースされた作品群であります。とてもロック的な演奏が繰り広げられています。

An Introduction to Indian Music
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[20131114]

Morning Raga / Evening RagaMorning Raga / Evening Raga
(2001/09/11)
Ravi Shankar

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68年のアルバムです。モードジャズからフリージャズへと傾倒していったジョンコルトレーンと関わったり、Monterey Pop Festivalへの参加など、ロックファンやジャズファンへのアプローチを試みていた時期で、彼の知名度も日増しに上がっていきました。西洋の人にも分かり易い曲を選択していますが、あくまでもインド音楽の領域から外れる事無く、インド音楽の流布に務めています。

1. Raga Nata Bhairav
2. Raga Mishra Piloo

曲が長く、主旋律も分かりにくいので、曲の全体像がつかめにくいと思います。どの作品を聴いても同じに聴こえる人もいるでしょう。こういう曲を憶える早道は、この曲を自分が演奏する事を考えながら聴いていくのが一番です。想像すら出来ないかもしれませんが、自分にシタールが与えられ、シャンカールと同じように演奏する事を想像する頃で、その奏法の並べ方で憶えていくのが一番です。

弾ける弾けないというのは重要ではありません。自分が演奏する事を想像するだけで、ただ聴くだけの受け身の接し方から、演奏者の伝えようとしている思いを自分の身をもって感じ取る事が出来るのです。そこから見えてくる風景とただ呆然と聴いている事から見えてくる風景はかなり違う角度から見えてくるはずです。そしてよりその音楽への親しみが湧いてきます。特に抽象的な音楽の場合は、その事によって退屈する事無く聴き通す事が出来るでしょう。

Raga Nata Bhairav
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[20131112]

Sound of the SitarSound of the Sitar
(2000/02/29)
Ravi Shankar

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65年の作品です。タイトル通り、シタールのみの演奏です。リズムが無いのでこれまでの作品よりも形が見えにくいと思います。多くの倍音を含むドローンサウンドに金属的な弦の音。シタールはフレット部分は金属であり、ピッキングも金属製のサムピックみたいなものをはめてつま弾きます。ですからギター以上に金属的な音がします。

1. Raga Malkouns: Alap
2. Raga Malkouns: Jor
3. Tala Sawari
4. Pahari Dhun

民族音楽の弦楽器としては三味線や馬頭琴、琵琶、琴などがありますが、それらよりもより複雑な演奏ができますので、民族楽器の中でも近代的な楽器だと思います。そしてチョーキングにより、クォーター音までもコントロールして演奏しますから、かなり音感がとフィーリングを鍛え上げないと難しい楽器だとも思います。例えばギターはフレットを普通に押さえれば、チューニングが狂っていなければ、音程をキープする事は出来ますが、バイオリンはある程度の音感がなければ音程をキープするのは難しいと思います。

一番分かり易いのは歌で、音程をキープ出来なければ音痴と言われてしまいます。この音がEだと意識して歌える人はかなりの熟練だと思います。つまり、音痴な人ではシタールの演奏は難しいのではないかと思います。それらしく弾く事は出来ると思いますが、規則が厳しいインド音楽では少しでも音を外せば別のものになってしまいます。そういう事を考えるだけでもシャンカールの演奏力の凄さが分かると思います。特に今作は他の楽器が入っていませんので、余計わずかなミスも目立ってしまいます。しかし、聴く方は難しい事を考えずに、その美しい響きに酔いしれれば良いと思います。

Raga Malkouns: Alap/Jor
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[20131111]

一年納めの九州場所が始まりました。初のエジプト出身力士、大砂嵐が初入幕しました。白鵬は二度目の5場所連続優勝をかけた場所になりますが、荒れる九州場所と言われているので、どうなるか分かりません。初日は静かな立ち上がりと言えるような取り組みばかりでした。まだ誰が好調なのか見えてきません。

初日の上位の結果
○白鵬 押し出し 隠岐の海
松鳳山 送り出し 日馬富士○
○稀勢の里 押し出し 妙義龍
○安美錦 とったり 琴奨菊
○鶴竜 上手出し投げ 旭天鵬
○豊ノ島 掬い投げ 琴欧洲
○豪栄道 引き落とし 高安
豪風 叩き込み 栃煌山○
○豊真将 引き落とし 栃乃若


九州は旨いものばかりで、女もおいしいときていますので、どうしても上位が勝つとは限らない事が多く、予測がつけにくい場所であります。しかし、安定している白鵬を脅かす力士が出てくるのか、と言う楽しみもあります。どう転んでもこれが今年最後の場所なので、締めくくりにふさわしい取り組みを期待しています。

白鵬vs隠岐の海
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[20131111]

Portrait of GeniusPortrait of Genius
(1990/07/30)
Ravi Shankar

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64年の作品です。インド音楽と言うのは、ポップスに慣れ親しんでいる人にとっては異質なもののように感じるかもしれません。しかし、このアルバムで演奏されている音楽にはドラマティックな情景を感じ取る事が出来ると思います。まるでプログレッシヴロックのように物語をつぐむように場面展開が成されています。

1. Tala Rasa Ranga
2. Dhun
3. Tabla - Dhwani
4. Song From The Hills
5. Tala - Tabla Tarang
6. Gat Kirwani
7. Raga Multani

当時の人にとっては難解な音楽だったかもしれませんが、サイケもプログレもワールドミュージックも聴き慣れ親しんでいる現在の耳で聴けば、それほど難解ではない、分かり易い構成になっていると思います。印象派のようなクラシック音楽のようでもあり、難しい形式の法則など分からなくても、感じ取り易い構成になっていると思います。世界にインド音楽を広める上で、シャンカールはそういう音楽を選ぶようになっています。

ただ演奏技術をひけらかすだけの演奏ではありません。何かを伝えようとしている意志を感じさせる音楽です。勿論もの凄い演奏を奏でています。このリズムをドラムで代用するのは難しいですが、シタールに関してはギターでも代用出来る共通点があります。こうした想像性がロックフォーマットに置き換えられてサイケデリックやプログレへと進化していくのです。ロックとは何と飽食な事か。あらゆる刺激を吸収しながらも自分のものとしていくのです。そういう過程を知っているからこそ、こういう作品も楽しめると思います。

Tala Rasa Ranga
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[20131110]

Ragas & TalasRagas & Talas
(2000/02/29)
Ravi Shankar

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64年のアルバムです。インド音楽を西洋、世界に広めようと作品を沢山吹き込んでいます。かなり精力的に活動しているので、膨大な作品が残されています。様々なバリエーションがあるインド音楽を分かり易く紹介していますが、西洋音楽の概念しか無いポップスファンにとっては大変難解でありましょう。まだビートルズの作品には少しだけシタールが使われる程度で、リボルバー以降でないと本格的なインド音楽は馴染みがありませんでした。

1. Raga Jogiya
2. Dhun
3. Rupak Tal
4. Raga Madhu-Kauns

しかし、シタールの奏法はブルースギターの奏法に似ています。というより、サイケ以降のギタリストはシタールの奏法に影響を受けていますから、自然と私たちもその奏法に馴染んでいるのです。チョーキングはもとより、ハンマリングオン、プリングオフ、グリッサンド、ブルースもブルーノートスケールというモード奏法で演奏されます。ジェフベックなんかはフュージョン時代でもブルーノートで演奏していました。これは沖縄音楽のスケールと同じですし、日本音楽にも独自のスケールが存在しています。

インド音楽の場合はその曲の形式によって複数のスケールが容易されています。そして打楽器のタブラは現在ではタルヴィンシンによってドラムンベースとも共存しています。機械的に正確なリズムを叩きだします。それもかなり早いパッセージ、8ビートの曲でも16ビートで演奏されています。シタールもフレットには金属が仕様されていて、金属的な音と倍音は民族音楽と言っても、とても近代的な響きをもっています。荘厳でありながらエモーショナルな演奏がシャンカールの特長であり、とてもジャズ的であり、ロック的です。

Raga Jogiya
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[20131109]

India\'s Master Musician - Recorded In LondonIndia\'s Master Musician - Recorded In London
(1999/03/10)
Ravi Shankar

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64年の作品で、イギリスはロンドンでレコーディングされたアルバムです。プロデューサーもRichard Bockというイギリスの人間に任せています。いよいよ西洋圏に本格的に売り込もうとしている意志を感じさせます。ジョージハリソンもこの頃からシタールを演奏するようになっています。当時のロックシーンは全てビートルズに付き従う習性がありましたから、その影響でシタールを取り入れるミュージシャンが増えてきます。エレクトリックシタールなんて言うのも登場してきます。

1. Raga Hamsadhwani
2. Dhun Kafi
3. Raga Ramkali

シタールの幅は広く、ギターと同じようにチョーキングして演奏するのですが、ギターではせいぜい1度から2度上くらいまでしかチョーキングで来ませんが、シタールは4度から5度までチョーキング出来るのが特長です。それだけ弦が柔らかにのです。と言う事で、その細分化された半音、その半分のクォーターまでもがコントロールされて演奏されます。ブルースギターでもクォーターチョーキングは存在しますが、インド音楽では西洋の12音階だけではなく、そのクォーター音が重要な音階の一つとなっています。

音階と言うのはかなり曖昧な部分もあって、昔のハープシコードやピアノには黒鍵が二つ存在して、シャープの黒鍵とフラットの黒鍵がありました。それらを統一して今のピアノの鍵盤になっており、バッハ以降の音楽はこの12音階が定められています。それ以外の音程は曖昧過ぎて省略されたのです。しかし、半音の半音という音階は存在します。これらを通過する事でインド音楽とかアラビア音楽は特徴的なものになっています。つまりピアノではインド音楽などは演奏しにくいのです。ですから、バイオリンのような通過する音を表現出来るものがインド音楽でも使われる事があります。省略して型にはめてしまった西洋音楽、存在するものをそのまま表現する民族音楽、現在の私達はそのどちらも楽しむ事が出来ます。

Raga Hamsadhwani
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[20131109]

India\'s Master MusicianIndia\'s Master Musician
(1998/12/28)
Ravi Shankar

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63年の作品です。シャンカールは積極的にヨーロッパやアメリカに出向いて演奏を行っています。インド音楽を世界に知らしめていこうと努力していました。多くの弟子達を育てていく事にも貢献しています。愛娘のAnoushka Shankarもその一人です。これにより、多くの西洋のミュージシャンも感化されていきます。ジョージハリソンを始め、ジョンマクラフリン、サンタナ、ピートタウンゼントなどがそうです。

1. Kafi-Holi (Spring Festival Of Colors)
2. Dhun (Folk Airs)
3. Mishra Piloo
4. Raga Puriya Dhanashri
5. Raga Charu Keshi

私たちロックファンにとってはサイケデリックミュージックがその窓口ですが、レッドツェッペリンの初期の作品にもインド音楽の影響を強く感じます。つまりツェッペリンファンとして彼らの音楽を追求していけば、必ずインド音楽の門をくぐらなければなりません。敬遠してしまいがちなファンもいるかもしれませんが、ツェッペリンの心地良さはインド音楽の要素も重要なファクターなので無視する事は出来ません。

このアルバムでの演奏は正にそうしたロックファンにも馴染み易い演奏になっていると思います。ジミーペイジのギターソロに出てくるようなフレージングを感じ取る事が出来るからです。インド音楽と言うと、ロックファンに取っては、ビートルズのアルバムから強制的に聴かされていたような所もありました。しかし、時日が流れるに従って、それは馴染み深いものになっていきました。知らない間に民族音楽としては一番身近な存在となっていたのです。60年代後半のロックファンなら問題なく楽しめる演奏だと思います。

Kafi-Holi (Spring Festival Of Colors)
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[20131109]

ImprovisationsImprovisations
(1999/08/18)
Ravi Shankar

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62年の作品です。彼の名前を世に知らしめた名盤です。Improvisationsと言うタイトル、即興演奏と言う意味ですが、ジャズでよく使われますが、大本はアジア音楽からであり、インド音楽は多くの戒律的な法則とともにこの即興演奏を重んじています。演奏者の心情を表現する事を尊重しているのです。あくまでも決められた枠組みの中での即興演奏ですが、インド音楽の場合はその規則があまりにも複雑な為に、かなり自由度のある演奏が可能です。

1. Improvisations on the Theme Music from Pather Panchali
2. Fire Night
3. Karnataki
4. Raga Rageshri, Pt. 1 (Alap)
5. Raga Rageshri, Pt. 2 (Joi)
6. Raga Rageshri, Pt. 3 (Gat)

60年代といえばマイルスがモードジャズを実践していた時代であります。モードジャズは民族音楽からの応用であり、それまではコード進行を意識しながらのアドリブを演奏していたビバップのスタイルに限界を感じたマイルスが、より自由度を求めた方法論がモードジャズなのです。これはインド音楽ではRagaがそれに当たり、決められた音階の音であれば、コードがどんなに変化していても自由に発音出来ると言う手法です。つまり、コードを意識せず、その時に出したい音を出す事で、より自己主張を可能とするのです。

マイルスは和音が弾けるピアノを担当していたハービーハンコックに和音を演奏する事を禁じます。単音のみの演奏を強いるのです。なので、全てのパートの演奏が重なる事でコード構成を意識でいますが、コードと言うよりもスケール感だけを尊重するのがモードジャズです。それはより浮遊感をともなっていきます。この方法論を取り入れたのがバーズのEight miles highであり、サイケの名曲となっています。コード感が曖昧になる事でよりトリップした感じがするのです。つまり、この作品にはジャズやサイケデリックのアイデアが沢山秘められているのです。

Improvisations on the Theme Music from Pather Panchali
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[20131109]

Music Of IndiaMusic Of India
(2013/03/31)
Ravi Shankar

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60年のAnuradhaと言う作品をリリースしていますが、廃盤のようなので62年のこのアルバムを紹介します。インド音楽を世界的に広めようと企画された作品です。インドはかなり広い国で、様々な部族の闘争の末に統一された国家なので、言語も複数存在しますし、音楽も様々な形式が存在します。しかし大きく北インドと南インドの音楽に識別されています。シャンカールは北インドの音楽を習得しています。

1. Tabla Solo in Rupaktai (7 Beats)
2. Suite for Two Sitars & Indian Folk Ensemble (Part One)
3. Suite for Two Sitars & Indian Folk Ensemble (Part Two)
4. Drum Duet in Adi Tala (8 Beats)
5. Meditational Raga of Northern India

様々な形式が定められながらも、その日の場所や天候などによって演奏形式が変更されます。つまり、同じような音楽は滅多に演奏されないのです。アドリブもありますので、その時の演奏者のフィーリングに委ねられる部分も多いのです。そうした中で、分かり易い形式による曲を紹介しています。インド音楽は宇宙と繋がるような意識をもっていて、それを宗教行事や政治の行事に表現する宮殿的な音楽と民衆に中に広まっている音楽とがあり、ここでは民衆の中に生まれた音楽も紹介されています。

民衆の中で生まれた音楽は形式ばっておらず、ポップだったりします。それはどこの国でも同じでありましょう。そしてよくラガという名称が使われますが、これは音階などの旋法を表現する形式です。民族音楽はそのほとんどがモード形式で演奏されます。コード進行に左右されず、決められた音階ならどの音を発しても良いものです。これは民族楽器のほとんどが単音演奏をするもので、和音を演奏する楽器はピアノやハープシコードが登場するまではあまりありませんでしたので、自然とモード奏法になっていったものです。これにより、より自由なアドリブが可能になっているのです。そういう理屈を踏まえた上で聴かないとインド音楽は捉えきれないような所があります。感じるだけでも良いのですが。

Tabla Solo in Rupaktai (7 Beats)
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[20131108]

Three RagasThree Ragas
(2000/06/30)
Ravi Shankar

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アップルレコードに所属していたアーティストとして、一時的に所属していたミュージシャンが多くいます。何といってもアップルの寿命は短かった為ですが、イギリスではインドからの移民が多く住んでいて、ジョージハリソンはインドのヒンズー教に傾倒し、インド音楽にまで手を出します。それが後のラーガロック、サイケデリックへと結びついていくのですが、彼がシタールの師と仰いでいたのがこのラヴィシャンカールです。このアルバムはまだアップルに所属する前、インドで録音された56年のアルバムです。

1. Raga Jog
2. Raga Ahir Bhairav
3. Raga Simhendra Madhyamam

ラヴィシャンカールの作品はジョイントも含めて膨大な数が存在するので、どれを紹介すべきか迷うのですが、出来るだけ彼のリーダースタジオアルバムに焦点を当てたいと思います。最近ではNorah Jonesの実の父親として有名ですが、インド音楽を世界に広めた偉大な功労者であります。このアルバムはタイトルのようにThree Ragasと言う事でトリオ編成で演奏されています。SitarがRavi Shankar、Tabla のChatur Lal、Tambura のPradjot Senの三人です。

古典的なインド音楽は宗教様式に縛られていて、この延々と続くかのようなドローンサウンドにまるでアドリブのような演奏に聴こえますが、音階や曲の構成など、厳格な形式に乗っ取って演奏されています。ラヴィシャンカールの場合は、世界的に親しめるように大分その形式を崩していく事もありますが、この時代はまだ形式を重視しています。しかし、各楽器のソロがあったりして、東洋音楽らしい演奏になっています。アドリブ、即興と言うのはアジアから広まっていった演奏法なのです。西洋では楽譜通りに弾きたがる傾向があるのですが、クラシックにしても、ソロを入れたり、アドリブで演奏させる事もあって、それはアジアから来たジプシーやボヘミアンの影響によるものです。西洋音楽のように明快に分かり易い音楽ではありませんので、馴染むのには時間がかかるかもしれません。

Raga Jog
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[20131107]

Ballad of Liverpool Slim PlusBallad of Liverpool Slim Plus
(2009/03/09)
Jackie Lomax

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ほぼ引退状態でしたが、2001年にリリースした最新作というか、最後のアルバム。もうおじいちゃんになっているのですが、新しく届けられた作品はブルースロックでした。昔ほど声も出ていませんが、しゃがれた声でブルースを歌うのは問題ないでしょう。そしてブルースギターもジャッキー自身が弾いています。

1. Pawn in Your Game
2. There's a Woman in It Somwhere
3. Spank Yourself
4. Before the Teardrops Start
5. Free at Last
6. Divorce Blues
7. I'm Gonna' Be There
8. The Blues Made Me Do It
9. The Rabbit and the Gun
10. Baby Slow-Down
11. Blues in the Blood
12. Love Will Find a Way
13. Sour Milk Sea
14. Friend-A-Mine

彼の出身地であるリパプールは港町で、アメリカの音楽がストレートに入ってくる街でした。そこで流行ったのがアメリカでは虐げられていた黒人音楽でした。優等生みたいな音楽ばっかり聴いていたイギリスの若者にとって、黒人音楽の熱い音楽は衝撃的だったはずです。そしてビートルズのようなバンドが生まれる訳ですが、ジャッキーもブルースやソウルミュージックに感化されていったのです。つまり彼のルーツミュージックのようなものなのです。

ほとんど話題にもなっていない作品ですが、ライブ活動も続けて、渋いブルースを聴かせています。アップルに関わったミュージシャンは話題は集めましたが、恵まれた成功を手にした人はいません。それでも彼の歌は歴史に刻まれたのです。もう少し再評価されても良いミュージシャンです。しかし、今年2013年9月、子供の結婚式の為にイギリスに戻った彼は永眠しました。音楽は嘘をつかない。世間の評価は別にして、良い音楽は時代を超えて人々に感動を与え続けるものだと信じています。

Pawn in Your Game
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[20131106]

ディド・ユー・エヴァー・ハヴ・ザット・フィーリング?ディド・ユー・エヴァー・ハヴ・ザット・フィーリング?
(2001/08/08)
ジャッキー・ロマックス

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77年の作品です。世間的にもA.O.R.の形が鮮明になってきましたので、より洗練されたおしゃれなサウンドになってきました。ボズスキャッグスを手本としているみたいで、歌い方もボズを真似しているみたいです。ディスコブームもあり、リズムの作り方もディスコのように簡易化したファンキーさであります。

1. One Of A Kind
2. Just A Little Bit O Your Love
3. Soul Light
4. Only Fools (Fools Paradise)
5. Fine Lines
6. Part Of My Life
7. Room To Move
8. Floating
9. I Dont Wanna Live Without You

参加ミュージシャンも豪華で、ジェフベックグループのMax Middletonの他、Jimmy Roberts、Deborah Lindseyなどが参加しています。前作ではまだ荒さがありましたが、大分このスタイルにこなれてきたようで、完全にA.O.R.化したと言って良い作品です。アレンジ的にはライトフュージョンであり、完全にメロウになっていないので、粋にファンキーであります。

歌い方もソウルフルではありますが、ボズの真似をしているので、鼻にかけたような声になっています。I Dont Wanna Live Without Youではブルーアイドソウルらしさがあって、ロバートパーマーが歌っても様になると思います。どんどん注目されなくなっていきますが、音楽生はどんどん良くなっていると思います。ホワイトソウルとしても上質の作品です。

Part Of My Life
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[20131105]

リヴィン・フォー・ラヴィンリヴィン・フォー・ラヴィン
(2001/08/08)
ジャッキー・ロマックス

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76年の作品です。Harvey Masonなどのライトフュージュン系のミュージシャンが参加したアルバムで、ソウルとフュージョンの融合はニューソウルとは又違った形で、A.O.R.へと進化していきます。ちょうどボズスキャッグスがサザンソウルから都会的なフュージョンスタイルを身につけA.O.R.の名作を創りだしていた頃で、彼も敏感にその辺を取り入れるようになりました。

1. More (Livin And Lovin)
2. Peace Of Mind
3. Blue World
4. (Put Some) Rhythm In Your Blues
5. On The Road To Be Free
6. Our Love
7. Hold On To Your Loved-One
8. It Isnt Only Love
9. California
10. I Remember (Memorabilia)

フュージョンの3要素はジャズ、ロック、ファンクであり、それにソウルが加わり、東海岸ではニューソウルが発展していき、西海岸ではA.O.R.となっていきます。ニューソウルの方はソウルが主体でありますが、A.O.R.はフュージョン色が強く、それをポップにしたライトフュージョンとなり、初期のハードフュージョンがマイルドになり、クロスオーバーブームが興ります。そうしたアレンジを取り入れて歌う事で、新しいスタイルが創りだされます。

特に白人系はA.O.R.と呼ばれ、黒人系はブラックコンテンポラリーと言われるようになります。その初期段階能古炉の作品で、まだ洗練される余地が残っていますが、多少荒さがあった方がかっこいいと思います。おしゃれすぎるよりも多少泥臭さが残っていた方が面白いです。そういういい感じのアルバムですが、全く注目されませんでした。

Our Love

[20131104]

ホワイト・レディホワイト・レディ
(2002/12/18)
バジャー

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74年のアルバムで、イギリスに戻ったロマックスは、元イエスのキーボードTONY KAYEが結成したBadgerのこのセカンドアルバムにリードボーカルとして参加しました。曲も全て彼が書いていて、プロデュースは彼の意向が通じてALLEN TOUSSAINT が担当しています。TONY KAYEのバンドなのでプログレを期待してしまいがちですが、このバンドはブルーアイドソウルなバンドなのでありました。

1. A Dream Of You
2. Everybody Nobody
3. Listen To Me
4. Dont Pull The Trigger
5. Just The Way It Goes
6. White Lady
7. Be With You
8. Lord Who Give Me Life
9. One More Dream To Hold
10. The Hole Thing

この時のバンドメンバーはドラムのROY DYKE、ベースがKIM GARDNER、キーボードがTONY KAYE、ギターがPAUL PILNICKで、ボーカルがロマックスになっています。タイトル曲のWhite LadyではJEFF BECKがゲストでギターソロを披露しています。ホーンセクションを配したソウルバンドであり、当時売れていませんでしたが、イギリスにはいくつかのホワイトソウルバンドが存在していました。ユーリズミックスの前身のトゥーリスト、ロバートパーマーが在籍していたビネガー・ジョーなど、地味ながら熱いソウルを演奏していたのです。

彼らのソウル指向は80年代になってやっと報いられます。しかし、このバンドもロマックスもその後報われる事はありませんでした。ロマックスはよくバンドに誘われるくらい素晴らしいボーカリストなのですが、どうもバンド向きではないようで、再びソロに戻ります。それにしてもリーダーであるはずのTONY KAYEのキーボードが全然目立ちません。歌が主役な作品です。

White Lady Full Album

[20131104]

ThreeThree
(2005/08/16)
Jackie Lomax

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72年のアルバムです。アップルから離れて再び注目される事になった作品であります。プロデュースがバンドで有名なJohn SimonでRick DankoやLevon Helmなどバンドのメンバーも参加しています。よりスワンピーでレイドバックしたカントリーロックになっています。ロック的な部分では前作の方が優れていますが、話題性でこのアルバムは売れました。

1. No Reason
2. Time Will Tell You
3. Hellfire, Night-Crier
4. Lost
5. Roll On
6. Lavender Dream
7. Let The Play Begin
8. Fever's Got Me Burning
9. Last Time Home
10. Rock Salt
11. (You've Got To) Do It All Yourself
12. 30 minute 1972 Jackie Lomax interview

ちょっとアメリカに慣れ過ぎたのか、この作品ではそのロック的な部分が薄れたように感じます。セカンドライン的なファンキーな感じはいい感じですが、少し緩いかんじもします。その為、彼の歌も緊張感が感じられません。こうしてアメリカに馴染んでいった彼は、段々と尖った部分が丸くなっていきます。その為か、注目度も減っていき、アップルに在籍していた事だけが記憶に残るようになっていきます。

ただ、彼が本来求めていた音楽へは近づいていたようです。これまでの経歴では、周りの力に振り回されていたようにも感じます。そういうのもあってこそ素晴らしい音楽も生まれてきたとも思います。このアルバムのアレンジも演奏も素晴らしいものがあると思いますが、どこかちぐはぐな感じがしないでもないです。リラックスし過ぎなのか。兎も角、一時的にサイド注目を浴びた作品ではあります。

No Reason
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[20131104]

Home Is in My HeadHome Is in My Head
(2005/08/30)
Jackie Lomax

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71年のアルバムです。彼はアップルレコードからデビューした事があまりにも有名ですが、アップルに在籍していたのは最初だけで70年にはHeavy Jellyというバンドを結成しますが、、これもうまくいかず、アメリカに渡ってワーナーに移籍してからの作品になります。よりファンキーでソウルフルな内容になっています。

1. Give All You've Got
2. A Hundred Mountains
3. When I Miss You The Most
4. Or So It Seems
5. Home Is In My Head
6. Nothin' Ever Seems To Go My Way
7. She Took Me Higher
8. Don't Do Me No Harm
9. Higher Ground
10. Helluva Woman
11. Turning Around
12. You Within Me
13. How Can I Help
14. Run Run Run
15. All Will Be Clear
16. Or So It Seems

ビートルズ的な部分が省かれた事によって、よりダウントゥーアースなソウルミュージックになっています。リパブール出身の彼ですが、当時流行っていたサザンロック、カントリーロックを見事に表現しています。アメリカのミュージシャンとの交流により、よりスワンプな世界を生み出しています。かなりかっこいいです。たとえばステッペンウルフ辺りが好きな人は気に入ると思います。

ソウルフルなシンガーとしてはポールロジャースタイプのシンガーだと思います。彼ほど巧くはないかもしれませんが、素晴らしい歌を歌っています。アップルの後ろ盾を失っても彼は売れたと思うのですが、なぜ売れなくなったのか不思議であります。それだけ素晴らしい音楽を創りだしています。最初のデビューが派手過ぎたのでしょうか。ロックファンの魂も揺さぶられるような歌を歌います。渋くも素晴らしい名盤です。

Give All You've Got
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[20131104]

Is This What You WantIs This What You Want
(1991/11/19)
Jackie Lomax

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続きましてはジャッキーロマックスです。Appleはビートルズ以外のミュージシャンを売り出す為に、それまで知られていなかった優れた新人を発掘しています。その一人がジェームステイラーです。ジェームスは既に紹介済みなので、今回は割愛いたします。そしてもう一人の優れたシンガーとして世に出したのがこのジャッキーロマックスです。69年のデビューアルバムになります。

1. Speak To Me
2. Is This What You Want?
3. How Can You Say Goodbye
4. Sunset
5. Sour Milk Sea
6. Fall Inside Your Eyes
7. Little Yellow Pills
8. Take My Word
9. The Eagle Laughs At You
10. Baby You're A Lover
11. You've Got Me Thinking
12. I Just Don't Know
13. New Day
14. Won't You Come Back
15. Going Back To Liverpool
16. Thumbin' A Ride
17. How The Web Was Woven

プロデュースはGeorge Harrisonで、Paul McCartneyやRingo Starr も関わっています。ジョンだけヨーコの事で頭がいっぱいだったので、この辺には関わっていません。ビートルズのバックアップと言う事で、アイ・アム・ザ・ワオルラスやジョージのような曲のアレンジがあったりして、ビートルズファンも食いつくような内容になっていますが、基本はソウルシンガーのようで、サザンロックをビートルズ流にアレンジしている感じです。

サザンロックと言う事でジョージが用意したミュージシャンはKlaus Voormann、Nicky Hopkins、Eric Clapton、Bernie Krauseなど、当時のジョージの人脈をフル活動させて制作されています。それだけに、少しサイケでポップですが、当時流行っていたカントリーロック調の曲で、アクの無いジョーコッカーみいたいなロマックスの歌は少しクールですが、ソウルシンガーとしての資質を持ち合わせています。彼の作品はほとんどこのアルバムだけが知られていると思いますし、アップルレコードの作品の中でも有名な作品です。

本来、ビートルズはレットイットビーで、こんな作品を作りたかったのですが、なにせ演奏力が無かったので、中途半端な作品になってしまっています。その点ローリングストーンズはこのカントリーロックスタイルをものにしてビートルズとは違う独自の道を進むようになります。そういう意味でも、アナザーサイドオブレットイットビーとして歴史的な名盤であると思います。それだけ素晴らしい音楽の融合が成されています。

Speak To Me
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[20131103]

You Look FamiliarYou Look Familiar
(2011/02/28)
Mary Hopkin

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2010年のアルバムで、これは蔵出し音源ではありません。現在進行形の彼女の声が聴けます。そしてこれが最新作と言う事になります。Tony Viscontiとの息子であるMorgan Viscontiも音楽プロデューサーになっていて、彼とのコラボレート作品になっています。そして娘であるJessica Lee Morganはシンガーになっていて、彼女もゲストとして参加しています。

1. America
2. People Say
3. Heaven Knows
4. Pretenders
5. The Earth Turns
6. Time of Your Life
7. Eve's Revenge
8. Dog Eat Dog
9. Chime
10.Walk Like Me

メリーの歌はいつものようであり、こんなにも衰えていないのかと思うくらい瑞々しい声をしています。しかし、アレンジがシンセポップという意外な組み合わせ。所謂80年代サウンドなのであります。それでも彼女の歌が入るだけで質感が上がります。まるでブロンディーみたいな印象も受けるときがあります。彼女こそがイギリスにおける女性シンガーの元祖でありますので、本家登場みたいな威厳すら感じます。

昔の音源ではなく、現在の彼女の歌声が聴ける日が来るとは思ってもいなかったので、意外な贈り物となりました。ファンは狂喜乱舞するような内容であります。シンセポップなところはどうかと思いますが、息子も頑張っていると言う事でおおめにみましょう。ケルトミュージックが流行っていた事もあり、その雰囲気も感じます。しかし、今、この色気のある声は反則であります。まいりました。これからも活動してくれるとありがたいです。

The Earth Turns

[20131103]

Now and ThenNow and Then
(2010/10/31)
Mary Hopkin

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これも88年の作品で、当初はネット販売のみでのリリースでした。自主制作としてリリースしていますが、現在はCDでも購入可能です。録音は70年から88年にかけてですから、母親となってからの音源もある訳です。おばさんになってからは、それなりの魅力的な声になっていると思います。自主制作にしなくても、食いついてくるレコード会社はあったと思いますが、それよりも自主制作の方が儲かると読んだのでしょうか。

1. Take Me Back
2. Crazy for my Sweetheart
3. Who Will Be?
4. Life Song
5. When He Shines
6. Tell Me Now
7. What a Friend you Are
8. Wrap Me in your arms
9. Brown Eyes and Me
10. One Less Set of Footsteps
11. Shamarack
12. If You Love Me
13. Bitter Harvest
14. Happy Birthday

アップル時代の音源もありますから、権利の問題とかもあるのでしょう。しかし、80年代の女性シンガーブームを経ていますから、彼女がどれだけ先んじた存在であったかが伺えます。そのまま活動していてもかなり評価され続けていたであろうと思われますが、アップルレコードという特殊な環境が彼女に良い印象を与えていなかったのかもしれません。

しかし、これが未発表音外とはもったいない限りです。フォークソングですから、ギターの弾き語りだけで成立するのですが、それ以上の何かを沢山もらったような気分になります。今回はオリジナルが3曲で、あとはカバー曲です、ポップスやシャンソンのカバーなどとトラッドフォークのカバーです。どれもセンスの良いアレンジになっています。古い音源なのに、今、こんなにも心にしみ込む音楽そうそうあるものではありません。歌ってこんなに良いものだったんですね。最近は忘れかけていた感覚です。

Tell Me Now
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[20131103]

RecollectionsRecollections
(2010/07/15)
Mary Hopkin

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2008年の作品です。前作に引き続き、当初ネット限定でリリースされた未発表音源です。録音は70から86の間にレコーディングされていますので、引退後のレコーディングも入っていると言う事になります。当時の旦那がプロデューサーのトニーヴィスコンティですから、本格的にレコーディングされています。

1. Long Time Ago
2. Lion Tamer
3. Perfect Love
4. I'll Have to Say I Love You in a Song
5. Quiet Moments
6. A Leaf Must Fall
7. One Day I'll Walk
8. Who's the One?
9. Last Thing on my Mind
10. Next Time, This Time
11. Another Day

今回は本当に没になっていた音源のようですが、オリジナル曲が2曲で、後はカバー曲になっています。カバー曲のセンスの良さがいつもいいので、未発表音源といっても良くない訳ではありません。昔の音源はどうしてもアメリカンポップなアレンジになっていますが、その後は斬新なトラッドポップなアレンジになっています。声がどうしてもケイトブッシュに聴こえるときがあって、メリーもそのまま活動を続けていればかなりユニークな音楽を創りだしていたと思われます。

シンプルな構成のアレンジでこれだけ斬新な感じを出しているのは、もったいないくらいに才能に長けていた事を物語っています。デビュー当時の若々しい声と、少し大人になってからの声の違いを聴き比べるのも面白いと思います。自分で事務所を立ち上げて、昔の音源で金を稼ごうとする商才もあるようです。一番良いときの音源ですし、まだまだ彼女の歌は親しまれ続けていますから、ネット販売だけでも良い儲けになっているはずです。

Lion Tamer
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[20131103]

ValentineValentine
(2009/08/24)
Mary Hopkin メアリーホプキン

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2007年にリリースされたアルバムです。内容は72年にレコーディングされながら未発表になっていた音源であり、メリーホプキンが再評価されるようになり、それに応える形で、これまでアップル以前の音源やライブアルバムをリリースしていましたが、未発表音源と言う事で、引退していなかったらきっと世に出ていたであろう歌になります。

1. With You or Without You
2. Hope is
3. Only Words
4. No Love is Sorrow
5. Life Begins Again
6. All the Diamonds
7. There I Find You
8. Loving You is So Easy
9. Mother Earth
10. Only Lovers Decide
11. Trust Once More
12. All I've Ever Known

オリジナル曲は3曲だけで、後はカバー曲になっています。Pentangleのカバーなど、トラッドフォークの中でも新しめの曲もカバーしています。Tony Viscontiがプロデュースしていますが、アレンジはポールがやっていたようなポップなアレンジの曲もあります。彼女ばバックボーカルで多重録音していたり、フォーク系作品ではあまりやらない手法で制作されていて、トラッドフォークの分野でも斬新な作品になっていた事でしょう。

未発表だったのはあくまでも彼女が引退したからであって、内容が悪かった訳ではありません。それまでの作品にはなかったような試みもやっているので、その当時はまだまだ制作意欲が満々と満ちあふれていたのでしょう。これだけのものを残しながらすっぱりと引退してしまう辺りは、やはり山口百恵を引き合いに出してしまいます。未発表作品というよりは35年の時を経てリリースされた新作だと思っていいと思います。歌もかなり巧くなっています。

Mother Earth

[20131102]

SPIRITSPIRIT
(2011/09/30)
MARY HOPKIN

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81年の離婚して、自主制作でリリースされたアルバムです。ですから市場にはあまり出回っておらず幻の作品とされていましたが、89年にインディーズ系ではありますが、正式にリリースされました。内容はクラシック曲のカバーですが、オーケストラアレンジはシンセサイザーで演奏されています。

1. Ave Maria
2. Pie Jesu
3. Jerusalem
4. Requiem (Introit)
5. Requiem (Kyrie)
6. One Fine Day (Madam Butterfly)
7. Intermezzo (Cavalleria Rusticana)
8. Ave Verum-Corpus
9. Pie Jesu
10. Sweet and Low

彼女の影響の恩恵を受けた女性シンガーとしてVirginia Astleyを私は連想してしまいます。そのVirginia Astleyが坂本龍一のプロデュースで制作したHope in a Darkened Heartのようなサウンドになっています。しかし、Hope in a Darkened Heartは86年の作品ですから、坂本龍一がこのアルバムを真似したとみられます。このアルバムのプロデューサーはBenny Gallagherで、各曲を様々な人にアレンジさせています。Andrew Lloyd Webberなどがが関わっています。

彼女の声は若さは無くなっていますが、円熟した巧さを感じさせます。よく知っているクラシック曲ばかりですが、シンセサイザーでポップにアレンジされています。今聴くと驚くような事ではありませんが、Hope in a Darkened Heartがリリースされる以前にこの音を聴いているとかなり衝撃的だったと思います。母親となり、離婚して、再び彼女は歌を歌い出した事に万感の拍手を送りたいと思います。

Ave Maria
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[20131102]

Those Were the DaysThose Were the Days
(1995/04/03)
Mary Hopkin

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前作大地の歌をリリースした後にTony Viscontiと結婚した事によって、彼女は引退してしまいました。まるで山口百恵みたいでありますが、その為、アルバムは2枚しか残されていいません、このアルバムは72年にリリースされたベストアルバムです。しかし、シングルだけの曲も入っているので、ファンとしてはコレクトしておきたいところです。

1. Those Were The Days
2. Goodbye
3. Temma Harbour
4. Think About Your Children
5. Knock Knock Who's There
6. Que Sera Sera (Whatever Will Be, Will Be)
7. Lontano Degli Occhi
8. Sparrow
9. Heritage
10. The Fileds Of St. Etienne
11. Jefferson
12. Let My Name Be Sorrow
13. Kew Gardens
14. When I Am Old One Day
15. Silver Birch And Weeping Willow
16. Streets Of London
17. Water, Paper & Clay

ポールマッカートニーが丹誠込めてポップにアレンジしたQue Sera Seraを彼女が気に入らなかった事によって、決別する原因となったと言われています。その他、ジェフベックグループやスージークァトロのプロデースでも有名なMickie MostがプロデュースしたTemma Harbourも入っています。ジョンレノンが曲を書いていたりと、今では有名な様々な人達が彼女を売りだそうと力を貸しています。それだけの魅力を持った人だったのです。

80年代に多くの女性シンガーが世に出ますが、その道筋を切り開いた存在だと思います。ロック的ではない、可憐な歌声、こういう曲でもロックファンが聴くようになっていくのです。それはトラッドフォークブームというのもありますし、他にも影響力を持った女性シンガーはいましたが、ケイトブッシュなどが彼女の曲をカバーするなど、親しまれ方が特別だったと思われます。しかし、彼女はシンガーである前に女性である事を選択して引退してしまいました。あまりにも短い活動期間でしたが、忘れられない名曲を残してくれています。

Goodbye
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