

前作大地の歌をリリースした後にTony Viscontiと結婚した事によって、彼女は引退してしまいました。まるで山口百恵みたいでありますが、その為、アルバムは2枚しか残されていいません、このアルバムは72年にリリースされたベストアルバムです。しかし、シングルだけの曲も入っているので、ファンとしてはコレクトしておきたいところです。
1. Those Were The Days
2. Goodbye
3. Temma Harbour
4. Think About Your Children
5. Knock Knock Who's There
6. Que Sera Sera (Whatever Will Be, Will Be)
7. Lontano Degli Occhi
8. Sparrow
9. Heritage
10. The Fileds Of St. Etienne
11. Jefferson
12. Let My Name Be Sorrow
13. Kew Gardens
14. When I Am Old One Day
15. Silver Birch And Weeping Willow
16. Streets Of London
17. Water, Paper & Clay
ポールマッカートニーが丹誠込めてポップにアレンジしたQue Sera Seraを彼女が気に入らなかった事によって、決別する原因となったと言われています。その他、ジェフベックグループやスージークァトロのプロデースでも有名なMickie MostがプロデュースしたTemma Harbourも入っています。ジョンレノンが曲を書いていたりと、今では有名な様々な人達が彼女を売りだそうと力を貸しています。それだけの魅力を持った人だったのです。
80年代に多くの女性シンガーが世に出ますが、その道筋を切り開いた存在だと思います。ロック的ではない、可憐な歌声、こういう曲でもロックファンが聴くようになっていくのです。それはトラッド
フォークブームというのもありますし、他にも影響力を持った女性シンガーはいましたが、ケイトブッシュなどが彼女の曲をカバーするなど、親しまれ方が特別だったと思われます。しかし、彼女はシンガーである前に女性である事を選択して引退してしまいました。あまりにも短い活動期間でしたが、忘れられない名曲を残してくれています。
Goodbye