これも88年の作品で、当初はネット販売のみでのリリースでした。自主制作としてリリースしていますが、現在はCDでも購入可能です。録音は70年から88年にかけてですから、母親となってからの音源もある訳です。おばさんになってからは、それなりの魅力的な声になっていると思います。自主制作にしなくても、食いついてくるレコード会社はあったと思いますが、それよりも自主制作の方が儲かると読んだのでしょうか。
1. Take Me Back
2. Crazy for my Sweetheart
3. Who Will Be?
4. Life Song
5. When He Shines
6. Tell Me Now
7. What a Friend you Are
8. Wrap Me in your arms
9. Brown Eyes and Me
10. One Less Set of Footsteps
11. Shamarack
12. If You Love Me
13. Bitter Harvest
14. Happy Birthday
アップル時代の音源もありますから、権利の問題とかもあるのでしょう。しかし、80年代の女性シンガーブームを経ていますから、彼女がどれだけ先んじた存在であったかが伺えます。そのまま活動していてもかなり評価され続けていたであろうと思われますが、アップルレコードという特殊な環境が彼女に良い印象を与えていなかったのかもしれません。
しかし、これが未発表音外とはもったいない限りです。
フォークソングですから、ギターの弾き語りだけで成立するのですが、それ以上の何かを沢山もらったような気分になります。今回はオリジナルが3曲で、あとはカバー曲です、ポップスやシャンソンのカバーなどとトラッド
フォークのカバーです。どれもセンスの良いアレンジになっています。古い音源なのに、今、こんなにも心にしみ込む
音楽そうそうあるものではありません。歌ってこんなに良いものだったんですね。最近は忘れかけていた感覚です。
Tell Me Now