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[20131123]

Living Room Sessions Part 2Living Room Sessions Part 2
(2013/05/27)
Ravi Shankar

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2013年にリリースされた作品で、Living Room Sessionsの続編になります。パート1と同じセッションの残りの曲になります。これからも発掘作品がリリースされるかもしれませんが、これがシャンカールの一番最後と思われる演奏になっています。これまでも演奏してきた曲をやっていますが、この穏やかさは何なんでしょう。

1. Raga Mishra Kafi
2. Raga Sindhi Bhairavi
3. Raga Bhairavi

人間が丸くなったと言う次元のものではありません。彼の生き様辿り着いた境地がこの演奏となっているのです。インド音楽は演奏者の感情のままに即興で演奏して良い部分がありますが、それだけの精神性の成長がなければヘタな演奏は出来ないと言うような厳しさも感じさせる決まり事だと思います。そしてついにシャンカールはその精神性をより人間に近い神の領域にまで上り詰めていく事に成功したと確信させる演奏になっていると思います。

人に委ねられる演奏の発露。インド音楽とはそれほど技術だけでは成し得ない部分までも前提に決まり事がなされているのです。勿論表現者としての演奏技術もなければ、これだけの表現は出来ない訳であり、身体も精神も鍛え上げなければならないものなのだと、改めて思わされました。それほど技術も精神も申し分無いほど充実した演奏を死の直前に演奏していたという奇跡的な作品であります。音楽史上永遠に讃えていかなければならない名盤だと思います。

Raga Bhairavi
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[20131123]

Ravi Shankar / The Living Room Sessions Part 1 [輸入盤] [日本語解説・帯付]Ravi Shankar / The Living Room Sessions Part 1 [輸入盤] [日本語解説・帯付]
(2013/01/20)
ラヴィ・シャンカール

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2012年、カリフォルニア州サンディエゴでシャンカールは亡くなりました。彼の死後リリースされた作品で、2011年の弟子達とのコンサートを収録したものです。メンバーはシタールのRavi Shankar、タブラのTanmoy Bose、タンピューラのKenji Ota、ベースタンピューラのBarry Phillipsの四人です。

1. Raga Malgunji
2. Raga Khamaj
3. Raga Kedara
4. Raga Satyajit

生前の最後のセッションだと思われる演奏で、直弟子達と居間でくつろぎながら演奏しているような音楽を楽しんでいる感じが伝わってきます。初期の頃の孤高な切ない演奏に比べると、かなり優しさに満ちた愛情に満ちた演奏になっていると思います。これが達人が辿り着いた境地なのでありましょう。どの楽器も説得力に満ちあふれた演奏になっています。

ロックやジャズに影響を与えてきたシャンカールでありますが、ロックもジャズも失速している現在の音楽シーンの中で、これだけ輝きに溢れた音楽を奏でられると言うのは凄い事です。旋律的にも響き的にもポップな感じがしますし、インドの厳格な様式から解き放たれたような自由と喜びを満喫しているようにも感じます。最後の最後まで自分の音楽を追求してきた証がここにあります。名盤です。

Raga Khamaj
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[20131123]

ラヴィ・シャンカール:交響曲 (Ravi Shankar Symphony)[Import]ラヴィ・シャンカール:交響曲 (Ravi Shankar Symphony)[Import]
(2012/03/28)
アヌシュカ・シャンカール

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2012年の作品です。2010年に行われたLondon Philharmonic OrchestraとDavid Murphyとのコラボレート作品になっています。これまでもオーケストラとインド音楽の融合の試みは成されてきましたが、シャンカールの人生の総集大成として、彼がこれまで練り上げてきた構想を現実のものとした演奏を収録しています。形式としては交響曲でありますが、それぞれにインド音楽の形式も含まれています。

1. Symphony: I. Allegro - Kafi Zila
2. Symphony: II. Lento - Ahir Bhairav
3. Symphony: III. Scherzo - DoGa Kalyan
4. Symphony: IV. Finale - Banjara

ここでは愛娘のアヌシュカ・シャンカールがシタールを演奏しています。ノラジョーンズとは異母姉妹となります。クラシック音楽にもエキゾチックな音楽は存在します。それに近い形でインド旋律が使われています。オーケストラの演奏はかなり雄大なものであり、響きを大事にするインド音楽の空間を埋めるものでありますが、その分、インド音楽の響きは埋もれています。

シャンカールが人生をかけて書き上げた作品だけあって、かなり迫力がある素晴らしい音楽になっています。これまでのオーケストラ作品の中でも最高傑作だと思います。イギリスに侵略されていたインドは、どこかで西洋に負けないものと言うコンプレックスがあったと思いますが、シャンカールはその先に友好的な光を見いだして演奏してきたのだと思います。素晴らしい名盤です。

Symphony: III. Scherzo - DoGa Kalyan

[20131123]

Flowers of IndiaFlowers of India
(2007/09/11)
Ravi Shankar

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2007年にリリースされた作品です。晩年はライブ作品や過去の作品の掘り返しが多くなっていまして、この作品も56年にレコーディングされた演奏になっています。まだインド時代の録音です。ですから北インド音楽の基本的な演奏を紹介している形になっています。伝統的な音楽ですから、有名になってからも同じ曲を演奏しています。

1. Raga Jog
2. Raga Tilanga
3. Raga Bahar
4. Danse Gandharva: Raga Malkauns
5. Danse Ramachandra: Ragas Sinhendra- Maddhyama, Hansaddhwani
6. Tabla - Taranga: Raga Adana
7. Danse Kartikeyya: Raga Malkauns
8. Danse Indra: Raga Bhairada
9. Danse Snanum: Ragas Durga, Khamaj
10. Bhajana (Religious Song)
11. Raga Mishra-Kaphi

有名になってからはアドリブを大幅に取り入れて長い曲になっていたりしますが、ここでは基本的な演奏になっています。同じ曲でも、演奏する日や、その日の天気、演奏する人の気分で演奏を変えていいのがインド音楽であり、テーマ部分は同じでもその後に様々な変化をしていくのです。拍や拍子は決められているので、その中での即興と言う事になります。

インド音楽は所謂変拍子が多く、4拍子以外は変拍子と言う事になるのですが、ポップスは基本4拍子か3拍子ばかりで、最初に変拍子を大幅に取り入れたのはジョンマクラフリンのマハヴィシュヌオーケストラだったと思われます。このバンドはジャズとロックとファンクを融合したフュージョンにプラスインド音楽の概念を持ち込んでいて、それで変拍子が多く、ドラムのおかずも多すぎる事で、ドラマーのビリーコブハムがうんざりして脱退したりしているくらい超絶的な演奏になっています。それはそれはかっこいいのです。変拍子はロックにとってかっこいいと言う概念が出来て、今度はプログレバンドがクラシックでも変拍子があるので、変拍子を取り入れるようになっていきます。つまり、フュージョンもプログレもインド音楽の影響が大きいのです。そしてこのアルバムは、まだビートルズすら出てきていない時の演奏であります。

Raga Malkauns
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