

66年のWildest Organ In Townと67年のライブアルバムClub MeetingのカップリングCDです。Wildest Organ in Town!ではSly Stoneがアレンジを担当しています。
ソウルミュージックとビートポップスのカバーとオリジナル曲がバランス良く収められています。ビリーは歌も達者で、歌有りの方が良いと思いますが、インストの方が個性が分かり易いかもしれません。
1. In The Midnight Hour
2. Uptight (Everything's Alright)
3. A Hard Day's Night
4. Ain't Got No Time To Play
5. Love (Makes Me Do Foolish Things)
6. The Duck
7. Advice
8. Satisfaction
9. I Got You (I Feel Good)
10. It's Got To Happen
11. Free Funk
12. The ''In'' Crowd
13. Introduction
14. Sunny
15. Hoochie Koochie Man
16. Billy's Groove
17. No Man Is An Island
18. Let The Music Play
19. Wade In The Water
20. Summertime
21. This Little Light Of Mine
22. Ike's Theme
23. Together
24. James Brown Medley
モッズ受けするようなオルガンジャズっぽい感じの演奏はスタイルカウンシルのミック・タルボットも影響を受けているだろうな思わせるような演奏になっています。全編通して明るく陽気で元気になるような演奏が特長で、バラード系でも悲壮感はありません。ライブ盤ではスタジオ盤には無かった曲を演奏しているので、これもオリジナルアルバムの一つだと思っていいと思います。
ライブは熱気が伝わってきますね。当時はまだ黒人と白人が場所を同じくするような事がありませんでしたので、観客は黒人が多いのだと思われますが、この熱気は他のライブアルバムでは感じられないくらいに汗臭いです。客席が近いのかもしれません。共にとても楽しい作品であります。選曲も良いです。センスもあると思いますが、人の良さがにじみ出ています。こういう作品はもっと広く知られるべきだと思います。
音楽は素晴らしいと改めて思わさせてくれる作品です。
In The Midnight Hour