

71年のアルバムです。アメリカに戻ってアップルから当時の新興レーベルA&Mかr亜リリースされています。プロデュースはビリー自身ですが、Quincy Jonesがホーンとストリングスのアレンジを行っています。George Harrisonがドブロギターで参加していますが、他はアメリカのミュージシャンを起用しています。いかにも70年代らしい
ソウルアルバムになっています。
1. Shoud've Kown Better
2. I Worte a Simple Song
3. John Henry
4. Without a Song
5. Bus
6. Outa-Space
7. Looner Tune
8. You Done Got Older
9. Swing Down, Chariot
10. God Is Great
11. My Country 'Tis of Thee
当時はニュー
ソウルが流行っていましたが、ニュー
ソウルにはいっておらず、ホットな
ソウルミュージックになっています。脱ビートルズでは初めてのボーカルアルバムで、彼のオルガンもアンサンブルの一つとして機能しています。どちらかと言えば南部系のファンク
ソウルに近いサウンドです。第二期ジェフベックグループあたりにも近いかもしれません。70年代初期はスティーヴィー辺りのニュー
ソウルとは別にこの手のサウンドが主流でした。
作曲の面でもビートルズとの出会いは糧となっているはずですが、その上で、敢えてビートルズっぽさは出さずに自分の土俵で作曲しています。クールなニューソウルもこなせる人ですが、あえてホットなサザンソウルを選択している所が彼らしい所であります。引き続きストーンズとのセッションなどに引っ張りだこ状態ではありますが、自分の作品作りもしっかりこなしています。
Shoud've Kown Better