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[20131231]

PrimoPrimo
(1999/04/12)
Dr. Feelgood

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91年の作品で四年ぶりとなるアルバムになります。ギタリストがGordon RussellからSteve Walwynに代わり、又新しい時代に入っていきます。90年代になるとオルタナの時代になりますので、70年代から頑張っているバンドにとってはやり易い時代になります。Steve WalwynのギターはGordon Russellとは違って優等生タイプではありませんので、期待が持てますが、まだ作曲面で貢献していないのでカバー曲が多いです。

1. Heart Of The City
2. My Sugar Turns To Alcohol
3. Going Down
4. No Time
5. World In A Jug
6. If My Baby Quit Me
7. Primo Blues
8. Standing At The Crossroads Again
9. Been Down So Long
10. Don't Worry Baby
11. Down By The Jetty Blues
12. Two Times Nine

Nick LoweからT-Bone Burnett 、Doors間でカバーしています。どの曲もブルース系のロックンロールであり、Dr. Feelgoodの復活が期待出来るのかと基地阿出来るようになっています。しかしもはや原点回帰でも無く、90年代もイギリスではパブロック健在なりと言わんばかりの内容になっています。もう70年代のDr. Feelgoodではないのです。

パンクもテクノも過去のものとなり、90年代にはテクノはより進化していきますが、肥大化した産業ロックへのアンチテーゼとしてオルタナのソリッドでシンプルなロックが主流になっていきます。虚構とも言えるような装飾は脱ぎ去っていくのです。ヒップホップがより一般的に広まって、金をかけなくてもかっこいい曲が作れると言う事が証明されていきます。そこで新しい武器を手にした訳ではありませんが、Dr. Feelgoodも自分達の音楽を楽しめるようになっています。

My Sugar Turns To Alcohol
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[20131231]

Classic Dr. FeelgoodClassic Dr. Feelgood
(1999/02/09)
Dr Feelgood

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87年の作品で、今度はDave Edmundsがプロデュースしています。ここでも80年代サウンドは継続されていて、ゲートリバーブもどきのドラムサウンド、ミュートギターによるロックンロールと、当時のDave Edmundsもハマっていたサウンドになっています。ブルーススタイルもデフォルメされてポップなロックンロールになっています。

1. Hunting Shooting Fishing
2. Break These Chains
3. Heartbreak
4. (I Wanna) Make Love To You
5. Highway 61
6. Lights of Downtown
7. Quite While You're Behind
8. Nothing Like It
9. Spy Vs. Spy
10. Hurricane
11. Crack Me Up
12. See You Later Alligator

当時はまだラジオで音楽が流される事がヒットに繋がっていましたので、ラジオでかけ易い曲にはなっています。それでも売れないのはなぜか、それはファンが望んでいるものとは違うからです。MTVの普及で、お茶の間にもロックが流れる時代になりますが、そこに流れているのは果たして本当にロックなのか。牙を抜かれた、お茶の間に媚を売る音楽をロックと呼んで良いのか。あまりにもいろんな事が興った当時の感覚はかなり麻痺していたと思います。

売れないとレコード会社との契約が無くなってしまいます。では売れるにはどうすればいいのか、まず会社が流行りのサウンドを押し付けてきます。これに従えば売れなくても半分はレコード会社のせいに出来ます。そこで垂れ流されていたのが80年代サウンドと呼ばれる類いの音楽であります。肥大化する商業ロック。バブルの時代に垂れ流されてきたスタイルをやっている時点で、もはやバンドとしてのイマジネーションは皆無に等しいと思います。

Hunting Shooting Fishing
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[20131231]

BrilleauxBrilleaux
()
Dr Feelgood

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86年の作品です。まるでLee Brilleauxのソロアルバムのようなタイトル、Lee Brilleauxがトレードマークのブルースハープを口にくわえています。ブルースロックへの回帰でもうまくいかなかったので、ここで思いっきり80年代サウンドに転換しています。ニューウェイヴ、もしくは80年代ならではのデジタルシンセを使ったりしたポップなアレンジになっています。

1. I Love You, So You're Mine
2. You Got My Number
3. Big Enough
4. Don't Wait Up
5. Get Rhythm
6. Where Is The Next One?
7. Play Dirty
8. Grow Too Old
9. Rough Ride
10. I'm A Real Man
11. Come Over Here
12. Take What You Can Get

こういうアレンジになってしまっては誰が演奏してもいっしょで、バックメンバーもまるでスタジオミュージシャンみたいな扱いです。それならソロアルバムという印象も自覚があるようです。曲自体はカバー曲もあり、ブルースを基盤にしていますが、所謂80年代の商業ロックな処理になっています。これで売れなかったら目も当てられませんが、ここまでしても日記回復までは至りませんでした。

これまでのバンドの歴史の中でも一番癖が無い時期であり、それが80年代サウンドになってしまっては、もっと個性が無いものになってしまいます。パブロックバンドと言う事であれば、このようなポップなノリは有りかもしれませんが、デジタルシンセにホーンセクション、女性バックコーラスなど、あまりにもまともな音に引いてしまいます。ビートポップスということでは有りですので、パブロックに留まるのであれば問題ありません。

I Love You, So You're Mine
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[20131231]

Mad Man BluesMad Man Blues
(1999/04/12)
Dr. Feelgood

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85年のアルバムです。新生Dr. Feelgoodになって間もない為か、オリジナル曲は1曲のみで、後はカバー曲になっています。これも原点回帰を計るためなのでしょう。しかし、80年代サウンド全盛期にブルースロックそのものをやっていても売れる訳も無く、売り上げは落ち込むばかりで、このメンバーでの作品は一番評価が低くなっています。それでもパブではウケていたのかは分かりません。

1. Dust My Broom
2. Something You Got
3. Dimples
4. Living On The Highway
5. Tore Down
6. Mad Man Blues
7. I've Got News For You
8. My Babe
9. Can't Find The Lady
10. Rock Me Baby

デジタルサウンド全盛期に実にアナログでアナクロな作品であります。まるでテンイヤーズアフターのようなブルースロックはあまりにも使い古されていたスタイルでありますが、当時はこんなサウンドに飢えていたオールドロックファンもいました。そういう人にはオアシスな作品なのでありますが、当時はほとんど注目されなくなっていたので、ここまで触手を伸ばす人は本の一部でありました。

では現在の耳での評価ですが、悪くはありません。ただしやはり毒がないDr. Feelgoodはものたりません。単なるローカルなパブロックだといういい訳も通用しないほど時代の対応は冷たいものであった事でしょう。これが60年代後期の作品だったとしてもその他大勢のバンドの一つ的な水準だと思います。バンドとしてのオリジナリティーを築いていた事もありましたので、その経歴を取り戻すには少し弱い内容だと思います。普通にブルースロックバンドだと思えば悪くはありません。

Dust My Broom
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[20131230]

Doctor\'s OrdersDoctor\'s Orders
(1999/02/23)
Dr Feelgood

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84年の作品です。
とうとうボーカルのLee Brilleaux意外のメンバーは全て入れ替わり、全く違うメンバーでバンドを計測していく事になりました。ギターがGordon Russell、ベースにPhil Mitchell、ドラムのKevin Morrisという顔ぶれです。もう解散して別のバンド名でやっても良かったと思いますが、Lee BrilleauxはDr. Feelgoodと言うバンドにこだわっていたようです。

1. Close But No Cigar
2. So Long
3. You Don't Love Me
4. My Way
5. Neighbour, Neighbour
6. Talk of the Devil
7. Hit Git and Split
8. I Can't Be Satisfied
9. Saturday Night Fish Fry
10. Drivin' Wheel
11. It Ain't Right
12. I Don't Worry About a Thing
13. She's in the Middle
14. Dangerous

デビュー当時の頃のようなブルースロックという原点に帰っていますので、やはりDr. Feelgoodと言うバンドを立て直すのに必死だったみたいです。演奏も悪くありませんが、やはりウィルコがいた時代の毒は感じられません。毒を処方してのDr. Feelgoodだと思いますが、健康になってしまいそうです。それでも何とかウィルコの頃のようなサウンドを取り戻そうとしています。

ブルースリフをロックンロールに引用したやり方。スライドギター、Lee Brilleauxもソフトな歌い方をしなくなりましたが、一番毒を盛っていたLee Brilleauxから毒物が検出されません。ジャケットは藤子不二雄の漫画に出てきそうな人で笑えます。それでも新生Dr. Feelgoodとして再スタートを切るにはこれしかなかったと思います。ファンが望んでいたものはこのスタイルであります。ただし、本当に望んでいるものはもはや取り戻す事が出来ません。

Close But No Cigar
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[20131230]

Fast Women Slow HorsesFast Women Slow Horses
(1999/02/23)
Dr. Feelgood

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82年の作品です。Gypie Mayoが脱退して新しくJohnny Guitarがギターで参加し増した。ただし、彼はこのアルバムのみに参加していて、すぐに脱退してしまいます。というか、もうバンドとしては末期状態だったみたいです。それでもLee BrilleauxがいればDr. Feelgoodなのでありました。ポップなスタイルも定着して、オルガンの使い方などはコステロっぽく、ニューウェイヴしています。

1. She's The One
2. Monkey
3. Sweet Sweet Lovin'
4. Trying To Live My Life Without You
5. Rat Race
6. Baby Jump
7. Crazy About Girls
8. Sugar Bowl
9. Educated Fool
10. Bums Rush
11. Baby Why Do You Treat Me This Way
12. Beautiful Delilah

そもそもコステロもニューウェイヴとして売り出されましたが、彼もパブロック一派だと思います。政治的な歌詞があったからパンクっぽく扱われたりしていました。このバンドは酒と女がテーマであり、それこそパブロック以外の何ものでもありません。新加入のJohnny Guitarも頑張っています。このバンドの歴代のギタリストはみないい仕事をしています。どちらかと言うとGypie Mayoのスタイルを継承しています。

しかし、Gypie Mayoよりもハードな演奏ではないでしょうか。ブルースロックということでは、90年代にBlues Explosionという極端なバンドが登場しますが、リフの作り方とかは、このバンドが元祖になっていると思います。曲の作り方もそれまでのギタリストに負けていませんし、当時の流行りのスタイルとは違うと言うだけで売れていなかった事がもったいないくらいです。

She's The One
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[20131230]

ア・ケース・オブ・ザ・シェイクスア・ケース・オブ・ザ・シェイクス
(2014/01/29)
ドクター・フィールグッド

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80年のアルバムです。どんどんブルース色が薄れてきて普通のハードロックになってきています。80年代以降も活動を続けていきますが、ニューウェイヴ等のポストパンク時代になって、ほぼ注目されなくなっていきます。Dr. Feelgoodと言えば一目置くバンドでありますが、それは70年代の事であり、インディーズにしても彼らのようなサウンドは既に時代遅れになっていました。

1. Jumping From Love To Love
2. Going Some Place Else
3. Best In The World
4. Punch Drunk
5. King For A Day
6. Violent Love
7. No Mo Do Yakamo
8. Love Hound
9. Who's Winning
10. Coming To You
11. Drives Me Wild
12. Case Of The Shakes

70年代に彼らを知ったファンはそのまま聴き続けたと思いますが、初期の頃のような衝撃的な作品は作らなくなっていますので、離れていったファンもいた事でしょう。パブロックバンドも沢山いますが、その中ではやはり帝王であり、これだけのクオリティーの高いロックンロールは若手には無理であり、アナログなテクノからデジタル時代になると、こうしたサウンドが恋しくなってきます。ですからこのバンドの存在意義は現在においても揺るぎないのであります。

曲もサウンドもかなりポップで軽い感じになっています。毒も無くなっています。それでもビートロック的なロックは気持ちがいいものであります。ビートルズを感じさせないイギリスのバンドと言う事で、これもブリットポップなのであります。パンクにしては旨過ぎるし、ハードロックにしてはシンプル過ぎる。これぞパブロックの決定盤です。

Jumping From Love To Love
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[20131230]

Let It RollLet It Roll
(1999/04/12)
Dr. Feelgood

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79年のアルバムです。Gypie Mayoになってから少しポップになりましたが、アメリカンハードロックみたいな、ステッペンウルフみたいなスタイルになって、そのポップさが前面に出た内容になっています。Lee Brilleauxの歌い方も毒が抜けたみたいになっています。ブルースを基盤にしながらもニューウェイヴっぽいサウンドはプロデューサーのMike Vernonの仕業でしょうか。

1. Java Blue
2. Feels Good
3. Put Him Out Of Your Mind
4. Bend Your Ear
5. Hong Kong Money
6. Keeka Smeeka
7. Shotgun
8. Pretty Face
9. Riding On The L. & N.
10. Drop Everthing And Run

カバー曲は数曲で、ほぼオリジナル曲で構成されているので、よりブルース色が薄れています。オルガンが入っていたり、立体的なアレンジはニューウェイヴ時代を生き抜く知恵と工夫が成されています。Shotgunのようなオリジナルでありながらもモロブルース曲もありますが、どこかポップです。これもGypie Mayoのストラトの軽い音のせいでしょうか。昔の攻撃的な雰囲気は洗練されてしまっている感じがします。

カバー曲が多かった初期の頃よりも垢抜けした事は確かで、バンドとしてのサウンドの確立と言う事では、Gypie Mayo時代の方がまとまっていると思います。それもウィルコの時代はウィルコ一人で曲を書いていたのに対して、この時代は他のメンバーも作曲に加わっている事も大きいと思います。バンドとしてのまとまりがあるのです。それほどウィルコの抜けた穴は大きかったと言う事でもあります。

Put Him Out Of Your Mind
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[20131229]

Private PracticePrivate Practice
(1999/02/23)
Dr. Feelgood

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78年のアルバムです。Gypie Mayoもバンドに溶け込んで、ソリッドなみんなが好きなDr. Feelgoodが帰ってきました。Wilko Johnson脱退後、低迷していた人気も持ち直してきます。Wilko Johnsonほど破壊力はありませんが、多彩なギターを弾くGypie Mayoはバンドに新しい方向性をもたらしています。ブルース色が薄れて、ポップなニューウェイヴ時代に適応したようなサウンドになってきています。

1. Down At The Doctors
2. Every Kind Of Vice
3. Things Get Better
4. Milk And Alcohol
5. Night Time
6. Let's Have A Party
7. Take A Tip
8. It Wasn't Me
9. Greaseball
10. Sugar Shaker

テレキャスターを弾いていたWilko Johnsonとは違ってGypie Mayoはストラトを演奏しています。たまにハーフトーンも使ったりしてファンキーな演奏を聴かせます。普通にピックを使ってギターを弾きますので、Wilko Johnsonと比べようも無いのですが、どうしてもファンとしては比べてしまいます。勿論彼もそこは意識して演奏していると思いますが、明らかに昔にはこだわらない姿勢が感じ取れます。比べてもしょうがないですので。

パンクバンドはピストルズ以外は長続きしますが、ピストルズと共にロックは死んだと宣言されてニューウェイヴ、テクノの時代になっていきます。その為か、このアルバムはかなりポップで、昔の不良少年的な印象が薄れています。そこがニューウェイヴ時代には受け入れられたのか、ブルースロックからビートロックバンドみたいになっています。もしかしたら一番パブロックっぽい作品なのかもしれません。

Down At The Doctors
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[20131229]

Be Seeing YouBe Seeing You
(1999/02/09)
Dr. Feelgood

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77年の作品です。Wilko Johnsonの代わりにGypie Mayoが加入。Lee Brilleauxと一緒にオリジナル曲を書くようになります。Nick Loweのプロデュースで再起をかけてのアルバムになります。カバー曲も多く含まれていますが、リズム&ブルース系の曲が多くなっています。Gypie Mayoの頑張りで何とかバンドの立て直しに試行し、Gypie Mayoが新しいDr. Feelgoodの顔になっていきます。

1. Ninety-Nine And A Half (Won't Do)
2. She's A Windup
3. I Thought I Had It Made
4. I Don't Wanna Know
5. That's It, I Quit
6. As Long As The Price Is Right
7. Hi-Rise
8. My Buddy Buddy Friends
9. Baby Jane
10. Blues Had A Baby And They Named It Rock 'N Roll
11. Looking Back
12. 60 Minutes Of Your Love

時代が時代だけにオリジナル曲にはパンク的なものになっていたります。それでもブルースロックバンドとしての性分も貫き、ここから新しいDr. Feelgoodの時代が始まっていきます。元々パンクみたいな演奏をしていた彼らですので、いつも通りの演奏をしていればいい訳ですが、少し気負っているところがあるのも確かです。Lee Brilleauxもギターを弾いてバンドの厚みを作っています。Gypie Mayoもスライドギターを弾きますが、これはWilko Johnsonには及びません。

しかし、Gypie Mayoの加入はバンドに新しく若い命を吹き込んでいます。同じブルースロックでも少しファンキーだったり、パンキッシュだったり、激動のロンドンを生き抜くには充分な素材の加入となりました。Nick Loweはバンドの良さを引き出す事に徹して余計な事はしていません。パンクバンドにもパブロックの残党が無理矢理パンクバンドとして売り出されていたバンドもいましたので、その中では一番の実力者と言えるでしょう。

Ninety-Nine And A Half (Won't Do)
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[20131229]

Sneaking SuspicionSneaking Suspicion
(1999/02/09)
Dr. Feelgood

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77年のアルバムです。Wilko Johnsonが在籍していた最後の作品となります。時代はいよいよパンクの時代に入ります。彼らのスタイルもパンクっぽい感じなっていますが、ブルースロックバンドというスタイルは貫かれています。ブルースのカバー曲もあり、前作のライブでもカバー中心でしたので、彼らの代表曲を日本では浸透しておらず、今ひとつメジャーになりきれないでいました。

1. Sneakin' Suspicion
2. Paradise
3. Nothin' Shakin' (But The Leaves On The Trees)
4. Time And The Devil
5. Lights Out
6. Lucky Seven
7. All My Love
8. You'll Be Mine
9. Walking On The Edge
10. Hey Mama, Keep Your Big Mouth Shut

若手のパンクバンドが出てくると、少し先輩であるDr. Feelgoodへの注目度は低くなっていました。きちんと聴かないとパンクファンにもアピール出来ませんが、Dr. Feelgoodにも注目していたのは一部のファンのみでした。世間は新しもの好きなので、パンクバンドばかりが取り上げられる時代になっていきます。しかし、パブロックバンドもパンクやニューウェイヴと一緒に紹介される事もあり、パブロックで頑張ってきたバンドにとっては簿妙な時期でありました。

普通はピックで演奏するようなギターカッティングを指で弾いて直立不動で首だけ動かして、奇妙な動きを見せるWilko Johnson。バンドのオリジナルは全て彼が書いていてバンドの中心人物でしたが、メンバーとそりが合わずに脱退する事になります。Wilko Johnsonはその後いくつかのバンドを渡り歩きながらもソロ活動に入っていきます。現在は末期のすい臓がんと診断されながらも残りの人生を音楽活動を行いながら過ごしています。

Sneakin' Suspicion
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[20131229]

StupidityStupidity
(1999/02/09)
Dr. Feelgood

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76年の作品で、サードアルバムでありながら、いきなりのライブアルバムであります。パブロックの底力を見せつけるにはライブが一番と言う事で、イギリスではNo.1に輝いた作品で、いきなりスターダムに躍り出ました。オリジナルはこれまで発表済みの曲ですが、カバー曲で新しい魅力を引き出しています。ロックンロールとブルースロックをリフでは無くギターカッティングで仕上げると言うパンクの原型のようなスタイル、このときまだイギリスのパンクは生まれていません。

1. Talking About You
2. 20 Yards Behind
3. Stupidity
4. All Through The City
5. I'm A Man
6. Walking The Dog
7. She Does It Right
8. Going Back Home
9. I Don't Mind
10. Back In The Night
11. I'm A Hog For You Baby
12. Checking Up On My Baby
13. Roxette
14. Riot In Cell Block No. 9
15. Johnny B. Goode

最初と最後にチャックベリーの曲を持ってきていますが、途中にI'm A ManやWalking The Dogのようなストーンズでもお馴染みのブルース曲を持ってきています。Bo DiddleyのI'm A Manはヤードバーズの三人のギタリストによるバージョンが存在するくらいヤードバーズの定番であり、ストーンズはちょうど同じくらいに李いr−スしたラブユーライブで披露しています。邦題は殺人病棟 で、日本でも注目されるようになります。

スタジオバージョンと同じ演奏なのでありますが、ライブでのノリはひと味違います。これまで紹介してきたニックロウやデイヴエドモンズには無かったパブロックの熱い熱狂を伝える事の出来るバンドであります。攻撃的な演奏ではありますが、ブルースロックのイメージが強くて、やはりパンクロックとも違います。後に出てくるパンクバンドはここまで演奏力がありません。ただ、日本にいるとパブロックと言うイメージもあまりありません。Dr. FeelgoodはDr.Feelgoodなのであります。

Talking About You
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[20131228]

MalpracticeMalpractice
(2004/03/16)
Dr. Feelgood

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75年のセカンドアルバムです。デビュー当時には既に絶大な人気となっていた為に、急遽デビューアルバムと同じ年にリリースされました。その為カバー曲が多いのですが、それも彼らの本領の内であります。中にはMick GreenやNick Loweと競作した曲もあり、パブロック同士が仲良かった事が伺えます。邦題は不正療法であり、お医者さん扱いされていますが、Dr. Feelgoodというバンド名はヘロインとか、薬を違法に処方してくれる医者のスラングであります。

1. I Can Tell
2. Going Back Home
3. Back in the Night
4. Another Man
5. Rolling and Tumbling
6. Don't Let Your Daddy Know
7. Watch Your Step
8. Don't You Just Know It
9. Riot In Cell Block No.9
10. Because You're Mine
11. You Shouldn't Call The Doctor

パンク以降では当たり前になっているWilko Johnsonのギター奏法ですが、当時では結構斬新なものだったと思います。ギターソロでも和音で演奏しているので、3音ないし6音、つまりソロなのにギターを3弦からコードストロークのように演奏しながらロックンロールスタイルのソロをとります。単音でメロディーを演奏するよりもギターが達者じゃない印象をパンクからは受けますが、ウィルコの場合はそれを逆に武器にしています。キースリチャードスタイルと言ってしまえばそれまでですが、キースの間のとり方をしないのが特長です。

このスタイルは80年代以降の日本のインディーズでも影響があり、ストリートスライダーズからミッシェルガンエレファント辺りのバンドにその影響が見受けられます。つまりパブロックは後のインディーズバンドに多大な影響を与えているのです。演奏テクニックが無くてもセンスで突き通してしまうやり方はグラムロックからのものであり、これこそが演奏を覚えたての若者に大いに指示されていきます。ただし、ここまでカッコ良く演奏出来るのは選ばれしものだけです。

I Can Tell
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[20131228]

Down By The JettyDown By The Jetty
(1999/02/23)
Dr. Feelgood

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続きましてはもう一つのパブロックの雄、Dr. Feelgoodです。75年のメジャーデビューアルバムで、イギリスでは満を持してのファーストアルバムになっています。ただし、デビューが少し早過ぎた為にパンク扱いされませんでしたが、パンキッシュなステージングは1、2年デビューが遅ければパンクバンドとして売られてイカも知れません。しかし、現在に至るまでパブロックの代表格バンドとしての地位は揺らいでおりません。

1. She Does It Right
2. Boom Boom
3. More I Give
4. Roxette
5. One Weekend
6. That Ain't No Way To Behave
7. I Don't Mind
8. Twenty Yards Behind
9. Keep It Out Of Sight
10. All Through The City
11. Cheque Book
12. Oyeh!
13. Bonie Moronie/Tequila

メンバーはピックじゃなく指でギターをはじくのが特長のWilko Johnson、ボーカルのLee Brilleaux、ベースがJohn B. Sparks、ドラムのThe Big Figureの四人がオリジナルメンバーであります。サウンドはヤードバーズのようなスリーコードに徹したブルースロックを基本としたロックンロールバンドであります。ロックンロールスタイルはニューヨークドールズに似ています。Lee Brilleauxがブルースハープに徹する時はWilko Johnsonが歌ったりします。

Johnny Kidd & the PiratesのMick Greenに影響を受けた彼らではありますが、彼らの演奏スタイルはそのまま次のパンクでも通用するものであり、イギリスのパンクスタイルは既にこのころから形が出来上がっていたものだと思います。オリジナル曲は全てWilko Johnsonの手によるもので、デビュー当時は渋谷陽一がヤードバーズを引き合いに出してブルースロックバンドとして紹介していました。でも一番分かり易いのはニューヨークドールズです。シンプルでソリッドなWilko Johnsonのギターカッティングは今聴いてもカッチョイイです。パブロックの永遠の名盤。

She Does It Right
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[20131228]

AgainAgain
(2013/11/07)
Dave Edmunds

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2013年のアルバムで、現在の最新作になります。2000年にMusical FantasiesとしてHand Pickedをリリースしていますが、ほぼ現在まで引退状態だったのですが、再び作品を出してくれました。しかし、新曲は5曲のみで、後はPlugged InとHand Pickedに収録されていた曲を入れています。しかし、まだまだ歌える事を証明してくれています。

1.Again
2.Chutes and Ladders
3.Halfway Down
4.I Got the Will
5.I Love Music
6.Standing at the Crossroads
7.Return to Sender
8.Georgia on My Mind
9.It Doesn't Really Matter
10.People Wanna Get High
11.I Still Love You
12.Babyface
13.The Claw
14.Your Song
15.A Better Word for Love

エルトンジョンのYour Song をインスト曲としてカバーしたり、まだまだアイデアは持っているようです。しかし、元々オリジナルの少ないミュージシャンでしたから、カバー曲に頼るアイデアでしかなく、今回もロカビリー調の曲が選択されています。おじさんになってもロックンロールを愛し続けている事が伺えます。ニックロウは最近になっても素晴らしい作品を作っていますので、それに比べると老いにはかなわないみたいな印象を持ってしまいます。

ストーンズがいまだに現役である事が多くのミュージシャンの励みになっていると思いますが、実際には才能に恵まれていない人はいつまでも現役でいられる訳も無く、何かの企画でも無い限り新作は登場してきません。このアルバムもその類いかと思います。もう一度陽の目をみるにはRockpileの再結成しかないでしょう。それでもこの人のロックンロール魂は唯一無二であります。

Again
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[20131228]

Plugged inPlugged in
(1994/07/19)
Dave Edmunds

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94年の作品です。当時流行っていたアンプラグドへの異を唱えるごときアルバムタイトル。全て一人で演奏したマルチレコーディングになっています。デビュー当時は一人で演奏した曲もありましたので、原点回帰なのか。曲もシンプルになっています。80年代的なシンプルさとカントリー調のロックンロールになっています。

1. Chutes & Ladders
2. One Step Back
3. I Love Music
4. Halfway Down
5. Beach Boy Blood (In My Veins)
6. Claw
7. I Got the Will
8. Better Word for Love
9. Standing at the Crossroads
10. It Doesn't Really Matter
11. Sabre Dance '94

曲のほとんどがカバー曲という事で、昔に帰ったような内容ですが、サウンドは多少変化があります。カントリーというよりロカビリーをモダンにアレンジしたような曲になっています。前作が最高だっただけに物足りなさは感じますが、認知度が落ちている時期の作品にしてはよく出来ています。どちらかというと80年代の触感がするアレンジを90年代の音質でやっているような感じがします。

声は衰えていません。というより味わいが出てきているように思います。マークボランなどの妖艶な感じが前作からしていました。一人での録音だからシンプルになってしまっているのでしょうが、あまりにも無駄が無さ過ぎて違和感を感じます。Love Sculpture時代のヒット曲Sabre Danceをリメイクしているのも、もはや隠居体勢になってしまったのでありましょうか。全体的なまとまりがありませんが、出来てとしては悪くはありません。

Chutes & Ladders
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[20131227]

Closer to the FlameCloser to the Flame
(1989/10/04)
Dave Edmunds

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90年のアルバムです。前作からは6年のブランクがあります。時代も変わって再びロックンロール全開の作品になっています。ブラスセクションで厚みを加えたサウンドでグラムロックのようなロックンロールになっています。声もコークスクリュービブラートがかかっていますし、よく出来たグラムロック作品として聴く事も出来ます。オルタナとは違うパブロックの復興であります。

1. Closer To The Flame
2. Fallin' Through A Hole
3. Don't Talk To Me
4. Every Time I See Her
5. Stockholm
6. King Of Love
7. I Got Your Number
8. Never Take The Place Of You
9. Sincerely
10. Test Of Love
11. Stay With Me Tonight

Dave Edmundsが曲を作っているのはStay With Me Tonightのみで、他はリズム&ブルース系の曲を選択しています。曲の作りはリズム&ブルースですが、それをロックンロールとして演奏しているので、とてもかっこいいです。歌い方も80年代の頃のようなソフトな歌い方からロックンロール魂全開の歌い方に戻っています。バックミュージシャンはChuck LeavellやPhil Chen、Jim Keltnerなど、ソウル、フュージョン系のミュージシャンを起用しています。

バックボーカルにBrian Setzerが参加しています。どうも彼とは師弟関係にあるようです。カントリーにこだわるニックロウとは違ってDave Edmundsはリズム&ブルースをベースにしようと考えているようですが、ポップ感覚はこれまで培ってきたものが良い方向に作用していて、アレンジもよく考え抜かれています。音楽の完成度でいえば、これまでの作品の中でも一番だと思います。ただし、世間的には過去の人になっているので、売り上げには結びついていません。しかしながら、かなりの名盤だと思います。

Closer To The Flame
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[20131226]

riff raffriff raff
()
dave edmunds

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84年のアルバムです。前作に引き続きJeff Lynneとの共同プロデュースになっています。しかし、もうJeff Lynneじゃ無くてもいいくらい普通の80年代サウンドになっています。MTV全盛時代であり、デジタルシンセやデジタルドラム、シーケンス、白玉コードのオンパレード、売れる傾向のスタイルは定型化してしまって、それをなぞればこれだけのものが出来ると言う結果になっています。

1. Something About You
2. Breaking Out
3. Busted Loose
4. Far Away
5. Rules Of The Game
6. Steel Claw
7. S.O.S.
8. Hang On
9. How Could I Be So Wrong
10. Can't Get Enough

シンセポップにDave Edmundsのロックンロールスタイルを混ぜ合わせると、こういう音になり、Jeff Lynneらしさはあまり感じられなくなっています。曲もカバーではありませんが、自分で書いている曲はCan't Get Enoughのみになっています。80年代になると売れる曲を作るソングライターがバックアップする事が多く、エアロスミスも他の作曲家の力を借りて再生しています。そのミュージシャンにあった曲を作れる作曲家が増えていたのです。

それくらいロックが一般的に浸透してきたと言う事ですが、果たしてこれがロックと言えるのでしょうか。歌謡曲でもロック的なアレンジが当たり前になってきていますが、それはあくまでもスタイルであって、ロックファンの数は本当は昔からあまり変わっていないと思います。そして流通している音楽にもロックと呼べるものは少なくなってきています。ロックとは生き様が反映されるものです。そういう意味でもDave Edmundsは最初からグラムロック的なうさんくささがあるミュージシャンであり、こういう音楽スタイルでも納得出来てしまいます。

Something About You
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[20131225]

InformationInformation
(1983/01/01)
Dave Edmunds

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83年のアルバムです。共同プロデュースにJeff Lynneが加わってシンセポップな要素が加わり、80年代サウンドになってしまっています。Jeff Lynneが曲を提供したりDave Edmundsも頑張って数曲作っています。カバー曲ではないロックロールで、メロウでポップなE.L.O.色が強く出ている作品になっています。

1. Slipping Away
2. Don't You Double
3. I Want You Bad
4. Wait
5. The Watch On My Wrist
6. The Shape I'm In
7. Information
8. Feel So Right
9. What Have I Got To Do To Win?
10. Don't Call Me Tonight
11. Have A Heart

デジタルシンセやボコーダーの使用など、80年代サウンドを取り入れながらのロックンロール、MTV用のPVなど、売れようと必死な感じもします。そこそこは売れましたが、もう全盛期を過ぎた後のがんばりという印象です。カバー曲も数曲あり、これまでと同じような作品もありますが、Jeff Lynneがちょっとした色付けをしているので、これまでとは違ったポップ感覚を持っています。

歌い方もソフトになっていますし、完全に流行りを気にしてた作りになっています。曲自体はポップでしっかり作られていますが、いかにもな展開過ぎてロックファンにとっては失望する人もいた事でしょう。ただしJeff Lynneの職人技はさすがで、アレンジ構成は的確だと思います。ただあまりにも俗世過ぎるので骨太な感じは期待で来ません。これも時代の流れで仕方ありませんし、元々おもしろがってやってたロックンロールスタイルでしたので、これも有りだったのかもしれません。

Slipping Away
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[20131224]

D.E. 7 ThD.E. 7 Th
(1990/12/29)
Dave Edmunds

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82年のアルバムです。全てカバー曲ばかりですが、Dave Edmundsらしい作品になっています。タイトルはコード記号のようですが、7thと言う事はイコールカントリーと思っていいです。カントリーロック、サザンロックなのです。7thを使う事でマイナーコードを使わなくていい為、明るい曲にしたい時は7thを多用します。ビバップの頃のジャズもそうですし、ヒルビリーからのロカビリーに至るまで7thはロックンロールを象徴するコード進行になっています。

1. From Small Things (Big Things One Day Come)
2. Me And The Boys
3. Bail You Out
4. Generation Rumble
5. Other Guys Girls
6. Warmed Over Kisses (Left Over Love)
7. Deep In The Heart Of Texas
8. Louisiana Man
9. Paula Meet Jeanne
10. One More Night
11. Dear Dad

基本コードはマイナーとメジャーに分けられます。スリーコード以上のコードを使う場合マイナーコードをどうしても使わないといけなくなるのですが、使いたくない時に7thで代用するのです。ロック会で7thが目立つようになるのはビートルズです。カントリーを応用した新しいロックの形、例えばI Feel Fineなどは7thコードを崩したギターリフで始まります。これがもの凄くかっこいいのです。ですから中期ビートルズを代表するものは7thと言っても過言ではありません。

このアルバムでいうところの7thとはカントリーを象徴しているものと思います。全体的にロックンロールですが、サザンロック、特にボブシーガーのノリを踏まえたDave Edmundsには7thは必需品なのであります。ロック寄りになったプリンスも7thを多用していました。他のテンションコードに比べて古くから使われているコードでありますが、どんな時代でもさりげなく存在しています。少しケルトミュージックも入ったサザンロック作品であります。

From Small Things (Big Things One Day Come)
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[20131223]

TwanginTwangin
(2005/10/25)
Dave Edmunds

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81年の作品です。再びソロ作品に戻ってからの作品ですが、バンド時代よりもハードなサウンドになっています。Rockpileと言うバンドではここまでのサウンドは作れなかったのでしょうから、バンド解散は正解だったのかもしれませんが、その為に知名度は徐々に薄くなっていきます。ほとんどがカバーで、この人は曲を作らないでアイデアだけの人なのかもしれませんが、これまで以上にパワフルな作品に仕上がっています。

1. Something Happens
2. It's Been So Long
3. Singin' the Blues
4. (I'm Gonna Start) Living Again If It Kills Me
5. Almost Saturday Night
6. Cheap Talk, Patter and Jive
7. Three Time Loser
8. You'll Never Get Me Up (In One of Those)
9. I'm Only Human
10. Race Is On
11. Baby Let's Play House

Rockpile時代の録音曲も入っていて、The Race Is OnとBaby Let's Play HouseではRockpile飲めんバーが演奏しています。そして一番の話題は当時突如として出現したネオロカビリーバンドStray CatsとコラボレートしたThe Race Is Onでしょう。ロカビリー系の曲をやりたかったDave Edmundsにとっては、ニューウェイヴよりもこちらの方が好みだったのです。Stray Catsもある意味パブロックなのですが、いきなり世界的なヒットを飛ばしたのでそういう扱いにはなっていません。

ミキシングは80年代のそれとは全く違う70年代的な処理になっているのもいい感じです。デジタル処理していないので音圧が太いです。カバーばかりですが、選曲は素晴らしく、彼のイメージにあったものばかり選ばれていて、フォーキーな曲もアレンジが素晴らしく、バリエーション豊かな作品に仕上がっています。これまでの作品の中でも最高の出来映えだと思います。こちらを代表作にすべきですが、売り上げは少し落ちています。

Twangin... (Full Album)
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[20131223]

Seconds of Pleasure (Exp)Seconds of Pleasure (Exp)
(2004/04/27)
Rockpile

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80年の作品で、やっと晴れてRockpileというバンド名での作品をリリースします。メンバーもDave Edmunds、Nick Lowe、Terry Williams、Billy Bremnerの四人のメンバーだけで演奏されています。やっとバンドとしての作品をリリースする事が出来ましたが、このピークの時にバンドは解散、よってRockpile名義のアルバムはこれ1枚のみとなりました。Nick Loweを中心としたバンドによるオリジナル曲は半分くらいでカバーが半分の割合です。

1. Teacher Teacher
2. If Sugar Was As Sweet As You
3. Heart
4. Now And Always
5. A Knife And A Fork
6. Play That Fast Thing (One More Time)
7. Wrong Again (Let's Face It)
8. Pet You And Hold You
9. Oh What A Thrill
10. When I Write The Book
11. Fool Too Long
12. You Ain't Nothin' But Fine
13. Take A Message To Mary
14. Crying In The Rain
15. Poor Jenny
16. When Will I Be Loved
17. Back To Schooldays
18. They Called It Rock
19. Crawling From The Wreckage

これまでほとんどカバー曲ばかりやってい阿mしたので、バンド名義と言う事でやっとオリジナル曲を増やしています。しかし、元々ソロアーティストしてもやっていけるメンバーばかりなので、バンドとしては長続きしませんでした。しかしDave Edmunds がやりたかった事は十分やり尽くしたと思います。ファッション次第ではグラムロックな演奏なので、それだったら時代遅れになっていましたが、うまい事ニューウェイヴっぽい感覚に仕上げています。

少しポップなロックンロール、パブロックの雄として有終の美を飾ったアルバムであります。80年代になるとパブロックという認識を持たないでしまうくらい80年代サウンドが席巻していきます。勿論パブロックと言う伝統はイギリスに根付いて言いますが、世界的には認識されなくなってひとくくりになっていきます。スタイルもバンドによって様々でしたので、音楽の種類ではないパブロック。決してスタジアム級のステージで演奏するような音楽ではないシンプルなロックンロール。この身近なロックこそが一番受けると言うのも事実であり、流行はあくまでもメディアから押し付けられているものであります。

Teacher Teacher
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[20131223]

Repeat When NecessaryRepeat When Necessary
(1991/04/12)
Dave Edmunds

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79年のアルバムで彼の最大のヒット作品になります。Rockpileと言うバンドとしても一番充実している時期であります。まだ無名のHuey Lewisがハーモニカで参加しています。彼の作品で後にニュースでも演奏するBad Is Badに参加しています。又、Albert LeeがギターでSweet Little Lisaに参加しています。全てカバー曲でオリジナルはありませんが、これこそがDave Edmundsであり、一番の代表作であります。

1. Girls Talk
2. Crawling From The Wreckage
3. The Creature From The Black Lagoon
4. Sweet Little Lisa
5. Dynamite
6. Queen Of Hearts
7. Home In My Hand
8. Goodbye Mr. Good Guy
9. Take Me For A Little While
10. We Were Both Wrong
11. Bad Is Bad

ニューウェイヴに対応するようにElvis CostelloやGraham Parkerのカバーを取り上げています。といってもコステロはニューウェイヴと言う認識は無く、パブロックの影響が大きいのですが、レコード会社がニューウェイヴの異端児として売り出していました。ですから、カバーしているこちらの方が元ネタと言う事になります。ややこしいのですが、メディアと現場のギャップが大きいのも生々しいものです。

イギリスではパンクじゃないと売れないと言われた時代ですが、政治色が無いバンドはニューウェイヴと言う言葉でくくられていて、ニューウェイヴとそれに影響を与えたパブロックと言う事でDave Edmundsも大いに注目されて脚光を浴びていた時期です。ボブシーガーのノリを習得したDave Edmundsの一番脂が乗った作品です。バンドとしても一番かっこいい演奏を行っています。パブロックを代表する名盤です。

Girls Talk
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[20131223]

Tracks on Wax 4Tracks on Wax 4
(2005/10/25)
Dave Edmunds

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78年のアルバムです。Terry Williams、Nick LoweでのRockpileに新しくギターのBilly Bremnerが加わり、正式に結成されていないRockpileでしたが、補強されてパワーアップしています。作曲面ではNick Loweに助けられていますが、Dave Edmundsも作曲に加わっており、半数はオリジナル曲になっています。前作での成功で方向性が明確になった事で、オリジナル曲も増えてきています。

1. Trouble Boys
2. Never Been In Love
3. Not A Woman, Not A Child
4. Television
5. What Looks Best On You
6. Readers Wives
7. Deborah
8. Thread Your Needle
9. A.1. On The Jukebox
10. It's My Own Business
11. Heart Of The City

名義上はソロアルバムですが、Rockpileとしては新しい局面を迎えており、ステージ上ではRockpileと名乗って演奏しています。スピーディーなロックンロール、シンプルながらもポップである事、そしてNick Loweがコステロをプロデュースしている事で、ニューウェイヴファンにもお馴染みとなり、パンク、ニューウェイヴの時代にうまく乗っかります。オリジナル曲を書くようになり、オールディーズではない感覚が備わっているのも成功の鍵だったと思います。

一部でロックンロールリバイバルな風潮もあり、決して時代性を無視した音楽ではなくなっています。しかもパンクみたいに演奏がヘタクソではありませんので、パンクやニューウェイヴにはついていけない人向きだったと思います。この頃にはパブロックというジャンルも定着してきていて、その代表格として彼らは一目置かれる存在となっていきます。

Trouble Boys
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[20131222]

Get ItGet It
(2006/02/28)
Dave Edmunds

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77年のアルバムです。この作品からツェッペリンが立ち上げたレーベルSwan Song Recordsからのリリースになります。やはりまだカバー曲が多いのですが、スピーディーなロックンロール曲が多くなっていて、ロックンローラーDave Edmundsのイメージが固まってきます。Dave Edmunds、Nick Lowe、Terry Williamsの三人がRockpileのメンバーでありますが、その他のミュージシャンも参加しています。

1. Get Out Of Denver
2. I Knew The Bride
3. Back To School Days
4. Here Comes The Weekend
5. Worn Out Suites, Brand New Pockets
6. Where Or When
7. Ju Ju Man
8. Git It
9. Let's Talk About Us
10. Hey Good Lookin'
11. What Did I Do Last Night?
12. Little Darlin'
13. My Baby Left Me

Bob SegerのカバーGet Out of Denverが正に正に彼のスタイルにぴったりの曲で、ある程度彼のスタイルが固まった事で、このアルバムをきっかけに世界的にも知られるようになっていきます。Nick Loweもソロ活動に入り、イギリスにパブロックありきという事が世界にも知れ渡っていきます。日本でもパブロックを認識し始めた頃に、いきなりセックスピストルズのシングルが届き、時代は激変の渦の中に巻き込まれていきます。

私もDr.フィールグッドとセックスピストルズをほぼ同時に耳にしています。日本にはパブロックとパンクがほぼ同時に入ってきたと記憶しています。パブロックにはもっと早くからアンテナをはっていた人もいたかもしれませんが、田舎でラジオしか情報がない環境ではほぼ同時でした。Dave Edmundsのスタイルは明らかにオールディーズですが、パンクと同時に入ってきた事でニューウェイヴの一種のようなイメージを植え付けました。そのブレイクのきっかけとなったアルバムです。

Get Out Of Denver
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[20131222]

Subtle As a Flying MalletSubtle As a Flying Mallet
(2008/02/12)
Dave Edmunds

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75年のセカンドアルバムです。ここからNick Loweが加わり、ソロアルバムでありながら実質はRockpileと言うバンドの作品となっています。カバー曲が多く、フィルスペクターのBaby, I Love YouやDa Doo Ron Ronなどポップなアレンジも多く、ロッカバラードとカントリーロックなど、Dave Edmundsの好みの音楽が並べられています。

1. Baby I Love You
2. Leave My Woman Alone
3. Maybe
4. Da Doo Ron Ron
5. Let It Be Me
6. No Money Down
7. Shot of Rhythm and Blues
8. Billy the Kid
9. Born To Be With You
10. She's My Baby
11. I Ain't Never
12. Let It Rock

ソロになってからはロックンローラーのイメージが強いDave Edmundsですが、ポップな曲が多い入っています。これもパブロックの特長なのでしょう。Nick LoweはまだBrinsley Schwarzに在籍していて、Brinsley Schwarzのメンバーも参加しています。ほとんどがカバー曲と言う事で、まだ彼なりのサウンドは確立されていません。しかし、やりたい事は明確なイメージはあったのだと思います。それを具現化するにはやはりバンドを固める必要があったようですが、まだ混沌としています。

フィルスペクターのウォールオブサウンズを再現したがるのもオーディーズ感覚なのでしょう。70年代でもビートポップスをやってもいいじゃないか、と言うスタンスもパブロックの特長と言えるでしょう。ハードロックやプログレが目覚ましい活躍をしていても、ポップな音楽を好むリスナーも多いので、彼らの地道な活動はやがてパンクやニューウェイヴへの道のりを創りだしていきます。ブロンディーもデビュー当時は50年代ポップスしていましたので、複雑な音楽への反動がそろそろ出始めてきます。

Baby I Love You
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[20131222]

Booze BrothersBooze Brothers
(2012/09/17)
Brewers Droop

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ソロ活動をしていたDave Edmundsでしたが、73年にBrewers Droopというバンドの作品に参加しています。参加したのはこれっきりですが、同じく参加していたまだ無名だったMark Knopflerもギタリストとして参加しています。当時はほとんど売れていませんでしたが、後に二人の大物が参加していたと言う事で89年に再発されています。

1. Where Are You Tonight
2. Roller Coaster
3. You Make Me Feel So Good
4. My Old Lady
5. Sugar Baby
6. Rock Steady Woman
7. Louise
8. What's The Time
9. Midnight Special
10. Dreaming
11. Bite The Bullet
12. Real
13. You Don't Want Me Tonight
14. Cajun Girl

サウンドはサザンロックです。カントリーブルースロックという当時の流行りのスタイルですが、とても情緒的でポップなサウンドになっています。Mark Knopflerもカントリーギターをベースにしていた事がよく分かります。まだハーフトーンは使っておらず、フィンガーピッキングなのかどうかもよく聴き取れません。ピックを使っているような音にも聴こえますが、サムピッキングなのかもしれません。まだ後のプレイスタイルは確立されていないのです。

Dave Edmundsはハーモニカやスティールギター、バンジョーなどを演奏しています。ほとんど彼ら二人のキャリアには関係ないような演奏なのですが、その後まったく結びつきの無い二人が参加していたと言う事で、興味がある人は聴いてみる価値はあると思います。優しい情緒的なスタイルはケルトミュージックの要素があるからかもしれません。

Where Are You Tonight
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[20131222]

RockpileRockpile
(2011/05/31)
Dave Edmunds

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Love Sculpture解散後、72年にリリースしたファーストソロアルバムです。本来はニックロウとRockpileというバンドを結成したかったのですが、レコード会社の契約上の問題で実現出来ず、仕方なく、バンドの演奏をお互いのソロアルバムとしてリリースしていく事になります。カントリーロックの流れ出はありますが、こちらはロックンロールを基本としていて、スタイルや歌い方などはまるでキンクスであります。

1. Down Down Down
2. I Hear You Knocking
3. Hell Of A Pain
4. It Ain't Easy
5. The Promised Land
6. Dance Dance Dance
7. (I'm A) Lover Not A Fighter
8. Egg Od The Hen
9. Sweet Little Rock and Roller
10. Outlaw Blues
11. I Hear You Knocking (Single Mix) (Bonus Track)
12. Black Bill (Bonus Track)
13. I'm Coming Home (Bonus Track)
14. Country Roll (Bonus Track)
15. Blue Monday (Bonus Track)
16. I'll Get Along (Bonus Track)

バックメンバーはLove SculptureのJohn Williamsが ベース、Terry Williamsがドラム、スティールギターでB. J. Cole、ギターとドラムのAndy Fairweather-Lowが参加しています。ニックロウはまだ参加していません。しかしほとんどの演奏はDave Edmundsが一人でマルチレコーディングしています。ほとんどがカバー曲でチャックベリーからボブディラン、キンクス、ニールヤングなどをカバーしています。

72年といえばハードロック、プログレの黄金期であります。ほとんどの歴史的名盤がこの年にリリースされています。その中でこのシンプルなロックンロールと言うのは異色であり、これぞパブロックなのであります。これできらびやかなファッションに身を包んでいればグラムロックであり、当時のイギリスを象徴するサウンドであります。アコースティックギターを使ったロックンロールはキンクスっぽく、カントリーロック的なスタイルはまるでフェイセスです。まだロックになれていない感じで手探りでやっているような未完成な感じがかえって新鮮です。

Down Down Down
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[20131221]

Forms & FeelingsForms & Feelings
(2007/10/16)
Love Sculpture

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70年のセカンドアルバムですが、2枚のアルバムしか残していませんので、これがラストアルバムになります。もう完全にプログレバンドになってしまっています。ギターソロはブルーノートなのでブルースをベースにはしていますが、クラシックを融合させてポップになっています。もうクリムゾンが登場していますので、その影響はかなり大きかったと思います。でもやっている事は初期のプロコルハレムみたいです。

1. In the land of the Few
2. Seagull
3. Nobody's Talking
4. Why (How Now)
5. Farandole (from L'Arlesienne)
6. You Can't Reach Me
7. People, People
8. Mars
9. Sabre Dance
10. Think of Love
11. Seagull (single version)
12. Farandole (from L'Arlesienne) (single version)
13. In the Land of the Few
14. People, People (single version)
15. Sabre Dance (single version)

シングルヒットしたのがハチャトリアンの「剣の舞」をロックアレンジしてカバーしたSabre Danceです。その他にもビゼーのFarandole、ホルストの惑星からMarsをカバーしています。もう完全にプログレです。プログレバンドはうまいことクラシックとロックを融合させる事に成功していますが、このバンドはこの試行作品のままで終わっています。このまま続いていてればプログレバンドという認識されるバンドとして名前を残していたかもしれませんが、スタートがブルースバンドでしたので、その他のバンドみたいな扱いになっています。

後にDave Edmundsが名前を挙げるので、彼がいたバンドとして現在は知られていますが、ほとんど記憶に残らないようなバンドでした。当時としては面白かったのでしょうが、この後に作られるであろう作品を残していない事が惜しいと思います。Dave Edmundsはロックンロールをやりたかったようなので、この後はパブロックの代表格として活躍していきます。この時期はこうしたユニークなバンドが吐いて捨てるほど出現していましたので、その一つのバンドとして認識していればいいと思います。

Seagull
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[20131221]

Blues HelpingBlues Helping
(1999/02/26)
Love Sculpture

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続きましてはもう一人のパブロックの代表格であるDave Edmundsです。最初に彼が在籍していたブルースバンドLove Sculptureの68年のデビューアルバムからです。当時はブルースインヴェンションがイギリスで興っていましたので、パブロックというより、ビッグブルースバンドと言っていいでしょう。ファズで歪ませたブルースですが、ハードでもヘヴィーでもなくどこかプログレッシヴなスケールを持っています。

1. Stumble
2. Three O'clock Blues
3. I Believe To My Soul
4. So Unkind
5. Summertime
6. On The Road Again
7. Don't Answer The Door
8. Wang Dang Doodle
9. Come Back Baby
10. Shake Your Hips
11. Blues Helping
12. Morning Dew (Human Beans) (Bonus Track)
13. It's A Wonder (Human Beans) (Bonus Track)
14. River To Another Day (Single) (Bonus Track)
15. Brand New Woman (Single) (Bonus Track)

メンバーはギターのDave Edmunds、ドラムのBob "Congo" Jones、キーボードのJohn Williams、ベースのJohn David、の三人組で、全員がボーカルをとります。ベースもギターもキーボードもDave EdmundsとJohn Williamsが弾き分けています。キーボードが入っている事で、どこかプログレッシブなアレンジになっています。ブルースのカバー曲が多いですが、オリジナルよりもゆったりとした演奏になっています。ですからどこかブルースというよりサイケな感じがしています。

彼らも又パブなどで演奏していたので、パブロックバンドという存在ではありますが、時代的にはほとんどのバンドがそうでしたので、この頃はパブロックという認識は無かったと思います。イギリスではどういう存在が分かり知れませんが、聴いた感じでは普通のブルースバンドです。歌い方も絶叫系ではないので、ハードロックというより、プログレへ進みそうなバンドだったという印象です。

I Believe To My Soul
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