

70年のセカンドアルバムです。Carl PalmerがELP結成の為に脱退、ベースのNick Grahamも脱退してオリジナルメンバーはVincent Craneだけになりました。ギターのJohn Du Cannは正式メンバーとなり、ドラムにPaul Hammondが加わりました。これによりキーボードとギターのバトルが繰り広げられるようになりました。
1. Death Walks Behind You
2. Vug
3. Tomorrow Night
4. Seven Lonely Streets
5. Sleeping For Years
6. I Cant Take No More
7. Nobody Else
8. Gershatzer
9. Play The Game (b-side)
10. The Devil's Answer (1970 Demo)
11. Tomorrow Night (Bbc Radio Session)
12. Shabooloo (Bbc Radio Session)
13. Death Walks Behind You (Bbc Radio Session)
14. The Devil's Answer (Alt. Version)
ギターのリフによる曲創りはハードロック的になっています。当時のイギリスではサイケ以降のバンドは
プログレとか、ハードロックとかの区別が無く、サイケからの進化したバンドがひしめき合っていました。ですから
プログレもハードロックもどちらの要素も持っているバンドが多く、このバンドも
プログレ的でありながらハードロック傾向が強くなっていますので、日本だとハードロックという区分けが成されます。
パープルも第一期のままだったら
プログレになっていた可能性がありますが、リッチーに主導権がいってハードロックバンドとしての体制が整いました。しかしジョンロードは
プログレっぽい事がやりたいので、ハードロックの範囲内で
プログレっぽい事をやっていました。このバンドも同じでしょう。元々ブルースロックをベースにしていますので、音がハードになればハードロックになってしまうのです。しかし、まだまだギターが主役の時代ですから、この方向性が成功していきます。
Death Walks Behind You