FC2ブログ


アルバムを紹介する音楽ライブラリー、及び映画、格闘技、コンピューター、グルメ、コミック情報を提供しております。
SAMARQAND淫美ブログ
プロフィール
SAMARQAND

Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、Eggsと SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
Eggs SAMARQAND楽曲配信
MySpace JapanMySpace Japan

Samarqand

Facebookページも宣伝 BIG UP! SAMARQAND楽曲配信muzie SAMARQAND楽曲配信
FC2ブログランキング

よろしかったらクリックをよろしくお願いいたします。
FC2Blog Ranking

カテゴリー
アルファベットでご希望のアーティストを検索して下さい。
ロック、ジャズ、ソウル日進月歩で増えていきます。
最近の記事
最近のコメント
カレンダー
05 | 2014/06 | 07
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

[20140615]

Boleros De HoyBoleros De Hoy
(1991/10/15)
Tania Libertad、Phil Manzanera 他

商品詳細を見る


91年、今度はメキシコの女性シンガーTania Libertadとコラボレートした作品です。これまでスペイン、ブラジルときて、今回はメキシコですから、作品ごとにラテンの幅をきかせてきたと考えると、まだまだPhil Manzaneraのラテンとロックの融合というテーマも試行錯誤の繰り返しだったのかもしれません。今作の主人公はあくまでもTania Libertadでありますから、ラテンらしい作品にはなっています。

1. Flor de Azalea
2. Tres Palabras
3. Amor Gitano
4. No Ha Pasado Nada
5. Que Sabes Tu
6. Ay Cario
7. Estoy Perdida
8. Porque Negar
9. Eso de Las Ocho
10. Usted

Phil Manzaneraもガットギターを演奏していますので、よりラテン色が強く出ています。しかし、西洋のゴージャスなサウンドメイキングは不似合いであり、もっと質素なくらいの方が良い雰囲気になると思うのですが、80年代以降のPhil Manzaneraはどういう訳か、音楽的なセンスが失われています。ですから必要以上の音が入っていますが、凄いのはそれでもTania Libertadの歌は動じないと言う事です。

Tania Libertadの存在感に救われている作品で、それ以外の装飾は必要ない、嫌、無い方が良いくらいの勢いです。もう90年代ですから、もっと上手にサンプリングを使ったり、いくらでも面白く出来る素材なのに、もったいない事をしていると思います。せっかくのコラボレートを活かしきれないと言うのは残念でなりません。

Flor de Azalea
⇒ 続きを読む

[20140615]

Mato GrossoMato Grosso
(1993/11/19)
Phil Manzanera、Sergio Dias 他

商品詳細を見る


90年、ブラジルのミュージシャンSergio Diasとコラボレートした作品です。これもラテン音楽を取り入れていますが、まだ80年代サウンドを引きずっていますのでしっくりきません。ワールドミュージックが流行っていた頃ですから、こういうのも有りなのかもしれませんが、どちらの良さもまとめられていないように感じます。

1. Mato Grosso
2. The Mission
3. Pink Dolphin
4. Brazilia
5. Floresta
6. Espiritu

ブラジルの音楽も時代とともに進化していますので、そういうコラボレートになっているようです。つまり、どちらの持ち味も薄いのです。欧米系に近づこうとしているブラジル音楽を取り入れても欧米な作品になってしまいますので、新鮮な意外性が感じられません。音もデジタルに綺麗にまとめられていて、進んで聴いてみたいと思わせるサムシングがありません。

ロック側としてのアイデアにも必要性が感じられませんし、ブラジル側からの提唱も何も響きません。コラボレートする意味が分からないのです。1足す1は何倍にもなるというお決まりの台詞も当てはまらないくらい化学融合していません。既にPhil Manzaneraの頭の中にある音楽を演奏しているだけで、ブラジルのリズムを借りているだけの作品のような印象があります。

Pink Dolphin
⇒ 続きを読む

[20140615]

SOUTHRN CROSS(紙ジャケット仕様)SOUTHRN CROSS(紙ジャケット仕様)
(2008/11/21)
フィル・マンザネラ

商品詳細を見る


90年のソロアルバムです。スペイン系のミュージシャンが参加したラテンと80年代サウンドを融合したような内容になっています。情熱的なラテン音楽ですが、80年代サウンドの名残りが今ひとつ面白みに欠けているように感じさせます。リズムもラテン系で、これまでのラテンとロックのライフワークの中では完成度は高くなっていると思いますが、80年代のチャラい感じの音が違和感があります。

1. Million Reasons Why
2. Frontera '91
3. Great Leveller
4. Tambor
5. Southern Cross
6. Rich and Poor
7. Dance (Break This Trance)
8. Verde
9. Dr. Fidel
10. Venceremos

ギターもストラト系の音で、ラテンの情熱を伝えるには不向きのように感じます。完全に脱ロキシーを果たしていますが、融合具合も中途半端な感じがします。ポップスとしては悪くはないのでしょうが、癖のあるミュージシャンとばかり競演してきたPhil Manzaneraの癖の無い音楽って違和感があります。ギターソロもありきたりですし、昔の面影はありません。

彼の生涯のテーマであるラテンとロックの融合と言う点では、それなりの成果を出しているみたいですが、今ひとつ情熱が不完全燃焼している気がしてなりません。ラテンを取り入れるなら頭でっかちになってはいけないと思うのですが、どこか理屈をこねて創ったような印象がしてなりません。

Frontera '91
⇒ 続きを読む

[20140615]

Nowomowa: the Wasted LandsNowomowa: the Wasted Lands
(1999/10/26)
Phil Manzanera

商品詳細を見る
Nowomowa: the Wasted LandsNowomowa: the Wasted Lands
(1999/10/26)
Phil Manzanera

商品詳細を見る


88年の作品で、Nowomowaというプロジェクト名でのインスト作品になっています。メンバーはキーボードが Paul Williams、ベース、パーカッションが Andy Grossart、Phil Manzaneraはギターとドラムプログラミング、シンセギターという三人で制作されています。映画のサウンドトラックのようです。

1. Urbania: 801 Urbania St./PWA/Manhattan
2. The Age Of Leisure: Ice Age 2000/Atlas Mountains/Museum Of Memories
3. Arcadia: Goodbye To Broadway/Yukon Rodeo
4. Paradise Lost: The Wasted Lands
5. A Desert Road: The Only Man In The World/Greenland
6. The Atlantis Syndrome: Atlantis/PWA Reprise
7. The Whole Earth TV Show: Consequences/Nowomowa
8. Noah's Ark: Noah's Ark/Urbania Reprise

音楽的にはシンセの打ち込みによるテクノ的な内容で、ロキシーやイーノ辺りが創る作風とは違った、よくある80年代のテクノであり、そこにPhil Manzaneraのギターが絡んできますが、あえてありがちな音楽を創っているようです。サンプリングも使用しているようですが、あまりサンプリングっぽさは前面には出てきません。

あえてオーソドックスなテクノポップを創ったと言う感じです。基本的過ぎて面白みに欠けていますが、ひょっこり顔を出すギターが普通のテクノではなく、その微妙な感じが救いですが、やはり、あまり売れていません。Phil Manzaneraの作品群の中でも異質な感じでありますので、そこに価値があると思います。

Nowomowa

[20140614]

Wetton ManzaneraWetton Manzanera
(1997/08/19)
Wetton、Manzanera 他

商品詳細を見る


86年、今度は元King Crimson、この後UK、Asiaを渡り歩くJohn Wettonとコラボレートしました。ドラムはAlan White、キーボードはVic Emersonで、それ以外は二人で演奏しています。スタイルはExplorersのように80年代サウンドを演奏していますが、歌がJohn WettonですからまるでAsiaのプロトタイプのようなサウンドになっています。

1. It's Just Love
2. Keep On Loving Yourself
3. You Don't Have To Leave My Life
4. Suzanne
5. Round In Circles
6. Do It Again
7. Every Trick In the Book
8. One World
9. I Can't Let You Go
10. Talk To Me
11. Have You Seen Her Tonight?

Asiaのようなポップなプログレみたいな感じですが、Asiaのようにポップ過ぎます。Asiaファンにはお薦めですが、これまでのセンスの良いPhil Manzaneraを好きだった人には残念な感じになると思います。70年代はあんなに素晴らしい作品を創っていたのに、80年代になった途端、どうしてしまったんだと思えてきます。ロキシーという屋台骨を失った事で保守的になってしまったのか、売れなきゃ生活出来ないという危機感からなのか、不思議なものです。

確かに80年代を昔のミュージシャンが生き抜くのは難しかったと思います。パンクによってそれまでの価値観をとことんまで否定されたのですから、新しい感覚に馴染めないミュージシャンが多くいました。だからといって、それまで築いてきたものを投げ捨ててもいいのかという疑問も生まれます。UKはまだプログレ、フュージョンの良さを持ったバンドでしたが、Asiaではプログレの影も無くなってしまいましたから、John Wettonにとっては、このアルバムで何らかの手応えを感じていたのかもしれません。

It's Just Love
⇒ 続きを読む

[20140614]

Complete ExplorersComplete Explorers
(2002/01/08)
Phil Manzanera、Andy Mackay 他

商品詳細を見る


85年にロキシーのサックス奏者だったAndy MackayとコラボレートしたThe Explorersというグループのアルバムとシングルを集めた作品です。このバンドのボーカルはJames WraithでドラムがSteve GaddとJerry Marotta 、キーボードがGuy FletcherとPaul Carrack 、ベースがTony LevinとAlan Spennerという豪華なラインナップになっています。

1. Another Lost Soul On The Run
2. Soul Fantasy
3. Crack The Whip
4. Black Gang Chine
5. Two Worlds Apart
6. You Go Up In Smoke
7. Built For Speed
8. Men With Extraordinary Ways
9. Many Are The Ways
10. I Can Be Tender
11. Every King Of Stone
12. It Always Rains In Paradise
13. Not Fade Away
14. Arrow
15. Dreams Of The East
16. Ship Of Fools
17. Lorelei (12 Inch Version)
18. Prussian Blue
19. Breath Of Life
20. Safe In The Arms Of Love
21. Dreams Of The East
22. Sacrosanct
23. Forgotten Man
24. Venus De Milo
25. Free Yourself
26. Robert Louis Stevenson
27. Voodoo Isle
28. Falling For Nightlife (12 Inch Version)

スタイルはロキシーミュージックそのまんまで、ボーカルのJames Wraithもブライアンフェリーみたいな歌い方をしています。80年代サウンドでロキシーが活動をしていたら、みたいな感じですが、アヴァロンを創ったロキシーがこんな音楽を創るのは想像出来ませんので、シリアスな作品を創った後の気晴らしみたいな内容になっています。

80年代サウンドでロキシーですから、スパンドゥーバレーみたいな曲になっています。ネオロマンティックはロキシーのようなグラムノアー ルを継承していたのがよく分かります。ロキシーが80年代の売れ線サウンドを創ってみました、みたいな、そんな内容です。ネオラマンティックだと思えば良いでしょうし、その線で売り込めば売れていたはずです。

Crack The Whip
⇒ 続きを読む

[20140614]

Primitive GuitarsPrimitive Guitars
(2000/05/08)
Phil Manzanera

商品詳細を見る


再開したロキシーミュージックもAvalonという金字塔を出して解散、さっそく再びソロ活動を始めた82年の作品です。ギタリストPhil Manzaneraを前面に出した作品になっています。ギタリストといっても、スパニッシュギターなどのアコースティックギターを中心に、ラテンとロックの融合という彼のライフワークを実現した内容になっています。

1. Criollo
2. Caracas
3. La Nueva Ola
4. Bogota
5. Ritmo De Los Angeles
6. Europe 70-1
7. Impossible Guitar
8. Big Dome
9. Europe 80-1
10. Criollo (French Remix)
11. Frontera (Instrumental Version)

さすがに80年代になっていますので、打ち込みやデジタルシンセなど80年代らしいサウンドも聴かれますが、アコースティックフュージョンのようなスタイルをエフェクティヴに編集しています。ほぼPhil Manzaneraによる多重録音ですが、John Wettonがベースとパーカッションでサポートしています。シンセはヴァンゲリスのような使い方で、プログレッシヴでテクノな感覚もあります。

フュージョンギタリストとしてはテクニック不足ですが、センスのいいフレージング、音色で説得力のある演奏を繰り広げています。80年代っぽいサウンドはイーノ感覚のテクノに仕上げているので許せる範囲です。インストものばかりと言うのは初めてなので、ギタリストである自分がやっと主役になれています。サポート上手のPhil Manzaneraが本当にソロらしい作品を創り上げました。

Criollo
⇒ 続きを読む

[20140613]

K-ScopeK-Scope
(2000/05/08)
Phil Manzanera

商品詳細を見る


78年のソロアルバムです。ロキシーが活動停止となってから一番水を得た魚みたいに活発に活動していたのがPhil Manzaneraでした。意欲的な作品を多く残しています。このアルバムではロック色が強く、グラムロックからジャーマンロックの影響からニューウェイヴへと進化していく過程のような作品になっています。レゲエ、ダブなどの要素を取り入れながらも、リズムは複雑に変化していって、ポップでありながらもアグレッシヴです。

1. K-Scope
2. Remote Control
3. Cuban Crisis
4. Hot Spot
5. Numbers
6. Slow Motion TV
7. Gone Flying
8. N-Shift
9. Walking Through Heaven's Door
10. You Are Here

参加ミュージシャンはこれまでの友好関係を引き継いでいます。ボーカルはオーストラリアのSplit EnzのTim Finnで、Neil Finnも参加しています。John Wettonも歌っていますが、雰囲気が違ってきます。前半はポップなイーノやデヴィッドボウイみたいな感じの曲になっていますが、後半になるとインスト曲があったりします。Simon Phillipsのドラムがかっこ良く、フュージョン寄りな演奏もあります。イーノは今回参加していませんが、多分にイーノのエッセンスを感じます。

後に如実になっていくラテンのエッセンスも既に取り入れています。幼少期はキューバで過ごしていて、そこでラテンとロックの融合を既に試みていたそうで、それは彼にとってライフワークのようになっているようです。ニューウェイヴの原型のような曲でありながらテクニシャンが揃っているので、フュージョン感覚で様々な要素が融合しまくっています。サウンドエフェクトが多いのも、いないイーノを補っているようにも感じます。これも名盤です。

K Scope
⇒ 続きを読む

[20140612]

Listen NowListen Now
(1993/05/14)
Phil Manzanera

商品詳細を見る


77年の801名義での唯一のスタジオアルバムです。伝説のライブアルバムから新たに豪華ゲストミュージシャンを加えて制作されています。Phil Manzanera、Eno、Bill MacCormick、Simon Phillipsの他に、ボーカリストとしてSimon Ainley、Split EnzのTim Finn、10ccのLol CremeとKevin Godley、Alan Lee、キーボードにBilly Livsey、Eddie Jobson、Eddie Rayner、Francis Monkman、Rhett Davies 、ドラムにDave Mattacks、サックスにMel Collins、チューバにJohn Whiteというそうそうたるメンツになっています。

1. Listen Now
2. Flight 19
3. Island
4. Law And Order
5. ?QUE?
6. City of Light
7. Initial Speed
8. Postcard Love
9. That Falling Feeling

フュージョンスタイルをポップにしているので、ファンキーなリズムが加わっています。曲は全てオリジナル曲でPhil ManzaneraとBill MacCormickで作っています。クワィエットサンからのこの二人が要のようです。このファンキーな曲にブライアンフェリーの歌が入れば、そのままロキシーミュージックのような曲になりそうなものが多いです。あえてポップ調にしているので難しい曲が無く、聴き易い作品になっています。

活動を再開してからのロキシーに近いサウンドなので、ある程度このプロジェクトでやった事が後のロキシーに反映されていったと思われます。デヴィッドボウイのアメリカ進出が影響したのか、グラムロックの残党はこの時期はファンク系のアレンジが増えていきます。グラムロックに間に合わなかったJAPANのファーストアルバムもホワイトファンクでした。これが後の80年代サウンドに変化した事を考えれば、先見の目を持った作品であると思います。アクの無いロキシーみたいであり、これも隠れた名盤です。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20140611]

801 Live801 Live
(1990/08/31)
Phil Manzanera

商品詳細を見る


76年の作品で、801という新しいPhil Manzaneraのバンドというか、プロジェクトのライブになります。内容的にはQuiet Sunよりもソロアルバムを継承しています。この時のメンバーはギターのPhil Manzanera、キーボードとボーカルのBrian Eno、ベースとボーカルのBill MacCormick 、そしてドラムが若きSimon Phillips、キーボードのFrancis Monkman 、スライドギターのLloyd Watsonと言うメンツです。

1. Lagrima
2. T.N.K. (Tomorrow Never Comes)
3. East Of Asteroid
4. Rongwrong
5. Sombre Reptiles
6. Baby's On Fire
7. Diamond Head
8. Miss Shapiro
9. You Really Got Me
10. Third Uncle

曲はソロアルバムからと、Enoの曲、そしてビートルズのTomorrow Never KnowsをカバーしたTNK、キンクスのYou Really Got Meをカバーしています。スタジオアルバムではおとなしめのポップな曲調が多かったのですが、これだけのメンバーですので、ライブではかなり緊張感溢れるテクニカルな演奏を展開しています。何といっても天才ドラマーSimon Phillipsがまだほとんど名前を知られていない時の演奏ながら、既に超絶なドラミングを披露しています。曲自体はポップでも、アドリブ合戦になるとハードフュージョンの容貌となっていきます。

当時流行っていたフュージョンとしても素晴らしい演奏ですが、ロキシーからニューウェイヴへと至る過渡期を象徴するような雰囲気も持っています。ニューウェイヴはもっとシンプルにまとまっていきますが、この頃は複雑であっても問題ありませんので、かなり面白いスタイルになっています。ロキシーではブライアンフェリーの統率に従いますが、ソロではイーノのセンスを尊重しているみたいです。イーノもまだポップな作品を作っていた頃なので、グラムロックの未来形のような姿をしています。それはグラムロックの終焉と同時に新しい時代のニューウェイヴを喚起するかのごとき歴史的名盤であります。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20140610]

Diamond HeadDiamond Head
(2001/02/13)
Phil Manzanera

商品詳細を見る


75年のPhil Manzaneraのファーストソロアルバムです。Quiet Sunに先駆けて、ロキシーミュージックの活動停止中に精力的に活動する事になります。Quiet Sun関連の人脈が交差していき、ロキシーでは出来なかった事を存分に楽しんでいます。イーノが脱退した後のロキシーはブライアンフェリーの独壇場であり、バンドのメンバーに徹していたフィルが解放されてやりたい事をやっています。

1. Frontera
2. Diamond Head
3. Big Day
4. The Flex
5. Same Time Next Week
6. Miss Shapiro
7. East Of Echo
8. Lagrima
9. Alma
10. Carhumba

参加ミュージシャンが豪華で、Brian Enoを始め、Robert Wyatt、Eddie Jobson、Dave Jarrett 、Andy Mackay、Ian MacDonald、John Wetton、Bill MacCormick 、Paul Thompsonなど、当時のイギリスのプログレ人脈が揃っています。サウンド的には初期のイーノのサウンドに似ています。プログレっぽいけど、どこかイギリス的なポップさが漂っています。ロキシーはニューウェイヴの原型のようなバンドで、テクニックが無い分センスでコンパクトな演奏でも先鋭的なサウンドを出していました。その系譜にあると思います。

ギタリストであるフィルのギタースタイルをバリエーション豊かに発揮しています。ロバートフィリップっぽいロングトーンからフェイザーをかけたポップなスタイルなど、ボーカルはBrian EnoやRobert Wyatt が担当しているので、まるでBrian Enoのソロアルバムのようでもありますが、Brian Enoよりもポップでリラックスしたような雰囲気があります。ニューウェイヴ前夜の新しい時代に刺激を与えるような隠れた名盤です。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20140609]

MainstreamMainstream
(1975/01/01)
Quiet Sun

商品詳細を見る


75年にロキシーミュージックのPhil Manzaneraがバンド休止中に結成したバンドです。アルバムはこれ一枚しか残していません。メンバーはギターのPhil Manzanera、ベースは元Matching MoleのBill MacCormick、ドラムがCharles Hayward、キーボードのDave Jarrettの四人組でした。ゲストでBrian Enoが参加しています。サウンドはカンタベリー系のジャズロックと言う所ですが、中期クリムゾン系のプログレのようでもあります。

1. Sol Caliente
2. Trumpets With Motherhood
3. Bargain Classics
4. R.F.D
5. Mummy Was An Asteroid, Daddy Was A Small Non-Stick Kitchen Utensil
6. Trot
7. Rongwrong
8. Years Of The Quiet Sun (Original Demo)
9. Trot (Original Demo)
10. R.F.D (Warner Bros. Demo)
11. R.F.D Part 1 (Mainstream Session)
12. Talking History

ブライアンフェリーはグレッグレイクが抜けたクリムゾンのボーカリストオーディションを受けていますので、元々はプログレ志向が合ったようですが、クリムゾンには向いていないので自分のバンドを作るように助言されて、クリムゾンの弟分としてロキシーミュージックを立ち上げています。ですからPhil Manzaneraにもこのような志向が合ったのだと思います。しかし、ロキシーはヘタウマバンドの代表であります、あくまでもセンスで売れていたバンドでした。ですからこのバンドでもテクニックよりもセンスで勝負しています。

ノイジーなウーマントーンによるロングトーンはまるでロバートフィリップのギターのようであり、シンセも同じようなノイジーなサウンドを生み出しています。オルガンもファズで歪められ、かなり緊張感のある演奏になっています。フュージョンがマイルドな方向になり始めていましたので、ここまでエッジの効いたハードフュージュンは痛快であります。プログレも軟弱化していましたので、ものバンドが投げかけた一石は大きかったと思いますが、このバンドではこのアルバムしか残していません。それ故に現在は高い値段がつくほどの隠れた名盤となっています。

Sol Caliente
⇒ 続きを読む

[20140608]

Large AfternoonLarge Afternoon
(2014/06/17)
Greenslade

商品詳細を見る


2000年に再結成してからの唯一の越されたアルバムです。この時のメンバーはキーボードのDave Greenslade、ベースのTony Reevesというオリジナルメンバーに、ボーカルとキーボードのJohn Young、ドラムにChris Cozensという顔ぶれになっています。再結成ブームに乗ってこの後も活動していきます。大きなヒットは残していませんでしたが、プログレファンにとっては嬉しい再結成になっています。

1. Cakewalk
2. Hallelujah Anyway
3. Large Afternoon
4. No Room - But A View
5. Anthems
6. In The Night
7. On Suite
8. Lazy Days
9. May Fair

ギターレス、ツィンキーボードと言うスタイルを守っていますが、さすがにこの時代になるとデジタルシンセを使っているので、EL&Pの再結成の時に感じたような違和感があります。ただし、アナログモデリングという、デジタルシンセでアナログシンセのような太い音を創りだすのが当たり前になっている時期でもあり、アナログシンセらしき音もしています。もしかしたら昔使っていたシンセがまだ現役なのかもしれません。

大きな違いはドラムの音であり、80年代以降のドラムの音処理により誰もがジョンボーナムのようなドラムが叩けるようになりました。しかし、このバンドにこのゴージャズなドラムの音は似合いません。オルガンやメロトロンではなく、デジタルシンセで和音を演奏しているのも気持ち悪いです。音は良くなっていますが、それはプログレファンが欲してるものではありません。昔からのファンも納得出来るような出来映えではありません。

Cakewalk
⇒ 続きを読む

[20140608]

Time & TideTime & Tide
(2009/07/07)
Greenslade

商品詳細を見る


75年のアルバムです。ベースのTony Reevesが脱退して、代わりにMartin Brileyが参加しています。その影響があるのか、曲は短めのロックンロール調の曲が多くなっています。それでもギターレスですから、ギターやホーンの代役としてのシンセの使い方が秀逸です。Dave Lawsonのボーカルもプログレよりもロックンロールの方に向いているようです。

1. ANIMAL FARM
2. NEWSWORTH
3. TIME
4. TIDE
5. CATALAN
6. FLATTERY STAKES
7. WALTZ FOR A FALLEN IDOL
8. ASS'S EARS
9. DOLDRUMS
10. GANGSTERS

この時期から大げさなプログレは流行らなくなり、ステージも曲もコンパクトになりかけていましたので、早い方向転換に入っていると思います。プログレバンドでもロックンロールのような曲を演奏しているのもありますが、ここまで八k里とローックンロールしているのも珍しいです。シンセによるロックンロールの手本のような演奏になっています。新境地とも言えるのですが、既にこの時点でバンドはバラバラであり、この後解散します。

後にドラムにコロシアムからの関係でジョン・ハインズマンがドラムで加わり、ギターのミック・ロジャースが加入してライブ活動を継続していきます。ギターを加えた事で、新しいスタイルも構築出来たはずですが、その後バンドは解散となってしまいます。このアルバムの時点で、まとまりの無いポップな作風になっていますので、最後の予感がしなくもありませんが、日本ではメジャーヒットしないままの解散となりました。

ANIMAL FARM
⇒ 続きを読む

[20140608]

Spyglass GuestSpyglass Guest
(2009/05/21)
Greenslade

商品詳細を見る


74年のアルバムです。プログレの要素としてはジャズとクラシックとロックを融合している事、三種の神器であるメロトロン、ハモンドオルガン、アナログシンセを使用している事、それに変拍子を織交ぜている事などがあげられますが、その全てを兼ね備えたバンドです。ギターレスである必要はありませんが、ギターが無い分キーボードの音色に工夫が施されています。

1. Sprit Of The Dance
2. Little Red Fry-Up
3. Rainbow
4. Siam Seesaw
5. Joie De Vivre
6. Red Light
7. Melancholic Race
8. Theme For An Imaginary western

デジタルシンセが登場する前のバンドは、他のバンドには無い音を出す事で差別化を図っていました。このバンドもスタイルは他のバンドと同じですが、音色に個性を出しています。そして今回ベースのTony Reevesがベースにもエフェクトを多用して、更に個性的なサウンドに仕上げています。そして力を入れているのがボーカルを含むコーラスの構成です。

シンフォニックロックのようなクラシックの要素が強くなっています。一つ難を言えばメロトロンの使い方でしょう。あまりにも同じような使い方になっているので、白玉コードの演奏に工夫をしていればもっと個性的なサウンドになっていたはずです。コロシアム時代に演奏していたTheme For An Imaginary westernを再演しているのも聴き所です。音楽的な完成度は更に上がり、隙のない名盤になっています。

Sprit Of The Dance
⇒ 続きを読む

[20140608]

Bedside Manners Are ExtraBedside Manners Are Extra
(2006/12/05)
Greenslade

商品詳細を見る


73年のセカンドアルバムです。Roger Deanによるジャケットデザインが彼らのキャラクターデザインとなっています。サウンド面ではシンセサイザーの出番が増えてきてよりプログレッシヴ性が増してきました。ツィンキーボードを支えるドラムとベースの役割がキモであり、リズムがしっかりしているのでキーボードも縦横無尽に駆け巡る事が出来ます。

1. Bedside Manners Are Extra
2. Pilgrims Progress
3. Time To Dream
4. Drum Folk
5. Sun Kissed You're Not
6. Chalk Hill

ボーカルも派手さはありませんが、情緒的な作風にはしっくりハマっています。ファーストでの粗さが研磨されてバンドとしての演奏やアレンジもこなれてきています。場面展開も計算されて、場面ごとのキーボードの使い分けも効果的になっています。ただし、もっと大きなヒットを生み出すには、もう一人くらいスタープレイヤーが必要だったかもしれません。

Dave Greensladeのキーボードプレイは悪くありませんが、当時はもっとぶっ飛んだプレイヤーが先頭を切っていましたので、それに比べるとおとなしく感じます。綺麗にまとめ過ぎて、メロトロンが入る場所も定番になっている場所に、これでもかと入ってきますので、意表をついたスリルが足りないようにも感じます。ただし、シンセの音色などは個性的な音を作り出して、他のバンドには無い魅力があります。内容的には十分素晴らしい名盤です。

Bedside Manners Are Extra
⇒ 続きを読む

[20140607]

GreensladeGreenslade
(2006/12/05)
Greenslade

商品詳細を見る


元コロシアムのDave Greenslade が結成したGreensladeの73年のファーストアルバムです。メンバーは元King CrimsonのAndrew McCullochがドラムで、ベースがTony Reeves、ボーカルとキーボードのDave Lawson、Dave Greensladeもキーボードなので、ダブルキーボードのプログレバンドで売り出します。Colosseumがジャズロックバンドでしたので、ジャズ的な要素もありながらプログレッシヴなスタイルを早くも構築しています。

1. Feathered Friends
2. An English Western
3. Drowning Man
4. Temple Song
5. Melange
6. What Are You Doin' To Me
7. Sundance

ジャケットはRoger Deanですが、このバンドのイメージによるイラストになっているようです。ダブルキーボードなので、オルガンとピアノが絡み合ったり、シンセが絡んできたり、メロトロンを効果的に使ったりして、ギターレスである事を気にしないで聴き込めます。この時期は既にプログレの形が整っていて熟成期に入っていますので、迷う事無くプログレスタイルを貫いています。

変拍子のめまぐるしい展開など、プログレの王道とも言うべきスタイルが既に完成されているのも後発のバンドならではであり、音や作風はEL&P辺りを参考にしているように感じます。オルガンにワウワウをかませたり、キーボードが主役のバンドならではの工夫もしっかり主張していて、それなりに売れているのでB級扱いにはしにくいのですが、ヒット曲が無かった事で知名度はやはり低いです。それでも音楽的な完成度は高く、ブリティッシュロックシーンには欠かせないバンドであります。バンドとしての個性もありますし、申し分の無い名盤です。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20140607]

Long RoadLong Road
(2009/06/16)
Quatermass 11

商品詳細を見る


解散していたQuatermassでしたが、ドラムのMick Underwoodによって90年代に再結成されています。メンバーはほぼ一新していて、全く別のバンドになっていますが、Mick Underwoodの権限によってこのバンド名が使われています。メンバーはベースのNick Simper、ギターのGary Davis、ボーカル、ギターのBort Foleyで、ゲスト扱いでキーボードにDon Aireyが参加しています。

1. Prayer For The Dying
2. Good Day To Die
3. Wild Wedding
4. Suicide Blonde
5. River
6. Long Road
7. Woman In Love
8. Hit And Run
9. Daylight Robbery
10. Coming Home
11. Circus
12. circus (Bonus Track)

ファーストのまま終わっていれば良かったものの、このアルバムを出した事でハードロック系譜のバンドである事が証明されました。Graham BonnetやStrapps辺りのハードロックを継承したスタイルであります。B級ブリティッシュハードロックが好きな人にはお勧めですが、Quatermassのファーストが好きな人には全くの別物だと認識してもらわないとお許ししてもらえないような内容です。

このバンドのネームバリューとオルタナ人気にあやかろうとしていたのなら大きな間違いで、70年代、もしくは80年代の売れないハードロックバンドみたいな曲ばかりです。しかし、さすがに強者揃いなので演奏は見事です。どちらかというとアメリカンハードロックみたいでありますが、イギリスでもB級バンドには、こんなバンドがいます。どちらにしてもあまり売れておらず、話題も少なめだったので、ファーストの偉業は守られたと思うべきでしょう。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20140607]

QuatermassQuatermass
(2007/08/29)
Quatermass

商品詳細を見る


70年にこの1枚だけのアルバムを残した伝説のバンド、クォーターマスです。プロデューサーはAnders Henrikssonで、メンバーは三人、キーボードのPete Robinsonは後にBrand Xに。ボーカルとベースのJohn Gustafsonは後にRoxy Music、Ian Gillan Bandへ。ドラムのMick Underwoodは元The Herdで、後にStrappsやGillanに参加していきます。みんな有名な作品に名を残しているメンバーが一度だけ制作した幻のアルバムであります。

1. Entropy
2. Black Sheep Of The Family
3. Post War Saturday Echo
4. Good Lord Knows
5. Up On The Ground
6. Gemini
7. Make Up Your Mind
8. Laughin Tackle
9. Entropy
10. One Blind Mice (Bonus Track)
11. Punting (Bonus Track)

サウンドはプログレッシヴですが、ハードロック的でもあり、Black Sheep Of The Familyはレインボーのファーストアルバムでカバーされています。リッチー・ブラックモアはディープ・パープル在籍時にこの曲のカバーを提案しますが、許可されなかった事がレインボー結成のきっかけになったと噂されています。ギターレスのオルガン主体の、バニラファッッジのようなサウンドですが、Paul Backmasterアレンジによるストリングスを導入したり、プログレッシヴな構成になっています。

ハードロック的な部分で言うと、第一期のパープルのようでもあり、ブリティッシュロックファンには欠かせないマストアイテムになっています。印象的なジャケットはHipgnosisがデザインしています。まだハードロックとプログレが分別されていない時代ですから、やりたい音楽をやったらこうなりましたみたいな所でしょうが、どちらのファンをも魅了してしまうほどのエネルギーに満ちています。これだけで解散してしまったのがもったいないくらいの完成度であります。隠れた超名盤です。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20140607]

River of DreamsRiver of Dreams
(1999/03/12)
Barclay James Harvest

商品詳細を見る


97年のアルバムです。これにてオリジナル バークレイ・ジェイムス・ハーベストのラストアルバムとなります。音楽的には後期クィーンのような感じがしないでもないです。デジタルシンセによるプログレを作ろうとしている感じがしますが、プログレファンの琴線には触れません。80年代ポップスの名残りみたいなサウンドです。

1. Back In The Game
2. River Of Dreams
3. Yesterday's Heroes
4. Children Of The Disappeared
5. Pools Of Tears
6. Do You Believe In Dreams
7. So Long
8. Mr. E
9. 3 Weeks To Despair
10. Time Of Our Lives

90年代も後期にきているので、80年代の何が良かったのか、何が悪かったのかと言う分析が出来ていなければなりません。そして反省に基づいて90年代に適応出来るスタイルを身につけなければなりません。それが出来ていない典型的なサウンドです。まずギターの音が駄目です。単なるシンセ音源の一つみたいな役割でしたかギターが機能していません。デジタルシンセは90年代に入って、アナログシンセの良さを見直す事で、80年代のデジタルシンセよりも音が良くなっています。

音は良くなっていても、それをプリセット音のまま使うと言うのは素人のする事です。これで売れる作品を作るなら、よっぽど曲が良くなければなりません。曲は悪くありませんが、売れるほどではありません。これは解散するしか無いでしょう。解散するのが遅かったくらいです。これ以上の音楽が作れないのなら解散すべきです。サザンやミスチルみたいにごまかしながら延命しているのはみっともないですから。

River Of Dreams
⇒ 続きを読む

[20140606]

Caught in the LightCaught in the Light
(1998/06/30)
Barclay James Harvest

商品詳細を見る


93年のアルバムです。プロデュースはMartin Lawrenceとバンドの共同で、80年代ポップでなくて良くなりましたので、プログレッシヴな作風に戻っています。しかし、サウンドはまだ80年代しています。デジタルシンセでシンフォニックにしているのです。この頃はアナログシンセが見直されていましたので、このバンドの嗅覚の鈍さがよく分かります。

1. Who Do We Think We Are
2. Knoydart
3. Copil Romania
4. Back To Earth
5. Cold War
6. Forever Yesterday
7. The Great Unknown
8. Spud-U-Like
9. Silver Wings
10. Once More
11. A Matter Of Time
12. Ballad Of Denshaw Mill

90年代はオルタナの時代であるとともにテクノの時代でもあり、ローファイなサンプリング音源が流行っていました。その中で、これだけノイズレスなクリアーなデジタル音源は時代遅れでありますが、彼らが作りたい音楽にとっては、これで良いのかもしれません。完全にヨーロッパ圏のみをターゲットに入れた作風になっています。パッド系の音源が多く、イエス辺りを参考にしているようです。

情緒的な作風を取り戻そうとしていますが、80年代風のデジタルサウンドでは情緒的にはなれません。この作風にシンセベースも居心地が悪いものですが、あくまでも新しい彼らのスタイルというのであれば、それも良いでしょう。しかし、全ての音が既に古いものになっていますので、新境地とは思いにくいです。この辺りがいつまでたってもオールドウェイヴな人達なのだと思います。

Who Do We Think We Are
⇒ 続きを読む

[20140605]

WELCOME TO THE SHOWWELCOME TO THE SHOW
(2006/10/25)
BARCLAY JAMES HERVES

商品詳細を見る


90年のアルバムです。まだ80年代ポップスしています。打ち込みも多用して、ほぼプリセット音に近いサウンドのデジタルシンセにサンプラー、歌だけはプログレ的ですがポップです。既に90年代に入っていますが、すぐ時代に対応出来ないのがこのバンドであり、80年代サウンドとしてはしっかりとした作品に仕上げています。これもヨーロッパ圏のみヒットしていますが、日本でも売れていてもおかしくない内容になっていると思います。

1. The Life You Lead
2. Lady Macbeth
3. Cheap The Bullet
4. Welcome To The Show
5. John Lennon's Guitar
6. Halfway To Freedom
7. African Nights
8. Psychedelic Child
9. Where Do We Go
10. Origin Earth
11. If Love Is King
12. Shadows On The Sky

80年代はきらびやかな時代であり、90年代はオルタナのような地味なスタイルになりますので、80年代サウンドを好きな人もいると思いますが、オールドウェイヴファンとしては80年代の均一化された音楽には飽きていましたので、早く新しくじ大が動く事を期待していました。ですから、まだこの手のサウンドをやっているこのバンドにはついていけません。

ラジオの代わりにMTVによって曲が広められていきますから、MTV向きの曲ばかりです。ギターもベースもドラムも個性の無い音で、あまり魅力を感じませんが、曲を作る能力にかけては流石と言えます。ヒットしてもおかしくない曲ばかりで、80年代ポップとしてはアレンジは完璧です。当たり障りの無い作品でありますが、決して質が悪い訳ではありません。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20140604]

FACE TO FACEFACE TO FACE
(2006/10/25)
BARCLAY JAMES HARVES

商品詳細を見る



87年のアルバムです。プロデューサーはGregg Jackmanとバンドの共同です。これも完璧な80年代サウンドになっています。ドラムの音がエフェクト処理でドラムマシーンみたいな音になっています。80年代後半特有のサンプラー音源も使ったサウンドであり、ギターもデジタルエフェクトで均一化された音になっています。

1. Prisoner Of Your Love
2. He Said Love
3. Alone In The Night
4. Turn The Key
5. You Need Love
6. Kiev
7. African
8. Following Me
9. All My Life
10. Panic
11. Guitar Blues
12. On The Wings Of Love

曲のテーマも単純なものになっていますが、Kievはチェルノブイリ問題を題材にしています。単純な80年代サウンドですが、この頃の彼らは当時のイエス当たりを参考にしているようで、歌心はしっかりと曲に反映されています。日本では全くと言って良いくらい話題になりませんでしたが、ヨーロッパ圏での人気は衰えておらず、それなりに売れています。

アメリカ、日本ではバブルで浮かれていた頃を象徴したようなサウンドであり、80年代ポップスが好きな人にとっては良質な作品だと思います。しかし、あまりにもとってつけたような基準通りのアレンジは面白みに欠けます。サンプラー音源もプリセット音源のような個性の無い音ですし、優等生的な作品になっています。

Prisoner Of Your Love
⇒ 続きを読む

[20140603]

VICTIMS OF CIRCUMSTANCEVICTIMS OF CIRCUMSTANCE
(2014/04/16)
BARCLAY JAMES HARVEST

商品詳細を見る


84年のアルバムです。プロデューサーは前作同様Pip Williamsです。前作はプログレバンドらしい好感が持てる内容でしたが、この作品では完全に80年代ポップスになってしまっています。ほとんどデジタルシンセになっていますし、いかにもMTV受けしそうな曲ばかりです。売れる為には当時はしょうがなかったのかもしれませんが、それが裏目に出て売れていません。

1. Sideshow
2. Hold On
3. Rebel Woman
4. Say You'll Stay
5. For Your Love
6. Victims Of Circumstance
7. Inside My Nightmare
8. Watching You
9. I've Got A Feeling
10. Victims Of Circumstance (Extended and Remixed Instrumental Version)
11. I've Got A Feeling (12" Single Version)
12. Victims Of Circumstance (Single Version)

パンクの時代は終わっていますが、まだパンク気質のインディーズが幅を利かせていた時期ですから、売れようとするいやらしさが際立ってくると反感を買うのは必須であり、本分を忘れて時代に迎合するのが見え見えですから、昔からのファンも離れていってしまいます。ただし、元々がポップグループだった事もあって、曲はさすがに良い曲を書いています。

打ち込みもあり、ストリングスもありで豪華な音に仕上げています。デジタルシンセはノイズが少なく、音が綺麗なので、出始めの頃はプリセット音をそのまま使うプロも多く、その為個性の無い、誰がやっても同じような音が氾濫して、80年代サウンドをつまらないものにしてしまいました。そういう作品になっています。癖も無く、プログレバンドにありがちな凝ったアレンジも無く、当たり障りの無い音楽になっていますので聴き易いですが、それだけでは売れないのです。

Hold On
⇒ 続きを読む

[20140602]

Ring of ChangesRing of Changes
(2012/06/28)
Barclay James Harvest

商品詳細を見る


83年のアルバムです。プロデューサーはPip Williamsに代わり、又サウンドが変わりました。曲はポップになりながらもプログレバンドらしいアレンジになりました。手本にしているのは恐らく当時のイエスであり、プログレバンドとして80年代を生き抜こうとしています。前作までの80年代サウンドは止めて、他の生き延びているプログレバンドの手法を取り入れています。

1. Fifties Child
2. Looking From The Outside
3. Teenage Heart
4. High Wire
5. Midnight Drug
6. Waiting For The Right Time
7. Just A Day Away (Forever Tomorrow)
8. Paraiso Dos Cavalos
9. Ring Of Changes
10. Blow Me Down
11. Waiting For The Right Time (Edited & Remixed Version)
12. Ring Of Changes (single version)

ストリングスを取り入れていますが、基本はシンセでシンフォニックなアレンジにしています。それでいてポップソングとしてコンパクトにまとめて仰々しくならないようにしています。シンセはデジタルも使っていますが、アナログシンセも併用してプログレらしいサウンドにしています。全くプログレを否定するような80年代サウンドを止めた事は正解だったと思います。

それでもヒット曲がなければこの時代を生き延びるのは難しいのですが、ヨーロッパ圏では何とか売れていたみたいなので、爽やかになっていますが、情緒的な雰囲気を取り戻しているので、昔からのファンでも楽しめると思います。80年代はリズムの時代でもあり、昔からのプログレファンにとっては辟易するような音楽ばかりだったので、こういう音楽を当時聴けたのは救いだったと思います。程よく力が抜けた名盤だと思います。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20140601]

Turn of the TideTurn of the Tide
(2013/01/24)
Barclay James Harvest

商品詳細を見る


81年のアルバムです。プロデューサーがMartin Lawrenceになってからはアメリカ向けのポップサウンドになっています。完全に80年代サウンドになっていますが、まだアナログシンセも使っているみたいで、音としては面白いです。勿論デジタルシンセの音もしています。今回もキーボードはゲスト任せで、Colin BrowneとKevin McAleaが担当しています。

1. Waiting On The Borderline
2. How Do You Feel Now
3. Back To The Wall
4. Highway For Fools
5. Echoes & Shadows
6. Death Of A City
7. I'm Like A Train
8. Doctor Doctor
9. Life Is For Living
10. Memory Of The Martyrs

シンプルにオーケストラアレンジをシンセでやっていますので、まるでELOみたいになっています。つまり、80年代サウンドになっていてもブリットポップみたいなのです。だからといってイギリス向けではなく、アメリカ向けなのです。イギリスでもシンセポップが流行っていましたが、もっとダークだったり、ソウルフルなものが流行っていましたので、アレンジはアメリカ向けです。

不況のイギリス、バブルのアメリカと、景気は明らかにアメリカがいい訳で、MTV文化が根付き始めていましたので、MTVサイズの曲ばかりです。ポップなのでシングルヒット出来そうな曲が多いのですが、まったく売れていません。まだどこかにプログレの名残りが残っているし、イメージも昔のままですので、彼らがポップに変身した事すら知られていません。知名度は上がらないままだったのです。

Full Album
⇒ 続きを読む

BACK HOME
copyright © 2005 SAMARQAND all rights reserved.

Template By innerlife02

RSS1.0 ,
検索コーナー

Amazonで欲しい商品はこちらで検索!!
Shop.TOL
by TSUTAYA online
TSUTAYAでお探しの商品はここから検索。
HMV検索
検索する
HMVでお探しの商品はここから検索。
ブログ内検索
淫美ブログ内の記事を検索します
RSSフィード

FC2 Blog Ranking

クリックよろしくお願いいたします
リンク
Samarqand

Facebookページも宣伝
このブログをリンクに追加する
Powered By FC2ブログ
SEO対策アクセスアップリンク

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

最近のトラックバック
月刊アーカイブ