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[20140731]

Stranger Comes To TownStranger Comes To Town
(2010/06/25)
Steve Harley

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2010年のアルバムで、現在までの最新スタジオアルバムになります。ソロ名義になっていますが、今回はドラムにコックニーのStuart Elliottが参加しています。今回もフォークロックでありますが、ジャクソンブラウン以降のニュータイプのフォークロック調が彼の特色であり、素朴な中にもどこか都会的な香りが漂っています。

1. FAITH & VIRTUE
2. TAKE THE MEN & THE HORSES AWAY
3. FOR SALE. BABY SHOES. NEVER WORN.
4. STRANGER COMES TO TOWN
5. THIS OLD MAN
6. TRUE LOVE WILL FIND YOU IN THE END
7. NO BLEEDING HEARTS
8. BLINDED WITH TEARS
9. BEFORE THEY CRASH THE UNIVERSE
10. 2,000 YEARS FROM NOW

感動的なバラード曲が多く、歌い方もボブディランのようでもあり、バイオリンが入る辺り、欲望辺りのボブディランを連想させます。ディランのフォークソングにはブルースをルーツにしている部分もあって、ブライアンフェリーがゴスペル調にアレンジしているのがかっこ良かったりします。このアルバムでの曲もどこかゴスペル的な雰囲気を持ったフォークソングになっています。

ゴスペルのサビはみんなで歌えるように分かり易いテーマを作るのが特長であり、その特長を活かした事によって、これまでの作品の中でも曲の良さが光ります。ケルティックな雰囲気もありますし、様々な要素を含んでいながら、それを感じさせないように素朴に創り上げたフォークソングです。この辺のセンスは素晴らしいのですが、地味なので売り上げには結びつきません。それでも聴いてもらえれば、魂に響くような歌である事が明白となります。より燻し銀の渋みを増しています。

STRANGER COMES TO TOWN
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[20140730]

Quality of MercyQuality of Mercy
(2005/11/15)
Steve Harley & Cockney Rebel

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2005年の作品です。今回はSteve Harley & Cockney Rebel名義でのリリースです。ソロでもライブ活動はしていますが、バンドでもライブ活動を行っており、その流れでバンド名でのリリースになっているようです。内容的にはソロ作品と変わりなく、フォークロック、カントリーロックのサザンロックになっています。バイオリンが入ってトラディショナル風でもあります。

1. The Last Goodbye
2. Journey's End (A Father's Promise)
3. Saturday Night At The Fair
4. No Rain On This Parade
5. The Coast Of Amalfi
6. The Last Feast
7. Save Me (From Myself)
8. When The Halo Slips
9. A Friend For Life

Steve Harley & Cockney Rebel名義ですが、昔のメンバーは一人もいません。ほとんどソロ作品と変わらない内容になっています。ゲストのJim Creganが作曲面でも貢献しています。アコースティックギターがほとんど出てきます。頭に浮かぶ情景はイギリスではなくアメリカの風景だと思います。ニールヤング風でもあり、カントリーをやってた頃のストーンズのようでもあります。

yはり、どこかでイギリス人がやっているカントリーフォークのニュアンスが出てきます。アメリカ人ならこういう風にはならないように感じる時があるのです。そうでなければCockney Rebelは語れないでしょうから、多少のバンドらしさは出しています。それでもほとんどソロ作品と同じ内容だと思っていいと思います。サザンロックファン向けです。

The Last Goodbye
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[20140729]

Poetic JusticePoetic Justice
(2010/07/23)
Steve Harley

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96年のアルバムです。復活してからのSteve Harleyはカントリーロック、フォークロック、サザンロックスタイルになっています。キンクスもそういう時期がありましたので、彼にとっては自然な流れなのでしょうが、まったく時代に沿った内容ではありません。ですから売れませんし、話題にもなりません。それでも年相応の音楽だと思えば渋くなったと思います。

1. That's My Life In Your Hands
2. What Becomes Of The Broken-Hearted?
3. Two Damn'd Lies
4. Loveless
5. Strange Communications
6. All In A Life's Work
7. Love Minus Zero-No Limit
8. Safe
9. The Last Time I Saw You
10. Crazy Love
11. Riding The Waves (For Virginia Woolf)

Bob DylanやVan Morrisonのカバーがあり、この時期の彼の趣向が伺えます。弾き語りによるストーリーテリングと言う事でBob Dylanの影響もあるでしょうが、Bob Dylanほど暗くありません。キンクスほどバンドサウンドでもありませんし、Steve Harleyの世界観の続きなのです。大道芸から旅芸人になったロードムーヴィーみたいな世界観です。

初期の頃からバイオリンを使っていますが、これはケルト的でもあり、一時期のディランのようでもあります。売れる為の音楽にこだわる事も無く、スタイルは変われども、自分の道を進んでいます。ただし、スタイルが変わった事により、歌い方も変わっているのでCockney Rebelの雰囲気を期待する事は出来ません。大人の音楽、大人のロックだと思って楽しむしか無いでしょう。

That's My Life In Your Hands
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[20140728]

Yes You CanYes You Can
(2000/08/29)
Steve Harley

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しばらく一線から退いていましたが、92年に復活してリリースされた久々のアルバムです。80年代にコックニーレベル名義でシングルを出していたIrresistibleを再演しています。これはどういう訳か80年代サウンドになっていて、やはり時代に適応しようとしていたのですが、それでも売れないので、それから活動しなくなっています。

1. Irresistible
2. Victim Of Love
3. Rain In Venice
4. Star For A Week (Dino)
5. Promises
6. Fire In The Night
7. The Alibi
8. New-Fashioned Way
9. The Lighthouse
10. Dancing On The Telephone

プロデュースにはMatt ButlerとMickie Mostと共同で行っていて、オールドウェイヴな雰囲気に戻っています。オルタナの時代になったので、自分のスタイルでもやれると思ったのでしょうか。しかし、スタイルは変わっていて、スプリングスティーンのようなストリートロックスタイルになっています。ソウルと言うよりカントリーロック風になっています。やはりアメリカ志向があるようですが、昔のメランコリックな作風は無くなっています。

80年代サウンドは似合わないと思っていたのでしょうか、一時の迷いだったのでしょうか、デジタルな感じは引きずっていません。アメリカンロック、スプリングスティーンと言うよりランディーニューマンあたりの影響か、もしくはグラハムパーカーあたりの影響があるのか、かなり雰囲気が変わっています。それでもストーリーテリングな歌い方は変わっていません。時代の流れには適していませんので、勿論売れませんが、このスタイルに可能性を見いだしているようです。

Irresistible
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[20140728]

おわり名古屋の名古屋場所、優勝は白鵬が史上3人目となる30回の優勝を決めました。千秋楽まで琴奨菊、高安と2敗で並んでいましたが、最後は経験がものを言いました。豪栄道は二人の横綱を破り、準優勝なので来場所はいきなり大関と言われています。本来は三場所連続二桁が必要ですが、最近は大関にしても横綱にしても甘い基準になっているようです。そうなると琴奨菊も準優勝ですから、来場所優勝すれば綱取りになるはずです。

上位の成績
白鵬 13勝2敗 優勝
鶴竜 11勝4敗
日馬富士 10勝5敗
琴奨菊 12勝3敗
稀勢の里 9勝6敗
豪栄道 12勝3敗
栃煌山 2勝6敗7休
碧山 6勝9敗
安美錦 3勝12敗
勢 5勝10敗
松鳳山 4勝11敗
嘉風 7勝8敗
豊真将 1勝5敗9休


今場所は横綱が金星を与える大サービスの場所でした。それだけ若手が頑張っている証拠であり、白鵬も衰えを隠せません。他の二人の横綱も、横綱としての重圧がまだ足りませんので、若手の頑張り次第では、これからも面白い展開になると思います。遠藤はなんとか勝ち越しましたが、課題が残る場所だったと思います。まだまだ稽古不足、いろんな部屋へ出稽古に出向く必要があると思います。

金星をもらった嘉風と大砂嵐は惜しくも勝ち越せませんでした。横綱に勝つとなぜかその後は不調になる力士が多い中、健闘はしていますので、今後も伸びてくると思います。勢も負け越していますが、相撲内容は悪くありませんので、あとは経験を積んでいくだけだと思います。若手が頑張れば盛り上がりますので、来場所も楽しみにしたいと思います。

千秋楽 2014
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[20140727]

The CandidateThe Candidate
(2000/08/15)
Steve Harley

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79年のアルバムです。今回はイギリスに戻っての録音になっています。バックメンバーもほぼCockney Rebelのメンバーを中心にレコーディングされています。ジャケットからしてA.O.R.のシンガーみたいです。イギリスではパンク、ニューウェイヴ、テクノとめまぐるしい時代の流れの中にあって、Steve Harleyのスタイルはオールドウェイヴであり、売れなくなりました。よってここで一旦退く事になります。

1. Audience With The Man
2. Woodchopper
3. Freedom's Prisoner
4. Love On The Rocks
5. Who's Afraid?
6. One More Time
7. How Good It Feels
8. From Here To Eternity
9. Young Hearts (The Candidate)
10. I Can't Even Touch You
11. Psychomodo (Live)

Cockney Rebelの初期の頃のような曲もありますが、それさえも時代遅れであり、彼らに影響を受けたニューウェイヴバンドもいますので、その辺を巧く利用して新しい時代に適応していれば売れていたでしょうが、音楽的なレベルを下げてまで時代に迎合するのはプライドが許さなかったのでしょう。彼は彼がやるべき音楽を作っています。それは正解であり、自分の道を貫いた事で評価が下がる事は無いと思います。

A.O.R.なアレンジでも、メロウになっていないのでロックとして聴く事が出来ます。そこが一番大きな問題でありA.O.R.は確かに当時の最先端の音楽でありますが、それそのものをやるのではなく、あくまでもロックとしてそれらの手法を取り込む方がかっこ良くなると思います。このサウンドとイアンデューリーのサウンドを比較するとそれほど大差無いと思います。しかし、あっちはニューウェイヴの旗手として売り出し、こっちはオールドウェイヴの残党と言う印象ですから、注目されなくなるのも自然です。しかし音楽的には悪くありません。彼は彼の道を究めているのです。

Audience With The Man
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[20140727]

Hobo With a GrinHobo With a Grin
(2002/05/07)
Steve Harley

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ソロ名義になってからの78年のアルバムです。ソロ名義になっていますが、Cockney Rebelのメンバーも参加しています。その他にも豪華ゲスト、特にアメリカ録音のため、アメリカのミュージシャンも多数参加しています。この時期、イギリスではパンク旋風が巻き起こっていましたが、かねてからソウル、ファンクへ傾倒していた事もあって、彼はアメリカ進出を図りました。

1. Roll The Dice
2. Amerika The Brave
3. Living In A Rhapsody
4. I Wish It Would Rain
5. Riding The Waves (For Virginia Woolf)
6. Someone's Coming
7. Hot Youth
8. (I Don't Believe) God Is An Anarchist
9. Faith, Hope And Charity
10. Spaced Out
11. That's My Life In Your Hands (Live)

一番目を引くのはMarc Bolanの参加です。この時期ですから、ほぼ死の直前の録音だったと思われます。ソロになってからもサウンドは変わりません。元々彼のワンマンバンドだったので、一人になってからも何も変わりようが無いのです。ただ、メンバーが代われば、それだけ演奏も違ってきますから、外部の音が欲しかったのでしょう。よりソウル、ファンクを前面に押し出すようになっています。というよりフュージョンスタイルです。

アメリカではフュージョンブームだったのです。ディスコブームでもありましたが、西海岸ではライトフュージョンが売れていました。デヴィッドボウイもグラムの後はアメリカに渡ってフィリーソウルの作品を出していました。そういう意味では正しいのですが、直ぐさまドイツに渡ってニューウェイヴな作品を作っていましたので、時代的にはニューウェイヴを選択した方が売れていた事でしょう。ほぼソロになってからは注目されなくなりました。しかし、A.O.R.になりきれていないLiving In A Rhapsodyは名曲です。

Roll The Dice
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[20140727]

Love\'s A Prima Donna / A Closer LookLove\'s A Prima Donna / A Closer Look
(2001/07/10)
Steve Harley

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76年のアルバムです。次のライブアルバムでSteve Harley & Cockney Rebelとしても解散してしまうので、最後のスタジオアルバムになります。これまでのSteve Harleyの世界観を全開にした集大成な内容になっています。よりドラマティックに、より演劇的に、ソウルミュージックなどのバリエーションが増えた事によって、場面転換も幅が広がっています。

1. Seeking A Love
2. GI Valentine
3. Finally A Card Came
4. Too Much Tendernesss
5. (Love) Compared With You
6. (I Believe) Love's A Prima Donna
7. Sidetrack II
8. Seeking A Love (Part II)
9. If This Is Love (Give Me More)
10. Carry Me Again
11. Here Comes The Sun
12. Innocence And Guilt
13. Is It True What They Say?

シンセの占める割合が増えていて、ボコーダーなどもいち早くから導入しています。シンセの使い方などはフュージョン的で、ソウルやファンクとロックをミックスしたフュージョンスタイルに可能性を見いだしているように感じます。ビートルズのHere Comes the Sunのカバーなど、メドレー形式になっていたり、サージェントペッパーの影響をデビュー当時から感じさせていました。非ロックな曲調もサージェントペッパーからの影響なのでしょう。

70年代のほとんどのミュージシャンがサージェントペッパーを起点として新しい音楽を創造させていたのが70年代前半の原動力だったと思います。その解釈の仕方でプログレになったり、ハードロックになったり、様々な壁が取り払われて、多くの自由を手にした結果、才能のあるミュージシャンによって、70年代は華々しい時代となりました。グラムロックもしかり、このバンドも然りです。デヴィッドボウイやイエローモンキーが好きなグラムロックファンも大いに楽しめる彼らの最高傑作です。名盤です。

Seeking A Love Part 1/G.I. Valentine/Finally A Card Game
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[20140726]

Timeless FlightTimeless Flight
(2003/02/17)
Steve Harley

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76年のアルバムです。プロデュースはSteve Harley単独で行っており、よりワンマンバンドの要諦になってきました。前作からファンクやゴスペルコーラスを取り入れたりして、モダンな感じになっていますが、ここでもその部分を強調するようになっています。マークボランも晩年はブラックミュージックを取り入れたりしていましたので、当時の傾向だったのだと思います。ファンクを取り入れたハードロックバンドも当時は多く、ファンクとロックの折り合いを付けようとしていた時期だったと思います。

1. Red Is A Mean Mean Color
2. White White Dove
3. Understand
4. All Men Are Hungry
5. Black Or White
6. Everything Changes
7. Nothing Is Sacred
8. Dont Go Dont Cry
9. Throw Your Soul Down Here (Bonus Track)
10. Mad Mad Moonlight (Live) (Bonus Track)

ディスコミュージックも流行り出していましたが、ディスコではなく、ファンクやソウルと言ったものがロックミュージシャンにとっては新鮮だったと思います。可能な限り少ないコード進行でリズム構築に命をかけるファンクはブルースをルーツとするロックにとってはユニークなものであり、ギターカッティングも6弦全部を鳴らさずに、3和音だけでテンションを感じさせたり、構造自体が違いますから、そこに新たな可能性を見いだしていたのでしょう。

そんなブラックなアレンジにおいてもSteve Harley節は炸裂しており、ストーリーテリングな歌い方にもバリエーションが増えています。このバンドは彼の物語をいかに表現するかと言うバンドですから、嫌になったメンバーは出て行き、受け入れられるメンバーによって新たな息吹を得ています。人気は下降線に入っていますが、音楽的にはどんどん充実していきます。

Red Is A Mean Mean Color
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[20140726]

The Best Years Of Our LivesThe Best Years Of Our Lives
(1975/01/01)
Steve Harley & Cockney Rebel

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一度は解散したCockney Rebeでしたが、Steve HarleyのワンマンバンドとしてSteve Harley & Cockney Rebelに改名して再スタートを切った75年のアルバムです。ドラムのStuart Elliottだけ残っていて、後はギターにJim Cregan、ベースにGeorge Ford、キーボードがDuncan Mackay になっています。シンセサイザーも使うようになりモダンな感じになりましたが、それでもSteve Harley の歌の世界観は引き継がれています。

1. Introducing 'The Best Years'
2. The Mad, Mad Moonlight
3. Mr Raffles
4. It Wasn't Me
5. Panorama
6. Make Me Smile
7. Back To The Farm
8. 49th Parallel
9. The Best Years of Our Lives

今回もAlan Parsonsとの共同プロデュースになっていて、Alan Parsons ProjectのアルバムにもSteve Harleyがボーカルで参加するなど交流を図っています。ボブゲルドフはデヴィッドボウイからの影響を公言していますが、Steve Harleyの歌い方を真似ているような気がします。Steve Harleyの才能も絶頂期に達していますので、内容も前作に負けないくらいのものになっています。

ただし、普通のバンドフォーマットになっているので、独自のオリジナリティーは薄れています。それでも、このモダンな感じやレゲエのリズムを使ったりして、すぐ興るパンク、ニューウェイヴを予感させるサウンドになっています。Steve Harleyはロック界に突然現れた逸材であり、ここで終わってしまっては行けない存在でした。イギリスでは人気を持続していますが、世界的には前作までは知られていますが、ここからはニューウェイヴの影に埋もれてしまいます。

Introducing "The Best Years" / The Mad, Mad Moonlight
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[20140726]

PsychomodoPsychomodo
(2001/07/10)
Cockney Rebel

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74年のセカンドアルバムです。彼らの最大のヒット作であり、代表作であります。邦題はさかしま。プロデュースはAlan Parsons、エンジニアにPeter Flanaganがいます。ジャケットデザインはMick Rockと話題性抜群で、音楽的な完成度も増して人気が絶頂に達しました。バンド内は不和になっていましたが、演奏面は最高潮になっています。

1. Sweet Dreams
2. Psychomodo
3. Mr. Soft
4. Singular Band
5. Ritz
6. Cavaliers
7. Bed In The Corner
8. Sling It!
9. Tumbling Down

Jean Paul Crockerはギターを演奏しなくなり、バイオリンでロックンロールのリフを演奏したりして、独自のサウンドにより、より彼らの世界観が具体化されました。メランコリックな部分はキンクスを思わせます。それがサイケデリックに、プログレッシヴに展開されていきます。脱グラムロックであり、非常に期待されましたが、ベンド内の不協和音も絶頂に達し、メンバーの離脱によりバンドは空中分解していきます。

キンクスはイギリスの国民的なバンドであり、このバンドもイギリス人好みであり、イギリスでは大ヒットしましたが、世界的には大ヒットには至っていません。しかし、この作品により、バンドの知名度は一気に上がっていきます。大道芸的な雰囲気はフェリーニのような独特の世界観を生み出し、唯一無二のサウンドを完成させました。前作のラストはビートルズのサージェントペッパーのラストのようなオーケストレーションでしたが、このアルバムのオープニングをその流れを継続させるように始まります。前作からのトータルコンセプトを感じさせます。歴史的な名盤です。

Sweet Dreams / Psychomodo
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[20140726]

The Human MenagerieThe Human Menagerie
(2004/02/23)
Cockney Rebel

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Steve Harley 率いるコックニーレベルの73年のデビューアルバムです。プロデュースはNeil Harrisonで、メンバーはボーカルのSteve Harley、ドラムのStuart Elliott、ベースのPaul Jeffreys、キーボードのMilton Reame-James、ギター、マンドリン、バイオリンのJean-Paul Crockerの5人組です。スタイルはちょうど時痔阿でもあり、グラムロックと言う認識ですが、それだけにとどまらないプログレッシヴな音楽性も持っています。

1. Hideaway
2. What Ruthy Said
3. Lorettas Tale
4. Crazy Raver
5. Sebastian
6. Mirror Freak
7. My Only Vice
8. Muriel The Actor
9. Chameleon
10. Death Trip

Steve Harleyは大道芸で歌っていた経歴もあり、そのときのレパートリーもある事から、どこか芝居がかったような物語のあるような音楽になっています。Sebastianがシングルヒットしていて、デビュー当初から人気がありました。Cockneyとは労働者階級で話されている訛りであり、コックニー訛りの歌い方が特長です。日本では訛りというと田舎臭い感じがしますが、海外でも同じです。同じ英語でも地方によって発音やアクセント、イントネーションが違うのです。

しかし、ロックにおいては訛りもかっこ良くなるのです。ジョンレノンもリバプール訛りで歌っていたので、ビートルズに慣れ親しんでいる人は無意識にも訛りのある英語をかっこいいと思って聴いていた訳です。つまり、ロックにおいては訛りは武器になるのです。そしてストーリーテリング風の歌い方も魅力的なこのバンドの音楽性も、それに比例して魅力的な音楽になっている事が特長です。既にポストグラムなサウンドになっています。当初日本でも話題になっていましたが、売れていた訳ではありません。しかし、その音楽性は素晴らしいもので、歴史的な名盤だと思います。

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[20140725]

Drastic PlasticDrastic Plastic
(2004/09/06)
Be-Bop Deluxe

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78年のアルバムでラストアルバムになります。この時点で早くもテクノポップ、シンセポップのスタイルを創り上げています。恐らくクラウトロックの影響があるのでしょうが、シンセベース、歪んだドラムなど、テクノポップの原型になるものを創り上げています。この時点ではクラフトワークは活動していましたが、イギリスではまだテクノの形は完成されていない時期ですから、早い対応だったと思います。

1. Electrical Language
2. New Precision
3. New Mysteries
4. Surreal Estate
5. Love In Flames
6. Panic In The World
7. Dangerous Stranger
8. Superenigmatix
9. Visions Of Endless Hopes
10. Possession
11. Islands Of The Dead
12. Blimps
13. Lovers Are Mortal
14. Lights

テクノポップと言うのは日本だけの呼び方ですが、当時のイギリスのシンセポップもテクノポップと読んだ方が90年代テクノとの差別化が出来ます。パンク、ニューウェイヴの次ぎにきたのがテクノポップでした。この時期はめまぐるしく新しいサウンドが生み出されていましたので、聴く方もついていくのがやっとでした。シンプルなリズムはディスコのスタイルとも取れますが、グラムロック時代からこのシンプルなリズム構成はありましたので、グラム、パンク、ニューウェイヴの流れを繋いできて、クラウトロックの影響により発展してきたと言うのが正解かと思います。

Bill Nelsonはギターシンセも導入していますが、当初のテクノポップはシンセとギターが両立していました。もっと機械的なギターサウンズが一般的ですが、ここではニューウェイヴ風のギターが使われています。歌も淡々としていますが、流石にポップバンドならではの分かり易いメロディーになっています。後のテクノポップのプロトタイプになりますが、既にそこを超えた完成度になっています。しかし、このサウンドでこのバンドの継続は不可能になったのか、バンドを解散して新たに更にテクノを追求していく事になります。隠れた歴史的名盤です。

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[20140724]

Modern MusicModern Music
(1999/06/04)
Be-Bop Deluxe

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76年のアルバムで彼らの代表作であり、最高傑作と呼ばれる作品です。組曲風のメドレー形式になっていたり、トータルコンセプトサウンドにより、アルバムとしての統一感を創りだしています。ギターサウンドもマイルドになり、よりポップで、後のニューウェイヴに繋がるようなコンパクトなアレンジも作られています。それでいてクィーンのようなドラマティックな展開によってポッププログレッシヴなスタイルになっています。

1. Orphans Of Babylon
2. Twilight Capers
3. Kiss Of Light
4. The Bird Charmers Destiny
5. The Gold At The End Of My Rainbow
6. Bring Back The Spark
7. Modern Music
8. Dancing In The Moonlight (All Alone)
9. Honeymoon On Mars
10. Lost In The Neon World
11. Dance Of The Uncle Sam Humanoids
12. Forbidden Lovers
13. Modern Music (Reprise)
14. Down On Terminal Street
15. Make The Music Magic
16. Futurist Manifesto
17. Quest For The Harvest Of The Stars
18. Autosexual

キーボードの占める部分も多くなり、雰囲気はグラムロックの流れを汲んでいますが、あくまでもポストグラムロックであり、グラムロックとニューウェイヴの間の過渡期に当たるサウンドになっています。類似しているのは当時のWingsだと思います。もしくは10ccのようなひねくれポップの一つと考えても良いと思います。プログレ的なアイデアを持っていながらもポップであるという玄人好みのサウンドです。

程よくポップであるにもかかわらず日本ではシングルヒットがありませんでしたので、このアルバムは話題になりましたが人気は今ひとつでした。ファッション的にも地味でしたので、イギリスでは人気があっても世界的にアピールするには弱かったのだと思います。1曲でもシングルヒット出来るような曲があれば事態は違っていたと思います。ラフな感じは無くなりましたが、より音楽的完成度を高めた名盤です。

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[20140723]

Sunburst Finish - EXSunburst Finish - EX
(1976/01/01)
Be Bop Deluxe

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76年のアルバムです。プロデュースはJohn Leckieに代わりましたが、前作同様クィーンのようなドラマティックな展開に発展するパワーポップ全開になっています。Roy Thomas Bakerほどオーバープロデュースになっていないので、ソリッドなロックを楽しめます。ポストグラムロックといった感じで、グラムロックをよりポップにしたサウンドになっています。

1. Fair Exchange
2. Heavenly Homes
3. Ships in the Night
4. Crying To The Sky
5. Sleep That Burns
6. Beauty Secrets
7. Life In The Air-Age
8. Like An Old Blues
9. Crystal Gazing
10. Blazing Apostles
11. Shine
12. Speed Of The Wind
13. Blue As A Jewel

トリオ編成になっていたバンドにキーボードのAndy Clark が加わり四人組になりました。ですからピアノやシンセの出番が増えて更にポップに聴こえます。それでもギターはハードロックっぽい演奏で弾きまくっています。Bill Nelsonもギターに専念出来るのでライブでも楽になったと思います。歌はやっぱりグラムロック時代のボウイのようであり、売れる要素はたっぷりありますが、日本ではどうしても今ひとつでありました。

名前は覚え易いバンドなので、名前は浸透していましたが、実際どういうサウンドなのかは進んで聴かないと伝わらないような状況でした。イギリスではレゲエ調のShips in the Nightがシングルヒットしていましたが、日本ではシングルヒットが無かったのです。シングルヒットがあればラジオでお馴染みになりますので、日本でも売れていたと思いますが、パワーポップに馴染むにはチープトリックの登場を待たなければなりませんでした。それでもよくまとまった完成度の高いアルバムになっています。

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[20140722]

FuturamaFuturama
(2004/09/06)
Be-Bop Deluxe

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75年のセカンドアルバムです。レコード会社がバンドメンバーに難色を示した為、メンバーを入れ替えています。ベースのCharlie Tumahai 、ドラムのSimon Fox、そしてボーカル、ギター、キーボードのBill Nelsonの三人編成になっています。前作でのメンバーも悪くありませんでしたが、新しいメンバーが加わった事によりハードなサウンドになっています。

1. Stage Whispers
2. Love With The Madman
3. Maid In Heaven
4. Sister Seagull
5. Sound Track
6. Music In Dreamland
7. Jean Cocteau
8. Between The Worlds
9. Swan Song
10. Between The Worlds (Original Single Version)
11. Maid In Heaven (Live)
12. Speed Of The Wind

レコード会社の思惑はグラムロックのようなサウンドだったようですが、この時期は既にグラムロックは衰退していて、グラムロックというよりポップでコンパクトなブリティッシュハードロック風になっています。パワーポップと呼ぶにはヘヴィな部分もあります。兎に角ギターを弾きまくりで、ギターだけで4トラックくらいオーバーダビングしています。時期的にはハードロック第二世代の時代でありますので、そういう聴き方も出来なくはありませんが、それにしてはポップです。

プロデューサーがRoy Thomas Bakerですからクィーンのようなプログレッシヴな部分もあるハードロックになっています。クィーンはまだイギリスでは認められていませんでしたが、クィーンもグラムロック崩れなので、そういうバンドの未来を示すようなバンドでもありました。オーバーダビングやエフェクトの使い方、曲の展開などクィーンの手法をそのまま持ち込まれています。兎に角も必要以上にギターを弾きまくる印象ですが、ハードロックファンの心をくすぐるには足りていません。やはりパワーポップ、ブリットポッップバンドという聴き方の方が満足出来ます。

Stage Whispers
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[20140721]

Axe VictimAxe Victim
(2004/09/13)
Be Bop Deluxe

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Bill Nelsonを中心としたBe Bop Deluxeの74年のメジャーデビューアルバムです。コンパクトなポップロックであり、パブロックのようでもあり、グラムロックのようでもありますが、それはBill Nelsonの意図しない事なので、独特の立ち位置にあるバンドでした。パワーポップという概念が無い時期でもありますが、今で言えばパワーポップという言葉で語る事が出来ると思います。

1. Axe Victim
2. Love Is Swift Arrows
3. Jet Silver And The Dolls Of Venus
4. Third Floor Heaven
5. Night Creatures
6. Rocket Cathedrals
7. Adventures In A Yorkshire Landscape
8. Jets At Dawn
9. No Trains To Heaven
10. Darkness (L'Immoraliste)
11. Piece Of Mine
12. Mill Street Junction (Live)
13. Adventures In A Yorkshire Landscape (Live)

メンバーはギター、キーボード、ボーカルのBill Nelson 、ギター、キーボードのIan Parkin、ベースのRobert Bryan 、ドラムのNicholas Chatterton-Dewの四人でスタートしています。レコード会社はBill Nelson をソロとして売り出したかったのですが、Bill Nelsonはバンドでの活動を希望していた為に結成されました。アコースティックギターを使った曲など、デヴィッドボウイのジギースターダストを思わせますが、Bill Nelsonの意図は別にあったようです。アレックスハーヴェイ辺りにしとけばいいのかもしれません。

プロデューサーはIan McLintockで、今で言う所のブリットポップバンドとも言えますが、パワーポップの方が分かり易いと思います。グラムロックと言うにはポップ過ぎますし、彼らのファッションはどちらかというとフォーマルですから、別のものを目指していたと思います。そのはっきりしない感じがどうしても日本ではB級バンドとして扱ってしまう所があります。たとえば、当時で言えばWingsのようなバンドだと言えば分かり易いのかもしれません。

Axe Victim
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[20140721]

地下室の灯地下室の灯
(1997/10/22)
ツーリスト

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80年のサードアルバムにしてラストアルバムであります。プロデュースにDavid A. Stewartが加わり、これまでイニシアティヴを握っていたPeet Coombes に代わってDavid A. Stewartの意向が音に反映されるようになっています。これが解散の要因だったのかもしれませんが、David A. StewartはAnn Lennoxを全面的に前に出して、彼女の歌唱力を活かしたスタイルになっています。

1. Talk to Me
2. Walls and Foundations
3. Week Days
4. So You Want to Go Away Now
5. I'm Going to Change My Mind
6. One Step Nearer the Edge
7. Don't Say I Told You So
8. Angels and Demons
9. Time Drags So Slow
10. Let's Take a Walk
11. From the Middle Room
12. Round Round Blues

Ann Lennoxの歌を多重録音したり、ダブ風のエフェクトを使ったり、音楽的にはより完成度が高くなっています。このバンドの最高傑作でありますが、売り上げには比例しませんでした。シンプルなニューウェイヴだったのが凝り出したのが原因だったのかもしれませんが、この後、パンクもニューウェイヴもダブやレゲエの影響を受けてエフェクティヴなサウンドを売りにしますから、少し早過ぎたアレンジだったのかもしれません。

Dave Stewartの頭の中には既にEurythmicsの青写真が出来上がっていたのかもしれませんし、それをこのバンドでやろうとした為に解散まで発展してしまったのかもしれません。バンドではなく、Annie LennoxとのユニットによるシンセポップデュオEurythmicsが登場する事になります。既にその兆候が現れていて、シンセを使ったりしたFrom The Middle Roomはサイケなアレンジでありますが、このバンドが進化するには必要だったと思いますが、それを良しとしない回答が解散となりました。

One Step Nearer the Edge
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[20140721]

Reality Effect (Reis)Reality Effect (Reis)
(2007/02/27)
Tourists

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79年のセカンドアルバムです。プロデュースはイギリス人のTom Allomになった事で、ポップなニューウェイヴサウンドになっています。女性ボーカルのAnnie Lennoxを活かすようになっています。Annie Lennox.もここでユーリズミックスに通じるような歌い方になっています。日本でもニューウェイヴのバンドは多く紹介されていましたが、このバンドまでは紹介されていませんでしたが、イギリスではそれなりにヒットを出していました。

1. It Doesn't Have to Be This Way
2. I Only Want to Be with You
3. Blind Among the Flowers
4. In the Morning (When the Madness Has Faded)
5. All Life's Tragedies
6. Everywhere You Look
7. Nothing to Do
8. The Loneliest Man in the World
9. So Good to Be Back Home Again
10. Circular Fever
11. In My Mind (There's Sorrow)
12. Fool's Paradise

ベイシティーローラーズでもお馴染みのDusty SpringfieldのI Only Want to Be With Youをカバーしてポップなサウンドを強調しています。パンクはそれなりの主張が無ければなりませんので、荘でないバンドはニューウェイヴとして売り出すのが当時の定石ですから、ファーストのパンクっぽい荒々しさは押さえるようになっています。パンク旋風が吹き荒れたロンドンは不況の真っ直中ですが、パンクやニューウェイヴは商品として売れるので、あまたのバンドが飛び出していました。

このバンドも売れる為にそういうスタイルをとっていますが、それはバンドの意向であり、Ann Lennoxはソウルミュージックを歌いたと言う欲求は押さえてバンドに貢献しています。ただし、まだローカルな人気だけで、世界的に売れるには売り方が悪かったと思います。ブロンディーのようなポッpなパンクロックと言う事で、Ann Lennoxをもっと全面に出さなければならなかったと思いますが、イギリスではやはりパンクが主流であり、世界には響いていませんでした。それでもブリットポップな素晴らしいアルバムだと思います。

I Only Want to Be with You
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[20140721]

Blind Among The FlowersBlind Among The Flowers
(1979/01/01)
The Tourists

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EurythmicsのAnn LennoxとDavid A. Stewart が在籍していたThe Touristsもソウルファンクを早くからやっていましたが、時代が早過ぎたバンドでした。このファーストアルバムは79年で、サウンドはニューウェイヴになっています。Ann Lennoxも髪を染めてロンドンパンクのファッションに身を包んでいます。Blind Among The Flowersがシングルヒットした事もあり、イギリスではそれなりに売れていました。

1. Blind Among The Flowers
2. Save Me
3. Fools Paradise
4. Can't Stop Laughing
5. Don't Get Left Behind
6. Another English Day
7. Deadly Kiss
8. Ain't No Room
9. The Loneliest Man In The World
10. Useless Duration Of Time
11. He Who Laughs Last Laughs Longest
12. Just Like You

メンバーはボーカルのAnnie Lennox, David A. Stewartはこの時はギターを演奏しています。, ベースのEddie Chin, ドラムのJim "Do It" Toomey, ギターとボーカルのPeet Coombesの5人組です。プロデュースはドイツのConny Plankであり、ドイツのバンドを真似してニューウェイヴやロンドンパンクが誕生している事もあり、質感が早くからニューウェイヴ的になっています。

まだAnnie Lennoxのボーカルの凄みは感じません。彼女の得意なソウルミュージックになっていないからです。この時のイギリスは変革期であり、街中がパンクの洗礼を浴びて、旧体制的な規制の音楽を破壊してやろうというエネルギーに満ちあふれていました。このバンドもその雰囲気を持ってデビューしています。そしてテクノポップなEurythmicsになっていくのも自然な流れだったようです。

Blind Among The Flowers
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[20140721]

中日までの全勝は白鵬、琴奨菊、高安となっています。琴奨菊は角番脱出です。嘉風が四日目に日馬富士から初金星をとっています。そして横綱初挑戦の大砂嵐は鶴竜、日馬富士と立て続けに連日金星をとりました。白鵬にはかないませんでしたが、がっぷり四つに組んでの見応えのある取り口でした。横綱はいつも同じ対戦相手になりがちなので、初めての対戦相手に負ける事が多いのですが、白鵬はそこはベテランで、慎重に対応いたしました。

中日までの上位の成績
白鵬 8勝0敗
日馬富士 6勝2敗
鶴竜 7勝1敗
稀勢の里 6勝2敗
琴奨菊 8勝0敗
栃煌山 2勝6敗1休
豪栄道 6勝2敗
安美錦 2勝6敗
碧山 2勝6敗
松鳳山 2勝6敗
勢 2勝6敗
豊真将 1勝5敗3休
嘉風 4勝4敗


勢は上位には通用しませんでしたが、平幕相手だと実力がついてきた事が分かります。遠藤は相手に研究されて、立ち合いの弱さをつかれて負けが混んでいます。これによって課題が明確になったと思うので、今後の精進が必要です。まだどういう風に流れを作るかのイメージが出来ていないと思います。器用な分、どうにでもなると思って、組ながら対応しているので後手に回っているような印象を受けます。

豊響が久々に調子を取り戻していて、突き押しが通用するようになっています。平幕も元気がいいので、これからも白熱した内容を展開してくれると思います。

大相撲名古屋場所 2014年、8日目

[20140720]

Six Star GeneralSix Star General
(2003/09/02)
Vinegar Joe

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73年のサードアルバムであり、彼らのラストアルバムでもあります。アルバム3枚しか残していません。実にもったいない、もっとこのバンドの歌は聴いていたい。しかし、時代は彼らを受け止めてくれませんでした。イギリスでは彼らの迫力のあるライブを体験しているので、それなりに人気はありましたが、世界的に知られる事無く解散してしまいました。

1. Proud To Be (A Honky Woman)
2. Food For Thought
3. Dream My Own Dreams
4. Lady Of The Rain
5. Stay True To Yourself
6. Black Smoke Rising From The Calumet
7. Giving Yourself Away
8. Talkin Bout My Baby
9. Let Me Down Easy
10. Fine Thing

よりロック色を強めたソウルミュージックになっています。アメリカではこの時期からソウルミュージック人気が高まり、後のディスコへと発展していきます。もう少し頑張っていればホワイトソウルとして注目されていたかもしれません。こんバンドは少し早過ぎたのです。タイミングが悪かったと言うか、ホワイトソウルの主役にはソロになったRobert Palmerが成っていきます。ロックバンドもファンクのリズムを取り入れたりするのもこの後です。

彼らもそれは分かっていたようで、ソウル色を全面に出すよりサザンロックやカントリーロックの流れを汲みながら、その中で自分達の持ち味を出そうと努力しているのは伝わってきます。逆にもろソウルミュージックをやっていた方が目立っていたかもしれません。音楽的にはいろんな要素を混ぜ合わせていますので、そういう意味では一番完成度の高い作品に仕上がっています。今ではここまでの残された3枚のアルバムを楽しむ他ありません。これも時代に取り残された名盤であります。

Proud To Be (A Honky Woman)
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[20140720]

Rock \'n\' Roll GypsiesRock \'n\' Roll Gypsies
(2004/03/09)
Vinegar Joe

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72年のセカンドアルバムです。ギターにJim Mullenが加わり、ドラムは John WoodsとKeef Hartleyで、パーカッションにKeef Hartleyが参加しています。キーボードはMike Deaconで、多少メンバーは変更されています。その為、サウンドは少し変わっています。ファーストではサザンロックのノリの中にプログレのようなシンセが絡んでいたりしていましたが、ロックンロール色が強くなっています。

1. So Long
2. Charley's Horse
3. Rock N Roll Gypsies
4. Falling
5. It's Getting To The Point
6. Whole Lotta Shakin (Goin On)
7. Buddy Can You Spare Me A Line
8. Angel
9. No One Ever Do
10. Forgive Us

Robert Palmerのボーカルはソウルフルですが、ロックな歌い方になるとポールロジャースを思わせる所があります。声の質が似ているのです。イギリスではハードロックからグラムロックが人気になっていた事もあり、ロック色を強くしていったのでしょうが、どちらかというとストーンズのようなノリであり、それはとてもかっこいいのですが、当時の流行に乗る事は出来ませんでした。ジャケットのようにティナターナーのようなエンターテイメントを演出していればもっと話題になっていたかもしれません。

Elkie Brooksのボーカルは常にビブラートがかかっていますが、シャウトするとまるでサックスがブロウするように声と言うより楽器の領域に入っていきます。人間離れしているのです。この絶世のボーカリストをもっと世に出すような演出があれば良かったと思いますが、そこまでのバックアップが出来ていませんでした。三拍子のバラードではまるでジャニスのようでもあり、ロックファンをしびれさせるだけの魅力を秘めています。サザンロックも流行っていましたが、いろんな要素を持っているので、的が絞れていなかったのかもしれません。それでもこのエネルギーはロックに必要な要素であり、それだけの力を持ってルバンドだったと思います。名盤です。

So Long
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[20140720]

Vinegar JoeVinegar Joe
(2008/08/18)
Vinegar Joe

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ソウルファンクバンドのVinegar Joeの72年のファーストアルバムです。このバンドは当時の日本ではほとんど話題になっていませんが、Robert Palmerが在籍していたバンドとして、今では再評価されています。元々はDada というバンド名で活動していましたが、Robert Palmerが参加したあたりからVinegar Joeへ変更しています。イギリスのバンドですが、当時ブルーアイドソウルが少し流行っていて、白人によるソウルバンドとして活動していました。

1. Rusty Red Armour
2. Early Monday Morning
3. Ride Me Easy Rider
4. Circles
5. Leg Up
6. See the World (Through My Eyes)
7. Never Met a Dog (That Took to Me)
8. Avinu Malkenu
9. Gettin' Out
10. Live a Little, Get Somewhere
11. Speed Queen of Ventura

Robert Palmerはサイドボーカルであり、主役のリードボーカルはElkie Brooks嬢であり、この人のパワフルなダイナマイトソウルな歌が目玉です。メンバーはボーカルのElkie BrooksとRobert Palmer、ギターがPete Gage、ベースがSteve York、ドラムがRob Tait、キーボードがTim Hinkley になっています。当時のイギリスではソウルミュージックをやるバンドがいくつかありましたが、どれも時期が早過ぎた為か、成功していません。ソウルミュージックやファンクがロックファンにも浸透するのは80年代を待たなければなりませんでした。

ですから報われていないバンドではありますが、その音楽性は現在でも通用するようなパワフルでエネルギッシュなものであり、熱いバンドが少なくなっている今こそ再評価されるべきバンドだと思います。Robert Palmerも既にソウルフルな歌を聴かせていますが、それでもElkie Brooksの存在感には負けてしまうので、サイドボーカルに甘んじています。それほどElkie Brooksの歌はずば抜けているのです。それだけ才能が集結していたバンドであり、演奏もかっこいいです。名盤ですね。

Rusty Red Armour
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[20140720]

RoadRoad
(2011/04/12)
Mike & The Mechanics

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2011年のアルバムです。これがこのバンド最新作であり、Mike Rutherfordとしてもこれが今の所の最新作になっています。オリジナルボーカリストのPaul Carrackが脱退していて、新しいボーカリスト、黒人のAndrew Roachford、白人のTim Howarのダブルリードボーカルになっています。他にドラムにGary Wallis、ギターのAnthony Drennan、キーボードのLuke Jubyが正式メンバーとなっています。ゲストのArno Carstensもリードボーカルをとっている曲もあります。

1. The Road
2. Reach Out (Touch The Sun)
3. Try To Save Me
4. Background Noise
5. I Don't Do Love
6. Heaven Doesn't Care
7. It Only Hurts For A While
8. Walking On Water
9. Hunt You Down
10. Oh No
11. You Can Be The Rock

ボーカリストが代わったと言う事もあってか、あからさまにソウルミュージックになっています。プロデュースにはGraham Stackが加わっています。90年代的な音色を使用しながらも80年代のようなきらびやかなアレンジになっているのは、これまでと同じですが、まるで黒人ソウルミュージックの作品ではないかと思わせる曲まであります。基本的には最初からそういう音楽でしたが、黒人ボーカルが入った事で、そこをぼやかさないようになっています。

音楽的な内容で言えば、これまでの作品の中でも最高の出来映えになっています。熟練になりながらも挑戦者の心意気を持っているからでしょう。細部までこだわり抜かれたアレンジは、どの部分も無駄がありません。売り上げ的にも回復していて、良い音楽はそれだけ説得力を持っているのです。このバンドがどんなバンドだったかとか、Mike Rutherfordのジェネシスでの経歴など関係なく、間違いなくこのアルバムは近年でも素晴らしい内容を持った名盤に仕上がっています。これからも作品が出るのが期待出来そうです。

The Road
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[20140719]

RewiredRewired
(2005/09/13)
Mike & Mechanics

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2004年のアルバムです。バンドの最大の魅力だったボーカルのPaul Youngが亡くなった為に、バンドの存続は危ぶまれましたが、もう一人のボーカリストPaul CarrackとMike Rutherfordがしっかりタッグを組んで活動を再開させました。共同プロデュースにPeter Van Hookeを招いて、ヒップホップの要素も取り入れたサウンドになっています。

1. One Left Standing
2. If I Were You
3. Perfect Child
4. Rewired
5. I Don't Want It All
6. How Can I?
7. Falling
8. Somewhere Along the Line
9. Underscore

基本がリズム&ブルースと言う部分は変わっていません。多くのベテランリズム&ブルースグループがヒップホップを取り入れていると同じ感覚で制作されていますが、このバンドのポップセンスは衰える事無く、この新しいスタイルの中でも抜群のアレンジを生み出しています。Paul Young.がいなくなった事で売り上げも落ちていますが、内容的には全く後退する事無く、更にしかした姿を見せつけています。

やりたい音楽が最初から明確なので、どんな状況になっても迷いが無いのでしょう。それがこのバンドの強みであります。ジェネシスの栄光に関係なくこのバンドは全く別次元で勝負しています。だからここまでしっかりした作品を出し続けられるのです。ヒップホップのようにラフになる事無く、おしゃれにサウンドをまとめられるセンスは素晴らしいと思います。良い音楽が生まれなくなっている昨今、これだけ良い音楽が埋もれていると言うのも現実です。おかしな時代になりました。

One Left Standing
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[20140719]

M6M6
(1999/04/24)
Mike & The Mechanics

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99年のアルバムで、ファーストアルバムと同じくバンド名をアルバムタイトルにしています。その為、区別を付ける為に通称M6と呼ばれるアルバムです。ジェネシスの活動も終わって、このバンドに集中出来る環境になっています。プロデュースもMike Rutherfordが単独で行っています。メンバーも彼以外はボーカルのPaul CarrackとPaul Young の三人だけが正式なクレジットをされているだけで、後はゲスト扱いになっています。

1. Whenever I Stop
2. Now That You've Gone
3. Ordinary Girl
4. All The Light I Need
5. What Will You Do When I'm Gone
6. My Little Island
7. Open Up
8. When I Get Over You
9. If Only
10. Asking (For The Last Time)
11. Always Listen To Your Heart
12. Did You See Me Coming
13. Look Across At Dreamland

曲の良さは変わらず、80年代っぽいきらびやかなアレンジは抑えめで、90年代らしいシンプルなものになっています。アメリカ的な感じの曲が多く、アコースティックギターの使用が多くなっているのは、カントリーロックやサザンロックを意識しているようで、しかし、それを都会的なA.O.R.感覚でアレンジしているので、とてもおしゃれな感じがします。

ターゲットをアメリカにおいているのもあるのでしょうが、イギリスっぽさを全く感じさせません。それでもアメリカのミュージシャンでは、ここまで作り込まないだろうと思わせる部分があります。曲の作りは基本的にリズム&ブルースであり、それをそう感じさせない巧妙なアレンジがこのバンドの特長だと思います。ソウルフルな感じとポップ感覚のバランス良いのです。これまでのアルバムではその部分はかなりデフォルメされていましたが、このアルバムでは分かり易くなっています。

Whenever I Stop
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[20140719]

Beggars on a Beach of GoldBeggars on a Beach of Gold
(1995/03/06)
Mike & The Mechanics

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95年のアルバムです。全盛期は過ぎていますが、コンスタントにヒットを飛ばしています。前作同様80年代のきらびやかなアレンジを継承しながらも、生演奏を主体に打ち込みを極力減らしているので90年代でも通用するサウンドになっています。90年代らしさは全く感じませんが、それでも聴くに堪えうるサウンドを作っているのは流石です。

1. A Beggar On A Beach Of Gold
2. Another Cup Of Coffee
3. You've Really Got A Hold On Me
4. Mea Culpa
5. Over My Shoulder
6. Someone Always Hates Someone
7. The Ghost Of Sex And You
8. Web Of Lies
9. Plain And Simple
10. Something To Believe In
11. A House Of Many Rooms
12. I Believe (When I Fall In Love It Will Be Forever)
13. Going, Going...Home

ヒットし易いポップな作風ですが、アレンジが80年代並みに凝っているので聴き応えがあります。音数が多過ぎてもおかまい無しだった80年代サウンドを継承しているのですが、シンプルになった90年代サウンドに物足りなさを感じている人にとっては満足出来る音楽になっていると思います。それでいて装飾の音が邪魔に感じさせないセンスのあるアレンジが良いのだと思います。

Miracles,のYou've Really Got a Hold on MeやStevie WonderのI Believeをカバーしたり、モータウン系のポップさを持っているのはフィルコリンズと同じですが、表現の仕方が違っていて興味深いです。勿論主流の音ではありませんので、全盛期のようには売れていませんが、新しい時代でもコンスタントにヒットを飛ばせるのはこのバンドに底力がある事を証明していますし、時代に左右されない確固たるスタイルを持っているバンドだと思います。

Full Album
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[20140719]

Word of MouthWord of Mouth
(2009/04/16)
Mike & The Mechanics

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91年のアルバムです。90年代になってもMike & The Mechanicsの人気は衰えていません。プロデュースもChristopher NeilとMike Rutherfordの他にRuss Titelmanも加わっています。基本的には80年代サウンドを継承していますが、80年代臭さを払拭する事に成功しており、自分達のスタイルを守りながらも古くささを感じさせないものに仕上げています。

1. Get Up
2. Word Of Mouth
3. A Time And Place
4. Yesterday, Today, Tomorrow
5. The Way You Look At Me
6. Everybody Gets A Second Chance
7. Stop Baby
8. My Crime Of Passion
9. Let's Pretend It Didn't Happen
10. Before (The Next Heartache Falls)

このバンドの成功の要因は曲が良い事がまず挙げられるでしょう。そしてヒットチャートに出ても見劣りしない力量をしっかり発揮して、バンドとしての個性をしっかり主張しながらも親しみ易さがあるのが良い結果を生み出していると思います。Mike Rutherfordもジェネシスとの両立が出来ていて、どちらのバンドでも自分の役割をしっかり把握して楽しんでいます。

80年代サウンドを模倣するように取り入れていたバンドはことごとく失速していた時期でしたが、このバンドは80年代サウンドを代表しながらも模倣ではなく、自分達の力量を押さえながらも徐々に織交ぜながら、一辺倒にならないように進化させていった結果、この時期にも新鮮さを失わせないだけの音楽として発信させるだけのポテンシャルを持っている事がよく分かります。ですから今聴いても全く古くささを感じさせません。

Get Up
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[20140718]

Living YearsLiving Years
(1990/10/25)
Mike & Mechanics

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88年のセカンドアルバムです。アルバムとしては最高のヒット作品となりました。プロデュースはChristopher NeilとMike Rutherfordが共同で行っており、ボーカルもPaul CarrackとPaul Young の二人に絞られています。特にPaul Young の出番が多くなっています。時代の音を忠実に取り入れており、サンプラーの使い方もセンスの良さを感じさせます。

1. Nobody's Perfect
2. The Living Years
3. Seeing Is Believing
4. Nobody Knows
5. Poor Boy Down
6. Blame
7. Don't
8. Black & Blue
9. Beautiful Day
10. Why Me?

80年代に売れる要素をふんだんに持っているバンドであり、この徹底ぶりがそのまま売り上げに反映されています。曲の良さもありますし、必要な所に必要なアレンジが施されています。80年代サウンドと言っても悪いものばかりではなく、中にはこのように嫌みの無い良い音楽もリリースされていました。トニーバンクスのように勘違いしたポップ性でもなく、フィルコリンズのポップ性とも違う感性が受けていたと思います。

誰も出しゃばらず、アンサンブルを重視した演奏は曲の良さをストレートに伝えています。一番の要因はボーカルの良さでしょう。80年代のヒットチャートに馴染み易い声ですし、程よくソウルフルで、嫌みがありません。プログレ云々の経歴は必要なく、唯シンプルに売れる音楽に徹しています。かといって、どこかで聴いたようなアレンジはぎりぎりの所でかわすようにアレンジされています。ですから辟易するようなところが無く、最後まで素直に音楽を楽しめます。

Nobody's Perfect
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