79年のセカンドアルバムです。プロデュースはイギリス人のTom Allomになった事で、ポップなニューウェイヴサウンドになっています。女性ボーカルのAnnie Lennoxを活かすようになっています。Annie Lennox.もここでユーリズミックスに通じるような歌い方になっています。日本でもニューウェイヴのバンドは多く紹介されていましたが、このバンドまでは紹介されていませんでしたが、イギリスではそれなりにヒットを出していました。
1. It Doesn't Have to Be This Way
2. I Only Want to Be with You
3. Blind Among the Flowers
4. In the Morning (When the Madness Has Faded)
5. All Life's Tragedies
6. Everywhere You Look
7. Nothing to Do
8. The Loneliest Man in the World
9. So Good to Be Back Home Again
10. Circular Fever
11. In My Mind (There's Sorrow)
12. Fool's Paradise
ベイシティーローラーズでもお馴染みのDusty SpringfieldのI Only Want to Be With Youをカバーしてポップなサウンドを強調しています。パンクはそれなりの主張が無ければなりませんので、荘でないバンドはニューウェイヴとして売り出すのが当時の定石ですから、ファーストのパンクっぽい荒々しさは押さえるようになっています。パンク旋風が吹き荒れたロンドンは不況の真っ直中ですが、パンクやニューウェイヴは商品として売れるので、あまたのバンドが飛び出していました。
このバンドも売れる為にそういうスタイルをとっていますが、それはバンドの意向であり、Ann Lennoxは
ソウルミュージックを歌いたと言う欲求は押さえてバンドに貢献しています。ただし、まだローカルな人気だけで、世界的に売れるには売り方が悪かったと思います。ブロンディーのようなポッpなパンクロックと言う事で、Ann Lennoxをもっと全面に出さなければならなかったと思いますが、イギリスではやはりパンクが主流であり、世界には響いていませんでした。それでもブリットポップな素晴らしいアルバムだと思います。
I Only Want to Be with You