

67年のセカンドアルバムです。サイドギターのPeter de Rondeが脱退して四人組になっています。サウンドはよりビートポップになっていて、60年代のビートポップが好きに人にはお勧めです。イギリス勢に負けず劣らず素晴らしい曲を書いています。曲は全てGerritsen and Kooymansというクレジットになっています。レノンマッカートニーみたいな感じにしているのです。
1. ANOTHER MAN IN TOWN
2. SMOKING CIGARETTES
3. IN MY HOUSE
4. DON'T WANNA LOOSE THAT GIRL
5. IMPECCABLE GIRL
6. TEARS AND LIES
7. YOU'VE GOT THE INTENTION TO HURT ME
8. DREAM
9. YOU BREAK MY HEART
10. BABY DON'T MAKE ME NERVOUS
11. CALL ME
12. HAPPY AND YOUNG TOGETHER
13. LIONEL THE MISER
14. THERE WILL BE A TOMORROW
15. DADDY BUY ME A GIRL
16. WHAT YOU GONNA TELL
17. DON'T RUN TOO FAR
18. WINGS
オランダではアイドルグループとして売り出されていますが、モンキーズ並みに良い曲ばかりなので、今ではきちんと
音楽面でも評価すべきバンドだと思います。このバンドが凄いのは演奏も歌も巧いと言う事です。単なるアイドルグループではありません。曲も良いし、全てが揃ったバンドなのです。だからこそオランダのバンドでありながらも世界にその名を知らしめる事が出来たのだと思います。
イギリスではサイケの時代になっていますが、まだそこまで言っていないのは後発国なので仕方ない事です。ヨーロッパ圏では人気はありましたが、日本ではほとんど知られていない時期です。しかし、日本でもグループサウンズ時代であり、このバンドもその参考にされていたと思われます。当時の日本は海外の
音楽情報は少なかったのですが、蛇の道は蛇で、このバンドの音も届いていたと思われます。
ANOTHER MAN IN TOWN