

79年のアルバムで、彼らの作品の中では一番売れた作品です。ジャケットがハードロック、もしくはプログレを連想させるデザインですが、おもいっきり
サザンロックしています。ファーストに比べてブギースタイルが増えていますが、ハードロックな感じはエアロスミスのファーストアルバムを彷彿とさせます。日本では少し話題になったくらいでしたが、アメリカでは絶大な人気を獲得しています。
1. Whiskey Man
2. It's All Over Now
3. One Man's Pleasure
4. Jukin' City
5. Boogie No More
6. Flirtin' With Disaster
7. Good Rockin'
8. Gunsmoke
9. Long Time
10. Let the Good Times Roll
11. Silver & Sorrow (Demo)
12. Flirtin' With Disaster (Live)
13. One Man's Pleasure (Live)
14. Cross Road Blues (Live)
シングルカットされたアルバムタイトル曲のFlirtin' With Disasterがヒットして、アルバムもかなり売れています。それもライブでの人気が大きいと思います。アメリカは広いですから、どさ回りみたいに各地でライブを敢行して人気を高めていかなければなりません。演奏力は抜群ですから、ライブでの効果は大きかったと思います。It's All Over Nowのような定番のカバー曲もありますが、全体的にアメリカ人、特に南部の人が好きそうなブギースタイルになっています。
トリプルリードギターが売りですから、フェイズアウトしたギターでのハモリなど、ポップな感覚も持っています。ファーストに比べるとおとなしくなった感じもします。より
サザンロックらしくなったとも言えますが、ジャケット買いした人は拍子抜けすると思います。しかし、結構硬派な
サザンロックなので、聴き込んでいくうちに好きになれると思います。レナードスキナードや初期のZZTOPなどが好きな人にはお薦めです。
Whiskey Man