

80年のアルバムです。ここまでがこのバンドの全盛期で、このアルバムもヒットしています。ネオヘヴィメタブームなどもあり、ギターリフを活かしたハードロックスタイルになっています。前作が
サザンロック色が強かったので、ジャケットのイメージに近い内容になっていると思います。ボーカルがDanny Joe Brown からJimmy Farrarに代わって、ソウルフルなハードロック、第三期、第四期ディープパープル辺りの感じに似ています。
1. Beatin' the Odds
2. Double Talker
3. The Rambler
4. Sailor
5. Dead and Gone
6. Few and Far Between
7. Penthouse Pauper
8. Get Her Back
9. Poison Pen
The Ramblerがシングルヒットしてより確固たる人気を固めていきます。ただし、日本ではどうしても人気が定着しないところがあり、それなりに話題にはなっていましたが、パンク、ニューウェイヴの時代でもあり、いまいち盛り上がりませんでした。
サザンロックというよりアメリカンハードロック的なサウンドになっていますので、このアルバムとファーストはハードロックファンにはお勧めです。
ブリティッシュロックでもバッドカンパニーやハンブルパイ辺りのアメリカンロックの影響を受けたバンドがいましたので、その辺りが好きな人は気に入っていただけると思います。もう少しビートを重くするとブリティッシュになりますが、軽快さこそがアメリカンハードロックの売りですから、バイク乗りやドライブをする時にはぴったりの
音楽だと思います。何といってもハードロックは硬派でなければなりません。
Beatin the Odds