

パンク
ケルトミュージックと言うユニークなスタイルを打ち立てたポーグスの84年のファーストアルバムです。本来はPogue Mahoneと言うバンド名で、ゲール語のキッスマイアスと言う意味だった為、BBCで問題とされ、同局では夜8時から12時まで以外の時間帯は放送禁止になったため、バンド名をポーグスに変更しました。クラッシュの前座を務めて名前と
音楽を広めていきました。
1. Transmetropolitan
2. Battle of Brisbane
3. Auld Triangle
4. Waxie's Dargle
5. Boys from the County Hell
6. Sea Shanty
7. Dark Streets of London
8. Streams of Whiskey
9. Poor Paddy
10. Dingle Regatta
11. Greenland Whale Fisheries
12. Down in the Ground Where the Dead Men Go
13. Kitty
メンバーはギターとボーカルのShane MacGowanを中心にバンジョーのJem Finer 、ホイッスルのSpider Stacy 、アコーディオンのJames Fearnley 、ベースのCait O'Riordan 、ドラムのAndrew Rankenの6人組です。プロデュースはStan Brennanで、Stiffレーベルからデビューしました。まだトラディショナル曲のカバーが多いですが、パンク、ニューウェイヴ感覚で
ケルトミュージックを演奏するというスタイルは斬新でした。多くのミュージシャンから気に入られています。
イギリスやアイルランドのトラディショナルは馴染みがありますが、
ケルトミュージックとして認識し始めたのがこのバンドからだったと思います。後のエンヤの登場でブームとなっていきますが、ポールマッカートニーの夢の旅人などのヒットで既に日本でも
ケルトミュージックは浸透していたのです。アメリカのカントリーミュージックのルーツでもありますが、若者が演奏して売れると言うのはまれな事でした。
FULL ALBUM