88年にリリースされた二つのアルバム、Acid Tablets Volume OneとTekno Acid Beat をコンピレーションした作品です。当時勃興していたハウスミュージックのアーティスト作品をリミックスして、ハウステクノを紹介するような内容になっています。サンプリングループとフレーズサンプリングのリミックスというダンスミュージックになっています。
ディスク:11. Psyche Out
2. Rapid Bliss
3. Aquarius Rising
4. Last Night
5. Blue Heart
6. Oxygen
7. Jump Thee Gun
8. Terminate
9. Youth
10. Only Human
11. Balkan Red Alert
12. Meet Every Situation Head On
13. Your Body
14. Abstract Reality
ディスク:21. Blue Pyramid
2. Groove To Get Down
3. Wicked
4. Scared To Live
5. Liquid Eyeliner
6. Sandoz Tabman
7. Tune In (Turn On Thee Acid House)
8. Joy
9. Discomen
10. Tune In
11. Love-War-Riot
12. Neuropolitiks
同じ事を繰り返すループ。ミニマル的であり、要点だけを述べる、助詞も助動詞も無い、パンク以上に簡略化された
音楽はヒップホップ文化から生まれました。本当は限られた素材のみで曲を創る。演奏力も必要としない
音楽の登場ですが、手法的には
現代音楽的であり、Psychic TVのメンバーはそれに大いに興味を惹かれたのです。
自分達の
音楽もダンスミュージックに乗せれば売れるという発想。それが斬新で野心に満ちた
音楽であるならば手を出さない訳にはいかないと言う事でしょう。80年代のそれまでの
音楽とは違った手法でありながら、ダンスフロアに求められているものであり、それでいてアヴァンギャルドであっても問題ない音楽の登場であります。
Psyche Out