

Orchestral Manoeuvres in the Darkの80年のデビューアルバムです。当時日本で
テクノポップと呼んでいた類いの
音楽です。クラフトワークに影響を受けたAndy McCluskey とPaul Humphreysのデュオであり、サポートメンバーとしてMalcolm Holmes とMartin Cooperがバックアップしています。所謂ピコピコサウンドの
テクノであり、当時ではディスコでもかかっていてヒットを飛ばしていました。
1. Bunker Soldiers
2. Almost
3. Mystereality
4. Electricity
5. The Messerchmitt Twins
6. Messages
7. Julia's Song
8. Red Frame/White Light
9. Dancing
10. Pretending To See The Future
11. Messages (Single Version)
12. I Betray My Friends
13. Taking Sides Again
14. Waiting For The Man
15. Electricity (Hannett/Cargo Studios Version)
16. Almost (Hannett/Cargo Studios Version)
クラフトワークなどのドイツの影響を受けながらもウルトラヴォックスを始め、チューブウェイアーミーなどの先駆者がある程度の形を創り上げ、この頃になると
テクノポップのスタイルも確立されて、彼らが売れる土俵は出来上がっていました。クラフトワークのようなアナログシンセによるベース、シンセドラム、ピコピコサウンドによるシーケンス、そしてストリングス系のロングトーンのフレーズなどが定番になっています。
それに加えていかにも80年代のイギリスらしい歌。後のペットショップボーイズなどにも影響を与えています。Electricity、Red Frame/White Light、Messagesと、立て続けにシングルヒットを生み出し、イギリスで言う所のシンセポップの代表格となりました。ポップと表現されるように、タンジェリンドリームのような仰々しい
プログレスタイルではなく、短いコンパクトな曲にしている所はニューウェイヴの影響も含まれているようです。
Bunker Soldiers