

ブルーオイスターカルトの72年のデビューアルバムです。プロデューサーであるSandy Pearlmanが自作の詩The Soft Doctrines Of Imaginosの世界観を表現する為に結成されたバンドです。ですから最初からしっかりとしたコンセプトを持ったバンドでした。レコード会社はアメリカのブラックサバスとして売り出そうとしていましたので、ヘヴィメタのイメージを持たせていましたが、ファーストではハードロックサウンドであり、重厚さはありません。
1. Transmaniacon MC
2. I'm on the Lamb But I Ain't No Sheep
3. Then Came the Last Days of May
4. Stairway to the Stars
5. Before the Kiss, A Redcap
6. Screams
7. She's as Beautiful as a Foot
8. Cities on Flame With Rock and Roll
9. Workshop of the Telescopes
10. Redeemed
11. Donovan's Monkey[Demo Version]
12. What Is Quicksand [Demo Version]
13. A Fact About Sneakers [Demo Version]
14. Betty Lou's Got a New Pair of Shoes [Demo Version]
メンバーはリードボーカル、ギター、キーボードのEric Bloom、ドラムのAlbert Bouchard 、ベースのJoe Bouchard、ギターはDonald "Buck Dharma" RoeserとAllen Lanierですが、Allen Lanierはキーボードも担当します。ギターを演奏するのが三人も居るのでトリプルリードギターになる事もあります。オカルトなイメージがあり、キッスとはライバル関係にあり、対バンなどで競い合っていました。当時の
音楽雑誌では喧嘩するほど仲が悪かったと書いてありました。
Sandy Pearlmanの世界観を表現していますので、プログレッシヴな展開にもなるハードロックです。当時のヘヴィメタバンドはブラックサバスとバッジーくらいしかいませんでしたので、はっきりとした定義もありませんでした。ですから彼らも普通にハードロックを演奏しています。デビュー当時から注目はされていましたが、まだまだローカルな人気であり、キッスと競いながら人気を高めていきます。
Transmaniacon MC