FC2ブログ


アルバムを紹介する音楽ライブラリー、及び映画、格闘技、コンピューター、グルメ、コミック情報を提供しております。
SAMARQAND淫美ブログ
プロフィール
SAMARQAND

Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、BIG UP! と SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
BIG UP! SAMARQAND楽曲配信
MySpace JapanMySpace Japan

Samarqand

Facebookページも宣伝 BIG UP! SAMARQAND楽曲配信muzie SAMARQAND楽曲配信
FC2ブログランキング

よろしかったらクリックをよろしくお願いいたします。
FC2Blog Ranking

カテゴリー
アルファベットでご希望のアーティストを検索して下さい。
ロック、ジャズ、ソウル日進月歩で増えていきます。
最近の記事
最近のコメント
カレンダー
01 | 2015/02 | 03
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

[20150214]

Croak & Grunt in the Night (Reis)Croak & Grunt in the Night (Reis)
(2005/02/15)
Rabbitt

商品詳細を見る


77年のセカンドアルバムであり、ラストアルバムになっています。短命のバンドでした。ファーストの時だけ注目されていて、この頃になると話題にもなっていませんでしたが、トータルコンセプトのプログレ的なアルバムに仕上がっています。中にはディスコ調のファンクやフュージョンっぽい曲もあり、Trevor Rabinの才能が溢れ返っています。しかし、アイドル的に売るには凝り過ぎていたようです。

1. T. C. Rabin In D-Minor
2. I Sleep Alone
3. A Croak And A Grunt In The Night
4. Everybody's Cheating
5. Sugar Pie
6. Searching
7. Working For The People
8. Pollyman
9. Schumann
10. Hold On To Love
11. Dingleys Bookshop
12. Never Gonna Ruin My Life
13. Tribal Fence
14. Gift Of Love
15. Lonely Loner Two
16. Take It Easy
17. A Love You Song

実力派バンドとして売るのか、アイドルとして売るのか、的が絞れていなかった事が成功出来なかった要因だと思います。南アフリカではそこまで戦略を練って売り出すノウハウも育っていなかったようで、マニアックに人にとってはもってこいの内容になっていますが、マニアックな人に届くまでの流通もうまくいっていなかったようで、過去の忘れ去られたバンドとなってしまいました。後のTrevor Rabinの成功がなければ完全に消え去っていたバンドでしょう。

曲はポップだし、玄人受けする演奏もあり、10CCやXTCファンとかに受けそうです。ピンクフロイド的な雰囲気ももっていたりします。オーケストラも導入して金もかけていますが、バンドはこれで解散となってしまいますTrevor Rabinはアメリカに渡ってソロ活動を始めます。忘れ去られるにはもったいないくらいの良い曲が詰まっており、こうして才能がある人が消えていくのはもったいない限りですが、才能がある人はやがて芽が出てくるもので、Trevor Rabinは手探りでソロ活動を始めていきます。

Sugar Pie
⇒ 続きを読む

[20150214]

Boys Will Be BoysBoys Will Be Boys
(2009/10/26)
Rabbitt

商品詳細を見る


Trevor Rabinと言うギタリストを紹介します。後にYESに加入して成功を収めていきますが、最初はこのRabbittと言うバンドにいました。75年のデビューアルバムです。南アフリカから出てきたバンドと言う事で珍しかったのですが、当初は日本でも少しですが注目されていました。かなりポップなロックを演奏していて、今で言うパワーポップのようなサウンドです。イメージ的にはアイドルバンドのような売り方をされていました。

1. Something's Going Wrong With My Baby
2. Savage
3. Lifeline
4. Locomotive Breath
5. Hard Ride
6. Baby's Leaving
7. Eventides
8. Looking For The Man
9. Death Of Tulio
10. Charlie

メンバーはメンバーはギターとボーカル、キーボードもこなすTrevor Rabin、キーボードのDuncan Faure、ベースのRonnie Robot:、ドラムのNeil Cloud:の四人組です。Trevor Rabinはアレンジからプロデュースまでこなしていて、始めからかなりのポテンシャルを持ち合わせていました。ポップアイドルバンドと呼ぶにはかなり凝ったアレンジになっていて、トーキングモジュレーターなども飛び出してきます。ドラムが少しドタバタしていますが、そこはご愛嬌。

キーボードアレンジには早くもプログレ的な雰囲気があります。ブリットポップのような曲調でありながらアイドルバンドと呼ぶには秘められた才能が垣間見えます。アパルトヘイトが問題となっていた南アフリカですが、白人はこういう音楽を楽しむ環境だったようです。イギリスから出ていればもっと本格的なサウンドになっていたと思いますが、若さもあり、青臭い所もあります。それでもプログレファンでも引き込まれるような魅力を持っています。

Something's Going Wrong With My Baby/Eventides/Looking For The Man
⇒ 続きを読む

[20150214]

Can DoCan Do
(2013/07/09)
Pat Travers Band

商品詳細を見る


2013年のアルバムです。スタジオ作品としては現在までの最新作になります。ブルースをほとんど感じさせないハードロックスタイルは久しぶりで、何か吹っ切れたような清々しさを感じます。少しヘヴィメタ風のリフもあったりして70年代よりも進化したハードロックになっています。本来はこのスタイルでの作曲能力に長けていましたので、ずっとこのスタイルをつらぬていればもっと大きな存在のギタリストとして名を残していたはずです。

1. Can Do
2. Stand Up / Give It Up
3. Diamond Girl
4. As Long as I'm with You
5. Long Time Gone
6. Wanted (That Was Then / This Is Now)
7. Armed and Dangerous
8. Here Comes the Rain Again
9. Keep Calm & Carry On
10. Dust & Bone
11. Waitin' on the End of Time
12. Red Neck Boogie

現在まで現役で、この最新作がこれほど元気のあるパワー溢れる作品になっている事に驚くばかりです。曲もみな良く出来ていますし、ポップな曲もセンスが良いです。これでこそパットトラバースですから、このスタイルを継続して欲しいものです。本当に完全復活したと言えるほど完璧な内容です。70年代中期頃から脱ブルースのロックが主流になり、その時代に出てきた人ですから、長年ファンである人にとっては感慨深いものがあると思います。

演奏力も作曲能力も格段にアップしていますから、昔よりもいい感じになっています。熟練になりながらも老いを全く感じさせない若々しいパフォーマンス。ロックはまだ死なず。と断言しておきましょう。ロックの格好良さを知っている人が現役でそれを伝える立場であり続けると言うのは、実にありがたい事であります。もうカバーアルバムは結構なので、今後はこの路線で進んでいって欲しいと願望いたします。名盤です。

Can Do
⇒ 続きを読む

[20150213]

Blues On FireBlues On Fire
(2012/07/31)
Pat Travers

商品詳細を見る


2012年のアルバムです。又してもブルースのカバーアルバムになっていますが、独自のアレンジを施して、まるで自分の歌のように演奏しています。古いブルースから新しいブルースまで網羅しています。パットもわざとしゃがれ声でらしさを演出しています。しかし、演奏の方は新しい命を吹き込んだように斬新です。原曲を損なう事無くカッコ良く仕上げています。

1. Black Dog Blues
2. Nobody's Fault But Mine
3. Back Water Blues
4. Meat Shakin' Woman
5. Easy Rider Blues
6. Nobody Knows You When You're Down And Out
7. Bulldozer Blues
8. You Can't Get That Stuff No More
9. Dark Night Blues
10. Rock Island Blues
11. Jailhouse Blues
12. Death Letter

ツェッペリンなどがカバーした曲もありますが、ツェッペリンバージョンでなくオリジナルバージョンからアレンジし直しています。ブルース復興というルネッサンス的な発想なのでしょう。ワンコードに近いラップは飽きますが、スリーコードのブルースはいつまでたっても楽しめます。アイデア次第では現在でも立派に通用する音楽だと思います。ロックの原型ですから、進化していったロックのアイデアも自然に馴染めるのです。

今回はさほど有名ではない曲を選択していますが、ハードロックの元ネタになっている曲も多く、ロックファンなら馴染みのある曲が多いと思います。何と言っても演奏している方が楽しそうだし、それ以上に卓越した演奏は聴き応えがあります。この時点でやっと熟練の味わいが出てきました。これだけ貫禄がありながらも若々しい演奏は嫌みがありません。

Black Dog Blues
⇒ 続きを読む

[20150212]

FidelisFidelis
(2014/10/24)
Pat Travers

商品詳細を見る


2010年のアルバムです。オリジナル曲で構成された内容で、サザンロック的なポップさを持ったハードロックになっています。カバーアルバムよりも断然内容は良いです。これだけ才能があるのに売れないのはもったいない。でもやはり時代にはマッチしていないのかもしれません。カナダ出身である事がいけないのか、アメリカでも充分売れる内容だと思いますが、レーベルが弱いのでしょうか。

1. Ask Me Baby
2. Edge Of Darkness
3. Then I Fall
4. Josephine
5. Save Me
6. Stay
7. When I'm With You
8. I've Got Love To Give
9. Tear Of Love
10. Yeah Yeah
11. So Missing You

ブルースにこだわらず、ハードロックのレッテルもはがして、サザンロックとしてならまだアメリカでも売れる要素を持っていると思います。ローカルな人気でも現役で活動しているのがその証でしょうか。アメリカ以外にも保守的な所があるので、古いタイプのロックでも売れますから、狙いはそこですね。カナダだけだときついでしょうし、世界的には難しい内容かもしれませんが、こういったロックが一番落ち着けます。

古いタイプと言っても、今聴いても充分カッコいいと思いますし、曲も良いです。ダンスミュージックばかり売れても何も残らないし、大人のロックが売れるシーンがあってもいいと思いますが、それだけ軽薄化してしまった音楽シーンは回復するのに時間がかかりそうです。大人も音楽を楽しめる余裕があれば良いのですが、日本では少ないですし、世界はどうなのでしょうか。良い音楽が廃れていくのはもどかしいです。

Ask Me Baby
⇒ 続きを読む

[20150211]

Pt Power Trio 2Pt Power Trio 2
(2006/02/21)
Pat Travers

商品詳細を見る


2006年のアルバムです。Power Trioの第二弾になります。これもカバー作品で、ハードロック系の曲が多くなっています。段々時代が新しくなってきて、モントローズ、バドカンからクィーンまであります。パープルとかはあまりにもベタですが、他のミュージシャンは以外とこうした選曲をしている人は少ないので、それはそれで面白いものであります。

1. You Are The Music
2. I'm Yours, She's Mine
3. Stone Cold Fever
4. Rock Me Baby
5. Green Eyed Lady
6. Black Night
7. Aimless Lady
8. Swlabr
9. Red Skies
10. Ready For Love
11. Rock The Nation
12. How Many More Times
13. Keep Yourself Alive

今回も原曲に忠実にカバーしていますが、結構ワイルドに演奏しているのでカッコいいです。彼の懐の広い音楽センスが納得出来るような選曲であり、こうした曲を聴いてきたからこそ幅広いアレンジが創れていたのかと思います。ほとんど有名な曲ばかりですが、若い人は知っている人は少ないと思うので、ロックの歴史を紐解くように楽しめると思います。

70年代ハードロックにこだわってくれる所が嬉しい限りでありますが、オリジナルでもっといい感じに聴かせてくれた方が痛快です。演奏パフォーマンス100点なので、このエネルギーをオリジナル曲に傾けて欲しいものです。カバーをやるんだったらもっとアレンジを工夫するとかやってくれれば面白いのですが、まったく同じように上手にカバーされると何がしたいのか分からなくなってきます。

Rock Me Baby
⇒ 続きを読む

[20150211]

Pt=Mc2Pt=Mc2
(2005/06/14)
Pat Travers

商品詳細を見る


2005年の作品です。久々にほとんどオリジナル曲で構成されています。ブルースロックでありますが、かなりポップスの要素が加わって、カッコいい曲になっています。これだけの曲が書けるのですからカバー作品を創る必要は無いと思うのですが、どうしたものでしょうか。もうブルースにこだわらなくても良いと思うくらい良い曲を書いています。ファンはこれで一安心であります。

1. Elijah
2. Won't Play That Game
3. Something's Gotta Give
4. Take Me To The Pilot
5. Can We Forget
6. Can't Escape the Fire
7. In The End
8. I Don't Care
9. Wiser Man
10. Pt Nuts/Linos & Lucy
11. Lafe's a Funny Old Dog
12. My Peach Pie

ブルースにこだわっていると曲を創るのにも限界を感じると思いますが、ブルースにこだわらなければいくらでも良い曲を創れています。それでもブルースにこだわるのはギタリストとしての性でありましょうか。今回はフォークロックやサザンロックの要素も感じます。そして何よりもまだ70年代を感じさせてくれているところが良いのです。80年代は少し寄り道をしましたが、時代錯誤と言われてもこのスタイルを通してもらいたいものです。

オリジナル曲の方が歌い方も無理をしなくてい良いので歌もしっくりきます。ギターソロも活き活きしていますし、カバーアルバムじゃない方が断然良いのです。作曲能力は衰えていませんし、後は売れるかどうかの問題なのでしょうが、カバーは趣味でやってもらって、本気の作品をもっと聴かせて欲しいものです。ファンが望んでいるものはこれであり、もっとハードロックしてくれると完全復活なのですが。

Elijah
⇒ 続きを読む

[20150211]

Pt Power TrioPt Power Trio
(2003/05/13)
Adolf Henselt、 他

商品詳細を見る


2003年のアルバムです。Power Trioという3人編成のトリオバンドを従えています。しかしこれが又カバーアルバムになっています。選曲もトリオバンドものば多く、クリームやエクスペリエンス、グランドファンクなど、ハードロック系のカバーになっています。これまでと違うのは原曲に忠実にカバーしている所です。原曲と同じように演奏出来る事をアピールしています。

1. Tramp
2. White Room
3. Day Of The Eagle
4. Dreams Of Milk And Honey
5. Inside Looking Out
6. Free Man
7. Young Man Blues
8. Nasty Dogs And Funky Kings
9. Fire And water
10. Hwy. 61 Revisited

憧れのバンドのカバーであり、それと同じように、遜色無く再現出来るバンドだというアピールが伝わってきます。まるで学生バンドのような気分なのでしょう。ロックキッズにとってはこれらの曲を同じように演奏出来るのは嬉しいでしょうが、それで作品にしてしまうのはどうかと思います。それだけ本当にもうネタ切れなのか、学園祭バンドのノリであります。同じような演奏なら原曲を聴いた方が満足出来る訳で、聴いている方にとってはどうでも良い内容です。

トリオバンドのアピールとしては良いのかもしれませんが、オリジナルの方がもっと個性をアピール出来ると思うのに、完全に趣味領域で楽しんでいる感じです。アレンジも変えてくれていれば聴き応えがありますが、先が読める内容だと退屈であります。原曲を知らない人にとっては新鮮かもしれません。でも原曲の方が遥かに良いです。

White Room
⇒ 続きを読む

[20150211]

Don\'t Feed the AlligatorsDon\'t Feed the Alligators
(2000/02/22)
Pat Travers

商品詳細を見る


2000年のアルバムです。今回もカバーアルバムですが、ブルースではなく、ソウル、ファンク、サザンロックなどポップス、ロックのジャンルからのカバーになっています。それをブルースロックなアレンジでかっこ良く演奏しています。オリジナル曲でもこれだけカッコいい曲を創れると思いますが、カバー曲でアレンジの妙を聴かせた方が分かり易いと思ったのでしょう。この時期の彼のやりたい事が詰まっています。

1. Black Friday
2. I Can Hear You Calling
3. Crosstown Traffic
4. Spanish Moon
5. Freedom
6. I Love You More Than You'll Ever Know
7. Don't Change Horses
8. I'm Bad, I'm Nationwide
9. Nothing Is Easy
10. Them Changes
11. Delta Lady

この頃になるとライブアルバムかカバーアルバムばかりリリースしています。オリジナル曲の発想が途絶えたのか、それでも確固たる自分のスタンスを崩していません。カバーアルバムの方が食いつきが良いと睨んだのか、ファンとしてはオリジナル曲を聴きたいものですが、選曲も良いし、アレンジもぴか一なので文句はありません。ブルースを元にしたロック曲を自分流のアレンジで再現する事で、現在の彼がやろうとしている事が明白に伝わってきます。

デジタルミュージックも出揃って、いよいよ何も新しいものが生まれてこなくなった頃であり、そういう中で、ロックにはこれだけカッコいい曲があった事を再確認する事と、現在のロックに足りないものは何かを思い知るような内容になっていると思います。時代をリードする音楽が無い事で何でもありの時代になってますが、それなら良い曲を聴かないと損であります。良い音楽に巡り会える事で良質なものに敏感になり、何事に置いても質の良いものを選択するようになれます。音楽とはそれだけ人生に大きな影響を及ぼす力を持っているのです。

Crosstown Traffic
⇒ 続きを読む

[20150210]

Blues Tracks 2Blues Tracks 2
(1998/04/21)
Pat Travers

商品詳細を見る


98年のアルバムです。ブルースのカバーアルバム第二弾になります。今回は純粋なブルースというよりは、ロックと融合して進化した曲をカバーしています。予測通りのジョニーウィンターやオールマン、ジミヘンやビートルズのTaxmanまでカバーしています。ですから全開のカバーアルバムとは雰囲気が違います。ロックのブルースっぽい曲をカバーしていますので、新しく進化した彼自身のオリジナル曲に近い雰囲気の曲をチョイスしています。

1. I Guess I'll Go Away
2. Pack It Up
3. Outside Woman Blues
4. Your Cash Ain't Nothing But Trash
5. Whipping Post
6. Take It Back
7. Taxman
8. Purple Haze
9. Bring It On Home To Me
10. I Don't Know
11. Walkin' By Myself
12. One More Heartache

ブルースロックの曲を更に新しい解釈でアレンジしています。ほとんどハードロックだと思って聴いても良いくらい元気な作品です。正に70年代初期の頃のロックが持っていたエネルギーを取り戻したような演奏になっています。既に洗練されたハードロックはやっていましたが、ブルースに戻って、そこから進化し直して洗練されたロックを生み出そうと試みていると思います。

商業的なしがらみで試みていなかった格好良さがまだ残っているのです。その再発見こそが90年代のブルースリバイバルだと思います。それを分かり易く聴かせてくれるのがこのカバーアルバムです。昔のブルースを知らない若者にも訴えられるだけのエネルギーを持っていると思います。この後彼がどこに向かうのか、これもその一区切りになる意味を持った作品であると思います。

Outside Woman Blues
⇒ 続きを読む

[20150209]

Lookin\' UpLookin\' Up
(1996/09/24)
Pat Travers

商品詳細を見る


96年のアルバムです。ブルースをベースとしながらも、その先へと進めたスタイルになっています。曲の構成はブルースなのですが、リズム、アクセントを変える事でハードロックとして成り立っています。これもブルースロックと言えるのかもしれませんが、ブルースにファンキーな要素を絡めていったジミヘンのように、ブルース、カントリーにA.O.R.の要素を絡めていったサザンロックのように、それでありながらどちらとも違う。

1. Ice Queen
2. Lookin' Up
3. Hypnotized
4. Dusty Blues
5. Too Much (Is Never Enough)
6. Bad Little Girl
7. Right To Complain
8. A Good Fool Is Hard To Find
9. Bad Feelin's Again
10. Suburban Blues

ハードロックと言う言葉が一番似合うかもしれません。明らかにブルースベースだと分かるのにブルースを感じさせない。それは8ビートのブルースを16ビートにする事によってハードロックとなるように、ファンキーなリズムを入れる事で16ビートにしています。とてもカッコいいです。そして音楽としても完成度が増しています。元々曲を創るのが巧妙でしたから、ブルースへの回帰から舞い戻ってきたように感じます。

しかし、ブルースの要素を隠そうとはしていません。これもブルースロックの進化形として表現しているのです。ただ、いつまでもブルース一辺倒では限界があります。そうなると先に進むしかありません。とても良い形で進化していると思います。ギタリストとしての存在感も出しながら、熟成したミュージシャンへと成長しています。90年代のパットトラバースとしての存在感を立派に見せてくれています。名盤です。

Ice Queen
⇒ 続きを読む

[20150208]

Halfway to SomewhereHalfway to Somewhere
(1995/09/26)
Pat Travers

商品詳細を見る


95年のアルバムです。ブルースロックスタイルを極めようとしています。ブルースロックバンドは70年代初期に多く現れましたが、それらのバンドがやっていなかったようなバリエーションを加えて、90年代でも通用するような曲を書いています。ブルース様式は決まっていますので、大体落ち着く所が予測出来ますが、そこに至るまでの過程を工夫しています。ですから聴いていて古くさく感じません。

1. Just Enough Money
2. Time Out
3. Walk In My Shoes
4. Steppin' Out
5. Look Me Up
6. Party Tonight
7. Just Like A Dream
8. Hard Times
9. No Escape
10. Freight Train

ブルーノートという決まったスケールでどれだけ表情を表現出来るかがポイントになります。小節も決まっていて、大体がスリーコードでまかなっていきます。そこに第四のコードを付け加える事でバリエーションを増やしていく事をやっています。ですから70年代までのブルースとは違うのです。コードもせいぜいm7thくらいまでを使っていましたが、それ以外のテンションを加える事でジャズっぽくしたりもしています。

エフェクターも昔のブルースでは使っていなかったものを使うようになって、昔は無かった表情を加えています。そして何よりもロック的なパワフルな演奏により、70年代までのブルースよりもかっこ良くなっているのが90年代のブルースロックだと思います。よりエモーションになっているのです。ですから気持ちいいですし、かっこ良いです。70年代のブルース作品を集めるのも良いですが、この時期のブルース作品はどれも素晴らしいものが多いです。

Just Enough Money
⇒ 続きを読む

[20150207]

Blues MagnetBlues Magnet
(1994/07/26)
Pat Travers

商品詳細を見る


94年のアルバムです。これもブルースロックですが、ブルースのバリエーションも広がって、普通にハードロック作品としても聴けます。これまで精密なアレンジのハードロックをやってきましたので、その応用がブルースでも出来ています。ですから完成度も高くなっています。これでブルースにこだわらなければ完全に復活したと思えるのですが、そこはまだ80年代の毒が癒されていないのでしょう。

1. Blues Magnet
2. Travelin' Blues
3. Lil Southern Belle
4. Rock Yer Blues Away
5. This World We Live In
6. She Gets The Lovin'
7. Elaine
8. Fall To Pieces
9. Tore Up (From The Floor Up)
10. You Shouldn't Have Hurt Me

ツィンリードギターでキーボードはほとんど入っていませんので、ポップフィールドに訴えられるだけの題材はありませんが、それで良いのです。ポップス界に愛想良くする必要ないのがロックなのであります。日本で言えばチャーなどが好きな人なら気に入ると思えます。ポップな曲も創れる人ですが、そんな事はどうでも良いのです。気持ちよくギターが弾けて生活費が稼げるなら、それも幸せな事です。

昔みたいにエフェクターに頼ったギターサウンドでなく、ギターとアンプで歪ませるなど、骨太なサウンドになっている事も好感が持てます。ワウワウペダルもアナログなもの使っていますし、売れていた頃にこういう音を出していればもっと有名になれていたかもしれません。70年代ロックファンなら安心して聴けるアルバムです。最近のロックもどきの曲を聴くより遥かに良いです。

Blues Magnet
⇒ 続きを読む

[20150207]

Just a TouchJust a Touch
(1993/10/05)
Pat Travers

商品詳細を見る


93年のアルバムです。今回はオリジナルですが、ブルースロック作品になっています。オルタナの時代でもありましたが、オルタナやるよりルーツに帰ろうとしているみたいです。昔の曲のカバーとかもしていますが、ローカルな人気を維持していければ良いくらいの感じになっていたのでしょうか、もしくは彼にはもうこれしか出来なかったのかもしれません。それdめおこれなら昔からのファンも納得なのであります。

1. The Riff
2. Too Cool Woman Blues
3. You Don't Love Me
4. The Pain
5. Wasted Years
6. I've Fallen
7. Daydream (Your Blues Away)
8. Amanda
9. The More Things Change
10. Miss Glory

オルタナは幾分かパンクを通過していないと出来ないようなジャンルであり、彼の場合はパンクは無視していたようであり、オルタナの感性にはついていけなかったのだと思います。それよりもゲイリームーアのような道を進む事に決めたみたいです。昔からのファンも失わずにやりたい事をやるにはこれしかなかったのでしょう。インディーズからのリリースですから、時代に会わせる必要も無く、マーケットを絞る事だ良策と考えたのでありましょう。

ただし、何も新しい事をやっていませんので、売れる訳も無く、少数の生き残ったファンが彼を支えて今日まで来ています。現在では彼を知っているロックファンも少なくなっていると思います。再びメジャーに戻るだけのイマジネーションも持ち合わせていないのであれば、ローカルに活動する為に的を絞るしかありません。アメリカやカナダでは、ブルースロックもそれなりにまだ有効なのであります。

Too Cool Woman Blues
⇒ 続きを読む

[20150207]

Blues TracksBlues Tracks
(1992/08/11)
Pat Travers

商品詳細を見る


92年のアルバムです。ブルースのカバー曲集になっています。70年代までのギタリストなら誰でもブルースギターから練習してきてきますから、彼のルーツでもあり、80年代の悪い癖を払拭する為にも執拗な儀式としてリリースされたアルバムだと思います。ブルースギターなら目をつむっても弾けるくらい手癖がついているプレイは、皮脂ぶりに自分を取り戻したかのような活き活きとした演奏になっています。

1. Memory Pain
2. Calling Card Blues
3. I Can't Quit You
4. Statesboro Blues
5. I've Got News For You
6. I Ain't Superstitious
7. Built For Comfort
8. Mystery Train
9. Just Got Paid
10. Sitting On Top Of The World

ベテランギタリストがブルースに回帰する事が多くありました。ゲイリームーアにスティーヴミラーなど、素晴らしいブルース作品を残しています。彼も同じようにデジタルサウンドに疲れた心を癒すように演奏しています。ブルースがブルースロックになり、ビッグブルースになり、ハードロックへと進化してきましたから、70年代にロックギターを始めたものにとってはブルースは必須科目であり、ハードロックになってからもブルーノートがスケールになっていますから、原点に返る事はこの時期必要だったと思います。

ラップがいつまでも続いていますが、これは黒人に多いO型気質であり、気持ちいい事を何回も繰り返したくなる性質があり、ラップがいまだに廃れないのも黒人気質による所が多いと思っています。それと同じで、ブルースも録音技術が生まれる前から存在するのにいまだに廃れないのは黒人音楽故だと思います。それだけいつまでも愛される音楽でもあります。日本での演歌みたいなものであり、古くさいと言われながらも愛され続けているのです。特にデジタル全盛期の90年代においては救われるような音楽であります。

Statesboro Blues
⇒ 続きを読む

[20150207]

School of Hard KnocksSchool of Hard Knocks
(1993/06/30)
Pat Travers

商品詳細を見る


90年のアルバムです。レコード会社との契約が切れていたので、しばらくリリースがありませんでしたが、地道な活動の末、再びシーンに帰ってきました。音楽的にはまだ80年代サウンドを引きずっていますが、普通のハードロックにも戻り始めています。メジャーからのリリースでは無いため、ほとんど知られていませんが、現在に至るまで現役で頑張っているミュージシャンであります。

1. The Fight Goes On
2. Chevrolet
3. If You Want Love
4. Purple Jazz
5. Whatcha Gonna Do Without Me
6. School Of Hard Knocks
7. Help Me
8. Misty Mornings (In New Orleans)
9. Via Veneto
10. All Or Nothing
11. Only Man
12. Don't Say you Love Me
13. Daddy Long Legs
14. Guitars From Hell

地元で地道にライブ活動は続けていますので、ライブ受けするような曲が多くなっています。80年代でついた悪い癖は楽曲に反映していますが、本来はかっこいいハードロックを創れる人なので、大分脱却しつつあります。地元での人気は続いていますので、レコード会社が商品価値をつけてくれるかどうかの違いになっています。その為に売れるような曲を創らなければなりませんが、それが裏目に出たのが80年代でした。その失敗を自覚していれば復活する事も可能でしょう。

ギタリストも彼よりもテクニックのあるギタリストが数多く出現しています。その中で生き残っていくのは至難の技です。曲で勝負するしかありませんが、80年代の悪い癖は直っていません。こういうサウンドには飽き飽きしていたのが80年代後半からのロックファンになります。時代は又新しく変わろうとしています。その中で彼が敏感に時代を読み取れるかが売れる決め手となるでしょう。

The Fight Goes On
⇒ 続きを読む

[20150206]

Hot ShotHot Shot
(2008/11/04)
Pat Travers

商品詳細を見る


84年のアルバムです。これも80年代サウンドになっていますが、なんとかハードロックの体は保っています。ただし80年代ハードロックのギターカッティングはダサイです。当時はこれが良いとみんな思っていましたが、誰でも同じように演奏するのでダサくなっていきました。他の誰かと同じようにやるのが平気になったのが80年代の悪い習慣であり、それこそ商業ロックの思うがままでありました。

1. I Gotta Fight
2. Killer
3. Just Try Talking (To Those Dudes)
4. Hot Shot
5. Women on the Edge of Love
6. In the Heat of the Night
7. Louise
8. Night into Day

MTVも利用して商業ロック然とした内容ですが、その中でもハードロックらしい展開にもっていっているのは救いでもあります。ギターテクニックはあるので、他の誰かと同じに演奏する必要もないのです。自分のスタイルを存分に表現できればファンも納得するはずです。元々ポップ性も持っていましたので80年代のスタイルも難なくこなしていますが、売れると思って創っているのに売れなくなっていくという方向に進んでいきます。

他のバンドに比べると演奏もしっかりしているし、アレンジも悪くありません。ミキシング処理が80年代になっているだけだと思えば悪くもありませんが、曲の作り方が軽薄ですね。80年代のヒット曲をパクったような曲作りになっています。レコード会社の指示かもしれませんが、これでは売れないでしょう。80年代の闇の迷路は奥深いです。

Killer
⇒ 続きを読む

[20150205]

Black PearlBlack Pearl
(2008/11/04)
Pat Travers

商品詳細を見る


82年のアルバムです。とうとう80年代サウンドを取り入れてしまいました。歌の旋律も80年代ならではのもので、MTVも利用していますが、この辺から日本では全く認知されなくなっていきます。既に過去の人になっていたのです。キーボードの使い方から、ドラムの音まで80年代風になり、コーラスの使い方も80年代ならではのものであり、曲の構成だけはハードロックらしい部分を感じますが、彼の良さがかき消されたようになっています。

1. I La La La Love You
2. I'd Rather See You Dead
3. Stand Up
4. Who'll Take the Fall
5. The Fifth
6. Misty Morning
7. Can't Stop the Heartaches
8. Amgwanna Kick Booty
9. Rockin'

曲もポップになり、売れようとする努力は感じますが、ファンが求めているものとは違いますし、前作までの頑固なまでの70年代ハードロックへのこだわりが無くなってハードロックとは呼べないものになっています。ギターも弾きまくっていますが、まったく説得力を欠いています。彼もとうとう80年代の迷路に迷い込んでしまいました。アメリカで売れようとする姿勢がこのような結果になってしまったようです。

ところどころゴツゴツした感じは昔の名残がありますが、曲自体があからさまに80年代していますので、どんなに音を重ねても無意味な音にしか感じません。派手なアレンジになっていますが、必要に感じません。80年代は誰しもこの軽薄な過ちを犯していましたが、彼だけは70年代スタイルを貫いてくれると思っていただけに残念です。

I La La La Love You
⇒ 続きを読む

[20150204]

Radio ActiveRadio Active
(2008/11/11)
Pat Travers

商品詳細を見る


81年のアルバムです。80年代に全く毒されていない痛快なハードロック作品になっています。ポップでもあり、日本人好みのサウンドだと思いますが、日本では全く売れなくなっていきます。この頃でもまだ活動していた事を知っている人は少なかったと思います。アメリカでは順調に売れています。バンドメンバーに変動があり、ドラムがSandy Gennaroに代わっています。

1. New Age Music
2. My Life Is on the Line (I Just Wanna Live It That Way)
3. (I Just Wanna) Live It My Way
4. I Don't Wanna Be Awake
5. I Can Love You
6. Feelin' in Love
7. Play It Like You See It
8. Electric Detective

音は完全に70年代サウンドであり、シンセの音も70年代のものです。ニューウェイヴなんて全く相手にしていません。そして80年代のハードロックとも違います。自分達の確固たるスタイルを貫いているのです。この頑固さは見事であり、80年代であっても好きになれる作品だと思います。バンドとしては勢いがあり、迷いもありません。しっかりやるべき事をやっています。

80年代ハードロックは80年代ポップスであり、ハードロックとは呼べないものばかりでした。ヘヴィメタは少し期待しましたが、ブームにのってどんどん形骸化していってつまらないものになりました。70年代ハードロックファンを満足させてくれるバンドは皆無だったのです。その中でブレずに70年代サウンドを貫いている彼らは痛快であります。ただ、この手のサウンドが売れる土壌は既にありませんでした。もったいない。

New Age Music
⇒ 続きを読む

[20150203]

Crash & BurnCrash & Burn
(1993/04/06)
Pat Travers

商品詳細を見る


80年のアルバムです。ライブアルバムが好評でしたが、この頃になると日本ではほとんど話題にならなくなっていきます。バンドとしてはまとまり始めて勢いにノっているのですが、オールドウェイヴスタイルではどんどん注目度が落ちていきます。アメリカでは人気が上がっていきますが、世界的にはアピールする手段が失われてい阿mした。ネオヘヴィメタブームではありますが、明らかにサウンドは古いのです。

1. Crash & Burn
2. Can't Be Right
3. Snortin' Whiskey
4. Born Under A Bad Sign
5. Is This Love
6. The Big Event
7. Love Will Make You Strong
8. Material Eyes

冒頭のタイトル曲はいきなりのジャズ風の曲で始まります。その後はハードロックのオンパレードです。バンドアンサンブルも丁寧に練られて良く出来ていますが、80年代にアピールするには古くささは否めません。70年代ハードロックとしては面白いと思います。今でこそ楽しめる作品かと思います。しかし、ニューウェイヴ旋風に対抗するには弱すぎるのです。アメリカでは80年代ハードロックブームも始まり始めますので需要はありましたが、80年代には適応出来ていません。

カナダのバンドなので、その辺はおおらかなのでしょう。ニューウェイヴについていけないハードロックファンも沢山残っていますので、ライブアルバムは売れました。その勢いは残っています。硬派なハードロックとしての需要はあるでしょうが、それにしては少しポップな感じがしないでも無いです。徐々にローカルなバンドとしてだけの人気になっていきます。

Crash & Burn
⇒ 続きを読む

[20150202]

Heat in the StreetHeat in the Street
(2004/03/02)
Pat Travers

商品詳細を見る


78年のアルバムです。このアルバムからPat Travers Bandを名乗ります。メンバーはドラムのTommy Aldridge、ベースのPeter 'Mars' Cowling、ギターとキーボードにPat Thrall の四人組になります。ギタリストを入れた事でツィンリードギターというシンリジーみたいなアンサンブルも出来るようになっています。何よりライブで重厚なサウンドを創りだせます。

1. Heat In The Street
2. Killers Instinct
3. I Tried To Believe
4. Hammerhead
5. Go All Night
6. Evie
7. Prelude
8. One For Me And One For You

アメリカでは人気が上がっていきますが、バンドとなった事で、ギタリストとして注目されていた日本では徐々に注目度が落ちていきます。パンクやニューウェイヴの衝撃の方が強くて、ハードロックバンドは徐々に失速していった時期でしたので、どんなに丁寧に作品を創っても荒削りなパンクの方に注目が集まっていきます。バンド体制になった事でアレンジの幅も上がっていますが、全てが裏目に出ています。

ただしアメリカでパンクは生まれましたが、熱はイギリスに映り、まだまだアメリカではハードロックの需要もありました。ディスコやフュージョンもまだ流行っていましたので、アメリカでのニューウェイヴはまだ新興勢力でしかありませんでした。しかし、新し物好きの日本ではそれだけに注目が集まるようになり、彼の名前もいつしか忘れ去られていく事になります。

Heat in the Street
⇒ 続きを読む

[20150201]

Putting It StraightPutting It Straight
(2004/02/10)
Pat Travers

商品詳細を見る


77年のサードアルバムです。前作のメンバーのままに、その勢いで制作されています。全曲オリジナルになっているので、創作意欲が充実していたのでしょう。立て続けにアルバムをリリースしています。テクニックのあるバンドですからライブで人気を獲得出来る実力を身につけています。あとはレパートリーを増やす必要がありますから、作品作りに力を入れています。曲を増やすと言ってもそう簡単に出来るものではありません。驚異的な早さです。

1. Life In London
2. Gettin Betta
3. Runnin From The Future
4. It Aint What It Seems
5. Off Beat Ride
6. Lovin You
7. Dedication
8. Speakeasy

シンリジーのScott Gorham がアコースティックギターで参加、Tony Careyがシンセを弾いています。単なるハードロックではなく、サウンド面に工夫が施されています。ギターもかなりエフェクティヴであり、テクニックがあるギタリストはエフェクターに頼らないと言うのは70年代初期の話であり、後半になるとエフェクターも性能が良くなってきますので、使用頻度が上がってきます。特にアメリカのバンドに多いです。ギタリスト花形の時代ですからライバルも多いので、人と違った事をやって存在感をアピールしていました。

この頃のカナダのバンドと言えばマホガニーラッシュ、ハートなど世界的にも成功するバンドが出てきますから、その中でも目立たなければなりません。その目立ちたい気持ちがギターサウンドに現れています。しかし、エフェクターをかけすぎると音の頭がつぶれるので奥に引っ込んだような音になっています。目立ちたいならノンエフェクトの前面に出てくるギターも混ぜた方が良かったと思いますが、そこはセンスの問題ですね。アメリカのロックのセンスはこんなものです。

Full Album
⇒ 続きを読む

[20150201]

Makin\' MagicMakin\' Magic
(2004/03/02)
Pat Travers

商品詳細を見る


77年のセカンドアルバムです。ドラムがNico McBrainに代わりますが、以前トリオ編成バンドです。ギターヒーローの時代ですから凄腕のギタリストはすぐ注目されます。彼のこの辺りから知名度も上がっていき、アメリカでは人気が上昇していきます。彼の代表曲でもあるRock n' Roll Susieも収録されていて、ライブ受けする曲ばかりです。

1. Makin' Magic
2. Rock n' Roll Susie
3. You Don't Love Me
4. Stevie
5. Statesboro Blues
6. Need Love
7. Hooked On Music
8. What You Mean To Me

ギターテクニックだけではなく、様々なエフェクターを使いこなしています。フェイザー、フランジャー、ワウワウ、ディストーションはアンプと言うよりエフェクターで歪ませています。フランジャーと言う所が序にウィンターグループっぽいですが、トッドラングレンのやるハードロックに近いセンスもあります。つまりアメリカンなのです。第二期ハードロックブームはアメリカが主役ですから、カナダ出身というよりアメリカ受けするサウンドになっています。

何でも弾きこなす器用なギタリストでありますが、ギターを弾きながら歌い易いように作曲されているので、売れるような曲が創れていないのが日本で成功しなかった要因かと思います。アメリカンハードロックが好きな人にはたまらないサウンドでありますし、ブリティッシュロックが好きな人でも彼のギターテクニックは気に入ると思います。ただ日本では作品を聴いてもらえるような売り込み方が足りなかったではないでしょうか。

Makin' Magic
⇒ 続きを読む

[20150201]

Pat TraversPat Travers
(2004/02/10)
Pat Travers

商品詳細を見る


パットトラヴァースというのはカナダのギタリストで、ギターヒーローの時代に現れたギタリストの一人です。イギリスに渡って76年に制作されたファーストアルバムです。トリオ編成のバンドになっていて、ドラムのRoy Dyke 、ベースのPeter 'Mars' Cowling とパットトラヴァースはギターとボーカル、キーボードも弾いています。サウンドは典型的な70年代のアメリカンハードロックになっています。

1. Stop And Smile
2. Feelin' Right
3. Magnolia
4. Makes No Difference
5. Boom Boom (Out Go The Lights)
6. Mabellene
7. Hot Rod Lincoln
8. As My Life Flies
9. Medley, Parts 1 & 2

トリオ編成ですが、ギターやキーボードをオーヴァーダビングしているので、あまり隙間はありません。タイプとしてはジョニーウィンターアンドやエドガーウィンターグループのようなリックデリンジャーが関わっていた頃のサウンドに近いです。ですからポップな曲もあります。第二期ハードロックブームの時期でもあり、期待されていたギタリストでしたが、名前は知られていても作品はそれほど売れていません。

演奏も若い感じがしますが、ギターテクニックは既に安定感があります。ギターを弾きながら歌うので、歌い方はレスリーウェストっぽい感じがします。所謂70年代初期のアメリカンハードロックスタイルなので、この時点では新しさは感じませんが、アレンジで何とか古くささを消しています。凄腕の新人ギタリストとして大変注目されましたが、日本ではそれほど浸透しませんでした。

Stop And Smile
⇒ 続きを読む

[20150201]

Hot WiresHot Wires
(1990/10/25)
Roy Buchanan

商品詳細を見る


87年のアルバムです。彼のラストアルバムであり、遺作となった作品です。ドラッグによる鬱もあったと思いますが、この後病気を苦に自殺してしまいます。そして彼は伝説になってしまうのですが、既に注目度が落ちていた事もあり、大きな話題にはなりませんでした。このアルバムもブルースですが、これまでほどアグレッシヴではなく、バンドで演奏を楽しんでいる印象があります。

1. High Wire
2. That Did It
3. Goose Grease
4. Sunset Over Broadway
5. Ain't No Business
6. Flash Chordin'
7. 25 Miles
8. These Arms Of Mine
9. Country Boogie
10. The Blues Lover

何故かここのところジャケットにはレスポールが登場しています。確かにレスポールらしき音は認識出来ますが、テレキャスターの音の方が多いと思います。晩年浮気をしているようですが、本命はやはりテレキャスでしょう。ゲイリームーアのブルース作品と類似するくらい元気なブルースを演奏しています。攻撃的ではなくなっているので、、リラックスして楽しめます。どちらかと言うと楽しい作品です。

ジャケットでも分かるように彼のチョーキングは2音くらい軽く飛ばしています。細めのゲージの弦を使っているのは動画で確認出来ますが、スーパースリンキーよりも細いかもしれません。スリリングなプレイは少なく、リラックスしてプレイしていますが、そのテクニックは凄いです。連続して複数のテクニックを繋ぎあわせる滑らかな演奏は良き手本となります。亡くなった事は残念ですが、彼がロック界に残した影響は現在に至るまで大きな業績となっております。

Full Album
⇒ 続きを読む

BACK HOME
copyright © 2005 SAMARQAND all rights reserved.

Template By innerlife02

RSS1.0 ,
検索コーナー

Amazonで欲しい商品はこちらで検索!!
Shop.TOL
by TSUTAYA online
TSUTAYAでお探しの商品はここから検索。
HMV検索
検索する
HMVでお探しの商品はここから検索。
ブログ内検索
淫美ブログ内の記事を検索します
RSSフィード

FC2 Blog Ranking

クリックよろしくお願いいたします
リンク
Samarqand

Facebookページも宣伝
このブログをリンクに追加する
Powered By FC2ブログ
SEO対策アクセスアップリンク

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

最近のトラックバック
月刊アーカイブ