80年のアルバムです。ライブアルバムが好評でしたが、この頃になると日本ではほとんど話題にならなくなっていきます。バンドとしてはまとまり始めて勢いにノっているのですが、オールドウェイヴスタイルではどんどん注目度が落ちていきます。アメリカでは人気が上がっていきますが、世界的にはアピールする手段が失われてい阿mした。ネオヘヴィメタブームではありますが、明らかにサウンドは古いのです。
1. Crash & Burn
2. Can't Be Right
3. Snortin' Whiskey
4. Born Under A Bad Sign
5. Is This Love
6. The Big Event
7. Love Will Make You Strong
8. Material Eyes
冒頭のタイトル曲はいきなりのジャズ風の曲で始まります。その後はハードロックのオンパレードです。バンドアンサンブルも丁寧に練られて良く出来ていますが、80年代にアピールするには古くささは否めません。70年代ハードロックとしては面白いと思います。今でこそ楽しめる作品かと思います。しかし、ニューウェイヴ旋風に対抗するには弱すぎるのです。アメリカでは80年代ハードロックブームも始まり始めますので需要はありましたが、80年代には適応出来ていません。
カナダのバンドなので、その辺はおおらかなのでしょう。ニューウェイヴについていけないハードロックファンも沢山残っていますので、ライブアルバムは売れました。その勢いは残っています。硬派なハードロックとしての需要はあるでしょうが、それにしては少しポップな感じがしないでも無いです。徐々にローカルなバンドとしてだけの人気になっていきます。
Crash & Burn
VIDEO