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[20150315]

DreamcatcherDreamcatcher
(2004/05/25)
Ian Gillan

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97年のアルバムです。Steve Morrisと二人だけで制作されていて、Steve Morrisはギター以外にもプログラミングも担当してコンピューターミュージックでワールドミュージック的な作品を創っています。Roger Gloverとやっていたものとは又ひと味違うサウンドになっています。こういう音楽を待っていました。単細胞みたいにただハードロックばかりやっていれば良いと言うものではありません。せっかく優れた声を持っているのですから、新しい事にどんどん挑戦して欲しいものです。

1. Chandras Coriander
2. Prima Donna
3. All In My Mind
4. Thats Why God Is Singin The Blues
5. Gunga Din
6. Hard On You
7. Sleepy Warm
8. Country Mile
9. You Sold My Love For A Song
10. A Day Late N A Dollar Short
11. Sugar Plum
12. Anyway You Want Me (Thats How I Will Be)

ケルトのようなエスニックな要素もあって、ポップで、曲もしっかり作曲されています。これでやっとロバートプラントとタメをはれるだけのシンガーになれています。音楽的にはロバートプラントよりも優れた作品を創り上げていると思います。ただし、これまでのイメージと大分違うので、ファンはついて来れないと思いますが、70年代から応援している私にとっては、これまでが寄り道であり、やっと辿り着くべき地点に辿り着いたと思います。

もっとフュージョン的なものを追求してもよかったと思いますが、これが年相応の音楽でしょう。Steve Morrisも前作とは大違いで、センスのいいギターを弾いています。ベテランも金を稼がないと大変でしょうが、ファンの顔色を伺って創った音楽に何の価値がありましょうか。そんなクソみたいな音楽はサザンか、ミスチルに任せて、人生をかけられるような音楽を追求して欲しいと思います。これだけの作品を創れるのですから、作曲の才能もあると思います。実に稀に見る名盤であります。

Chandras Coriander
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[20150315]

ToolboxToolbox
(2010/02/05)
Ian Gillan

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91年のアルバムです。Steve Morris のギターをフューチャーしたバンド体制で録音されています。Hang Me Out To DryはLeslie West との共作で、Leslie West はギターでも参加しています。まるでマウンテンのようなサビが印象的です。前作が不評だっただけに、ソリッドなハードロックをやるようになっています。これで少しは盛り返していますが、私が聴きたいのはハードロック以外での彼の歌なのでありました。

1. Hang Me Out To Dry
2. Toolbox
3. Dirty Dog
4. Candy Horizon
5. Don’t Hold Me Back
6. Pictures Of Hell
7. Dancing Nylon Shirt (Part-1)
8. Bed Of Nails
9. Gassed Up
10. Everything I Need
11. Dancing Nylon Shirt (Part-2)

どうしてもレインボーに対抗意識を持っているとしか思えないアレンジ、そしてハイトーンが戻っていると言う奇跡。それならどうしてもハードロックになってしまいがちです。ファンが求めているものになっていますし、満足出来る内容になっています。なによりも全盛期の声量を取り戻している事が凄いです。しかし、こういう事はこれまで散々やってきましたので、明らかに金稼ぎ目的しか考えられないようなアルバムです。

ハードロックボーカリストとしてはその基礎を創り上げた人ですから、他のバンドのどのボーカリストよりも優れています。しかし、ただ形式的な事に従って音楽性を無視したような内容には閉口してしまいます。しっかり創り上げているとは思いますが、全然心が動かされません。90年代にもなって、ベテランが何をやっているのかと思ってしまいます。もっと実のある音楽を創ってもらいたい。

Hang Me Out To Dry
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[20150315]

Naked ThunderNaked Thunder
(2010/02/05)
Ian Gillan

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90年のファーストソロアルバムになります。これまではバンドで活動していたので、純粋なソロアルバムとしては初めてのものになります。これがまるでアメリカかぶれになっていた頃のレインボーみたいなサウンドで、もろ80年代サウンドになっています。Roger Gloverとのコラボレート作品が良かっただけに期待していたのですが、思いっきり期待倒れになっています。

1. Gut Reaction
2. Talking To You
3. No Good Luck
4. Nothing But The Best
5. Loving On Borrowed Time
6. Sweet Lolita
7. Nothing To Lose
8. Moonshine
9. Long & Lonely Ride
10. Love Gun
11. No More Cane On The Brazos

バンドでは80年代サウンドにならずに済んでいたのですが、ここにきて80年代サウンドに染まってしまうと言うのも呆れた話で、時代遅れもよい所であり、どんなに歌が巧くてもしらけてしまいます。ドラムにはTed McKennaやSimon Phillips が参加しているので、もっとやりたい放題出来たはずですが、これで売れると思って外している感じです。みんなこんな音楽には飽き飽きしていたのに、これまで全くやっていなかったので、こうすれば売れると錯覚していたのでしょう。

パープルの再結成も、恐らくリッチーとまたそりが合わずに除外されたようで、その反動で、こんな作品を創ってしまったのでしょうか、ありきたりなギターサウンド、デジタルシンセ、人を馬鹿にしたようなポップなサウンド。アメリカナイズされているのは良いにしても、もう少し知性の感じられるような作品に出来なかったものか、呆れるくらいに白々しいアレンジに何の必然性を感じられません。

Gut Reaction
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[20150315]

Accidentally on PurposeAccidentally on Purpose
(1998/11/17)
Ian Gillan、Roger Glover 他

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再結成パープルも最近はパーマネントに活動していますが、当初一段落した所でイアンギランはソロ活動に入っていきます。それに先駆けてRoger Gloverとコラボレートした88年のアルバムです。ハードロックの要素は全く無く、80年代後半特有のサンプリングによる打ち込み、ワールドミュージックの要素を含めた、少しフュージョン的な感じもあるサウンドになっています。

1. Clouds And Rain
2. Evil Eye
3. She Took My Breath Away
4. Dislocated
5. Via Miami
6. I Can?t Dance To That
7. Can?t Believe You Wanna Leave
8. Lonely Avenue
9. Telephone Box
10. I Thought No
11. Cayman Island
12. Purple People Eater
13. Chet

ゲストにはDr. John、Andy Newmark 、Randy Brecker などが参加して盛り上げています。完全に80年代サウンドですが、これは当時のRoger Glover の志向が強く出ているものと思われます。Ian Gillanもボーカリストとして、これまでに無かった魅力を発揮しており、完全に脱パープルな音楽であります。こういう作品を創ってくれた方が本来のファンとしては面白いのです。今までやっていた事を繰り返すのではなく、新しい可能性を追求して欲しいと思うのが真のファンの在り方だと思います。

ボーカリストの武器は歌でありますから、ハードロックに偏った歌だけではなく、新しい魅力を楽しみたいのです。そしていろんなジャンルでも見事にこなすIan Gillanのボーカリストとしてのポテンシャルが随所に光っています。80年代サウンドではありますが、曲自体が面白く出来ていて、かなり優れた作品に仕上がっていると思います。ハイトーンは出なくなっていても、普通の音階では無敵であります。見事な名盤。

Clouds And Rain
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[20150314]

Magic - EXMagic - EX
(1982/01/01)
Ian Gillan

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82年のアルバムで、Gillanとしてはラストアルバムになります。前作からバンドの要だったBernie Torméが脱退していて、新しいJanick Gers が頑張っていますが、ギターの音は細めですね。ストラト系のギターを使っているようです。ですからリッチーっぽい感じがしますし、多分にレインボーを意識しているのが分かります。それにしてもギランは叫び過ぎです。

1. What's The Matter
2. Bluesy Blue Sea
3. Caught In A Trap
4. Long Gone
5. Driving Me Wild
6. Demon Driver
7. Living A Lie
8. You're So Right
9. Living For The City
10. Demon Driver (Reprise)
11. Breaking Chains
12. Purple Sky
13. Fiji
14. Helter Skelter
15. Smokestack Lightning
16. South Africa
17. John
18. South Africa (Extended 12" Version)

ギターリフもしっかり創るようになっていますが、少し変です。センスの問題でしょうが、結構癖があります。その癖が後にジワジワ効いてくると思いますが、これまでの作品の中でも一番個性的な内容になっています。ハードロックにこだわらずに、もっと好きな事をやった方がイアンギランは面白いと思うのですが、ハードロックに絞った事でこのバンドは売れました。売れないと活動を続けられませんから、彼らも必死です。

しかし、バンドはこれにて解散。イアンギランは一時的にBlack Sabbathに加入して、そしてDeep Purpleの再結成に参加する事になります。ビッグネームバンドの再結成ブームはこの頃から始まっているのです。お祭り的に再結成すればそれなりの金が手に入りますから、売れないソロ作品を創るよりも再結成に躍起になる人が増えてきます。しかし全盛期を知っているだけに、再結成したバンドで満足出来る作品はほとんどありません。

Full Album
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[20150314]

Double TroubleDouble Trouble
(1999/08/03)
Ian Gillan

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81年のアルバムです。ギターを一人増やしてJanick Gers が参加しています。これでツィンリードギターが可能になります。スタイルもやっと自分達のサウンドを固めるようになっています。もはやパープルやライバル達を意識する事無く、バンドとしてのサウンド固めに入りました。MTVも活用して、デジタルシンセも使うようになり、80年代らしい雰囲気が出ています。

1. I'll Rip Your Spine Out
2. Restless
3. Men Of War
4. Sunbean
5. Nightmare
6. Hadely Bop Bop
7. Life Goes On
8. Born To Kill
9. No Laughing In Heaven
10. No Easy Way
11. Trouble
12. Mutally Assured Destructi
13. If You Believe Me
14. New Orleans

レインボーなどがアメリカ的なサウンドを求めてポップになっていましたので、彼らも彼らなりにポップな曲を創っています。しかしイアンギランが歌うとポップになりきれません。ハイトーンは出なくなっていますが、声量が違いますから、どうしてもパワフルになってしまいます。それでもこれまでは控えていた情緒的な部分も出すようになり、アルバムとしてのバリエーションが豊かになっています。

力任せにガンガン演奏するだけでは、あまりにもベテランとしての自覚に欠けていると思っていましたから、若手に負けないようにするには、それなりの経験から生まれる豊かな表現力が必要であり、それをやっと出せるようになっています。その分やや迫力に欠けますが、曲もちゃんと書くようになっていますし、退屈する事無く聴く事が出来ます。多少80年代サウンドを意識していますが、80年代になりきれないギランの存在が嬉しい限りです。

I'll Rip Your Spine Out
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[20150314]

Future ShockFuture Shock
(1999/08/03)
Ian Gillan

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81年のアルバムです。ヨーロッパ圏ではかなり売れています。彼らのライバルはレインボーであり、ホワイトスネイクでしょうから、それらに対抗出来るような内容に仕掛けています。ボーカリストとしてはカヴァーディルよりもギランの方が人気がありますが、バンドとしてはホワイトスネイクの方が人気が出てきていました。それでもこの頃のギランも負けていませんでした。

1. Future Shock
2. Night Ride Out Of Phoenix
3. (The Ballad Of) The Lucitania Express
4. No Laughing In Heaven
5. Sacre Bleu
6. New Orleans
7. Bite The Bullet
8. If I Sing Softly
9. Don't Want The Truth
10. For Your Dreams
11. One For The Road
12. Bad News
13. Take A Hold Of Yourself
14. M.A.D.
15. The Maelstrom (Longer Than The A Side)
16. Trouble
17. Your Sisters On My List
18. Handles On Her Hips
19. Higher And Higher
20. I Might As Well Go Home (Mystic)

パープル亡き後、UFOも解散していますから、ハードロックファンは聴くものが無くなっていましたので、その後のバンドでも追いかけるしか無かった思います。しかしパープル以上になるはずも無く、それなりに満足しておくほかありません。しかし、第二期パープルに近いサウンドになっているので、このアルバムは結構人気があります。兎に角、当時のHV/HRファンはヘッドバンギング出来ればいい訳ですから、スピードのある曲が人気でした。

それらの人達には充分応えられる内容になっています。しかし、これと言って印象に残る曲がある訳ではありません。兎に角、ハードロックとしての様式が揃っていれば、それで良かったようです。一番良かった頃を知っているものにとっては満足出来るはずも無く、それでも頑張っているので応援はしますが、聴き続ける気にはなりませんでした。今聴いても、頑張っているのは分かりますが、どうでも良いような内容です。

Full Album
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[20150314]

Glory Road + Ltd Bonus DiscGlory Road + Ltd Bonus Disc
(1980/01/01)
Ian Gillan

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80年のアルバムです。この頃のHV/HRと呼ばれているものはヘッドバンギング出来る事が絶対ですから、彼らもそこは意識してリズムを創るようになっています。しかし、オルガンを使ったりと、まだ70年代サウンドを残しています。それでもギターの形式ばった使い方などは80年代のそれであり、当時のHV/HRファンにとっては食いつきが良いものになっています。よって売れています。

1. Unchain Your Brain
2. Are You Sure
3. Time And Again
4. No Easy Way
5. Sleeping On The Job
6. On The Rocks
7. If You Believe Me
8. Running, White Face, City Boy
9. Nervous

HV/HRファンは70年代ハードロックファンとはまったく別物だだと思っていいと思います。70年代にハードロックに狂喜していたファンにとってはHV/HRは物足りない様式にばかりこだわった退屈なものであり、それが分かっていない人は70年代のハードロックを語る資格はありません。ですから80年代ではハードロックは死に絶えておりました。このバンドも80年代に合わせようとしています。しかし、まだ70年代の手法が残っていると言うか、こういうやり方しか出来ないオールウェイヴな人なのですね。

しかし、ギラン以外の人は80年代に適応出来るスタッフが揃っていますから、売れる音楽を創ろうとしています。その中で絶対的な権限を持っているギランさんが70年代ならではのアイデアを要求してくるので、なんとかバランスよくまとまっていると言うのが現状でしょう。その為、新しいファンも、古くからのファンも楽しめるような内容になっています。どうしてもこの頃の主役はレインボーですからレインボーと比較されがちですが、レインボーにかなわないまでも、レインボーに無い良さがあると思います。

Unchain Your Brain
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[20150313]

Mr UniverseMr Universe
(1979/01/01)
Ian Gillan

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フュージョンとロックの融合を試みていたIan Gillan Bandでは売れなかった為にバンドを解散し、新たにGillanというバンドを結成して79年にリリースされたファーストアルバムです。当時HV/HRの復興がブームになっていて、明確にハードロックを演奏した方が売れると判断したのでしょう。ハードロックで真っ向勝負に出ました。しかし、80年代ハードロックではなく、70年代ならではのプログレにもなりうるような壮大なスケールを持ったハードロックになっています。

1. Second Sight
2. Secret Of The Dance
3. She Tears Me Down
4. Roller
5. Mr. Universe
6. Vengeance
7. Puget Sound
8. Dead Of Night
9. Message In A Bottle
10. Fighting Man
11. On The Rocks
12. Bite The Bullet
13. Mr. Universe
14. Vengeance
15. Smoke On The Water
16. Lucille

メンバーはキーボードのColin Towns 、ベースがJohn McCoy 、ギターがBernie Tormé 、ドラムがMick Underwoodになっています。Mick Underwoodはパープルが大好きだったQuatermassのドラマーです。フュージョン色が消えた事で、このバンドは売れます。ファンはやはり純粋なハードロックを望んでいたのです。私はIan Gillan Bandの路線を追求して欲しかったので、このバンドには興味は示していませんでした。しかし、80年代のハードロックとは違っていて、風格のようなものを感じます。

ただ、シングルヒットしそうな曲がありません。ハードロックボーカリストのカリスマ的な存在のギランでありますから、もったいない話ですが、曲が良くなければせっかくのボーカルも台無しです。そもそもパープル時代のようなハイトーンは既に出なくなっています。もうパープル時代から声が出なくてリッチーから怒られていましたので、ハイトーンのボーカリストの選手生命は短いのであります。

Full Album
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[20150313]

ScarabusScarabus
(2010/02/05)
Ian Gillan

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セカンドアルバムは私の大好きなアルバムなので、既に紹介済みでした。これは77年のサードアルバムになります。そしてIan Gillan Bandとしてはラストアルバムになります。このバンドは終始ファンクロックを構築する為のバンドでした。セカンドアルバムではフュージョン的な部分が強調されていましたが、このアルバムではハードロックの部分が強調されていますので、ファンにはこのアルバムの方が人気があります。私は絶対的にセカンドです。

1. Scarabus
2. Twin Exhausted
3. Poor Boy Hero
4. Mercury High
5. Slags To Bitches
6. Apathy
7. Mad Elaine
8. Country Lights
9. Pre-Release
10. Fool's Mate
11. My Baby Loves Me

ハードロックの部分が強調されていますが、フョージョンの要素をポップにデフォルメしていて、融合と言う事では又進化させています。ファンクロックの主役はあくまでもハードロックであり、ミクスチャーのようにファンクの部分の方が主役になっていないので、ハードロックの新しい形として評価すべきものでした。しかし、当時はハードロックはハードロックファンクファンクと区別しないと売れなかったので、このファンクロックは定着しないまま終わってしまいました。

80年代になってやっとファンクを取り入れるのが当たり前になりますが、肝心のハードロックは死に体でありましたので、ハードロックとの融合まではミクスチャーが洗われるまで実現しませんでした。しかし、ミクスチャーもハードロックの部分が曖昧になっていましたので、私が満足出来るものではありませんでした。やはり70年代のファンクロックが一番カッコいいです。それは現在になってもそう思いますので、ファンクとハードロックの融合はまだ進化の余地を残していると思います。パープルの再結成でもギランはファンクとロックの融合を追求し続けています。彼にとってはライフワークのようになっています。

Scarabus
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[20150313]

チャイルド・イン・タイム(紙ジャケット仕様)チャイルド・イン・タイム(紙ジャケット仕様)
(2007/08/01)
イアン・ギラン・バンド

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イアンギランがパープルを脱退して結成したIan Gillan Bandの76年のファーストアルバムです。プロデュースは朋友Roger Glover、メンバーはギターがRay Fenwick 、ベースがJohn Gustafson 、ドラムはMark Nauseef 、キーボードがMike Moran です。Roger Gloverは作曲にも参加しています。パープルの代表曲をタイトル曲い持ってきています。新しく施されたアレンジが彼の決意発表になっていると思います。

1. Lay Me Down
2. You Make Me Feel So Good
3. Shame
4. My Baby Loves Me
5. Down The Road
6. Child In Time
7. Let It Slide

当時はどうしてもパープルと比較されて、あまり高い評価はされていませんでした。しかし、ギランはパープル時代からフュージョンとハードロックの融合を試みていて、それを実現したのがこのバンドでした。このファーストではそれが巧く表現されていませんが、続くセカンドアルバムでやっと彼がやりたかった事が具体化されていきます。このアルバムでは曲がパープル時代の脇役の曲みたいなレベルのものばかりなので、どうしてもファンは納得出来なかったのだと思います。

このアルバムでは少しファンキーなハードロックと言うレベルに留まっています。しかし、これが後の名盤Clear Air Turbulenceへ繋がるのだと思うと、その過渡期的な面白みはあります。所謂これも私が提唱する70年代ファンクロックの一つなのであります。そしてセカンドのClear Air Turbulenceこそがファンクロックの名盤になるのであります。アルバムの後半はバラード調になりますが、やはりフュージョンの要素を持たせています。当時のハードロックファンにはこの試みが理解出来るようになるまでには少し時間が必要でした。

Lay Me Down
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[20150313]

Malice in WonderlandMalice in Wonderland
(1995/08/11)
Deep Purple

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パープル解散後、77年にTony AshtonとJon LordとのコンビにIan Paiceが加わる形で結成されたバンドですが、オリジナルアルバムはこの1枚のみが残されています。邦題は不思議の国のマリス。ベースにはPaul Martinez、ギターにBernie Marsdenが参加、プロデュースにはパーパルでお馴染みのMartin Birchが加わっています。Tony AshtonとJon Lordのコラボレートではソウルフルな内容でしたが、このバンドになってからはハードロックの要素も加わっています。

1. Ghost Story
2. Remember The Good Times
3. Arabella (Oh Tell Me)
4. Silas & Jerome
5. Dance With Me Baby
6. On The Road Again, Again
7. Sneaky Private Lee
8. I'm Gonna Stop Drinking
9. Malice In Wonderland
10. Ghost Story (Live)
11. Steamroller Blues
12. Ballad of Mr. Giver

カヴァーディルが参加してからはパープルもソウルフルになりましたが、その延長のようなスタイルになっています。もっとファンキーでソウルフルですが、Jon Lordはシンセサイザーを活用して普通のソウルミュージックには無いエッセンスも加えています。ディスコ全盛期でありますから、ロック側もソウル系を無視出来ない状態でありましたから、こうした作品が当時は多く残されています。

私が言うところのファンクロックであり、あくまでもハードロックを主体としながらもファンクの要素を取り入れている70年代の作品の事を指します。これもその中の一つであり、ジャケットも印象的であり、当時から私のお気に入りのアルバムであります。この路線を進めていってもらいたかったのですが、Bernie MarsdenとJon LordとIan PaiceはWhitesnakeに参加していく事になります。なので、このバンドでの作品はこれだけが残されています。しかし、私にとっては忘れられない青春時代の名盤なのであります。今聴いても気持ちいい。

Full Album
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[20150312]

First of the Big BandsFirst of the Big Bands
(2009/08/11)
Tony Ashton、Jon Lord 他

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74年にジョンロードがソウルシンガーのTony Ashtonとコラボレートしたアルバムです。ジョンロードはまだパープルに在籍していますが、ほぼ解体前の状態だったので、こうした試みもあったようです。ジョンは元々セッションミュージシャンも経験していますから、ソウル系のプレイもお手の物です。

1. We're Gonna Make It
2. Downside Upside Down
3. Band of the Salvation Army Band
4. Silly Boy
5. Surrender Me
6. Celebration
7. I Been Lonely
8. Shut Up
9. Ballad of Mr. Giver
10. Sloeback

Tony Ashtonは日本ではあまり馴染みがありませんが、シンガーとしては定評があります。音楽としてはソウル系なので、パープルにはなかった新鮮な演奏が聴けます。他にCarmine Appice、Terry Cox、Ian Paice 、Jim Cregan 、Peter Frampton など蒼々たるメンバーが参加しています。音楽的には曲も良いし、演奏も良いので、外れにはならないはずです。パープルを期待していると期待はずれかもしれませんが、聴けば気に入ってもらえる内容になっていると思います。

ジョンロードのソロアルバムは少ないので、この辺りが一番発掘どころだと思います。ほぼTony Ashtonのバックアップになっていますが、これが後にPaice Ashton Lordへと発展していきます。下手に売れようとはしていない大人の音楽であります。なかなかの名盤です。

We're Gonna Make It
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[20150311]

1:PM1:PM
(2001/07/09)
Carl Palmer

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カールパーマーの80年のファーストソロアルバムです。EL&P時代の後半はジャズ、フュージョン色の強い曲をやっていましたので、その路線を期待していたのですが、まったく当てが外れました。完璧に80年代ポップス、ニューウェイヴに少しばかりのプログレっぽさを持たせた曲調ばかりです。

1. Dynamite
2. Youve Got Me Rockin
3. Green Velvet Splendour
4. Dreamers
5. Go On Carry On
6. Do You Go All The Way
7. Go For It
8. Madeline
9. Youre To Much
10. Children Of The Air Age

ドラマーのソロアルバムというより、売れ残る為にポップなバンドを組んだような内容になっています。レコード会社の意向か、本人の希望なのか、完全に売れ線狙いになりながらの、全く売れない自滅内容になっています。この売れ線志向が後のエイジアに繋がるのだと思うとぞっとします。ドラムは勿論巧いですが、ドラムテクニックをひけらかす事無く、ポップボーカルアルバムになっています。

プログレに見切りを付けてニューウェイヴを演奏出来るプロジェクトを組んだような内容です。これは、これまでのファンに対する冒涜でもありましょう。自分の名義での作品で、これをやる意味が分かりません。借金がかさんでいたプログレ時代の反動なのか、兎に角金が欲しいと言っているような音楽に聴こえます。しかし、そうした作品が売れるはずも無く、彼のソロ作品はほとんど無視されていました。

Dynamite
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[20150310]

Three Fates ProjectThree Fates Project
(2012/10/30)
Keith Band Emerson

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2012年の作品で、現在までの最新作になります。Marc BonillaとTerje Mikkelsenでトリオ編成を組んだバンドになります。それに生オーケストラを組み入れた、いわばEL&P時代の最後にやろうとしていた事が、予算の関係で実現出来なかった、オーケストラをつれてツアーをこなすと言う夢を再現した形になっています。演奏している曲もEL&P時代の曲をオーケストラアレンジしています。それにカバーや新曲が入っています。

1. The Endless Enigma Suite Pt. 1
2. The Endless Enigma Suite Pt. 2
3. American Matador
4. After All Of This
5. Walking Distance
6. Tarkus - Concertante
7. Malambo
8. The Mourning Sun
9. Abaddon's Bolero
10. Fanfare For The Common Man Pt. 1
11. Fanfare For The Common Man Pt. 2

ロックとクラシックの融合と言うテーマがプログレバンドには宿命的にありました。特にキースにはその願望が強く、ナイス時代から取り組んでいました。クラシックの手法を使うと言う事はブルース色を払拭する事になりますが、キースの場合は黒人音楽、ジャズやブルースの要素も取り込んで躍動的な音楽を創り上げてきました。その成果が実を結んだようなプロジェクトになっています。

クラシックも現代音楽になってくるとジャズの要素を取り入れたりする作曲家も出てきます。アメリカから発信された音楽を無視出来なくなってくるのが現代なのです。それをよりロック的な解釈でオーケストレーションさせる。それこそがプログレの命題なのであります。EL&Pでは実現出来なかった夢の再現。ファンが本来は遭遇するはずであった音楽がここに収まっています。名盤です。

The Endless Enigma Suite
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[20150309]

大阪場所の初日が始まりました。鶴竜は療養の為休場、先場所角番だった大関二人は気迫のこもった取り口でした。しかし、白鵬は勝ちましたが、足腰が軽い感じがしました。これはとうとう集中力が切れたのか、それとも、これに反省して集中力を取り戻すのか、今場所も先が見えない状態となりました。

初日の上位の取り組み結果
○白鵬 押し倒し 妙義龍
玉鷲 寄り切り 日馬富士○
鶴竜 不戦 逸ノ城○
稀勢の里 押し出し 栃煌山○
佐田の海 寄り切り 琴奨菊○
宝富士 寄り切り 豪栄道○
○照ノ富士 突き落とし 高安
○碧山 突き落とし 隠岐の海
豪風 掬い投げ 栃ノ心○
○豊ノ島 押し出し 遠藤


遠藤は負けましたが、前に出る相撲を貫いており内容は良いです。それでも勝ち星を掴むには気迫が足らないように思います。もう上位力士にも遠慮なくぶっ倒していくくらいの気迫を見せてもいいと思います。中堅所はかなり伸びてきていますので、そこの頑張り次第で場所が盛り上がっていく事でしょう。

大相撲春場所 2015年 初日

[20150308]

Emerson Plays EmersonEmerson Plays Emerson
(2002/03/30)
Keith Emerson

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2002年のアルバムです。セルフカバー作品ではなく、普通のカバーアルバムです。ほぼソロピアノ形式で、たまにトリオ編成になったりします。ピアニストとしてのKeith Emersonの腕前を披露している感じですが、他のキーボーディストのピアノソロ作品に比べてかんり独特の内容になっています。ピアノプレイだけではなく、ピアノアレンジの妙も聴かせどころとなっているのです。

1. Vagrant
2. Creole Dance
3. Solitudinous
4. Broken Bough
5. A Cajun Alley
6. Prelude To Candice (From The Film Murderock)
7. A Blade Of Grass
8. Outgoing Tide
9. Summertime (With Bass And Drums)
10. Interlude
11. Roll'n Jelly
12. B&W Blues (With Bass And Drums)
13. For Kevin
14. The Dreamer (From The Film Best Revenge)
15. Hammer It Out
16. Ballad For A Common Man
17. Barrelhouse Shakedown
18. Nilu's Dream
19. Soulscapes
20. Close To Home (Recorded Live At The Royal Albert Hall, London)
21. Honky Tonk Train Blues
22. Medley (Nicola, Silver Shoes & I'll See You In My Dreams)

昔からカバー曲もまるでオリジナルのように演奏しますから、そのアレンジ能力あってのピアニストなのであります。彼はジミーペイジと同じで、アドリブは全く出来ません。そのかわり、譜面におこせばいかようにでも演奏出来てしまうのです。ですからアレンジするにしても綿密に譜面にしてから演奏していると思われます。しかし、そのアレンジセンスはロックミュージシャンそのものであり、この感覚は他の誰にも負けていません。

指癖というのもあるようですが、クラシックピアノの教養がありますから悪い癖無く弾きこなせると思いますが、ロックミュージシャンらしく、悪い癖を武器にしている所もあるような気がします。だから面白いのです。そこがリックウェイクマンとは違う所です。きちんと演奏出来るのに劣等生のように振る舞えるのです。だからカバー曲でも自分のカラーを出す事が出来るのだと思います。ロックミュージシャンに優等生はいりません。知っているのにわざと応えを間違える65点の人が好きなのであります。

Creole Dance
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[20150308]

Changing StatesChanging States
(2001/08/27)
Keith Emerson

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95年のアルバムです。ちょうどEL&Pの再結成と同じ時期にリリースされています。クラシックやジャズのカバー曲もあり、こちらではバンドでやれないような自由な感じで創られています。バンドの再結成では利害関係が発生しますから、あまり面白いものは創られていません。ソロの方がキースは面白いです。

1. Shelter from the Rain
2. Another Frontier
3. Ballade
4. The Band Keeps Playing
5. Summertime
6. The Church
7. Interlude
8. Montagues and Capulets
9. Abaddon's Bolero (Orchestral Version)
10. The Band Keeps Playing (Aftershock Mix)

EL&Pとは違うタイプのプログレ曲があったり、フュージョンっぽかったりとしますが、キースらしい展開になっていきます。昔からのファンにとってはデジタルシンセの音が気に入らないと思います。やはりアナログシンセで戦ってもらわないと面白くありません。ソロアルバムではアナログの出番も多く、EL&Pの再結成作品よりもEL&P的です。と言う事はグレッグが面白くなくしているのか。

ギターパートもシンセで代用してくれればもっとEL&Pらしくなりますが、そこは自由にやっています。キースがやりたいようにやれば、こんなに面白いのです。それに口出しするのはきっとグレッグさんでしょう。二人の対立はタルカスの頃からありますから、あのバンドを維持するのは大変だったと思います。ジャズをやってもロックになっているところがプログレの大御所たらん所です。ロックミュージシャンはこうでないと。リックウェイクマンのソロもつまらないし、それに比べてキースは凄い。

Another Frontier
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[20150308]

Christmas AlbumChristmas Album
(2012/12/18)
Keith Emerson

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88年のアルバムです。クリスマスアルバムになっていて、1曲オリジナルがありますが、後はクリスマスソングを打ち込みも含めてデジタルシンセで創り上げています。1曲だけゲイリームーアとイアンペイスが参加している曲がありますが、ほとんどが手弾きも含めて打ち込みで演奏されています。サンプリングも含めてデジタルシンセもアナログシンセも総動員です。

1. Troika
2. Variations On "O Little Town of Bethlehem"
3. We Three Kings
4. Snowman's Land
5. Captain Starship Christmas
6. Aria
7. I Saw Three Ships
8. Glorietta, Pt. 1
9. Glorietta, Pt. 2
10. Petites Litanies de Jesus
11. It Came Upon a Midnight Clear
12. Silent Night

リックウェイクマンもクリスマスアルバムを創っていましたが、それに比べるとかなりプログレ色が強いので、キースの作品の方が面白いです。時期的にエマーソン、レイクアンドパーマーの頃のようなシンセセッティングになっています。ドラムもシンセドラムやシンセベース、オーケストレーションもシンセであり、本物のような音色からいかにもシンセなサウンドを織ませているので、プログレ作品として楽しめます。

コーラスや口笛はサンプリングですね。しかも冨田勲のような使い方をしているので、シンセ弾きとしてはリックウェイクマンよりもツボを得ています。テクノっぽい音色も使っていますので、いろんな音が同居していて面白いです。プログレの時代でもシンセの使い方を極めていたのはキースですから、音色を使うセンスは他のキーボーディストに比べて遥かに懐が深いです。プログレ精神を全く忘れていません。EL&Pの再結成でも、これくらいしてくれれば良かったのに。

Troika
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[20150308]

HonkyHonky
(2013/10/28)
Keith Emerson

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Keith Emersonの82年のファーストソロアルバムです。EL&P解散後、こんな事も出来ますよ的な内容になっています。冒頭のHello Sailorは最初フュージョンスタイルで始まり、クラシック調になった後、同じテーマでプログレになっていくという組曲形式になっています。プログレになるとジャズもクラシックも混ぜこぜになっている事が分かります。録音は当時流行っていたバハマのナッソーにあるコンパス・ポイント・スタジオでレコーディングされており、リラックスしたトロピカルな雰囲気があります。

1. Hello Sailor Introduction
2. Bach Before The Mast
3. Hello Sailor Finale
4. Salt Cay
5. Green Ice
6. Intro-Juicing
7. Big Horn Breakdown
8. Yancey Special
9. Rum-A-Ting
10. Chickcharnie
11. Jesus Loves Me

EL&Pのメンバーの中でも一番EL&Pに近い音楽性であり、彼がほとんどの楽曲を手がけていた事が分かります。EL&P時代もホンキートンクピアノは登場していましたので、珍しいものではありませんが、フュージョン系のプレイは新鮮です。EL&Pの後半のスタイルに近く、へんにポップになり始めていたのはこの人が原因だったようです。シンセの音はEL&Pそのものですから、ファンには馴染み易いですが、以前のような完成度は望めません。器用貧乏な内容です。

何でもこなしているように見えて、やっている事はEL&P時代にやっていた事と同じです。ラテン系のリズムは初めてですね。それもラテンジャズになっていきますから、ジャズピアノもこなすキースらしいものでしょう。タルカスも多分にジャズ的ですから。三人のソロアルバムの中では一番EL&Pを感じられる作品になっています。それでも三人が交わる事であの奇跡的な作品が生まれていた事を痛感する事になります。

Hello Sailor Introduction
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[20150307]

ManoeuvresManoeuvres
(2011/01/24)
Greg Lake

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83年のアルバムです。ソロアルバムはここまdねお2枚だけになっています。この頃はライブも行っていて、そのバックメンバーで録音されています。メンバーはギターがGary Moore、ベースがTristian Margetts 、キーボードがTommy Eyre、ドラムがTed McKenna です。グレッグはベーシストとして有名ですが、本来はギタリストです。しかし、彼がいたバンドにはロバーフィリップがいたり、ギターレスのEL&Pにいましたので、EL&Pではたまにギターも弾いていましたが、ソロになってからはギターとボーカルだけを担当しています。

1. Manoeuvres
2. Too Young To Love
3. Paralysed
4. A Woman Like You
5. I Don't Wanna Lose Your Love Tonight
6. It's You You've Gotta Believe
7. Famous Last Words
8. Slave To Love
9. Haunted
10. I Don't Know Why I Still Love You

ハードロック調というより、80年代サウンドで創られています。しかし、グレッグが歌うと別格になりますから、他の80年代サウンドの軽薄な感じがまったくしません。アレンジは80年代特有のもので陳腐なのですが、彼の歌声がゴージャスな雰囲気に変えています。このアンバランスな感じがポップスファンには届かず、プログレファンからは軽視される原因になっています。

しかし、この軽薄な感じがそのままエイジアに繋がっていきます。エイジアは80年代の商業ロックが生み出した典型的なバンドですから、そのヒントにもなっていると思います。テクニックのあるミュージシャンがあえてシンプルに演奏するプログレ崩れがバカ売れする時代でした。しかし、彼らが最終的に向かっていくのは、バンドの再結成でした。それこそがファンが求めているものだったからです。ゲイリーのギターもたいしたものは弾いていません。ですからグレッグの歌だけが価値のあるものになっています。

Manoeuvres
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[20150307]

Greg LakeGreg Lake
(2011/01/24)
Greg Lake

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Paul Rodgersと共にほれぼれするような歌声の持ち主がGreg Lakeです。クリムゾンからEL&Pと歴史的な作品の中で、彼の歌声は間違いなくロックの歴史の一部でありました。EL&P解散後、81年にリリースされたファーストソロアルバムです。このアルバムの目玉は当時ロックフィールドでも有名になってきたGary Mooreが参加している事です。昔から競演したいミュージシャンとしてジミヘンを挙げていましたから、Gary Mooreのようなロックギタリストとの競演はやっとキースエマーソンから解放された喜びに溢れていた事でしょう。

1. Nuclear Attack
2. Love You Too Much
3. It Hurts
4. Black and Blue
5. Retribution Drive
6. Long Goodbye
7. The Lie
8. Someone
9. Let Me Love You Once Before You Go
10. For Those Who Dare

これまではプログレ作品ばかり創っていましたから、まったくのハードロックサウンドと言うのは珍しいですが、その中でも彼の歌声はシビレます。他にもSteve Lukather、Michael Giles、Jeff Porcaro 、Clarence Clemons などが参加しています。ゲイリーは作曲もしていて、ハードな曲が多いのですが、やはりバラードでの歌声がたまりません。彼もその事は分かっていると思いますが、プログレから解放されて、やっとストレートなロックがやれる事の方が嬉しかったようです。

しかし、ファンが望んでいるものではありませんから、この後はプログレ系に関わって、EL&Pの再結成に至ります。ポップな曲を歌ってもほれぼれしますが、既に渡辺徹化が始まっていますから、若い女性を魅了するには難しくなっています。それでも彼の歌はロック界の宝ですから、こうした音源もありがたいものです。ハードロックを歌わせても別格であり、こうしたシンガーが本来は沢山登場しないとロック界もいつまでも素人の集まりに甘んじてしまいます。

Nuclear Attack
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[20150307]

Royal SessionsRoyal Sessions
(2014/02/04)
Paul Rodgers

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2014年のアルバムで、最近までの最新作になります。ソウル系のスタジオミュージシャンを招いて、リズム&ブルースソウルミュージックのカバーアルバムになっています。彼の歌はソウル系に向いています。ブルースも良いですが、ソウルのような歌い上げる唱法の方がハマっていると思います。昔は黒人のように歌える白人は少なかったのですが、スティーヴィーウィヌッドと彼の場合は黒人そのもののような声と歌唱力で、当時は憧れの的でした。その中でもソウル系の方が歌の巧さが光っています。

1. I Thank You
2. Down Don't Bother Me
3. I Can't Stand The Rain
4. I've Been Loving You Too Long (To Stop Now)
5. That's How Strong My Love Is
6. Walk On By
7. Any Ole Way
8. It's Growing
9. Born Under A Bad Sign
10. I've Got Dreams To Remember
11. Shake
12. Walk In My Shadow
13. Wonderful World

バックミュージシャンの抜群の演奏力がこの作品の完成度を高めています。そして気持ちよく歌うPaul Rodgers。これほど優れた、力のある音楽は久しくありませんでした。Paul Rodgersもロック系よりもこちらの方がしっくりきます。しかもファルセットまで綺麗に決めますからたまりません。黒人でも最近はここまで歌えるシンガーは少ないと思います。ほれぼれするようなシンガー。Paul Rodgersの面目躍如です。

バックミュージシャンの演奏によるグルーヴも心地良いです。60年代と違って、ジャストなタイミングによる演奏ですが、しっかりグルーヴを生み出している所は流石です。それをバックに歌う事によってPaul Rodgersの歌にも何かが宿っています。これこそがソウルミュージックであります。全然歌は衰えていません。ロックフォーマットでは無理をしていたのです。この系統で良いと思います。無理にロック作品を創る事はありません。自分に合った音楽をこれからも歌っていってもらいたいと思います。素晴らしい名盤です。

I Thank You
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[20150307]

Cosmos RocksCosmos Rocks
(2008/10/28)
Queen、Paul Rodgers 他

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ブライアンメイとのセッションからBrian MayとRoger TaylorにPaul Rodgersに加わる形で、そのままQueen とPaul Rodgersへと発展していき、ライブをこなして制作された2008年の唯一のスタジオアルバムになります。全て彼らによる新曲になっています。冒頭、誘惑のロックンロールのようなフェイザーのかかった懐かしいギター音が飛び出してきます。Brian MayとRoger TaylorがいればバックコーラスはQueenですから、フレディー無きQueenはあり得ませんが、+ Paul Rodgersと言う事であれば有りなのかもしれません。

. Cosmos Rockin
2. Time To Shine
3. Still Burning
4. Small
5. Warboys
6. We Believe
7. Call Me
8. Voodoo
9. Some Things That Glitter
10. C-Lebrity
11. Through The Night
12. Say It's Not True
13. Surf's Up...School's Out

John Deaconは既に引退していますから、ベースはBrian MayとPaul Rodgersが演奏しています。完全に巧く化学反応している訳ではありませんが、お互いにこれまでに無かったようなスタイルも生み出していますので、そこは融合して良かった部分だと思います。ですからQueenの新作だとは思わない方が良いです。全くの別のバンドであります。Brian May のギターもあれから進化していますから、昔とは違った演奏もこなしています。

このバンドが続かなかった事は、Paul Rodgerがバドカンの再結成の方に意欲的だったからで、このままバンドとして固めていっても良かったと思いますが、Paul Rodgersにとっては異種格闘技の領域だったのでありましょう。それでも新しい領域に踏み込んだ感じがして、決して無駄な交わりでは無かったと思います。それでもバンドはボーカリストを中心に曲を固めていきますから、どうしてもQueenそのものにはなりきれていません。Queenは名乗る必要なかったと思います。

Cosmos Rockin
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[20150306]

ElectricElectric
(2008/08/19)
Paul Rodgers

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2000年のアルバムです。前作はミディアムテンポのバラードが多かったのですが、ここではハードなサウンドになっています。しかし、バドカンやフリー時代のスタイルとは違っています。きちんと前を向いて曲を創っているのが分かります。ただし、声量は全盛期とは比べ物になりません。天才が普通の人になったくらいで、歌は巧いですが、声質が大分違います。ドラムにはチャーとのセッションで日本で有名になった元UppのJim Copleyが参加しています。

1. Deep Blue
2. Walking Tall
3. Find A Way
4. China Blue
5. Love Rains
6. Over You
7. Drifters
8. Freedom
9. Jasmine Flower
10. Conquistadora

曲はオーソドックスですが、良い曲を書いています。やはりオリジナル作品の完成度は高いです。それでもカバー作品での歌唱の方がしっくり来るのは、オリジナルではかなり自分になっていない曲でも無理して歌っているからでしょう。日本での人気とは違って、海外では今でも絶大な人気を誇るボーカリストであり、ハードロックシンガーの始祖のような人ですので、それなりに売り上げは確保されています。

曲も演奏も素晴らしく、歌も巧いですが、全盛期の神がかったような絶対的な存在感は感じられません。声は衰えるものですから、仕方ありません。それでもこれだけ歌えるのですからやはり一流なのでしょう。何か足りないとすれば、彼以外にもアイデアを取り入れる事が出来るブレインが足りない事でしょう。それだけ我が強い人ですから、バンドと言うのも難しい話ですが、意外なバンドからオファーがかかる事になります。

Deep Blue
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[20150305]

NowNow
(2008/08/19)
Paul Rodgers

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97年のアルバムです。オリジナル曲によるソロアルバムとしてはファーストソロアルバム以来のものになります。ファーストはロックンロール調のものが多かったのですが、流石に年齢を重ねてミディアムテンポのものが多くなっています。それだけに彼の歌の良さが発揮され、しかもどの曲も良く練られた良い曲ばかりです。バラード調と言うか、ラブソングが多くなっています。

1. Soul Of Love
2. Overloaded
3. Heart Of Fire
4. Saving Grace
5. All I Really Want Is You
6. Chasing Shadows
7. Love Is All I Need
8. Nights Like This
9. Shadows Of The Sun
10. I Lost It All
11. Holding Back The Storm

このアルバムが完成した時には新しいタイプの曲が出来たと豪語していましたが、特に新しいものはありません。しかし、彼の中では今までやった事が無いようなアレンジの曲が多く、豪語するだけに自信作となっているようです。確かにシングルヒットしたSoul Of Loveはケルトとロックが見事に調和した名曲になっています。どの曲も動のロックと静なるバラードが同居したようなメリハリのある曲になっています。

声の質は流石に全盛期ほどの迫力はありませんが、声の伸びは衰えていません。もっと泥臭い曲の方が彼の歌には合っていると思いますが、ボーカリストとして洗練された曲を歌いこなしている所は意欲的だと思います。全体的に80年代的な音になっていますが、アレンジは練り込んでいるので、80年代のそれとは違っています。こうした洗練された曲で歌うのも良いのですが、どこか物足りなさを感じてしまうのは贅沢と言うものでしょうか。

Soul Of Love
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[20150304]

Hendrix SetHendrix Set
(1993/11/02)
Paul Rodgers

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93年のミニアルバムになります。米国独立記念日に行われたマイアミでのコンサートでジミヘンの曲をカバーした曲だけを集めた作品になります。この時のバンドメンバーはギターがNeal Schon、ベースがTodd Jensen:、ドラムがDeen Castronovoの四人で演奏しています。前作でのセッションが縁での演奏になったのでしょう。

1. Purple Haze
2. Stone Free
3. Little Wing
4. Manic Depression
5. Foxy Lady

Paul Rodgersがジミヘンの曲を歌うのは珍しく、あまりPaul Rodgersらしい歌い方ではありません。それよりもここで凄いのはNeal Schonのギタープレイでしょう。ジャーニーではあまり凄いプレイは記録されていませんが、サンタナのバンドにいた時は天才ギタリストともてはやされていただけに、思いっきり演奏させたら凄いです。特にロックギターではいとも簡単に凄いプレイが出てきます。

ジャーニーではバンドアンサンブルを重視していたので、ギターを前面に出す機会がありませんでしたが、ジミヘンの曲ではギターがメインなので、遠慮なく弾きまくっています。ジミヘンをカバーするギタリストは多くいますが、その中でもベストなギタープレイを演奏していると思います。バンドの演奏もうまくまとまっていますし、Paul Rodgersも気持ちよく歌っています。

Purple Haze
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[20150303]

Law (Dlx)Law (Dlx)
(2008/06/24)
Law

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91年に元Small Faces、FacesのドラマーKenney Jonesと結成したバンドの唯一のアルバムになります。しかし、Kenney Jonesにドラム以外の才能がある訳でもなく、特に良い作用が働いてはいません。ポップな80年代風のハードロックと言う感じで、時代の流れに鈍感なPaul Rodgersにとっては、これが精一杯の新しい事になるのでしょう。

1. For a Little Ride
2. Miss You In a Heartbeat
3. Stone Cold
4. Come Save Me (Julianne)
5. Laying Down the Law
6. Nature of the Beast
7. Stone
8. Anything For You
9. Best of My Love
10. Tough Love
11. Missing You Bad Girl
12. That's When You Fall In Love

ゲストミュージシャンが豪華で、David Gilmour:、Chris Rea:、Bryan Adams、Pino Palladino、Joe Lala、そしてMemphis Hornsなどが参加して、この時代の空気が読めないバンドに貢献しています。The Firmが短命に終わったため、Paul Rodgersにとっては自分の思い通りに出来るバンドが欲しかったのでしょう。しかし、あからさまにポップにしている事で彼の良さが全く発揮されていません。

もう一人くらいブレインになれるギタリストなどがいないと化学変化は生まれないようです。一生懸命80年代に合わせた音楽を創っても、90年代にリリースしてしまう所がPaul Rodgersらしいです。自分達でも良い結果が出せていないのが分かったのか、すぐに解散となりました。そして再びPaul Rodgersはソロ活動に入っていきます。

For a Little Ride
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[20150303]

Muddy Water Blues: A Tribute to Muddy WatersMuddy Water Blues: A Tribute to Muddy Waters
(2002/10/08)
Paul Rodgers

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93年のアルバムです。Muddy Waterのpかバーアルバムになっています。注目は様々なギタリストとの競演になります。Brian May, Buddy Guy, David Gilmour, Jeff Beck, Neal Schon, Gary Moore, Brian Setzer, Richie Sambora, Slash, Steve Miller,Trevor Rabinと曲によってギタリストを代えています。ドラムはJohn Bonhamの息子Jason Bonhamです。ですからヘヴィーなブルースになっています。

1. Muddy Waters Blues (Acoustic Version)
2. Louisiana Blues
3. I Can't Be Satisfied
4. Rollin' Stone
5. Good Morning Little School Girl, Pt. 1
6. I'm Your Hoochie Coochie Man
7. She's Alright
8. Standing Around Crying
9. The Hunter
10. She Moves Me
11. I'm Ready
12. I Just Want to Make Love to You
13. Born Under a Bad Sign
14. Good Morning Little School Girl, Pt. 2
15. Muddy Waters Blues (Electric Version)

ギタリストにとって優れたボーカリストとの競演は渇望であり、ブルースを歌わせたら天下一品のPaul Rodgersとの競演ですから、みんな喜んで参加しています。ギタリストによって曲の表情がはっきり違っています。しかし、一番凄いのはやはりPaul Rodgersの歌であり、彼の歌が一番しっくりくるブルースですから、見事にハマった作品になっています。

ブルースは60年代のイギリスの若者にとっては最先端の音楽であり、ファッション的にも黒人音楽を聴いていると言うのはステイタスでした。差別のあるアメリカとは大違いだったのです。それを世界的な音楽に発展させたのがビートルズでした。しかしビートルズはブルースが苦手でした。ブルースはストーンズによって広まっていきます。そしてフリーが出てくる時にはビッグブルース、ハードロックへと進化していました。そうした歴史的な流れも考慮しながら聴くとひとしおです。

Muddy Waters Blues (Acoustic Version)
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[20150301]

Cut LooseCut Loose
(2008/03/04)
Paul Rodgers

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Paul Rodgersの83年のファーストソロアルバムです。Free、Bad Company、Firmとバンドを牽引してきましたが、Bad Company解散後、Firm結成前に制作されています。Paul Rodgersはロック界きっての名ボーカリストであり、私の中ではグレッグレイクと共に最高に優れたボーカリストだと思っています。そんな彼が一人で多重録音して創り上げています。ギターは元々弾きますが、ドラムの腕前もなかなかのものです。

1. Fragile
2. Cut Loose
3. Live In Peace
4. Sweet Sensation
5. Rising Sun
6. Boogie Mama
7. Morning After The Night Before
8. Northwinds
9. Superstar Woman
10. Talking Guitar Blues

スタイルとしてはバドカンのロックンオール調の感じが多く、一人でこれだけ創れるのですから、フリーもバドカンもほとんど彼が牽引してきた事が分かります。既に80年代になっていますからMTV用のPVも創っていますが、ソロではなかなか売れていません。これ間dネオバンドはロックの歴史に名を残すバンドばかりでしたから、バンドでは成功してもソロでの成功はありません。

80年代では古いタイプのロックでありますから仕方ありませんが、どの曲も良く出来ていて、演奏も一人でやっているのが分からないくらい、しっかり演奏出来ています。歌の巧さばかり目立っていますが、楽器の演奏もなかなかのものです。アレンジもしっかり煮詰めていますし、世が70年代ならきっと売れていた事でしょう。この後もソロ作品は出していますが、一番しっかりと作り込まれたアルバムだと思います。名盤です。

Fragile
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