84年のセカンドアルバムです。キーボードにClaude Schnell が加入して5人組になりました。MTVも活用してアメリカをターゲットにした事により、かなり売り上げがあがりました。ヘヴィメタも本場イギリスからアメリカで盛り上がる事になり、L.A.メタルなどが登場してきます。パンク以降ニューウェイヴがイギリスの主流になりましたので、イギリスよりもアメリカの方が盛り上がる事になります。
1. We Rock
2. The Last In Line
3. Breathless
4. I Speed At Night
5. One Night In The City
6. Evil Eyes
7. Mystery
8. Eat Your Hear Out
9. Egypt (The Chains Are On)
ハードロック不毛の地とされていたアメリカ市場の方が活気が出てきたのです。既に80年代になるとヘヴィメタ、ハードロックと言うジャンルは保守派の
音楽 に成り下がっており、保守的なアメリカの方が人口が多くなっていくのです。その保守派も昔からのファンも魅了出来るような内容になっています。80年代的なポップな分かり易さもあり、それでいてロニーの歌は別格ですから、完成度の高い
音楽 に仕上がっています。
ポップで分かり易いハードロックと言う事ではレインボー時代からそうでしたから、特に特別な事をやっている訳ではありません。そのレインボーもアメリカ受けを狙って、かなりポップな方向性になっていきますから、ファンにとってはこちらの方が満足出来る内容になっていると思います。ただし新しい事は何もやっていません。オーソドックスなHV/HRです。
We Rock
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